2012年01月20日

筑北村桜切の様子 追加写真

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持ち帰った大量の枝は、 うちの会社にある流水の池につける。 一部は早速温室で温度をかけていつでも桜の注文に答えれるように。一部は地下0度の部屋に入れて春以降のイベントに備え、一部はうちの山に流れている川に持っていき、一部は屋上のストックに。






これは今回見つけた、赤い芽をした啓翁桜の突然変異。 夢中でチェンソーを振り回していがらも何千本という桜のなかでわずかに輝いていたこの芽に釘付けになった。
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早速採集して持ち帰った。 新種となればいいなぁ。 それにしてもこの10年、相当な量の桜の枝をみてきたけど、こんなのは初めてやな。  啓翁桜は他の桜にくらべて挿し木が比較的容易なのできっと着くと思う




これはおまけの写真。 信州にいくまえに、ホームセンターでみんなのために買った40足の靴下。
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2012年01月12日

長野県筑北村坂井ニテ 桜切男塾2012



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長野の山に入って、もう4日が過ぎた



 今年も相変わらず年明け一番の恒例行事、いつもの筑北村へ 桜の大枝の切り出しに来ている。 



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朝起きて、朝飯を食って桜をひたすら切りまくる。 大きな掛け声で枝を束ねて、筋肉痛でガタガタきている体を鞭打ちながら重い束をトラックに積み込む。 昼飯を食って、またひたすら星が見えるまで作業を繰り返す。毎日たぶん寒いと思うが汗が吹き出る。 陽がくれて気温がマイナス五度に落ちても気合で作業。 ここではロープも凍る。


作業が終わり、冠着荘につくと温かい部屋に入るとうれしくなる。冷えたからだのまま男5人で貸切の風呂に入り、最高に気持ちいい温泉でみなでうなる。 

温泉で存分に温まったら、浴衣に着替えて食堂で”今日もおつかれさん”と乾杯。 この極寒の地で真冬に飲むアサヒスーパードライが死ぬほどうまい。たぶん一年で一番うまい。 
そのあと、家畜のように大量のメシにがっついて(また料理が最高!)、寝る。 また朝おきて朝飯を食って桜をひたすら切りまくる。 ひたすらこれの繰り返し。




たまには、吹雪にも遭います
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おかげさんで血がたぎってきて、荷造りにも甘えをなくせます。
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毎年10tトラックをパンクさせるくらい大量の桜を積み込むので、力ずくで限界まで束を小さく絞り込まないと全部乗らない。

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いよいよ吹雪が横殴りになってくると、体感温度がハンパじゃない。 
その時ハッとひらめいて、なんとなくこの寒さで生ケツを出したらどれくらい人間のケツが冷たくなるか、純粋に知りたくなった。


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結果は、極寒の風がおれのケツの割れ目を伝って奥のほうまで冷えて 玉袋がキュッとあがる感じでした 





インターンの山下君は沖縄の料理人。 期間限定やけど、現在 全身で花宇を経験中。
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まさか桜男塾まで着いてくるとは思わなかった!



そして敬愛する寿男さん。40年以上、花宇とつきあってくれている戦友だ。

死んだおれのおじいちゃんのかつての仕事の相方とこうやって孫のおれが一緒に仕事できる幸せ。 ! 

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84歳。まだまだ雪道を、畑から畑へ、山から山へ、軽トラで攻めまくります。

過去2度ほど、寿男さんの軽トラの横に乗っていて、凍っている道路で激しくドリフトし、あやうく天国へ連れてってもらいそうになったこともあるが、たのしくやってます。


この冬芽の桜たちを、これから順々に春にむけていろんなイベントのために咲かしていく。
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 今年もたくさんのひとがおれたちの桜を待っていてくれるはず、と思うとがんばれねば、と思う。


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2011年08月15日

一瞬の境目


上海に滞在していた、お得意先のフローリストさんからの電話。

”ホテルのブライダルフェアに使う3mの青いモミジの枝がたくさんほしい”


早速切り出しに。

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うちの得意な仕事として、ホテルのロビーや宴会用に季節の切り枝や植木を卸したりレンタルしたりするのがある。

もともとモミジは水揚げがよくないので、 こういう暑い季節にモミジの大枝を切り出したら、何秒以内に切水に浸けれるかが重要なポイントになる。  また風にも陽にも絶対当ててはならない。 一秒でもチンタラしてられない仕事である。
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 切り出した現場で十分に水を飲ましたら、さっさと冷房を効かせた車にぶち込んで、乾燥させないようにおもくそ水を打ちます。 帰り際には絶対車の窓を空けないことも重要。

   こういった一瞬一瞬のこだわりが 最後 活け手が花を活けたときに利いてきます。


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 ところで 一昨日 熱闘甲子園見て興奮しすぎてなかなか寝付けなかった。  そうそう、  八幡商業と帝京の試合。 勝負をわけるのは本当に一瞬の気の緩みとか、ちょっとした心境なんやね。紙一重やわ。

