2008年08月28日

花の哲理

葉っぱがちいさい茶碗蓮という蓮があるんやけど、葉っぱが
5cmくらいにしかならに茶碗蓮をさがしていた。
さがすのにおれも探すのに苦労したわ。 たまに意地でも探し出したくなるときがある 。

なんとか見つけたものを、ようやく未生流総家家元の和田高甫さんとこに持っていくと喜んでもらえた。


そしたら、なんともビッグなプレゼントをいただいた。
? 4529.jpg
”花の哲理”と題された、和田さんの書いた本。 未生流が所有する古い文献などから、現代版に要約した花の伝書。花の出生から日本の伝統行事に関すること、暦、風水、陰陽説と花の因果関係...  

  これはかなりキテるで。おれは花のスピリチュアルなところと宇宙の摂理にかなっているところ、合理的なところが大好きだ。 

そういえば、たとえば、おれがひとに花と花を交配をするのに満月の夜が一番成功率が高いと言うと、大抵のひとはびっくりしてその因果関係に興味がわく。

そういうピュアな "もっと知りたい”と思う気持ちが明日の花への意欲になるねん。

どれだけこの本を仕上げるのに時間がかかったか想像できないけど、30代の家元がこれをやろうと思ったことと、成し遂げた情熱が、マジすごい。 

 また、家元を親交のある自然坊こと、井上隆雄さんの写真集”おのずからしからしむ”と”すすき”の二つもくれた。
? 4528.jpg

? 4527.jpg

井上隆雄さんの本は一目みただけで本物やとわかる リアルな人やとわかるよ
”すすき”と題された本は一年を通してのすすきだけの写真を集めてあって、これがまた、いいねん。


っていうかうれしすぎ! 
 もらいもんでうれしすぎるとリアクションがとれなくなるんやけどその癖がでたくらい
嫁ちゃんはその井上隆雄さんと親交のある志村ふくみさんの本をもらって大喜びしていた 志村ふくみさんは嫁ちゃんのカリスマ的存在らしい


 
ひとにおくるものおくられるもの。 




これは花が大好きだったひとへの弔いの花。仙人草。
? 4524.jpg


posted by seijun at 21:03| unforgettable flower,  いつまでも

2008年08月24日

オヤジのめんつ

おれのオヤジがみずから山へ切りに行くのは珍しいんやけど、期日が迫っているし今回の仕事は失敗できないからと、昨日いきなり北海道へ飛んでいった。 

北海道では盆栽屋のパートナーがいつもおやじのサポートをしてくれるんやけど、今回は土建屋さんの山で品物を探し回ったらしい。 おれは正直、そんな人気のない北海道の山やから熊がでないか心配やったのと、そこまですごいオニトドマツを見つけれるのかも心配していた。

そしたら、今日の昼ごろ、携帯のメールにおもろい写真が届いてん。
080824_1111~01.jpg

080824_1108~01.jpg

しびれたぜ
こんなトド松みたこたがない

これでこの仕事はメンツがたったと確信した。いまは絶対に失敗できないいけばな展の仕事をしているねん。


そして夜、関空の到着ゲートでまっていると、びっくりするような梱包を4つ、手荷物でひっさげてきて、思わず笑った。かなーりあやしくて目立ってたよ。あとからわかったけど、今回の手荷物は138kgやった。笑
CA341260.jpg
けど、あれだけ枝の暴れたトド松をこれだけの荷に仕上げてくるのはさすが枝モノの荷造りが日本いちと言われていただけある。本気だしたんやね〜



じつは北海道の空港で、”この荷物はでかすぎて全部のせられない”とか、”55kgが一人の手荷物の限界です”とか、 ”松やにが可燃物になる可能性があるのでのせられない”とか散々空港職員に言われたらしいが、
 ”なに言うてるねん!うちは何十年、JAL、ANA,日通で全国に荷物を送ってきたと思ってんねや! こんなん、毎週のように伊丹空港から送ってんねんぞ!信じられないんやったら、JALカーゴに電話してみい、花宇言うたら、すぐわかるわ! と空港職員に説教したらしい。
そしたら、職員がJALカーゴに電話したみたいで、すぐ特例で飛行機に乗せてくれたと言っていた 笑

