2012年01月28日

沖縄ニテ

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沖縄の農協組合・"太陽の花"さんの試験栽培農場でかねてから進めている、おれがいままで熱帯でハンティング・仕入れしてきた植物の委託栽培状況を視察。  これからもどんどんおもろい植物を栽培実験してゆきます。



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 これはおれが名付けた新品種のドラセナ "ソング オブ サイアム" の秘密の畑。

のびのびと育っています。 ここに来るたび、知らない間に遠くで自分の子孫が繁栄していることに、興奮を覚えます。これは男やから ? 

posted by seijun at 23:05| ornamental plants , 観葉

2011年09月07日

きっかけ

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滋賀県彦根にリニューアルオープンしたばかりの観葉植物専門店 フローリスト花好 mokume店 に行ってきました。


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めちゃめちゃかっこいいお店で びっくりしました。 


センスやなぁ。 


センスの セ の文字も持ち合わせていないおれは、ただただ かっこいい〜と連発するのみでした。


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店のオーナーの外山さん夫妻です。  

物腰やわらかで女受けよさそうなダンナさんと、苦労しながらも真があるお洒落さんの奥さんです。

お店にはオーナーがこだわった育てやすい観葉植物や多肉やサボテンがかっこうよく売られていました。

http://mokume001.exblog.jp/


彼らとの出会いのきっかけは 音楽です。  
 

ある日突然 外山さんからメールをもらったんやけど、 そのメールのなかに、おれが血がでるほど好きなアーテイスト・ベンハーパーのことが書いてあって、外山さんも音楽が好きらしく、
”こりゃ趣味があうなぁ。 ベンハーパー好きに悪いやつはいない!!”
と思って、一気に心が開け、その後たびたび仕入れに来てくれる度に、
 ”やっぱりベンハーパーは、イノセントクリミナルズ時代がいいっすよねぇ” なんて、話したり。

 おれが納品に行ったときもベンが流れていました。 



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そうそう、ところでこんな感じの パキラ。 ちっちゃい森みたいなやつ。 こんなんかわいいと思って海外でココピートに育ててもらったものを輸入してみた。

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mokumeさんにも置いてくれてました。





これは京都にある、haleというごはん屋さんのお庭に居座ったリュウビンタイです。
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建築家のsuinaの津田さんからの依頼で、
”京都の友達がやっている和風のお店の庭にでかいシダが植えたい。でもザ・京都風でなくてもいい”ということでリュウビンタイを持ってってみました。

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おかみの近藤さんです。

おれは 基本的に、”野菜嫌い肉大好き”というタイプなので、 生まれてこの方人生30年、外食に野菜を食べに行く人の気が知れなかったんやけど、haleの野菜料理を食ってみたら、 野菜料理を食べに外食するひとの気持ちがわかるきっかけになりました。



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先日、京都で評判の花屋さん、プーゼさんが 花宇へ研修にきてくれました。
 
  初めて見学に来られましたが、 創業以来初めて全員で休んで店を閉めて来てくれたと知り、
”これはおれも礼儀で返さねばかっこがつかない”
と思ったのがきっかけで ひまわる をプレゼントさせていただきました。 

プーゼさんで働く若いスタッフさん2人が企画してくれたのがきっかけでした。 ああいうキラキラした目を持つアツいスタッフがいる会社は絶対いい会社やなぁと思いました。

 



posted by seijun at 00:25| ornamental plants , 観葉

2011年04月23日

出版記念パーティー、観葉イベントいろいろ、など

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植物とコラボしてステキなフードスケープを用意していただきました。


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お迎えはリュクサンブール公園の音楽。コレ めちゃうれしかった!  


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しかもマリさんがいきなり歌ってくれてドキっとしたわ〜。まじサプライズ。 


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そして徳間書店の大久保さんと野間さんとご挨拶。


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正二さんと片岡。 花宇のメンバーも集合。


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服部滋樹さんの愛の溢れるご挨拶、いつも扱いよくしてくれるイツオさんと、フードスケープをやってくれた堀田さん。 あとから野村友里さんから聞いたけど、料理のスタッフは夜なべをして作ってくれたらしい。  涙 


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カレンちゃん



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盟友 市吉さん。 波乗り仲間のアニキの愛が溢れるごあいさつ



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おれのちょんまげ頭をいつもやってくれている美容師リデルの吉岡さんからいただたケーキ





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最後におれのオヤジとオカンから。


 オヤジ ”みんな清順と仲良くしてくれてありがとう。でもこいつは調子乗りやからあまりオダないように!”