 VTRやのに鳥肌が全身ブツブツきたわた。    やはり甲子園はいいなぁ おれは行けなかったけどね。
 


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2011年05月15日

太陽の花




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花業界にいてて、このブランドの箱のデザインやトラックを市場などでみたことないひとはまずいないというくらいの沖縄の最強切り花ブランドといえば、 ”太陽の花” 。


沖縄県花卉園芸農業協同組合という、切り花や観葉植物で有名な沖縄の巨大な農協がやっているブランドだ。




 




 阪神トレーディングさんとの共同プロジェクトで、沖縄の農場で切り花を栽培し、コンスタントに東京・大阪・広島の花市場を中心に出荷するという計画が、 ”太陽の花”さんとの出会いによりいっきに進んだ。
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 街角の花屋さんにならんでいるアレンジや花束には多くの輸入切り花が使われていることを知っていますか。

  マレーシアや海外から安く切り花が大量に輸入されていることから、いま国産の切り花が価格競争に負けている状態やねん。 この状況に国内の切り花農家が頭を悩ませているのが現状だ。 いわゆる、オレンジなどの大量輸入により和歌山のみかん農家がせっかく育てたみかんが売れずに大量に棄てたりもてあましている状況に似ていると思う。



 そこで発想を与えてくれたのが、いま最も日本で勢いのある切り花仲卸会社・阪神トレーディングの中井常務だった。


 ”清順がいままで海外で集めてきた植物のなかに、切り花として流通させたら長く売れる素質をもつ品種があるから、それらを沖縄で地元の農家に生産してもらい、生産ラインにのせて出荷してもらい、常時主要な市場で売りたい” 


ということで、中井さんが沖縄滞在中にあわせて時間をぬって沖縄へ飛に飛び、さんとの打ち合わせ。


 打ち合わせでは農協の組合長さんも農家さんも中井さんもみんなすげえハートが熱く、話に花が咲いた。
この状態を意気投合という。


そうそうまさに大のオトナが植物で意気投合。 コテコテの花業界の発想と、これまでになかった切り口の発想を混ぜて、たのしんでやっていこうと思います。




花宇と長野県・筑北村との共同でやってきた桜の仕事が45年間続いてきて、ブログにその内容を挙げたり、何度かメディアに取り上げてもらったりしたら、思いのほか反響があった。
 自分的には親から受け継いで当たり前のようにやってきたのだけれど、やはり仕事って持続可能なことであるということと、みなが協力してやれることが重要なんやな、って改めて思った。

プラントハンティングというのも、売れる植物を見出したり発見して、ごそごそするのが仕事やけど、発見した植物をすぐにどうこうせずにまず農家の育ててもらい流通させて長くその植物素材を有用する、これはプラントハンターの進化系の仕事やと思っている 


今度は沖縄版。 世界中から集めた植物を沖縄でやるで。 最初は品種も出荷量もすこしづつかもしれないけれど、決めたからにはめちゃめちゃ気合いはいってるで




アンスリウムやその他の切り葉を生産していただくことになったアキラさんは、 
”一生懸命作った切り花を出荷しても本当に市場の値段が安くでやる気をなくしていた。けどきみたちのような若い子がきて、こんな話をしてくれて、目が輝いているから。こっちもやる気がでてきたよ!”

 って言ってくれたんやけど、そういっているアキラさんの目のほうが、めっちゃ輝いていた気がするけど。。。 


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夜は農家さんたちと 出荷場で飲み会で、話に花が咲き、 世代を超えて未来を語りあって植物の話をしてたら、ふつふつとアドレナリンが出てきてたまらなくなった。
たぶんヤギ汁の食べすぎのせいではないと思う。


植物好きとならどんな世代でもどんな人種でもすぐにわかりあえる自信がありますおれ。




来週、熱帯植物を探しに赤道下のジャングルに行くのもますますたのしみになったわ。


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これはホテル横のバーにつれってくれたときの中井さん。
酔った勢いでカウンターに乱入、店員さんに、

”客が少なくてもここでもっと焼き鳥焼いとかなあかんやろ!”

と勝手に肉を焼き始める中井さん。 その勢いに圧倒される店員さんたち。

その後、勢い余って焼いている鳥に水をかけまくって、煙をあげて満足そうな中井さん。 

 やはり、人生勢いって大切ですね!


 飛ぶ鳥を落とす勢いの仲卸さん、日本を代表する花ブランドをやっている農協、そして不思議な植物の力を持っているおれの会社とのコラボをおたのしみに。


 





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2011年03月29日

元気がでるような。。。



 来る日も来る日も、多様な植物の依頼に応える毎日であるけど、 普段のように何々が何本、という注文もさることながら、  最近は ”こんなコンセプトに似合う植物がほしい”という漠然とした注文が増えています。  そういうの考えるのたのしいんやけど・   




たとえば、
”元気がでるような”植物がほしい。という注文です。  →

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切っても切っても何度でもやり直して上に向かって伸びていくサボテンです。見習わなければ。



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太い枝が折れても、切っても、 再生して輝きある元気な新芽を出してくるオリーブの巨木です。その源は、ゆるぎのないたくましい幹です。   
 なにがあっても真がしっかりしていたら何度でもやり直せるんやなぁ。

