2011年10月01日

いや〜 手に入った、

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いやぁ マジやばいよ コレ。     うん。 ヤバイねぇ 
posted by seijun at 00:54| rare plants 希少植物

2011年08月27日

秘密の花園

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せわしい毎日の中で、こうやって野山に花を摘みにいくのが本当に自分にとっては贅沢な時間になってきた。



  いまめちゃ忙しい。 毎日毎日毎日毎日毎日 とにかく入ってくる注文と依頼に、いかに段取りよく応えるか全員野球で無駄のないように日々なんとか乗り切っている。


 けど、 そんなときでも、花宇の花を選んでくれる方、御用達をしてくださる常連さん、お付き合いしてくれるひと、問い合わせくれる人には、自分がどんな状況でも応えるのが男だし、それが卸屋魂。 
 ”いそがしそうだから”と敬遠されていたら、きっとそれまでの仲なのだろう。

 

たとえば珠寶先生が、おばあちゃんになって足腰たたなくなったとしても、一緒に季節の花を探したり、今回はこんな花、あんな花と話したりしてるような気がする。 

今回の花は、今度NHKで若冲の特集番組のなかでみれると思うから、要チェックやで。


そういえば、とうとう銀閣寺花道場のホームページができあがったので、これも要チェックやで。
http://www.ginkakuji.jp/  



 今年からやりはじめた三千坪 秘密の花園には、鶏頭の畑や実験中のひまわるの畑、そして世界中から集めたスペシャルな植物を少しづつストックし始めている。
  
 山の上の、風が通る気持ちのよい秘密の花園には、たまたま高砂ユリが自生していてまるでご褒美のようだった。 いや、おれじゃなくてね。

秋には、印度から輸入した用土をもちいて山野草の畑を作りたいと思っている。  




 盆休みを開けてから、花宇の男衆もなかなか死に物狂いで走り回っていて、女衆も出荷や作業に追われているが、みなが流した汗の量の分むくわれるように、そして花宇に用があってここを訪れるひとを喜んでもらえるように、これからも多少背伸びしながらも世界から全国から心の通う植物を集めてこようと思う。




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posted by seijun at 23:34| rare plants 希少植物

2011年06月02日

種まき


これはアメリカとメキシコの国境で採集した、砂漠に生える、黄色い花が咲く常緑の樹木の種。
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これはとっておきの貴重な種。ソフォラの一種。つまりエンジュとかの仲間で観葉植物のような葉っぱで、常緑で、おまけに葉っぱの色は水色。乾燥地に生えているからきっと水やりしなくでも育つかわいくて理想的な庭木になる予感がする。
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これはプラントハンターからゲットした、新種のフィロデンドロンの種。
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これは先日とどいた、 アメリカンナチュラルスピリットという100%天然のタバコを作ってるかっこいい会社から送られてきた冊子。横にあるのは”砂漠のバラ”の種。

  インクプレスさんからのご依頼で、この会社の発行している冊子にインタビューと写真が載ってます。 出来あがったのを見てみて、実はコレ、ちょっとおれのお気に入り。 特にはさみケースの写真がすごく気に入っていて。 でもあのときの自分の顔を見ると、仕事で激しく疲れている顔をしていて、しかも目にイボができていて、半分目が開いていない。笑


ちなみにアメスピの本が全国の会員さんに配るられる際に、一緒に”砂漠のバラ”の種も一粒づつ同封されています。

数ヶ月前、このために1万粒の”砂漠のバラ”の種を輸入してん。 
(https://amespi.jp/users/login →会員登録すると見れる。ちなみにおれは生まれていままで一回もタバコ吸ったことないけど)



最近 毎朝起きると目がまわってる。前にも経験したことあるけど、なんでやろな。 
この2週間で4回くらい東京へ行ったり、地方に行ったり、とにかくいまは、毎日入ってくるいろんな依頼に応えるためと、将来のための種を植えまくるのにあっちこっちへ走り回っている。

posted by seijun at 23:30| rare plants 希少植物

2011年03月30日

Pseudopanax ferox or lessonii

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テオさん
”ここはおもしろい植物がたくさんあると知ったので豊明花きにたのんでつれてきてもらったんだ”

おれ
”どんな仕事をしているのですか?”