そしてそのまま伊丹空港貨物ターミナルへ。


? 4495.jpg
これがうわさ(?)の 花宇のエアコンテナー便。 複雑な枝モノから、でかい観葉、なんでも無理なくのせれる。トラックチャーター便なら大阪から東京まで10万くらいはかかるが、エアコンテナーなら、比べ物にならないくらい安い。コンテナのでかさもでかいやつなら、12mくらいのやつもある。うちの場合、半分以上のお客さんが関西圏外。全国の仕事をうけるために物流もぬかりがあってはならないねん
 
 
? 4497.jpg
ちなみに昨日送った杜松のこの1コンテナーの輸送費は7000円くらい。
 今日のトドマツの138kgの荷物でも17000円くらいやでぇ。

このおそろしいくらいに安い契約をさせてもらってるのはもちろん国内貨物便とオヤジの長い付き合いと、その値切り方につきる。笑  燃料値上げにともなって輸送費が上がると言われたときも一蹴したらしい。笑 
 個人事業主だけに気合が入ってるやろ? そのおかげで特に東京のお客さんたちにはよろこんでもらってる。

おれは空港に配達に来ることはあんまりないけど、久々にきてみると、やっぱり、安いよなぁ、これ。と思った。
しかも飛行機は定期便はぜったい飛ぶから、トラックをわざわざチャーターするよりプチエコにもなるかもね。
 木を運ぶのにも、二酸化炭素はできるだけださないほうがええもんなぁ




とりあえずこれでおれもオヤジもおたがい無事に、大事な花展メインの作品で使わる素材をハンティングできた。オヤジは最近は観葉や熱帯植物をたのしんでやってるけど、ほんまは花宇の血筋はすげえ木を見つけて切ってくる仕事に一番燃えるねん。おれのオヤジは初めて日本のいけばなのために海外にプラントハンティング行った人間やもん

今日は仕事が終わったあとには、ファミレスにステーキを食いにいった。二人でメシを食いに行ったのすくなくとも10年ぶり、もしくは初めてかもしれないなぁ。おれたちは会話の99%が仕事の話やけど、いまはそれでもいいと思ってる。おおきな仕事を親子で分担してやっていくのがたのしいし、仕事のパートナーでもある自分のオヤジがいい仕事をしてきて帰ってくるのを迎えにいく息子の気分も、なかなかよいよ 


posted by seijun at 23:19| unforgettable flower,  いつまでも

2008年08月23日

オリンピックに学んだ

いま風呂に入ってたら、今日野球負けたことを思い出したので腹が立ってきたので書いとこう。
今日の試合はぜったい勝たなあかんやん! っていう試合でいつも負けてるやん。

今日の韓国戦。 山へ向かうトラックのなかのラジオで聞いてたんやけど、ちょうど相手の四番にダメ押しのホームランを打たれたときにラジオ消したった!

日本男児たるもの、韓国には負けたくないぜ?

 でも今回のオリンピックは完全に気力でまけてたね。


おれが思うにこの差は徴兵制があるかないか絡んでると思うね。韓国の男は徴兵制があるから、やっぱり芯が日本人の男よりいくらか強いような気がする。

 日本も徴兵制をすべきやね 

もう絶対いいと思う。 そうすれば日本にしょぼい男の確立が少なくなって、気合の入った男が増えて、バリバリ時代を切り開いて、その影響で女も化粧など気合が入って、バンバン子供がうまれて、少子化も減ってって、社会活動が活発化して、国家が繁栄すると思うわ。 

っていうか、もう来年の3月くらいから国会で多数決でさっさと決めてやったほうがええな。で、毎日きびしい筋力トレーニングと空手の練習と、マスコットバットの素振りも200回と、ついでに植木の登り方とのこぎりのトレーニングもやったほうがいいね。

徴兵制のおかげで女もさみしさを乗り越える強さを身につけれる。
そしたら日本にもロンバケやラブジェネみたいな感じで、徴兵制を乗り越える恋物語みたいなドラマがきっと流行るよ。キムタクにでてもらえばヨン様にも対抗できるよ。女役にはエンクミにしよう。 主題歌はユーミンで決まりやな。笑


”これからは女の時代だよ”と知ったかのように飲み屋で言ってるオッサン、そのまえに男を磨かないと負けてまうで!だからおれは日々の仕事で男を磨くように努力してるっちゅうねん。