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2011年03月22日

春を待つ桜畑ニテ 正二さんと。

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きょうも急な追加注文などに追われ、気が狂ったように陽が暮れるまで桜の枝を切り集めていた。





 




 アドレナリンが出まくった。

 でもやっぱ長野県日帰りは気持ちいいな〜 






筑北村の桜はいくら汗をかいても足りない。
http://blog.hanau.jp/pages/user/search/?keyword=%92%7D%96k


 
っていうかもう寝よう。 アイス食べたい。
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2011年01月27日

宮崎で。。。



なんだか、いまニュースで見たら昨日からの九州での噴火、すごいことになってるなぁ。。。 
50年ぶりの爆発的噴火らしい。
 
 宮崎県の都城市では噴石で車がつぶれたりしているのをニュースでみた。



ところで昨日、その都城市にある、日本桜名所100選に名を連ねる 母智丘公園 の枯れかけている山桜の木の上で ちょうど昼ごろおれは作業をしていました。
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現時点まで九州で桜探しの旅をしていて、いまだに代表的な桜である山桜の枝をゲットしていなかったのも不思議なくらいやったんやけど、宮崎では”山桜の枝をどこかで調達できればいいな”と思って、調べたあげたら 母智丘公園に行きつき、さっそくコンタクトをとって市の方に協力していただき、園内の桜の枝を分けていただいた。 


 山桜というのはもともと日本の山に自生している野生種やけど、実はいろんな種類があって、 普通は葉っぱが先で出てその後花が咲く。花自体は白色でちいさく繊細だ。  しかし山桜にも先に花が咲く品種やいいピンクのものもある。 おれたち業者間では、先に花が咲くやつを早生の山桜、先に葉っぱのでるやつを晩生(オクテ)の山桜と呼んでいる。 基本的に見かける山桜はほとんどがオクテのタイプだ。

冬姿の桜においてその山桜が早生かオクテか、を見極めるのは非常にむずかしい。おれならできるけど、普通は非常にむづかしい。

今日 母智丘公園に山桜を求めて行ったらもちろんたくさんのオクテの山桜を見かけたが、 その一角に、早生と思われる山桜が一本あって、ふとそいつと目があった。




半分枯れて、もう本当にしんどそうなのに生きて今日までおれを待っていてくれたんやなぁとしみじみ思って枝を切らしていただいた。絶対最後の花を美しく咲かせてあげようと思った。
最初の写真はその木の上から撮ったものだ。






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作業が終わるころは顔に火山灰がバシバシあたって大変やし、火山から出る雲で真っ暗。
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顔は灰で真っ黒になり戦時中みたいな感じに。公園を出るとさあ急いで福岡空港へ向かった。 噴火はすげかった

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噴火の煙を抜けると一気に空が明るくなった。





途中でどう考えても荷台の桜を久留米にある、桜の枝を集めて保管している農場に下ろしていたら飛行機に間に合わないと気づき、地元の植木屋さんにSOSと出すと、その仲間の植木屋のおっちゃんが道中の高速のICまで桜の荷物を引き取りにきてくれた。
”困っているなら”と長崎県から飛ばして助けにきてくれたの。すげー男気を感じたわ。 まだ2,3回くらいしか会ったことないひとなんやけど。

もうあたりは暗かったけど夢中で路上で桜を積み替えておっちゃんと別れたとおれはすぐにパンツいっちょになって着替えて、脱いだTシャツで灰だらけの顔を拭いてまた高速へ飛ばして飛行機へ。 


大阪行きの飛行機の離陸時間が19時25分、おれが空港に飛び込んだのが19時16分。 信号ひとつでもひっかかっていたら乗れなかたやろなぁ。空港で無言で搭乗口まで一緒にダッシュしてくれたANAのおねえさんにも感謝です。







今日は夕方まで会社で仕事をしていた。卸屋だからたくさんの仕事をこなさないといけないので入念にみんなとミーティングも。全部の依頼が同じ重みで大切だから。
いろいろあるね。             





いま青山のホテルにつきました。さっきまで、本の打ち合わせでした。明日は青山で講演会があります。





ちなみにおれは山桜でいうと、オクテです。 



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2011年01月25日

佐賀県ニテ 偶然 念ずれば。。。

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今日のランチは 佐世保バーガーでした。



ひきつづき九州桜行脚、





この九州各県での桜ハンティングは、最初は責任のある仕事なので、できるだけ効率よく各県の桜を集めよう、と思っていたんやけど、熊本の南阿蘇村の人との出会いや、鹿児島の桜島でのエピソードなどいろいろ自分でもおもうところがあって、最近もうちょっとロマンチックにできるかも、と欲がでてきた。

 たくさんのひとに桜がみてもらえる機会だから、せっかくなので各県のひとが誇りに思っているような場所で育った桜とか、話題性のあるとこから桜がハンティングできれば、その場所の宣伝にもなるし、買い物しにきた九州のひとも喜んでくれるかなと思い、いまはそういう気持ちで桜を探している、。
 またできるだけ桜の種類もいろいろ多めに見つけることができたらいいな、とも思っている。