テオさん
”主にヨーロッパや南米などで生産されている苗を日本に供給しているんです 最近ではニュージーランドも。”


おれ
” ニュージーランドも!? 

テオさん
”たとえばプセウドパナクス・フェロックスとかね”

おれ 

”プセウドパナクス・フェロックス!   おおよく知ってるなぁ。 その言葉がいきなり出てくるならもう一緒に仕事できるわ ”

テオさん
” プセウドパナクス・レソニーもあるよ” 

おれも
” レソニーまで!” 





プセウドパナクスはニュージーランドの めっちゃ滑稽な木で、とくに若いときは樹木というよりは変な物体みたいだ。 寒さに強く、世界に類をみないカタチの樹木で、注目していておれも何年も前に一度 種を輸入したことがある。 


 だからそんな珍奇な植物の学名が出てきたので  彼がなにものかわかった。 

 初めて会う海外のバイヤーも 話して5分でどれだけのひとかわかる。

昨日はなかなか収穫のある日だった。 

 また、昨日は プセウドパナクスもさることながら、  ひまわりのことを一日中考えていた。





今日はずっと沖縄でした。









posted by seijun at 23:57| rare plants 希少植物

2011年03月23日

looking for Neofinetia falcata



 昨日深夜に仕事を終え、そのあとの打ち上げで酔った。
今朝起きて嫁さんに一ヶ月ちかく遅れていた誕生日プレゼントのワンピースを二つ買って、そのあと博多から広島に移動。


 ホテルでとあるひとと面会し、時間を割いてもらってずっと進めている大切なプロジェクトのことについて打ち合わせした。  おれが過去に発見した新種の観葉植物の栽培数が増えていくにつれ、気合が入ってきたている。






そのあと、夕方前に広島駅で 半年ぶりにドクター ジグ・カラスと合流。 富貴蘭の農場を訪れ、仕入れ。
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 今回はタイの王族の方から直接”日本の富貴蘭をできるだけいろいろ集めてほしい”との依頼があり、オーストラリアから来たジグと二人で日本の富貴蘭のいろいろな種類を収集しはじめている。

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富貴蘭の世界は正直ようわからん。。。  けど 不思議な魅力もあるなー







posted by seijun at 23:08| rare plants 希少植物

2011年03月10日

桜 撤収 そして

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あのとき、偶然南阿蘇村でみつけた本桜。


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あのとき、一瞬で見つけた桜島中学校の八重桜。なんとか咲いてくれた。

でも、見つけた桜のうちの半分は白い花の咲く、大島桜系統の桜だった。花はいつでもおれがまだまだ修行が足りんと教えてくれる。
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あのとき、大村市で天然記念物の桜とともに分けていただいた、やはり門外不出の玖島桜。一晩で仲良くなった、武田双雲さんの会場に。



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こうやって、すべての桜を飾った場所には提供者のPOPが。

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写真じゃわかりづらいけど、雲竜桜の鉢植え。 





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最終日。あのとき偶然手配していた大きな陽光桜は、何万輪と花を咲かせ、人々を癒して、燃えるような桃色になり、最後は新芽が。 

 いま思えば3月3日〜撤収した昨日まで、最高の咲き具合に調整できたなぁと思う。 





 へとへとになり、会社に帰って宿題やメールをしてたらお得意さんから電話。 スタッフの用意した600人分のいけばなの稽古用のサンシュユに問題があったとのこと。 目が回りそうやったけど、車を飛ばして頭を下げに走って、一件落着。
  こんなことは稀やけど、とにかくいつも信頼して長くつきあってくれている人が一番大事。
とにかくいまは夢中で走り続けるけど、大事なことを忘れてはならない。 
posted by seijun at 00:50| rare plants 希少植物

2011年01月29日

イベント情報

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”タニワタリ”と呼ばれているシダ植物があります。

常はもちろん緑のものなんやけど、写真のものはそれの斑入り種で、つまり柄が入っていて、しかもタニワタリなどシダの斑入りは大概 黄色の斑入りが多いけど、これは白い斑というのがさらに珍しい。さらに葉っぱの軸にむかって規則正しく斜めに入る斑という意味でも珍しい。  しかもこの個体はそういう珍しい斑入りのタイプでありながら、さらに葉っぱの先が枝別れしている”獅子葉”である。