 オレ ” え〜 おれ最近は調子乗ってへんで!”


 オカン ”母です。 清順もお父さんも全然違うように見えて私に言わせれば、全くおなじや!”


この機会にオヤジとオカンと3m以内に近づいたのは数年ぶりでした。






とにかく、いろいろな方にお世話になり、ありがたいパーティでした。

お洒落なパーティでした。


お友達に囲まれて幸せでした。



 最近はひたすら日々の業務をこなしていましたが、本当にこのパーティで英気を養うことができました。

  
 
 花材料卸のピークがすぎ、これからの季節はうちも観葉植物卸や新規のプロジェクトの企てなどに力を入れていきます。 沖縄便は好評で、こだわった樹形の観葉植物を求めるプロが仕入れに来てくれてなくなりつつあるのでおかわり便いこかなーと思っています。 

身近に植物を感じるなら観葉植物が一番手っ取りはやい。
 
 パーティ会場になった大阪中ノ島のgraf でも”植物のある暮らし”が4年目を向かえ、スタートしましたhttp://www.graf-d3.com/event/plantslife_4/index.html
 
 また阪急百貨店でも期間限定でうちの植物をネット販売していただいて、そして5月1日に講演もします。 予約などはこちらhttp://www.hankyu-dept.co.jp/honten/gw/plant.html 

 
 東京でもおれがいつも止まっているホテルの近くにあるユトレヒトで期間限定の植物販売、 
http://www.nowidea.info/?p=2872 
そして地元の老舗園芸店 5月3日 陽春園さんでもイベント予定です。http://www.yoshunen.co.jp/index.html

 などなど。植物でできることなら、ということで、ゴールデンウィークの休みも、出来る範囲でいろいろやります。



posted by seijun at 11:21| ornamental plants , 観葉

2011年04月01日

沖縄に、農場をかまえることになった。






前々から ”花宇さんが世界中から見つけてきた変わった葉っぱや花を、もっとたくさん扱いたい”と言ってくれる兄貴分のようなお客さんがいて、竹を真っ二つに割ったような人なんやけど、そんな光栄なオファーの後押しのおかげでおれはここんところ燃えている。 ちょうど2日間沖縄にいける日程ができたので、昨日今日と沖縄でいろんな方にお会いし、沖縄を北から南まで急ぎ足で農場を周った。



通常の花の流通は、  


  農家・生産者→    組合などの集荷業務業者→    市場→    問屋→    花屋・園芸店→    一般消費者 


 こういう流れであり、 園芸花き業界というのはほとんどがこのルートで花や鉢物が流通している。 


 じゃあ花宇はどこに位置するかというと、  実はうちの会社はこの流通ルートに属さずに、ずっと昔から独自のやり方でやっている。
  
花や鉢物を仕入れにいくならまずは市場か問屋へ、というのが植物の仕入れの常識でありルーティンではあるけど、流通しているものでない植物や、流通ルートで手に入らない注文や要望があると、各市場や問屋、花屋さんから花宇に問い合わせがある。    また、素材にこだわるひとは花宇へ なにか流通にない植物を探しに来てくれる。 

 


  しいていうなら   うちは農家・生産者の手前だろうか。 農家や生産者は、つぎの時代にどんな花が必要か常に探していて、まだ国内に流通してない珍しい植物素材を求めて花宇へネタを探しにやってくる。 実際、沖縄の農家を回っても、ほとんどの観葉植物の生産者のひとが ”なにかおもしろいネタないかな”と花宇へ来たことがあると言っていた。 