 

今日は、佐賀県といえば佐賀城が有名やんなぁ、とぼ〜っと考えながら佐賀県に入り高速をおりて、

”佐賀城の城下町で、さくらんぼとかまだ切ってない桜の種類の枝をゲットできたら最高やねんけどなぁ”

 なんて軽く思いながら、さっそく佐賀城本丸跡付近で桜をさがしていたら、すぐ横の光円寺というお寺の庭で偶然さくらんぼの木を発見。

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うまくいくすぎていてちょっとびっくりしている。


 枝を快く分けてくれた奥様、写真は恥ずかしがって写ってくれなかったのが残念でした。




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これをみて 2秒以内に これは桜は桜でもさくらんぼやな、とわかればアナタもプラントハンター(?) 

 さくらんぼの花は、桜の花のなかでも比較的大きいほうで、淡いピンクで、すこしやらしい形をしている。
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先週  鹿児島県 桜島にて 思い出のシーン




鹿児島県へさらなる桜を探しにむかった。


どこに行こうかなぁと地図を見ながら高速を走っていると、”桜島”という地名が目に入った。地形からしてもどう考えてもパワースポットやろ、と思えるその形に惚れ込んでとりあえず桜島へ桜しに飛んでった。

道中事務所に連絡をとって桜島の歴史を調べてもらった。なぜ桜島という名前になったとかね。 

サクヤコノハナの姫の伝説、大昔に大噴火があったときに大量の桜の花びらが海に舞い落ちた伝説とか。 

 
初めて訪れた桜島はそれこそ島に入ると急に景色が変わり、若い松と雑木と岩の風景。 桜島は噴火していて、どこをみても火山灰やった


さっそく手当たりしだいに車を走らせて桜を探す。保育園、個人の家、公共施設、生協、なんでも桜が植えてある場所を見ながら、切り花になる桜を探した。 
島に入って小一時間くらいしたころ、国道を走っていたら高いコンクリートの土手の上から15cmほど、桜の枝が一瞬目にはいった。

”あ 八重桜や!”

すぐ車をUターンさせてその場所を確認。すると地元の中学校の校庭に植わっていた木だった。 何十メートルも離れたとこから一瞬で 八重桜と判断したが、ビンゴだった。

で、さっそく 校舎に飛び込む怪しいおれ。 
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急に現れたそんなおれの話を教頭先生たちはちゃんと聞いてくれた。
(ちなみにこの桜島中学校はサッカーの遠藤選手の母校でした)


おれ、かっこうも乞食みたいとよく言われるし、自分の会社の資料もないし、今回のプロジェクトの資料も作業着のポケットにグシャグシャになったものを広げて見せる。 名刺はたまたま見習いが持っていた奇跡の一枚をお渡している始末。

そんなんやけど、心の広い先生方に思いは伝わり、きちんと趣旨を理解していただき、桜の枝を分けてもらることになった。 
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校舎裏のフェンス沿いに植えられた八重桜の道路にはみ出した枝を分けてもらったり、電線にかかっている枝を切らせていただいた。 

途中、体育会系の気持ちいい先生が枝を下ろしたりするのを手伝ってくれた。
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また木の上に上りながら雑談するうちに、うちの会社も地元の中学生を一週間招いて体験してもらう”トライやるウィーク”をやっている話をすると 

”へえー 川西市ですか! あそこは全国は初めて職業体験を遣り始めた中学校として有名ですよ!”と教えてくれて、川西ラブのおれはまたうれしい気分に。

もう枯れそうだから、持ってってあげてくださいとやさしく言ってくださる先生方。

校庭で最後に上った八重桜は、もう元気がなくて再来年以降は生きていくのはむずかしそうだったので、枯れゆくまえにおれに出会えてよかったと思ってもらえるようにしっかり切っておれが最後に立派な花を咲かせてあげようと思った。 今年一年間はほとんど新芽がのびず、枝がしまっていて迫力ある形をしていた。通常八重桜はそういう形になりにくい。


桜島で出会ったあたたかい先生たちの前で大好きな桜の木に登り仕事をしていると、先生たちも”もしこの学校が無理だったら別の公共施設を紹介しようと思った”とか、”桜がうまく咲くように生徒をあつめましょうか!?”とか、

いろいろとうれしいことを言ってくれるから、なんだか自分の仕事を全部理解してくれているひとたちなのでは?と勝手に思ってしまって、何気ないその瞬間がすごく幸せで、なぜかこの10年間プラントハンティングをし続けた毎日が頭の中をよぎってきて、 思いが熱くなって久しぶりにぶるぶるきた。  


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桜島中学校の先生方と八重桜と。 

立派な花をさかせれますよーに
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2011年01月24日

熊本県 での ちょっとした奇跡の話




先週 九州でのこと。


熊本空港ICから宮崎県に抜けるために峠を越えようとトラックを走らせていたら、一面雪景色になった。 異常気象による寒波で道路が凍って車が進まなくなった。


ので、予定していた宮崎県でのハンティングを中止し、その日は熊本県内で桜を探そうと道を変えた。  

その瞬間、ふと桜の木が目に入った。


” あ アレは使える桜や” 