 4,5年前にタイで、植物好きの王様の親族に献上したときにたいそう喜んでもらったものだ。



数年前から見出していた品種ではあるが、いまは少し繁殖されていると聞いた。 



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ヤシの 常識といえば、幹が一本で先に葉っぱがあって、つまり分岐しない。
ヤシのイメージといえば、南国育ちで寒さに弱い。

写真のヤシは、セレノア ルペンスという、日本人のヤシのイメージを覆してくれるヤシです。寒さに強く、雪をかぶっても大丈夫。しかも一本の木になるのではなく自然に盆栽のようにブッシュ状になる。 
 別名はノコギリヤシ。 サプリメントで有名な、つまりハゲに効くヤシです。2年前におれが日本に初めて輸入に成功したもの。






来週末に、東京・目黒にある、CLASKA(http://www.claska.com/)というホテルで、アートイベントに参加します。

イベントの詳細は→
http://www.d-ai-y.info/3/

おれ自身も5日に会場にゆきます。





花き園芸の世界って、実はアートやデザインの世界とすごく近いところにあると思っている。それらの世界はお互いに慣れなれしくしすぎる必要もないけど、かならず相乗効果を期待できる間柄でもあると思う。大切なことは偏見にならないことと、コラボをたのしんでみること、かな。

今回は、オーストラリア、東南アジア、中米、アフリカなど、おれが世界中を旅して集めた、ちょっとした話のネタになる系の植物や、意外に知ってみるとおもしろい系の植物などを中心に持っていきます。

posted by seijun at 22:33| rare plants 希少植物

2010年12月28日

冬はつとめて

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冬空に桜。   





真冬に汗。








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年の暮れに黄金のヤシ


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脇枝にさらなる光。






ボロは着てても心は錦。



posted by seijun at 00:02| rare plants 希少植物

2010年11月30日

帰国

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海外での植物収集において一番大切なのは 
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現地で助けてくれる仲間と、

どこでだれがどんなものを収集生産しているか熟知していることと、

運と、

ちょっとした計算と、

ひとをバランスよくギョッとさせるような植物を探すこと。

あとは、生牡蠣を食って腹を壊してボッタクリ病院にいって入院しろと言われても、ちゃんと断ること、 かなぁ。

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これは世界でたったひとつという、新種のヤシ。ピナンガの斑入り? とにかく貴重な個体



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これはこのブログの読者さんよりいただいた、パイナップルの突然変異。実は数週間前、ふとメールをもらい、”こんなものがあったけど、要りますか?”とありがたいお便りだった。 ということで、この方と現地で合流しいただいた。


アデニウムみたいなかわいこちゃん

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posted by seijun at 22:34| rare plants 希少植物

2010年11月19日

てんやわんや

今日は 来春新しくできる友達のお店のシンボルツリーになる大きな木を探しに周ったり、紅葉のきれいなイガフウジュを刻んだり、いけばなの稽古花材を切りに行ったり、温室の上のほうに住み着いていた大きな食虫植物をてんやわんや言いながら降ろしたり、来週一週間のプラントハンティングについて何度も打ち合わせしたりした。

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そういえば今日温室で見かけた2年前にコスタリカのジャングルで見つけたフィロデンドロン。
ベルコーサムには間違いないと思うが、オヤジが30年前に見つけて日本に導入したフィロデンドロン・ベルコーサムとはすこし違う気がする。

新芽を出していた。 たまらん

今週から、面接を開始しはじめました。 



明日は六甲へゆきます。

posted by seijun at 23:13| rare plants 希少植物

2010年11月03日

咲いてきた!

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なにかわかりますか??


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秋に咲く万作です。春に咲くものを開花調整したわけではなく、本当に秋に咲く新種です。

  かなりマニアックですが、 なんというか、、 とりあえず驚いてください。


(ちなみに木は40年以上うちに通ってくれている、東山未生流という京都のいけばなの先生のお花に使ってもらうことにした)
posted by seijun at 00:09| rare plants 希少植物

2010年08月31日

ホッとする感を通り超して刺激的になる。

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準備を整えて、出発。

今回は広島と博多で大事な仕事の打ち合わせが2件、 そして納品も。



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4時間後、 広島へ到着。 もみじ銀行っていうのがあるんやねー かわいい