ただしうちの温室では生産できる面積に限界があるので、沖縄などの産地で生産することは前々から必要不可欠になりつつあるのはわかっていたので、花の需要が減りつつある現状で、もう使われなくなった温室を利用し、 この際 沖縄でも農場をやろうと思ったわけである。
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もちろん、花宇は生産者でもあるけど、植物卸屋でもあるから逆に農家や卸屋を回り仕入れることもある。


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ちなみに、温室視察の合間に観葉植物の生産者さんを周り、 今回は、いろんな種類のぴかいちの樹形の観葉植物や鉢物を仕入れた。来週、再来週には花宇に届くのできてね〜



おっと、そういえば今回は海洋博覧会記念公園にも案内され、栽培農場や植物園を視察したけど、これまた最高にウキウキしてしまって、おもしろかった。  
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ついでに、そこの主任さんと、この機会に名前を間違えて表記してある看板をひとつひとつ訂正させていただいた。





そういえば、いろんなとこ周っていて、たまたま訪れた山で不思議な蔓と出会う。 
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コレ、 めちゃめちゃx100  かっこええ!!







 ちなみにすでに沖縄では おれが発見した新種・ ドラセナ リフレクサ ”ソング オブ サイアム”という植物
http://blog.hanau.jp/article/7610589.html
http://blog.hanau.jp/article/14170738.html

を信頼できる生産者さん隠れ畑で生産していただいている。  
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もともとうちの会社から車で30分以内の場所に花材畑が3万m2ほどあるのに、去年末に花宇のちかくの山に農場になる土地を契約し、先月植木の圃場をもひとつ増やし、さらに沖縄。。。 ああ〜やることだらけ。  さすがにもっと人手が必要かもな。。。  




 さきほど東京のホテルにについた。 きょうからしばらく東京滞在です。  寝よう。 



posted by seijun at 02:15| ornamental plants , 観葉

2010年11月22日

六甲でのイベント。

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長野県で種を撒いてもらった ハーブ、”ボリジ”が会期中にめちゃ成長してた
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六甲ミーツアートでは友達のデザイナーの 柳原照弘さんの依頼で彼が手掛けた温室カフェのインスタレーションに植物を提供している。おとといはそのイベントで彼と植物話を広場で。

このインスタレーションでは、ここに来たひとがそこで出会った植物から自由な発想でレシピを想像し絵にのこしていく。 これはこの会期が終わったあと植物たちがいなくなってもそれがレシピとして来場者の記憶にのこり、それがまた次のプロジェクトのつながっていくというもの。

  ひさしぶりにカフェ ”レシピ”と名付けられた温室に入ると、来場してくれたかたたちが、想像し描いてくれた、植物を使ったレシピが絵本にびっしりあって、びっくりした。 本当にたくさんのひとが来てたのしんでくれたのだなぁと。  サボテン丼とか、最高だった。

 
植物の魅力とか可能性って本当にいろいろあると思うんやけど、それを引き出してくれるひととの出会いもまたおれにとってはたのしみのひとつ。

  今回もまた、まったく違う業界にいてる柳原さんとこれだけ価値観と共有して、ひとつのものを作るって、おもしろいもんやなぁと感心。 
 

 
posted by seijun at 23:41| ornamental plants , 観葉

2010年10月09日

そういえば

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そういえば、先日日帰りで福岡駅に打ち合わせに行ったときに見たぬいぐるみ。

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そういえば、最近 作業場のない花屋さんやフローリストがうち作業場で植え込みをしたり、下活けをしたりするのに役たってます


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そういえば エケベリア・ラウリンゼっておれのタイプ。


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そういえば、独身のころ3年間食べ続けた 畑のちかくの弁当屋さんにひさしぶりに行った。 ”アンタの犬も元気か〜”て。


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そういえば、オーストラリアから ジグが来て、タイへ植物を輸出。

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そういえば もう椿の注文に対応しつつある これは西王母


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そういえば、ユウヒ君から、彼が書いた絵本などかわいいプレゼントが届いた。 うれしい! 
 おれもうすぐ30歳やねん。 あー 自分が30歳になるなんて。ホンマに信じられへん。 