と線路沿いに植わっている桜の木を発見。 

早速近くの住民に声をかけ、博多阪急のプロジェクトのことを話し、桜の枝をわけてほしいと話すと、その人の両親が昔に植えた桜らしく、”もちろんどうぞ!”と快諾いただいた。
木に登ってびっくりしたのは、その桜は業界でいう、本桜の一種で、とても大きくていい花の咲く品種だった。

(ちなみにこういう仕事は 初めて出会う、葉っぱも花もない冬の姿の桜を見て、一瞬でそれがどういう品種の桜で、何色の花でいつごろ咲くか、開花調整可能な品種かどうか、を見極めなければならない。また、それが枝先まで花芽が付いているか葉芽ではないかをまずは木に登らずに見極める。 これは相当マニアックな世界であり、経験が必要とされる @エラそーに言ってるけど)

日本中に植わっている染井吉野桜ならみつけるのは簡単だけど、吉野桜は切り花にすると花の寿命が短く、使えない。
だからおれはそれ以外の使える桜を探しに旅にでている。

気持ちよく枝を分けていただいて、枝を十分に紐で絞ってトラックに積み込み、寒いなかお茶をよばれていると、おれたちのトラックの目の前に軽トラックが止まった。

ひとりのおっちゃんが降りてきて、なんだかこの桜の話を聞くと、それらは村が管理している公共の桜らしく、切ったことに対して怒っていた。 

おれは近所のひとのものだと確認してわけてもらったと説明したが、おっちゃんはそれはちがう、と言ってその場を去った。


おれたちもそのあと、また先を急いだんやけど、どうも あのおっちゃんのことが忘れられない。 というのは村の桜の枝先を切ったことに対してあれだけ怒れるのは、木や花に対して愛情があるひとに違いない、つまりいいひとに違いないと思い、そのひとに連絡をとってもう一度会いにいった。


 桜の木の下で再会して、今度はちゃんとおれがやってるこのプロジェクトのことや、花宇がやってる仕事などをそのおっちゃんに説明していると、安心してきたらしく、名刺がほしいといわれたので差しだしたら、

”お〜! あんた 兵庫県の川西か!”

と以外な一言。


話を聞いてみるとこのおっちゃんと出会った場所は南阿蘇村という阿蘇山のふもとにある村で、 彼はその村の市議会議員であり、いまちょうど兵庫県川西市と南阿蘇村が姉妹都市になるために奔走している最中だと言う。

”マジっすか!”

この乾杯すべき偶然の出会いに一気におれたちはテンションがあがった

しかも 

 南阿蘇村には”一心行の桜”と呼ばれる有名な樹齢400年の桜が祀られており、南阿蘇村は役場を挙げて桜日本一の村を目指して桜を15000本植樹したり熱心に活動している。

 この桜と川西の縁にはおれも興奮して黙っておられず、

”おれもいっちょ協力します!”
 ということで、阪急の桜をかざるとこに桜の産地と提供者のコメントや顔写真を載せたPOPをつけることを思いついた

何十万人と人がその桜を通るわけでそこで南阿蘇村の桜活動を宣伝しましょう!と言うとたいそう喜んでくれた。 



いいかんじやった。


それから桜の枝を捜しにいろんなとこにつれてってもらった。 寒波も気にせずに。
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また、熊本を後にしてからも九州滞在中に何度もお電話をいただいた。 もっと桜を南阿蘇村から提供したいから見に来てほしいって。
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最初に出会ったときに怒っていたおっちゃんの顔を見て感じたおれの勘は当たった。



プラントハンティングってのは、人との出会いから始まることが多いです。 あとは、運と、どの桜が使えるか見極める目が必要です。






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2011年01月18日

日報

今日は清順さんのかわりに見習いが、担当します。
今は熊本のホテルで体を休めています。

ひきつづき九州各地を回っていて、今日は
福岡の桜をハンティングしてきました。

植木の職人さんにお世話してもらって
たくさんのところに連れて行ってもらいました。

ぱっと桜を見て、品種、これはいける、いけないの判断ができる能力は
改めてすごいなと思った。
それは知識や経験は当たり前だが
桜が1番好きだという気持ちが大事なんだと思った。

桜を突き詰めていって知識や経験はつむことはできるが
壁にぶつかった時、
そいつのことがどんだけ好きで、振り向かすことができるか
自分が中途半端なのに桜が思いっきりぶつかってくるはずがない。

自分もなにか、人にも強く言える
モノをつくり、それをつきつめていきたい。

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2011年01月15日

筑北村の桜について






切り出された桜は、
会社の水槽にストックするもの、
すぐに温室にいれて開花調整に入るもの、
4月以降の桜の枝の需要に備えて0度の地下冷凍室にストックするもの、
そしてのこりの大量の在庫を花宇の山の川に浸けてストックします。