 今日は広島に滞在している。

世界中のVIPがひっそりと訪れる ギャラリーで打ち合わせだった。  日本が誇るアートコレクターの佐藤辰美さんの事務所、大和プレスだ。

 世界のアートコレクター200人のなかに選ばれた日本人が3人いて、佐藤さん以外に一人はベネッセコーポレーションの社長さん、もうひとりはユニクロの社長さんらしい。 

 大きなスケールで付き合ってくれるひとと会って話していると ホッとする感を通り超して刺激的になる。なにもかもわかっているひととは話が早い。







明日もまた、大きなプロジェクトの打ち合わせで博多に行く。

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 大事に想う仕事のサンプルとはいえ、真夏にみる梅の花はとてもきれいに見えた
posted by seijun at 00:05| rare plants 希少植物

2010年07月27日

プラントハンターという仕事について。





最近 日本でショクダイオオコンニャクが咲いたということで世間が盛り上がっています。 http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY201007230396.html

コレ スマトラオオコンニャクと言って、アモフォファラスという属の植物やねん。ホンマに蒟蒻の仲間やで。



21,2歳のおれはすでに単身スマトラやボルネオの希少植物に目を付けてそれらを探しに行っていて、もちろんスマトラオオコンニャクもその標的のひとつやった。
 言うたら その巨大さと、奇妙な形をしているこのコンニャクは、 植物に目覚め始めたまだ素人の自分にとっては格好の獲物に見えた。ある意味キャッチーな植物なわけ。 
 でも1ヶ月の滞在のなかでおれは結局この植物を輸入しなかった。



  スマトラ滞在中に、これを花を咲かせるのに10年ちかくかかる ということと、咲いたら2日で終わるということを聞いた。
  そうそう、つまりアモフォファラス系は開花してから売るのは難しく、つまり商品価値としては低い。プロのプラントハンターを目指す少年にとっては、プロとして採算がとれない植物にそこまでお金をと労力を費やすのはだめだ、なんて一丁前に思ったわけです。 笑 


 でもやっぱ今回のニュースを見ていて、みんなその植物をみて感心したり、驚いたりしているわけよ。アレをみた子供たちなんか、みんなこぞって夏休みの自由研究の一面はでかいちんちんみたいなコンニャクの絵を書いてるだろう。
 あーおれもあのとき輸入しておけばよかったかなって、ちょっと思うかな。笑   


やっぱ植物のたのしさを覚え始めたあのころに ”すげえ!”と思った植物はやっぱり一般のひとが見ても”すげえ!”ってなるってことを忘れたらあかん。
 あのころの気持ちを忘れたらあかんなぁ。 完全にプロの目になってしまうと、もう素人目に戻るのが難しくなってしまって 自分の目の前の植物が一般のひとにどう映ってるかわからなくなるときがあるねん。  これは時に非常に危険。
たぶんミュージシャンなんかもそうじゃないかな? 奥に行き過ぎると、自分の演奏や音楽がひとにどう聞こえてるかわからなくなるときがあると思うよ。 たしかレッチリのフリーがそんなことを言ってた気がする。そんな感じかな。

あ 8,9年前の、スマトラやボルネオ滞在時代の写真がでてきたのでいちおう貼り付けときます
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 これも奇妙なアモフォファラスの一種。

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これは奇妙はヘアースタイルと、洗浄中の花キリンやシュリンプパーム。









 この9年間、プロのプラントハンターとしてそれなりにやってきて、全国海外いちおういろんなひとに頼りにされて、おれ個人としても年間にプラントハンティングしてる植物の売り上げ額はそろそろ1億円近くなってきた。近い将来それも自然に超えると思う。 
(まーまだ会社の30年ローンはあと10年残ってるけどね♪)


 でも今は金額よりも、もっとみんなが夢を見れるような植物を探したいと思っている。 

 エエかっこして”子供に夢を与えるような植物を探したい”と言うつもりはないけど、
  オトナがびっくりするようなスケールの植物や美しい植物や卑猥な植物を集めて ”やっぱ植物っておもしろい”と知ってもらえるようにがんばろうと思ってるわけです。 