今日は何週間ぶりの半日休暇。いまから東京へすこし行って、明日朝いちで田舎へ木を探しにいきます。




posted by seijun at 13:55| ornamental plants , 観葉

2010年09月20日

ひさしぶりタイ

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タイ料理は最高にうまい。


ひさしぶりのタイは、たった2泊3日やけど、すごく充実している。明日は最終日。

今回は、パートナーと一緒に植物収集に飛び回りながら、大学の先生と会ったり、取材を受けたり、荷物を集荷したり、順調にすすんでる。 

 タイには仕事仲間がたくさんいてるんやけど、みな再会をすごく喜んでくれた。昔は本当によく来ていたので、3年くらい来てないのはむしろ初めて。 みんなおれのことを風貌が変わった(?)と言う。  
  
  
  ”オヤジは元気か?”
  ”子供はまだか?”
  ”なんで日本の首相はそんなに変わるの?” 


と毎回みんなに同じことを聞かれるところから始まり、積もる話に花を咲かせた

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今回はアンスリウムのヤバいやつを中心に集めている。
 
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黒い葉の大型アンスリウム。

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これはジャングルからでてきた新しい植物。一見 泰山木にそっくりの葉やけど、実はコレ、つる性の植物やねん。 こういう、植物の玄人であれば玄人であるほど、びっくりする植物が今回は結構収穫が多いです、

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クロトンはあまり好きじゃないけど、この品種だけは、色と形に惚れた


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今回はとても貴重な植物を扱うので、輸入する何十種類すべての植物ひとつひとつを自分で掃除し荷造りしてる。これはちんたらやってるとマジ時間がかかるのでめちゃめちゃ急いで慎重にやってる。
植物の負担をできるだけ減らすために葉をある程度除去しながらも、そのパフォーマンスをできるだけ落とさないバランスを考えて手を入れるんやけどこれは数ある熱帯植物の生理的な知識に自信がないとあかん。


プラントハンターの仕事は植物を見つけて手にいれるだけでなくて、それを無事に生かしてこそ初めて仕事になる。

 
陽が落ちても、好きなものを触ってると、たのしくて、あっというまに4時間くらい経つ
posted by seijun at 05:13| ornamental plants , 観葉

2010年08月29日

バイオミミクリー

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今週も東京からの昨日は、 たった数時間の打ち合わせのためにフラワーショップ・レン の川原さんたちと、デザイナーNOSIGHNER 君が 夜行バスで東京から駆けつけてくれた。 実はおれ体調が万全でないはずやのに、3人の元気にだいぶ体の調子がよくなった

 いいバイブを持った若者どうしの会話はとても刺激的で、しまいにゃ元気になって昼飯に大好きなカレーを食えるようになった。
写真には、パイナップル科のアルカンタレア インペリアリス ルブラ が写っているが、 パイナップル科の植物は、水を効率よく貯めるための構造になっているものが多く、 こういうふうに、動植物の自然の特徴を、建築などに応用したものをバイオミミクリーという。( まー川原さんとNOSIGHNER 君が教えてくれたことをそのまんま言うてるだけやけど)これからの時代はそういう部分も研究すると、タイムリーではないかと思う。
  花宇では手っ取り早く地球上のいろんな環境の植物がみれるから、みんな少年のような目で植物を見ていた。

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みんなは石化ヒマワリをみて元気をもらったようだった


午後2時ごろ彼らと空港でバイバイしたあと、家に戻って、ちょっと仮眠しようと思って寝たら15時間寝てしまって起きると7時だった。

 朝起きて、出勤してきたら、こんどは、先日阪大病院で診察を受けたあと、金を払わずに帰ってきて、病院からあわてて電話があったのを知って気まずくなっていた
 


 
posted by seijun at 13:31| ornamental plants , 観葉

2010年07月08日

爆走

キャラバンを爆走させていま東京へ到着しました。
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 今日は途中で市場の人と合流して、愛知県の観葉植物を生産委託を頼んでいる農家さんのとこにに寄ってきた。 
 休みの土曜日に備えてサーフボードもいちおう突っ込んどいた。