実際おれの周りにも男よりがんばっている女の人のほうがはるかに多いよ。はるかにパワーがあるよ。川岸先生、難波先生、佐野先生、吉岡さん、坂上さん、辻本さん、野口さん、篤子さん、おれのオカン... 数え始めたらきりがない。 
 オリンピックの浜口京子選手なんかも、すげえよな。


その生涯のなかで、いろんな経験した松ほど幹がうねる。厳しい環境を克服してきた松ほど、しまってい幹と根っこが太くたくましくなるやん。 (だからおれの選ぶ木はそういうのが多い)  
 これはどの一般的にどの植木にも言えることやけど、人間も同じやと思うで。 
? 3581.jpg


あぁまた野球のこと思いだした。 くやしいのではみがきして寝よう
posted by seijun at 01:30| unforgettable flower,  いつまでも

2008年08月14日

Y=吉岡さん S=おれ

Y;もしもし?
S;もしもし。吉岡さん、清順です。感動しました。
Y;なにいってんの。 あれは行ってほしいから送ったのよ。
S;っていうかほんまにこんなんいきなり届いたらどうお礼言ったらいいかわかりませんよ?
Y;そんなんあたしのほうこそ清順にいろいろしてもらってるほうだから。もちろん気なんて使わないでね
S;でもほんまにリッツカールトンのデラックススイートの宿泊券とお食事券なんてまじで気ぃ使います
Y;一流というのを知るのがいいの。前日の昼から次の日の昼までゆっくりできるからジムにいったりお風呂にはいったり好きに過ごしてください。両親をディナーに誘えばとも思って、お食事券も入れといたの
S;やばいっすね、
Y;そんなん、私の美容室にはあんな大きなバナナの花が正面に咲いていて、店内にはパナマ草が生い茂ってるのよ。私のほうこそお礼をいわないと。 、そういえば、清順に無断でじつはパナマ草の花を切っちゃったの。
S;そんなんぜんぜん切ってください
Y;じつはね、先日 母が死んだの。
S;!
Y;ちょうど、2008年8月8日1時8分。
S;あぁ…
Y;最高の死に方をしたんです。本当に最高の死に方で、本当によかったと思ってるんです。入院して3日後に死んだの。
S;... 。  なんか微妙なタイミングに電話して申し訳なかったですね。
Y;ううん、そんなことないのよ。私は大事な人になら、その人の両親がいい死に方をすれば”よかったね”って言ってあげれるタイプの人間だから。 それに、電話のタイミングもよかったのよ。
S;?
ちょうど母が死んだ日の朝に清順のパナマ草の花が咲いたの。 でね、棺おけにいれさせてもらいました。




(このあと何をどうしゃべってどう電話を切ったか覚えてない。
さすが吉岡さんだと感服する。

吉岡さんとは、ある家具屋さんで吉岡さんがおれの植物を見て、電話をしてきてくれたのがきっかけで友達になった。
 
 吉岡さんの大きな店内に植物を導入したいとのことで、初めて店に行ったおれに
”あなたがすることならウンコでもいいの。本当に好きにしてちょうだい”と言った。、店内を好きなようにおれの植物で埋め尽くさせてくれた。おれが、持ってくるモノがでかいので施工はお客さんがいる営業中は危ないと言うと、”いいのよ、もしあなたの枝が頭に落ちて文句を言うような客なら放り出すから。それにお客も頭の上であなたが作業しているほうがおもしろいでしょ”と言ったのがわすれられない。
いまではすっかりおれと嫁ちゃんの髪の毛を心配りしてくれている。正二さんのも。 最近では吉岡さんが”清順が私から離れていかないかだけが心配なの”とおれの嫁ちゃんに相談しているらしい。(笑)おれたちはそんなかわいい吉岡さんの大ファンだ。 
おれは本はほとんど読まないが、吉岡さんが進めてくれた洋書や写真集などは絶対目を通す。吉岡さんがすすめてくれるアーティストはチェックする。いままでいろんなことを教えてくれた。ちょうどおれの親の年齢くらいなんやけど、感覚は常に世界の最先端を意識しているし、たくさんのことを知っているし、本当にまっすぐな吉岡さんを尊敬しているよ。それでもって、おれの仕事は、植物のとの出会いだけでなく植物のおかげで吉岡さんのようなすばらしい人たちと出会わせてくれるありがたい仕事やなぁと感謝している)
? 4411.jpg

posted by seijun at 10:03| unforgettable flower,  いつまでも

2008年05月27日

新婚旅行4

? 487.jpg
ひさしぶりのシドニーはごきげんだった。


シドニーは大阪の市内より詳しいので、レンタカーで行きたいところや裏道、横丁や穴場をまわった。
? 451.jpg
オペラハウスのちかくでガメアリリーが(ジャイアントリリーが4mくらいの高さに花を咲かしていた