植物学者とよばれるひとたちや大学の教授先生たちと話す機会が多いんやけど、本当に 植物の世界のなかで一流の話ができるひとたちは、みんな会話のなかで日常的にプラントハンター という言葉が出てくる。 
 いまは、”何やソレ!”って突っ込みたくなるような横文字の肩書きがたくさんあるけど プラントハンターってのは、その時代とともに流行って出てきたような人たちの仕事と一緒にしないでほしい。

  一流のプラントハンターっていうのは学者並みの知識とか、アスリートのような体力とか、探検家のような勇気とか、全部必要やねん。 
 本気で仕事のできる業者という誇りがあって初めてプラントハンターと言えると思うし、おれはそれを目指してるよ。


 たくさんの友達に”清順の仕事のブログを書いたら?”と勧められて、このブログを立ち上げてくれたデザイナーの友達が たまたまこのブログのタイトルを Plant hunter と した。 
最初は おれもちょっとやりすぎかなー?って思ったけど、
少なくとも先祖代々140年、こんな仕事を続けてきたんやから、
  いまは胸を張ってプラントハンターっていう言葉をちゃんとこの国に復活させたいと思ってやっている。 

そんでいつか復活させれたら、プラントハンターっていう肩書きは偽者たちに任せて、おれはいままでどおり 花宇 の職人としてやっていきたいと思ってます










 


posted by seijun at 00:48| rare plants 希少植物

2010年07月13日

期待のヒマワリ

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今日は雨のなか 草モノの畑の杭打ちをやった。 

ひとりでずっと杭を打ち続けていると 腕が痙攣してきて木槌がめちゃくちゃ重く感じるねん。 
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心が乱れたり、 少し気を抜くと杭の芯を捕らえることができず、ドカッと鈍い音がしてこんなふうに杭がつぶれてしまうねん。 
 逆に心を込めて芯を打ち抜くと、カーン と高い音が鳴る



今年は世界でも花宇にしか持ってないヒマワリを植えている。

去年 正二さんが偶然発見した、石化ヒマワリです。
 突然変異で、成長点が帯状になり、ヒマワリの頭の部分がぐちゃぐちゃに曲がって立体的になってたよ。
 初めて見たときはドキっとした。

 今年はその種を仕込んでいるのだけれど、必ずしも親の特徴が種に受け継がれるかはわからない。 けど、もし石化する遺伝子が受け継がれていたら、と思うと、興奮してしまう

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杭打ちで疲れた両腕を癒しながらさらに石化ひまわりの苗を植え足した。 

 近年はトライやるウィークの中学生や杉の子学園の知的障がい者の方たちにあえて草モノの苗を植えてもらったりして取り組んでいる。 正直枯れる苗やうまく発芽しないものが多くて、効率で考えると、自分たちで植えるほうが正直効率がよい(笑) でも絶対そういう取り組みはよいことだと思ってるから懲りずに毎年続けようと思う。 逆に、 彼らの植え足しをする作業がおれたちの恒例になってきてそれもまた、いいかんじ。

 もちろん、 うちのスタッフや職人が効率悪い仕事をやっていると、 おれはマジでこの世の終わりだと思うくらい残念な気分になるのだけれど

posted by seijun at 22:48| rare plants 希少植物

2010年07月07日

最近 出会った ハンサムさん

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彼 、将来有望なボタニカルボーイです。




先日取材に来られた 毎日新聞の記者さんの息子さんで夕昇くんといいます。

 植物大好きなママが取材に来られたときに撮った写真の写っていたマダガスカルの銀色のヤシと、バオバブの木に会いたい!ということで、今度は親子で遊びにきてくれた。 

  夕昇くんは挿し木が趣味らしい。


しかも非常に植物にくわしくて ちょっとびびった。 21歳のときのおれよりぜんぜんくわしい。笑
 
 おれも負けないようにがんばるぞー 


どうやってそんなに植物の名前を覚えたの? 本かな?と 聞かれたのだけれど、おれの知識は実際に植物を触って覚えたものばかりやで〜  でも、ひとつアドバイスがあるとしたら、これからはインターネットで調べる世代だから、本をめくって覚える子が勝つよ!絶対。 植物は文献で覚えるのがいいよ。  
(おれも本当はもっと植物の知識に詳しくなろうと思えばなれるんやけど、いまは忙し過ぎて、新しい名前を覚えることに比重をかけれてないねんけど。)