さーいまから飲みにいくぞ〜

posted by seijun at 22:22| ornamental plants , 観葉

2010年04月02日

植物のある暮らし 3

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今年もgrafにて、植物のある暮らし3 をやります。http://www.graf-d3.com/

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植物の植え替えです。今年は、観葉植物やサボテン多肉に加え、球根の山野草やベランダガーデン用の植木もあるよ。ベランダや庭のあるうちに住んでいる人もみてほしい。

今年は5月16日 18:00〜  graf の3F ショールームにて、スライド/トークショーもやります・  いままでプラントハンティングに訪れた海外の国々でおれが出会った愛すべき花・植物・人・自然・エピソードなどを写真を交えてしゃべります。花宇というちょっと変わった植物の生産卸業の活動内容や歴史、観葉植物や庭の植木とのうまいお付き合いの仕方などもしゃべる予定です。

今日はちょうどテレビ取材に来られたスタッフのかたとgrafや神戸のホテルへ納品に行ったり、和気藹々とたのしくやれた

posted by seijun at 23:38| ornamental plants , 観葉

2010年03月25日

じゅうまんこ

10万という数を、感覚的にどれくらいの数なのか捕らえるのは意外とむずかしい。 
 
 
ので、じゃぁたとえばそこに置いてある厚さ1cmのおれのケータイを10万個積み重ねたらどれくらいの高さになるのかなーって考えてみた。 

そしたら、東京タワーの三倍くらいの高さになるんやね。


10万っていう数は、ばかにならない数やなぁ と思います。





ところで今日は神戸をうろうろしていた。



一昨年の年末にプラントハンティングに行ったグアテマラで出会ったひとのなかで、気の合ったジョーと連絡をたまにとりながら亀のようにゆっくり仕事の計画をしてきたのが最近ようやくまとまった。 

”日本の植物でおれが手に入れれない植物はない”

とグアテマラでも豪語してきた甲斐があった。

 日本のソテツの種をグアテマラに輸出し、そこで3年育てて苗を作り、デンマークの種苗会社がヨーロッパのスーパーマーケットで売り出すという計画。  えらいややこしそうに聞こえるけど、おれの仕事はただグアテマラの農場へ、安全にいい品質の種を供給すること。 

 最近ようやく契約が整ったのでおれもここ一ヶ月くらい前から日本のある村の産地へ呼びかけて、地元のひとに種を集めてもらい輸出できるように特殊な方法で皮をむいてもらっていた。

今日は、その仕上がった種を引き取りに神戸港へ。
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ここまでは順調なんやけど、これを輸出する際に大変なのがそろえなければならない多々の書類たち。 

実は植物を輸出・輸入するのは本当に大変な検査や申請などをクリアしていかなければならない。

今日は、神戸にある経済産業省と農林水産省館関連の施設をはしごし、確認事項と書類の作成方法をアドバイスもらい、通関業務を請け負ってくれる業者さんの事務所で入念な打ち合わせ。植物防疫官のかたも、通関屋さんも、グアテマラにソテツの種を輸出するという前例のない話にみんな手探り状態なんやけど、結構おもしろがっていろいろ助けてくれた。 

持論なんやけど、植物の輸出輸入に関して、どんどん規制がきびしくなっているんだけど、それは絶対いいことやと思ってる。 世界中で生きた植物を簡単に輸出入できるようでは絶対ダメ。本当に知識と見識ある業者だけがやるくらいで十分やと思ってる。


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10万個のソテツの種子を眺めると命のパワーになかなか圧倒されます。 とりあえずたくさん数があるというだけで興奮する。


とにかくソテツの種10万個という数は、手作業で積み下ろしする際腰が痛くなるには十分な数だった。



ホンマは今年は別件でホンジュラスに80万個の種を送る計画があって、そっちのほうにも気合をいれてたのだけれど、最近キャンセルの電話があって、そのときは、どうにもこうにもショックで歯が抜けるかと思った。

  とにかくめげずにひとつひとつの仕事を丁寧にこなしてまたおもしろい計画がまとまるのを待つしかないなぁ。 

posted by seijun at 02:38| ornamental plants , 観葉

2009年10月07日

展示会

世間で見かけるほとんどの切り花、花鉢、観葉植物は市場を通ってへ世の中に流通しています。毎日たくさんの植物が全国の市場に出荷され、たくさんの花屋さんや業者さんが市場で仕入れをしています。