シドニーに行くと、オーストラリアでたった二人のボタニストのひとり、ジグカラスや、おれと一時期一緒に旅をした弟分のソウタ、インドネシア生まれのドイツ人で姉貴分のサンディー、タヒチ人の盟友のケビンがあたたかく迎えてくれた。
こいつらはどれだけ離れていてもおれが大事にしたいと思っているやつらだ。
ケビンはアメリカ人とタヒチ人のハーフと中国人との混血で、4ヶ国語をあやつる。あとおれが仕込んだ怪しい日本語も話す。
あとは足が臭いのが特徴だ。

ケビンはおれのことが大好きなのでオーストラリアの留学時代が終わったあとも年に3回はタヒチからおれに会いに日本にきていたけど、二年まえに香港人の人と結婚しておちついて、いまはシドニーでくらしている。
? 441.jpg

とにかく一番びびったのはケビンの息子、”ケンイチロウ”。2歳。
こいつはびびった。 なにがあっても泣かないし、人見知りも全くせず、頭からさかさまにされてもジャイアントスイングされてもワサビやレモンを口に入れられても、迷子になっても、とにかくあっけらかんとしているねん。さすがケビンの子供やわ。
 しかもおれなんかはじめてあった瞬間に口にチュウされた。笑。
 なかなかここまでぶっ飛んでいる子供ははじめてやわ。
 ケビンの子供となると、他人の子供に思えてこなくて不思議な気分になった。足が臭くならなければ将来有望だ




 新婚旅行の最後は、今受けている仕事のために花を仕入れて持ち帰った。 
? 544.jpg
ガメアリリーの花は前回ほどいいものを手に入れれなかったけど、なんとか、名古屋で行われる花展にかっこがつきそうなものは用意できた。これは切り花として1ヶ月もつ、モンスター花材。
? 541.jpg

? 534.jpg
これは種苗関係の人がみたら生唾モンやろ。コルジリネ オーストラリス インディビサの斑入りです。 おれはいつもラッキーだ。


そのほか日本で手に入らない高級なユーカリの切り枝をゲット、寝る時間を惜しんで嫁ちゃんと荷造りして無事に花宇へ持ち帰れた。いつものごとく空港では目立っちゃうんやけど
? 562.jpg 











?.jpg

二週間という決して長くはない新婚旅行も終わり。 

うーん。 とにかくいろいろ迷ったけど、あえてオーストラリアにしてよかったよ。 全くもってはしゃぎ甲斐のある国やん。
? 3686.jpg*合成写真ではありません








こんな時間、
言うたら、最高やったかな。











帰ってきたら、うちの社員がまだ2,3年しか乗っていないキャラバンで線路の標識に突っ込んで廃車にしてしまっていた(笑)
(泣)
 保険屋に電話をしまくったり、たまった仕事を処理しながらバタバタしている毎日やけど、。またたのしくてしかたない仕事に夢中になっている。
posted by seijun at 22:35| unforgettable flower,  いつまでも

2008年05月26日

新婚旅行3

アリススプリングス到着




町になんともスケールのでかいユーカリの木があった。
? 473.jpg


さすがにあんなにでかい国の真ん中にある町だけに、病院やスーパー、レストランやホテルなどが普通にあって、オアシスみたいなかんじやった。  町でみかける人も半数以上がアボリジニの人やった。
 