トラック1台分くらいの量の、夕昇くんが選んだ植物たち。
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これらをおうちに持って帰って、ジャングルにすると言っていた。 

ちなみに、世界中の植物が集まっている数ある花宇の植物のなかで”コレがほしい!”と一番お気に入りやったやつが最初の写真で写っているやつ。ナミビア砂漠で発見された、まだ名前のない新種のパキポジウム。おれがアフリカから持ち帰ったもの。それに目が留まったってことは、たいしたもんやなぁ。


 みたこともない植物に目を輝かせている子供の目って最高やなぁ

 おれうれしいわー




それにしても。
 

たしかに。 

生の植物やったら、どんな絵本や図鑑より、最高にたのしいよな。

posted by seijun at 23:39| rare plants 希少植物

2010年06月07日

珍獣

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その見た目では想像できないような価値がある植物というのは珍しくない。 でもこのagave attenuata variegataのように見た目のパフォーマンスからいかにも価値を想像できる植物というのも珍しくないです。 これはすごいものです。 いままでどんなにお金を出すと言われても断り続けてきたおれの愛すべきアガベ。


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いまは時期的に温室の植物や畑の花苗などを植え替えする季節です。今年は出張が多く、手入れが遅れている。 

posted by seijun at 21:41| rare plants 希少植物

2010年04月06日

出動〜

今日も バタバタ



さっき仕事が終わり、温室を回っているとヤベぇもんを見つけた
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これはホヤ(hoya)の仲間で、まだ名前のついてない品種。もちろん日本には花宇しかない。すごい花色が不思議なカンジで見とれてしまった。ホヤは別名サクラランという。そうこの蕾が咲くとひとつひとつ桜の形をした金平糖みたいな花が現れるから。



よく考えたらいまから長野県の山奥にいまから行かないといけない。


桜の大枝を切りにいくねん。

今年も例年のごとく正月明けに切り出した大量の彼岸桜の枝はhttp://blog.hanau.jp/article/34725346.html
http://blog.hanau.jp/article/9676187.html
 、あれだけ在庫を持っていたにも関わらずきれいに売切れてしまい、足りなくなってしまった。 これはもちろん喜ばしいことで、村人さんたちにはいい報告ができるんだけど、なんせまだまだうちの彼岸桜を注文して待ってくれているひとがいるから死んでも行かなければならない。もう採算がとれるかどうかという次元ではないく意地だけってかんじ。 

というか、いまはやらなければならないことで頭がいっぱいで体が火照ってなかなか寝付けないからいまから走ろうかな、というかんじ。最近はジョンバトラーのライブアルバムをずっと現場に向かうトラックのなかで聞いていて頭の中はオーガニックロックなかんじ。乾いて潤うかんじ。


posted by seijun at 02:07| rare plants 希少植物

2009年12月28日

小宇宙

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現在、植物のパテント(特許)をふたつ持っています。

これは、まだパテントを申請してないけど、とある国の実験室でひそかに培養液で育っているのはおれが最も期待する品種、トックリラン(つまりポニーテール)のトリカラー。トリカラーとは葉が3色になる品種のこと。この葉がストライプになるトックリランはずっとしたためてきた品種で、いま信頼のおけるバイオ技術者に委託して海外でメリクローンをかけている。  この葉が3色になるトックリランやけど、どういう植物かというと、おれがちょうど2年前のいまごろ南米のお客さんに販売権の話をしに行ったときに、
 ”販売権いくらだ?” と聞かれて、

”100000ドル”。

と平然と言ってお客さんにドン引きされた品種だ。http://blog.hanau.jp/article/8736179.html

とはいえ、地球上で最も珍しくて市場価値のある植物のひとつにはかわりない品種にはまちがいない。(と思う)


これ親木。
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いままで植物に関していろんな仕事をやってきたけど、いつもいつもおれが10年、30年先のことを考えて仕事をやっているわけだけど、いままでおれが思いついた新しい発想をすぐ真似されたり、出し抜かれたり、利用されたり散々ヤラれてきた。笑

 特にこの業界についてだけど、死ぬ気で働いてないような気楽にやってるひとはいつも大抵一ヶ月先のことまでしか考えてない。で、そういうひとたちは本当に目先のことしか考えられないねんな。だから短いスパンの仕事には理解ができるけど、10年、30年スパンでかんがえなくちゃならない仕事っていう発想自体ができないわけやねん。
 