でもうちは独自のルートでやっているから市場の流通とまったく違う動きをしている。定期的に市場に出荷するものもないし、完全に注文をくれるひとにだけ品物を提供するスタイルで今日まできている。  たまに市場が調達できない注文を受けた場合にだけ、市場からうちにその植物を探す依頼が来るくらい。

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でも年に数回だけ、市場でもトレードフェスタと呼ばれるような展示会があってそこでは普段市場に出ないような観葉や木や花鉢や新作が並びます。


うちの植物も”展示会の目玉になるようなものを協力してくれ”と大阪、東京の市場に要請を受けたときに限り、市場へ出荷することがあります。いわば盛り上げ役です。今日は付き合いの古い観葉市場の展示会があるということで協力。

この季節は入ってくる仕事の95%がいけばな関係の仕事なのだけれども片手間でこういう鉢物の仕事もやっている。というか市場関係の展示会はもちろん植木を売るにはいいチャンスなのだけれど、本業を優先したい気持ちからあえて片手間でやってるそぶりをしている。

以前うちに来るバイヤーさんに”市場の品評会に出したらすぐ優勝できるよ”とか言われたことがある。もちろん賞をとったりしたら生産者にとってはステータスになることなのだと思うけど、でもおれはそういうのにまったく興味がないし、ましてや価値観の違うひとに自分の植物や花を評価してもらうことに抵抗を感じるねん。

”ひとつひとつ表情の違う花宇さんの植物が定期的に市場に並びはじめたら終わりやわ”
とだれかが言ってたけれど、誠にありがたい褒め言葉だったように思う。おれはまちがいなく”みんなにウケる花”と目指していない。うちの素材は使えるひとに使ってもらえてたら満足やし、ユーザーがすごく限定されてていいと思う。
 

それに自分自身”おれの花は日本いちや!”とひとりで自己満足してるに越したことないと思うので。 だからたとえば市場の展示会に出して売れ残った自分の植物を見ても、”まだ早かったんやな”
 と思うだけ。


posted by seijun at 01:20| ornamental plants , 観葉

2009年07月13日

えあーぷらんつ1

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チランドシア ハリシー Tillandsia harrisii

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チランドシア エーレルシアーナ T.ehlersiana

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チランドシア フックシー T.fuchsii

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チランドシア コットンキャンディー T.-cotton candy

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チランドシア ディスチカ T.disticha

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チランドシア セレリアーナ T.seleriana

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チランドシア ベルゲリー T.bergeri

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チランドシア テクトラム T.tectorum

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チランドシア フロリバンダ 


うちの温室には世界中からのエアープランツがあります。おれはいまのところあんまり詳しくないんやけど、なかなかいろんな種類があっておもしろいよ。
 出荷するまえにタイミングよく見かけたらまたちょくちょく紹介してゆきます

エアープランツはいろんな用途に使える。いけばなやフラワーデザインの素材としては水が下がる心配がなく使い勝手がいい。あとは花束や、ウェディングブーケ、壁面緑化、ペット、 いろんな付き合いかたがあります。 

ちなみに世間では”エアープランツは水が要らない”というデマがまだ根強いらしいが、それはまちがい。彼らは水が要ります。

 伊豆にある、熱川バナナワニ園には世界レベルのエアープランツのコレクションがあります。 (とくに栽培温室のほう)
たまには植物園もいいものです。
家族連れやアベックなどで、デートがてらに見に行ってみてください。