これらは、いけばな花材、ホテルや百貨店や飲食店などの商業施設、結婚式、お葬式、撮影、パーティーなど、いろんなイベントなどを盛り上げる装飾材料として出荷され、 

依頼に応じて、要望どおりの咲き具合に調整して全国どこでも配送する。 (たとえば4mの桜を30本、7分咲きにして2月15日に東京に送ってほしいなど) 


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こんな感じで温室で咲かせます


2月に入ると材料をチェックしにきたりとか、実際に使う桜の枝ぶりを選びにきたり、いろんなプロが花宇に来社されるが、その際はできるかぎりどの桜がどの産地でどういうものかなどを伝えるようにしている。 
つまり花宇で仕入れてくれるユーザーには、市場に出回っている桜の枝をただふつうに仕入れてどこかに使う、という従来の枝の流通と差別化して、その桜の産地やストーリーを少し知ってもらって使ってもらえたほうがいいと思っているから。 
 最終的にその桜をどこかで眺めてくれる一般の方などはなにもむずかしいことを知る必要もないし、ただその美しさをたのしんでもらえればと思うが、プロとして活け込んだり空間を演出している人たちは少なくとも自分の使う素材ことは知っておくべきだと思っている。

 もちろん桜に限ったことじゃないけど扱う素材のことをあまり知らないで、花を売り買いしている業者も多いのがこの業界の問題点だから。 仕事になんの主張も感じられず花をただの商品として売り買いしているなら花宇に来なくてよいから、市場へ行って安い流通モノを買うべきだろう。

   花宇に材料を見にきてくれる方は、知らないことや知りたいことは、仕入れる前にどういうものか、できるだけ聞いてから仕入れてほしいと思う。




昨日は、この春のビックプロジェクトのため、朝いちの飛行機で福岡に入った。

飛行機のなかで爆睡したけど福岡空港に着いて起こされたときは、”この世の終わりや〜!”と思うくらい眠たかった。 

 昨日一日はまずその仕事のための基地となる農場を訪れ、その後4人の植木職人さんにつぎつぎに世話してもらいながら産地を回った。



  今日は朝ホテルでゆっくりできた。いまからそのプロジェクトの現地調査に行ってきます。

で、 これから4、5日間九州各県を旅しながらさらなる桜ハンティングを開始します。
 
 


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2010年12月16日

さむうなってきましたね

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こおn3日間はまだ正月用のディスプレーの花材や、 年明け1月にいくつかのホテルのブライダルフェア用に飾る植木を段取りしたり、新しく契約した山を開発したり、夜は毎晩見積もり兄さんになっていた。

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帰国したその日はまず雨のなかをお客さんを松の畑へ連れて行ったりもした。


丸2日寝ていないと,車を運転していても気を失いそうになった。

すでに来年3月や5月の大きな仕事にむけて打ち合わせも進めている。

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夜になってもヒマラヤ杉に抱きついているとより木のにおいを感じた。車のライトのハイビームで木の照らしてみたが、天辺のほうが暗く思ったより仕事がしにくかった
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2010年10月16日

結局 人 人 人

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今朝、お世話になっている中井さんが花宇でいろんな葉っぱを切りに周る。これはデイオーンスピノーサムの葉。

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輝くビスマルキア ノビリス の葉。

メキシコやマダガスカルに生えているはずの珍しいソテツやヤシの葉が、切られた翌日には東京の市場へ並ぶ。そんなんどうですか。


最近東京で最も勢いのある花問屋といえば阪神トレーディングじゃないやろか。 番頭の中井さんはその勢いをそのまんま感じさせるひとだ。東京には花宇の植物を使ってくれているお客さんがたくさんいてるけど、東京に”中継地があればなぁなんて”考えていた自分にとって、中井さんとの出会いはひょっとしたらひょっとするかもね、なんて思わせるものだった。


そういえば昨日、2日間の東京出張から帰ってきたが、短い時間やったけど刺激的でした。

最近 つくづく人 やなぁ と思う。 
今回の出張では4件の大切な打ち合わせがあったんやけど、刺激的な人たちとの話から、帰ってきてからは やはり世の中を動かしているのは 人、人、人 ! とかなり感化されて帰ってきた。  
  そろそろうちも新しいスタッフがほしいなぁーなんて、帰りの新幹線で思った。本当に希望とやる気に満ちているような。(贅沢いうとおれもアシスタントがほしい 笑) 
 
 ところで毎回東京に行くたびに進めている、来年に徳間書店から出版する プラントハンター本。 毎回なぜかハワイ料理を食べながら作っている。順調です。やはり一緒に仕事してる二人がおれをのせてくれるからやなぁと思う。
 やっぱり結局 人やなぁと思う。 
 
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2010年09月18日

六甲に来てね〜

ここ何日間、相変わらず一日単位でいろんなことが起きているのでいろいろ書きたかったが忙しすぎてあまりブログができなかった。


昨夜は六甲ミーツアートの プレスオープンと、レセプションの日ということで、夕方に六甲へ。 

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もともと六甲高山植物園にあった温室に、食べられる植物やなにか学べる植物や一言いいたい植物をふんだんに使った柳原さんのインスタレーションは、 彼もおれも大満足の仕上がりになり、 こんな空間で、おいしいお茶が飲める温室カフェがホンマにあったらなぁ 二人で何度も言う 