でも、最初はおれの考えが先を行き過ぎていて理解ができなくて"無理やろ”と笑っていたひとたちがやがて時間が経っておれの言ってることを理解しはじめると今度は資金を用いて真似をし始めたりする。

 おれの掛け声で始まった仕事やプロジェクトもそれが”儲かる”とわかればおれを出し抜いてすぐに自分だけで商売に走るひともいた。世の中の大半はカネがすべてなのね。

悲しいかな園芸植木業界にはケツの軽いおっさんが多い。


おれはいい情報はみんなで分け合いたい性格だからそれでいいし、それでまねされても、新しくていいことだったらどんどんみんながやればいいと思うけど、自分だけ儲ければいいと思ってるひとはやっぱり最終的にはハラがたつやん。

でもこの品種登録の仕事に関しては、法が自分の品種を守ってくれるので安心している。
(あとはおれの知らない間にヤフオクでこのトックリランのトリカラーを内緒で出品されないことを祈る。笑)


ちなみに、いままで、こんなに若いおれに、どれだけのベテランの業者さんたちが”これからの時代どんな品種を育てたらいいか?”と聞いてきたと思う?植木屋、サボテン屋、観葉屋。。。
本当にたくさんの人の相談を受けたよ。 こんなただのちっちゃい自営業の若造に。笑 みんな相当アイデアを失ってるんやね。



 植物に関して、パテントを申請しようと思うとまずその固体を20株以上持っていることが条件になる。のでまずこの固体を20株以上にしようと思っている。 先月ドバイへ技術指導に行っていた東南アジア在住のバイオ技術の先生が今日はうちを訪ねて着てくれて、現在の状況を教えてくれた。カネもそうだけどやっぱ信頼関係で仕事ができるひとがこれからは需要だと思う


 

posted by seijun at 22:36| rare plants 希少植物

2009年12月25日

おれのクリスマスと クリスマス イブ

は夜中じゅうトラックを走らせた。途中高速のパーキングで買ったさば寿司。それにいちおうクリスマス気分を味わうためにフライドチキンも。 なぜかちょっと独身時代を思い出した。
むこうに見えるのは、葉の裏がシブいゴールドになる泰山木の仲間の枝
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 途中でどうしようもなく眠くなると車を止めてパーキングエリアで飲み物を買うねん。疲れと運転でクラクラしていたので、リポビタンDを買おうと思った。 そしてレジに行くとレジ係りのおっちゃんが、

”このままでよろしかったでしょうか?”

って高い声で、女のショップ定員みたいな口調で言うからなぜかムショウにイラついた。笑 

 おれはおっさんが使う過去形敬語が許せないくらい疲れていたのかもしれない。 


無事関西に帰ってきて、まもなくの睡眠をとり、何とか今日の朝には無事会社に帰り、荷物をおろすと車を乗り換えて今度は西へ中国道をとばす。


これまた眠くなったので、パーキングエリアでコーヒーを買おうと止まったら、いきなり知らないカップルがおれに走り寄ってきた。


ヒッチハイクやったんやけど。

”山口県方面にいきたいんですけど、どっちへ行くんですか?”

”あ〜そっち方面ですけど..."

(汚いかっこうにゴム足袋姿のおれをみて)

"古着系のお仕事されてるんですか?”

”いやー なんというか、依頼された植物をさがすような仕事をやってるんですけど”

”あ〜 それ知ってますよ! なんだったかなぁ、そうだ、プラントハンター!” 

”え〜 その言葉がでてくるんや”

びっくり。


ということで気が付くと、
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こんな感じ。 松を切りにいく途中でヒッチハイカーをのせるのは初めて。でもおれも昔はヒッチハイカーだったから、ついつい
話にのっちゃったわけ。

 若いヒッチハイカーをみるとついつい独身時代を思い出した

 
 









posted by seijun at 22:41| rare plants 希少植物

2009年11月06日

今日はおれ通訳さんです

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since my campany has more than 130years of history, we know so many growers of any type of Japanse plants and flowers all over Japan. so when i have visitors from overseas i look for the right place for the buyer and take them particular place to find what they wants . that`s one of my job.

anyway
my good frined Dr Zig Karas from Australia came to Japan today.
it`s been a while since last time . he is one of most well-known Botanist in Australia.

anytime when he vist Japan , we always go to look for specail Raphis variety. well, those two men in the photo are most important men of Raphis in the world.