posted by seijun at 23:08| ornamental plants , 観葉

2009年05月23日

拝啓 女王さま





いつもあなたと共にすごせる時間をたのしみにしている毎日です。


あなたはエーデルワイスのように美しい。
 
あなたが、あんな狭い部屋のなかで不満を口にすることもなくいつも窓を眺めている、そんなけなげな姿をしおらしく思います。

時には急に出張がはいったりして会えない日がつづいた時もあり、さみしい思いをさせた時もありましたね。

 いろんな時期がありました。でもおかげさまで、あなたがなにも語らずともなにが言いたいのかわかるようにもなりました。これをうれしく思います。

だから一日3回、毎日こうやってお互いゆっくり見つめ合える時間を大変貴重に思っています。


 
これからも変わることなく1日3回、あなたと時間を一緒にすごせますように。

                       love, 清順

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*シニンギア・カネスケンス。Sinningia canescens.
イワタバコ科。和名を ”断崖の女王”という。 別名ブラジリアンエーデルワイスとも呼ばれる。水遣りを控えめにすればわりと日陰の環境でも耐える多肉植物。 おれの大便は一日平均3〜4回。
posted by seijun at 02:23| ornamental plants , 観葉

2009年04月27日

すてきなお風呂

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湯の花温泉の渓山閣の,いま改築工事をやっている5FのVIPルームはお風呂がおもしろい。
坪庭とつながっていて、露天風呂ではないけど外壁が開いているので半分外にいてるような感じ。しかも風呂は室内側がガラスになっているので部屋から見える。


風呂のよこの坪庭。おれあんまり和風の観葉植物ってピンとくるものがないねんけど、今回使った雲南シュロチクはわりとすきだ。
 (そういえば来週おもしろいシュロチクが沖縄から入ってくるよ。)
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おれが好きな作家さん、長野久人さんに今回のために特注で作ってもらった器は水盤形。 水盤形なのでFRPでできているのにどこかジャパンを感じる。 

しかも軽いのでこんな搬入経路もラクラクひとりで運べます。
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posted by seijun at 19:43| ornamental plants , 観葉

2009年04月20日

きっかけ

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昨年ご好評につき、今年もgrafにてグリーンを展開しています。 

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南米チリからきたおおきなエアープランツ、チランドシア ドラティドラティ(左)。 和名はサクラランと呼ばれる多肉植物、ホヤ・コンパクタ(右)。


 ”植物はとっつきにくい”
 という風にまだまだたくさんの一般の人に思われているだろうというコンプレックスがおれの心のどこかにある。
  
 "花や植物がないと部屋がさみしい”
という風に思ってくれる一般の人がまだまだ少ないだろうというコンプレックスも心のどこかにある。

だから毎日 すこしでも世間に花や緑がひろまるようにがんばらなくちゃと思う。
 
 5月末までの期間中、grafにいけば、たくさんの親しみやすくて気楽でかわいい植物に出会えます。



そのひとが”植物って、いいもんやなぁ”と、ふと気づいた瞬間、確実にそのひとの人生は変わる。

 音楽が好きなひと、家具が好きなひと、オセロが好きなひと。どんなひとでもいいねん。花や木をみて きれい、とか かわいい、とか思えたらそれが始まりの合図やねん。
  

ここは、そういうきっかけを持ってもらうのにちょうどよい場所かもしれないです。








posted by seijun at 23:35| ornamental plants , 観葉

2009年03月01日

いいおうちにはいい植木が似合う

仲のよい建築家の島崎真二さんが手がけた物件に、植木を納品です。
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お風呂場からみえる坪庭のユッカ・リネアリス。

おれはユッカ・リネアリスとユッカ・リネアリフォリアは一緒やと思ってたんやけどメキシコに行ったら別の品種だと聞いた。だがその違いがよくわからんけど。カッコよかったらとりあえずええか。笑


今回も建築家の意図をうまく理解してそのハコのコンセプトに沿ったひとつひとつ植木の素材を考えるのも大切。
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かわいげのあるやんちゃなチュピタンサス

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コンシンネ・マルギナータ。 



posted by seijun at 20:33| ornamental plants , 観葉

2008年12月20日

社会見学

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LEDで育つブロッコリーの苗。

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これは蛍光灯の光りををたくさん反射させている部屋でトマトを育てている。よくみると上のほうに実がなっている。