 
町のハズレには砂漠の植物園があって、ノーザンテリトリーの植物たちがいろいろみれるんやけど、それがまた、適当で、のんびりですげえよかった。

かわいいカフェもあった。 その中にあるカフェはおれがいままでいったカフェのなかで3本の指に入るくらい気に入ったかも。
? 437.jpg

砂漠の植物園ではたくさんのユーカリをみれた
? 468.jpg

? 466.jpg

? 444.jpg
この銀色の丸葉ユーカリはかなり気になった。

? 449.jpg
ブラックボーイはじつわ30〜40種類くらいに分類されているらしい。こんな乾燥地帯に分布するこのブラックボーイは砂漠気候に適した品種なんやろう。








ウルルへはアリススプリングスから3〜400kmのドライブ。

 
その日も夜遅くに走っているとカンガルーがバンバン飛び出してきて冷や冷やしてたんやけど、ついにやってしまった。

さすがによけきれなかった...
かわいそうやけど、オーストラリアのアウトバックのドライブではカンガルーをよけるために急ブレーキや急ハンドルを切るのは禁止されている。 おれもさすがに急ブレーキしたけど、間に合わず、ドン。




ちなみにノーザンテリトリーではレンタカーを借りるときにカンガルーをはねたときにつくダメージの保証を申し込むか申し込まないか聞かれる。




その日は遅くなったので途中のガソリンスタンドで一泊した。朝おきるとエミューが飼われていておもしろかった。





そしてさらに走ること250km



ついに


 

? 368.jpg
みえた

ウルル。


 
いやぁ。やっぱすげえわ。
ウルルは別名エアーズロックと呼ばれる。世界いちでかい岩やねん。どんだけでかいか、そら見たらびびるで。
? 403.jpg

 おれが19才のころオーストラリアをVWのキャンパーで放浪してるとき途中で車が壊れてウルルに行けなかった。そんな経緯から”飛行機で見に行くくらいなら見ないほうがマシ”とほざいて見に行かなかったんやけど、ほんま八年後にこうやって要望どうり車で見に行けてほんまに感動もひとしお。 たまらんかった。

 そういえば純粋に植物以外のものを探しに旅にでるのはほんとうに久しぶりやったかも。
? 407.jpg
 ウルルの岩の質感は本当に独特で、岩のような土の塊のような。このでかい岩をみるために世界中から人がくるわけなんやけど、これがもし!見えている部分が氷山の一角やったら...
と思うとロマンチックになるやん。
それにしてもデビルズマーブルス、ウルル、この近くにあるマウントオルガ(風の谷のナウシカのモチーフになったとこ)などを見ていると変な想像をしてしまった。 とくにウルルの近くになるマウントコナーを帰りにみてて確信したよ。 
これは絶対宇宙人の仕業やで! (真剣に)
マウントコナーなんかさ、 でかい宇宙船の発着場以外ありえないカタチをしてるもん。なぜ、マウントコナーがもっと世界的に有名にならんのかがわからん。 とにかくやばいぜ。 


たのむからGoogle earthとかでみるのは勘弁してくれ、(笑)このアボリジニの聖地は。ここをおとずれるひとはみなこの聖地の文化をリスペクトして訪れる。 広大なこの一体のナショナルパークにゴミひとつ見かけないのはそれを物語るよ。




ウルル最高です









ということで、
huidasi.jpg
とりあえずはだしでのぼってみた。



 たまに行き違う登山家の人たちはそれはそれは完璧に登山ルックで真剣に山をのぼっている。 ウルルは本当に急斜面なので、滑ってころがると真下まで転がって死ねるから、みんな息をきらしながら真剣にすこしづつのぼるねん。 

おれは山のぼりは無敵やから、楽勝やった。

できるだけウルルを肌で感じたい思いからはだしと浴衣となぜかちょんまげでやってみた。 登山家のひとたちからは、
”i am proud of you !" とか ”Japanese Samurai !" とか ”crazy!"
とかいろいろ言われた。
? 322.jpg

.jpg

.jpg

? 332.jpg

ちなみに普通にはだしでのぼると10分で足の裏がぼろぼろになると思うよ。
posted by seijun at 23:05| unforgettable flower,  いつまでも

新婚旅行2

? 3680.jpgダーウィンから南へ200,300kmいったとこくらいにHumpty Dooというちいさな村があった。 そこでケリー バーンズと会った。

 ケリーはこの小さな町でナーセリーをやっているんやけど、”ノーザンテリトリーの植物のことならケリーに聞けばいろいろ教えてくれるらしい”というプランとハンターの仲間からの情報をもとに会いにいってん。
ケリーはものすごくゆっくりしゃべる。 