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おれいつも言ってんねんけど、温室っていう場所は、インドアでもアウトドアでもないその中間の空間やねん。
 そこに植物と、その他のものがセンスよくあれば、それだけで唯一の空間になる。

温室のなかの植物を絡めたテーブルやキッチンや什器は、インテリアでもなければエクステリアでもないので、それは”アウテリア”とでも呼んだらいいのかな。

そんな全く新しい空間はすごくお洒落な感じに見えた。 

だれか、北摂あたりでカフェをやりたいと思ってるひとがいたら柳原さんもおれも 温室カフェ おすすめするよ。
 

このインスタレーション、 ”ARCHIVE” は体験型の作品なのでここでは作品のことはいろいろ言わないけれど、ぜひ言ってみてください。10月はいって、予定の調整が取れたら、植物のうんちくワークショップもやる予定。




 レセプションでは、運営していた側の方たちと 招待作家、公募作家さんたちの思いや熱意が伝わり非常にたのしい時間でした。

パーティーが終わると急いで六甲山を降り、家に着くと同時に待機してもらってたタクシーに、はさみとのこぎりが入ったいつもの赤いスーツケースを放り込んで空港へむかった。

そして今朝、午前3:50分、 バンコク到着。  スコールですよ。 いま少し仮眠したが頭がクラクラ。笑 いまから仲間とハンティングにでかけます。


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2010年08月28日

“ travelling plant troupe ”

植物を集めながら旅を続ける一座。
砂ぼこりを上げながら 道を進める移動小屋には
世界中で出会った木々や花々、宝物が唄うようにひしめきあって
そこはがやがやと 楽しいうれしい とびきりの空間。
やさしい太陽の光に すくすく育つ植物の、
みずみずしい緑や花の息遣いの甘やかさを
道行く人と分かち合って楽しんだり、
出会った人たちと緑や種を交換したり、
そこの料理をためしてみたり、土地の衣装で着飾ってみたり。
幸せであたたかな気持ちを 町から町に灯しながら
鈴のような笑い声を響かせて進み、
蒔いていった種から、いつの日か緑や花の道ができていくような、
移動する緑の楽団みたいな 心躍るゆたかな旅。

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というテーマでの、撮影に植物を提供しました


graf のカリブ君がアートディレクションを務める HACO. の冬号 の撮影です。 

 
 植物を探しながら旅する少女が、出会ったお気に入りの植物や小物たちを集めて荷台にのせて町から町へ。最後に泉にたどり着く、というイメージの舞台つくり。


 クリエイターからの依頼は”こんな木を何本用意して”という注文ではなく、 抽象的でイメージでの打ち合わせのなかから植物を用意するから、毎度おれがセンスがないことをバレないようにするのにちょっとだけ気を使う。笑  友達同士なのでカッコはつけなくてよいのだけれど


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植物と話ができる今西さんきっての希望で、撮影にはおれが大切にしてる、本物のバオバブの木のミニチュアを用意した。 

他にはコスモスやカラミンサ、アップルミント、コリウス、その他ハーブ系の草花などを使ってみた

 
今回の撮影は lis khros というおしゃれなブランドのやつ。  ああいう服を着た女の子ってステキやと思います。


フェリシモさんだけに豪華なスタッフをむかえての撮影やったらしいんやけど、すげー写真のクオリティー非常に高く、みなさん出来にめっちゃ満足しているようでした。刷り上るのがたのしみやわ

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2010年06月08日

E〜maに、ミーツ畑がやってきます。

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本格的に畑プロジェクトとして動き始めたミーツ畑をイメージした空間が大阪のど真ん中に登場します。



 
 おれらは朝から何百キロもあるオリーブの木を搬入。トライやるウィークの中学生とともに野菜やハーブもたくさん搬入したよ。

シンボルツリーとなるオリーブは太い幹から勢いよく芽を出し始めていて、まるで勢いよく芽が出始めたミーツ畑のプロジェクトのそのものようやった。 

 いままで百貨店や商業施設装飾に使ってもらう木といえば、きれいに仕上がった完成形の木ばかりを使うもんやと思っていたけど、今回はカッコよく仕上がった木を使って空間を創るというよりは、コンセプト的に芽が出始めた木をあえて選びました。

おれは木の搬入が終わったあとはまた仕事に戻ったけどその後、grafのみんながオリーブを囲んだテーブルや農業器具、写真の展示などいろいろやって、かなり充実したアグリカルチャー的展示になっていると思います。
 この話題のミーツ畑には 協賛企業も増えている。


何度もいうけど、ミーツ畑プロジェクトは、エルマガジン社の市吉さんと島田さんと飲みに行った日に、飲み会の勢いでやろうって決めたものです。エルマガジン社と、grafの行動力と影響力に乾杯です
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2010年05月26日