昨日はうちのお客さんに連れられて丸の内にある人材派遣会社パソナの地下農場に見学に行ってきた。 米も育てていたり、地下にあるだけでインパクトが強く感じるしおもしろかった。 
 この施設のコンセプトにはおれも大賛成、ただ、素人がここを訪れると人口の光と設備で植物が育てられるんじゃないかという誤解を招きやすいところはあるけれど、その誤解さえしなければかなりたのしめる。 花苗や観葉植物、バラなど、各部屋ごとに分かれてディスプレーされていておもしろい。たしかにいかにも数週間おきに植え替えられているが、中には特殊な光によってオリーブがひょろりと新芽をだしていたりバラが咲き乱れている。どうやら植物にあうレベルの光りをあてると多少植物は室内でも長持ちするようだ。(いずれは死ぬけど)もともと性質の強いスプリンゲリが植えられていたが、それにいたってはすごい勢いで成長していた。これは勉強になる。一年草などは花や実をつけるのは可能そうだ。おどろきます。
”これは農業に人材を派遣するために興味を持ってもらうために作られた施設なんです”とパソナのひとが言ってた。


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 さぁ遠足は続く。これはマダガスカル固有のサル。

夕方になって、ご無沙汰だった東京農大の進化研究部にも顔をだしてん。ひさしぶりに吉田彰先生と珍種の植物話に花がさいた。アトリウムでは相変わらずでかいバオバブが元気にしていたよ。久しぶりにまた超貴重な植物ハンティングに行きたい気分になったわ。
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東京滞在はいつも時間が限られていて、そのうえ見たいところが多すぎて困る。万年勉強不足のおれをおぎなうのには社会見学が一番いいね。

夜は東京の観葉植物の大御所と待ち合わせ、ひれかつを食った。


posted by seijun at 23:22| ornamental plants , 観葉

2008年08月19日

温室の歩きかた

アロエ スペシオーサ。
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なんかこのアロエ、岡本太郎チックやなぁ。


これはある店舗の立ち上げに使うらしいんやけど、こういうものは店舗をさらにハイカラな空間にしてくれる。




最近うちに来る観葉植物を仕入れにくるお客さんを見ていると、どれだけその人が植物のことが好きか、温室の歩きかたを見ただけでわかるようになってきた。


 また、植物の学名がすぐ出てくるお客さんにはやっぱり安心感がある。


今日は地方から元気のいい問屋さんや花屋さんたちが買い付けに来てくれたんやけど、やっぱりこういう熱心な人がいるとおれもホッとするねん

posted by seijun at 21:04| ornamental plants , 観葉

2008年07月10日

第一園芸の新しい店舗

東京の外苑前に 第一園芸さんがあたらしい店舗を立ち上げる。

この店舗は第一園芸さんと業務提携しているダニエルオストが監修して、相当有名な設計士さんが店舗をデザインした。
商品は選りすぐられた最高のモノをおいておきたいとのこと。

いまはややこしい横文字の花屋が多いけど、第一園芸という老舗の名前を残したのもおれはかなり共感した。

今日は統括部長の白川さんが、立ち上げのメンバーの若手のデザイナーさんたちををつれてきてくれた。

話をきいていると、相当ヤバい花屋になりそう。
"トップクラスを狙ってるんですね”というと"完全にトップを狙っているんだよ”と白川さんが言うとった。たのしみやね〜


今日うちの温室をくまなく回りさすがにこのメンバーが今日選んだものは、本当にいいものばかり。
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パキポジウム デンシフローラム。 このカタチは現地レベル。

また、巨大な仙女の舞なども登場するよ。

9/5オープン。たのしみやわ。スタッフの目つきもいい感じやった。うちのぶっ飛んだ素材を生かしてくれる花屋さんのなればと期待している。こういう気合の入ったフローリストにがんがん行ってほしいなぁ。
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そういうえば例のバナナの花。甘い蜜で蜂がとりこにしている。
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だんだん花が小さくなってきたように思う。完成形にすこしづつ近づいてきてる証拠。完成形まであと2週間から1ヶ月かな?
 カタチがそれらしくなってきたので、これ以上は経過を写真でとるのはやめよう。みたい人は飛行機に乗ってでも見にこよう。笑 
posted by seijun at 23:08| ornamental plants , 観葉