? 052.jpg
ケリーのガーデンにあったわけのわからないでかいヤシ。

? 048.jpg
caycs angulata  オーストラリア固有種のソテツ。青い葉やねん。二本ゲット。貴重やわ。




会ってから植物や共通の友達の話をしているうちに意気投合してしまって、一晩ケリーの家にとめてもらってん。いろんなことを話したけど話せば話すほど興味深いひとやったわ。


 ケリーは昔新聞記者として都会で働いていたらしいが、急に仕事をやめてこんな田舎に引っ越してきてブッシュの真ん中に土地を買い、ナーセリーをし始めた。時間をかけながら家も家畜の檻もビニールハウスもなにもかも自分で全て作ったらしい。かっこええ家やった。 
”いまは、決してリッチとは言えない生活だけど、本当に幸せな日々をすごせているよ”とさらっと言っていた。
 夢が自給自足という、新婚のおれたちにとってはケリーのライフスタイルは一つの究極の生活にみえた。
”でもどうしていきなりこんな田舎で植物屋になろうと思ったんですか?” 
とたずねると
ケリーは
 ”sea change"
と言ってわらった。




旅は順調にウルルへむかう

テナントクリークという町をすぎるともう何時間も走っているので眠くなってきた。 それに加えて夜間のアウトバックの運転は単調で、たまにカンガルーが光に誘われて急に道にとびだしてくるねん。 道には車に引かれたカンガルーの亡骸が10分に一回は道の傍でみかける。

しばらくすると ”Devil`s marbles"という看板が目に入ってきて、フリーキャンプ場のマークが見えたのでその日はそこで寝ることにした。 それにしてもなぜかものものしい雰囲気の場所やなぁっていう感じで寝てん。

そしたら、あさ起きてびっくりやわ、 
 こんなもんがいきなりたくさん荒野にころがってるとはね! 
? 3693.jpg

? 3696.jpg
とりあえず一番でかそうなやつにのぼってみた


このデビルズマーブルズ周辺ではほんとうにすげえ夜空をみた。
本当に光のひとつもなく地平線まで見える星。
本当に最高やった!
この国は一年中天の川がみれるし、銀河も流れ星も知っている星座も自分の夢もとりあえず全部みれた





? 3706.jpg
まだまだ道はつづく 
posted by seijun at 00:37| unforgettable flower,  いつまでも

2008年05月23日

新婚旅行1

.jpg

ダーウィンからウルルまで、走行距離2400km、キャンピングカーで毎日キャンプしながらの旅

予定なしの気の向くままの旅










まずは砂漠のオアシス、アリススプリングスをめざす。
.jpg





? 108.jpg
おれたちが借りたキャンピングカーはキッチンも冷蔵庫も洗面台もついていてかなりおもしろたのしくすごせた。旅のはじめにスーパーで肉や野菜、バター、ステーキソース、塩コショウや、粉コーヒー、パンにはさむアボカドなどを買い揃えて快適なたびやった。



途中、仲間に紹介してもらったナーセリーもいくつかまわった。


? 065.jpg

? 096.jpg
ビスマルキアいつみても最高

.jpg
こんなフィロデンははじめてみた




? 125.jpg
この渓谷の滝つぼは、むかし先住民のアボリジニの妊婦が子供を生むときにつかっていたことで有名な場所。大きな砂漠に囲まれたオーストラリアの内陸地はアボリジニの人がとてもおおかった。



いろんなオーストラリアのワイルドフラワーにも出会えた。
? 443.jpg


? 413.jpg
最高やったのが、アリススプリングス、ウルル周辺でたまにみかけたこのすばらしく銀色に光る低木。種ゲット!