帰りの道中

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今日は三重県と愛知県で仕事。 

もう田植えもされて、普通の景色がとても気持ちよかったのでトラックの窓から。


今日はある故人のお葬式で使う皐月の大株を探しに走り回った
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普通の菊の祭壇ではなく故人の好きだった景色を再現してあげたり好きだった花を用意してあげたりするのもまた葬式を仕切る人たちの愛なのかなーとか思う。せめて死ぬときくらい好きな花で囲んであげたいとか。

っていうか、おれはバックグラウンドのことまで知る必要もなく、仕事屋や卸屋さんからの注文のイメージに応えるような素材を探すだけの存在なんやけど。


ちなみにお葬式の花を専門に扱う花屋や業者のことを、おれのオヤジくらいの世代は”仕事屋”と呼ぶ。 


 仕事屋。


なんかカッコいい響きやな
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2010年04月07日

コラボ

信州日帰り桜切り、無事終了し帰ってきました。運転も東京大阪間往復よりちょっと楽やったわ




今朝 筑北村(旧坂井村)に着くと早速村人に配る桜の苗を積みおろして目的の彼岸桜の枝をとにかく切った。
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昼休みは寿男さん宅で郷土料理をいただいた。80歳代の夫婦の家のお昼ごはんは、どんなのか、ちょっとドキドキしたのだけれど、
これが、
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これがめっちゃうまいねん。マジで
これがめっちゃうまいねん。マジで
これがめっちゃうまいねん。マジで

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これは”お歯黒茸”と呼ばれる真っ黒なきのこ。とにかくいろんなものを食わせてもらった。ホンマに出てくるものが全部うまくてびっくりした。
 奥さんは最後に近くで採れたリンゴをむいてくれたんやけど、”一体何個剥いてくれるんだろう?”と心配になるくらいたくさんリンゴを剥いてくれて最後のほうは”おえっ”となるくらいまで食った

かわいがってもらってると思う

かつておれのおじいちゃんと同志やった人といまでもこうやって一緒に仕事してメシも食えるなんて、って思って、陽も暖かくて、何を話してもおもしろくて笑って、空気感が最高やった。そして昼飯のあと、30分くらい寿男さんとでコタツに並んで昼寝した。
目が覚めたら、なんというか、おれの幸せの波が”ザッパーン”って押し寄せてきた



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そして3,4mの桜の枝を切り終えると、もうひとつの目的地へ


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ここはこないだまでリンゴ園やった


リンゴ園の丸山さんと出会ったのは今年1月。 丸山さんがおれたちが筑北村のなかでトラックを乗り回して桜を切っているのを見て興味を持ってくれて、待ち伏せしてナンパされたのが出会いのきっかけ。
 で、すぐに意気投合して、連絡を取り合うようになった。今日行ったらめっちゃ広い自分のリンゴ園の土地をすでに桜の枝の生産用に切り替えてくれていた 話が早かった

リンゴなどの果樹園の管理は大量の労働と農薬が必要やけど、桜の切り枝の生産はそれに比べてはるかに手入れがラク。しかも枝ができてくると必ず花宇が買いに来るという約束があるから安心して育ててもらえる。

今年もこの”村おこし彼岸桜”をたくさんのホテルに桜を使ってもらったんやけど、あるフローリストさんが、
 ”一人のお客さんがロビーに飾ってある桜を見て、こんなに大きな枝を切って桜がかわいそうっておっしゃられたんです。でも去年の桜のセミナーで学んだ花宇さんの桜の枝のバックストーリーを胸を張って説明できて、よかったです”
 と言ってくれたのが超うれしかった。 やってることが少しづつ実ってきている実感はあるよ


http://hanau-sora.sakura.ne.jp/sblo_files/hanau-sora/image/1A5D1A1A1A1A1A1A1AL1A1A.doc




そういえな、こんなことを言うと”おおげさやな”と思われるかもしれないけど、
おれと出会う老人たちはみんな元気になっていってるような気がする

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2010年04月02日

旅立ち...

ちょっと季節的に遅れ気味やけど今年も自分の山に桜の苗を植え込んでいます。今年に植える桜はちょっと不思議な桜なのでまだ切り枝ではもちろんほとんど認知されてない桜なのでまだ内緒にしておきます。 
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大事な苗なので獣に折られないようにきっちりガード。

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午後は藤づる切り。 

試しに新人の渡部にも木に登らせてみるとあぶなっかしくて見てられない。 結局おれと窪田さんが木の上で。
現代の人間はこんなに木に登る感覚を失っているんやなぁと感じます。まずは眠っている感覚を木に登ることで蘇らせるよう、危険すぎない仕事からどんどん体験して慣れてもらいたい。でも危険な目に合わないと職人になれないから無理も多少はしてもらいたい


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夜は波乗り仲間のミキさんの送別会でした。 彼女は30歳を前にしてタイへ3年間教員として働きにいきます。
彼女の目はとてもキラキラしていてすばらしいと思います。 暖かくてピュアな彼氏とたくさんの仲間に囲まれてとても感動していたようでした

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長い海外滞在、お体に気をつけて
思う存分満喫してきてほしいと思います。
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