Zig is my good friend , and good teacher of plants of mine as well. he knows where to go anyway.

so we went to look for really specail Raphis palm grower ...


IMGP2312.JPG"Asahi nishiki" 朝日錦

IMGP2314.JPG”Shirotae nishiki" 白妙錦

IMGP2316.JPGAikokuden no shima" 愛国殿の縞

IMGP2322.JPG”Hakuseiden" 白青殿 

 there are many pattern of variegated leaves and they have good name each. so their price and value are based on their pattern of variegeted leaves .

and there are a lot of collector of Raphis palm in the world and they come to Japan to look for something special .
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"oobanno shima" 大判の縞 ,

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”Kobanshiroshima" 小判白縞

人間ってのはゲンキンなもんで たとえばこの観音竹の写真を見て”なんやこのしょーむないもんは?”と屁ぇこいてなんとなく見ているあなたも例えばこの植物が一株800万円すると聞くと"マジで!?”と思ってまた写真を見てしまう。 
 写真の大判の縞はこのおっちゃんが250万円だして買った親木やで。小判白縞は発見されたころは800万円くらいの値段で取引されたことのある種類やで。 おもろいやろ。最高時 一株800万円、 10年前 一株400万円 、現在 一株 2、3万円 ? 10年後 ?

have a look carefully "oobannoshima "and "Kobanshiroshima" they used to cost 3millionyen to 8 million yen per plant.
can you believe ? or do you want to believe??

観音竹棕櫚竹には相撲のような番付もあって、横綱格ものから関脇みたいなものまでいろいろあっておもしろいよ。

これが昭和59年の番付。
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これが平成21年の番付。
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おれが思うに観音竹とか、フウランとか、万年青(おもと)などの古典植物の商売はちょっとギャンブルとか投資とかに似ていると思う。

 将来有望だと思う品種を見つけたらまずその株に投資する(買う)。そして増やすねん。そしてその品種が売れる時期になったら増やした分だけの子株を売って利益にする。もし読み間違えたり売るタイミングを間違えると損をするが、うまくタイミングを合わせて売れば儲けになる。少なからずとも貴重植物や日本の古典植物をやっているひとはそういう風にしてビジネスをしているねん。

つまり一株250万で買ってもそれをその値段で買うひとがいて、3株に増やすことができたら750万になるやろ。でも時が経って250万の株が数年で値段が暴落して25万円になることもざらにある。 

そうやってあーだこーだ取引してるのが古典植物を扱っているおっちゃんたちの世界やねん。 
東南アジアでもアグラオネマやサンスベリアなどで同じような傾向が見られる。世界中のプラントハンターは次にどの植物のどの品種を狙うべきか常に考えてるわけです。

そのなかでも日本の古典植物のフウランの世界はすごい。一個数百万でとりひきされるのもよくある話。その品種の将来を見抜く眼力とデータとウソの情報にだまされないように勉強していく必要のある世界だ。 
おれは絶対浸りたくない世界だけれど、たまにそういう貴重な植物をブリーディングしてるひとに特定の貴重植物を探してくれと依頼されることもあるよ。

ちなみにおれの貴重植物ハンティング史上最も熱くなったのは幻の ストレリチア.レギナエ(極楽鳥花)の白花を探しにいったとき。
それが見つかったと聞いて海外へ出向き、投資して見事に騙されておお損をしたことがある。
貴重植物を探す仕事では ”これや!”と思っても実際よく見て確かめて、一息付いてから投資せなあかんな。笑 
  でももしおれが採ってきたストレリチアが本当に白花だったらすごいことになってただろうがそういうもんだ。世界中なかなか探しても見つからないから幻なんやな。笑 

プラントハンティングと言ってもいろんなジャンルがあるし、いろんな方法があるねん。 おもろいやろ。
 例えばいけばなのためのプラントハンティングは一番おもしろくて深い世界だけど肉体的リスクが大きい。
 貴重植物のハンティングはどうかというと、肉体的リスクは少ないけど金銭的リスクは大きいよな

 
posted by seijun at 23:40| rare plants 希少植物