? 131.jpg
砂漠のヤシ。オーストラリアだけに自生するLivistonaの仲間。パピルスみたいな草みたいな印象でかわいかった。


098.jpg
バオバブは本当に夢のある木や。
バオバブは古代のゴンドワナ大陸(いまのアフリカ大陸、マダガスカル、オーストラリアが一つの大陸やったやつ)に分布していたといわれているけど、世界に八種類発見されているバオバブの木のうち、一種類だけかけ離れたオーストラリアにあるねん。それがアダンソニア グレゴリー。 
たしか1,2種類がアフリカ大陸に、七種類がマダガスカルに、そしてこのグレゴリーだけがオーストラリアに分布しているねん。
 初めてマダガスカルで野生のバオバブをみたショックからもう二年、ハネムーンにて、あこがれのオーストラリアの固有種をみてさわれた。
 何千キロをはなれたこの大陸でアフリカでみた木の仲間を生でみれたのは感動的やった。
おれはいつも花に関してはラッキーだ。

*ちなみにこのグレゴリーが群生するという秘密?の場所を聞いた。仕事リタイヤしたらまた4WDで行こうとおもう。







? 418.jpg

? 226.jpg 

? 159.jpg

? 263.jpg

.jpg
旅の途中、たまたまとなりでキャンプしていた老夫婦。オーストラリアはこういうふうに退職後にモーターホームで旅する夫婦が多いねん。最高やろ。






今日はつかれたのでまたあした続きかこう もうねよう




posted by seijun at 22:38| unforgettable flower,  いつまでも

2008年05月07日

みどりの日ニテ

結婚しました。





_MG_8565.jpg




みどりの日の 桜のうたげ。
IMG_8551.jpg




ほんとうにほんとうにステキなひとたちに囲まれて、式をあげることができておれたちは幸せです。

life is beautiful!
IMG_8391.jpg

IMG_8784.jpg








IMG_8771.jpg


ありがとうございました。そしてこれからもよろしくです。

 
posted by seijun at 16:06| unforgettable flower,  いつまでも

2008年04月28日

ソテツが旅立つ

今日はとても大事な現場の日。朝いちの飛行機で、鹿児島空港へ行き、南へむかうバスに飛び乗って、現場へ急行するはずが真反対のバスに乗って熊本県までいってしまって、現場に予定より三時間遅れの大遅刻。しかもバスを乗りなおしてからは小便がしたくてたまらんバスの時間をすごした。



とにかく!今日の現場もかなりやばかった。
? 3634.jpg

今日は以前から進めていたスペインへ、樹齢150年を超えるソテツの積み込み。この仕事を受けてから結構なプレッシャーと戦ってきたけど、今日はそれがさすがにピークに達した。

おれの仕事ってなぜかいつもぎりぎりやねん。 今日も予定していた木が実際扱ってみるとなかなかでかすぎて、ほんまに苦労した。みんなの知恵を振り絞って、貴重な木を傷つけずにすこしづつ、仕事を進めていく。

ソテツは一般の樹木とちがい、木の中身はほとんどがデンプンで構成されているので、十分すぎるくらいに用心して扱わないとすぐに傷がついて腐ってしまう。
? 3638.jpg

植木屋の仕事は段取りと養生命やからね。20tクレーンと5tユニックで操って、こんなに入り組んだカタチの巨大なソテツをミリ単位の調整をしながら40fコンテナーにつむねんで。
最後は手作業。 相当ロックンロールやったわ。

予定本数を積み込みきれなくてどうしようか?とみんなで考えた。ちなみにこれほどでかいソテツがヨーロッパに輸出されるのは初めてらしい。


 器のちっちゃい男はでかい木を扱うことにやりがいを感じる


 勢いで受けた仕事やけど、 おれはおもしろそうなら前例がなくてもどんどん挑戦したいし、この仕事がさらなる仕事へのプロローグだということを知っていたからこそ、こんなリスクの高い仕事を受けたんやけど、本当にやってよかったなぁ、と。

 扱うのが植物やと、なぜか、”なんとかなるやろ”とおもってしまうねんなぁ。

たまに、こんな綱渡りでな仕事をやってきて、よういままで来れたなぁと思うけど。やっぱもつべきものはよき仕事パートナーとあとはluckやと思ってる。 
? 3645.jpg


? 3647.jpg


? 3644.jpg
何気につみこむ瞬間にソテツが宇(そら)に舞うのを真下からみた。飛行機雲がむこうにみえて太陽がきらきらしててさ、そん時、なんとなくイケると思った。


? 3640.jpg


無事、仕事が終わったとき、みんなで拍手。

そういえば、今日をふくめて今週は、二回もガッツポーズができる瞬間があった。

 だから花屋はやめられへんねん



 
posted by seijun at 23:29| unforgettable flower,  いつまでも