2012年03月21日

おれ、笑える



例えば、気仙沼の避難所になった清涼院というお寺のシンボルツリーの彼岸桜の枝とか

例えば、陸前高田の一本松を思い続ける造園家の方が育てた吉野桜とか

例えば、津波がかぶった南三陸町の公園や戸倉神社の桜とか

例えば、津波で幹がボロボロになりながらも、何とか耐えた大船渡の吉野桜とか

例えば、東京農大厚木キャンパスにあった早咲きの椿寒桜とか

例えば、”被爆桜”と呼ばれる原爆に絶えた貴重な桜の枝とか

例えば、開発にかかってリニューアルされる東久留米団地にあった桜とか

例えば、門外不出といわれている大村市が一本一本大切に管理している大村桜とか

例えば、2mの積雪に埋もれていた北海道の千島桜とか

例えば、世界遺産である銀閣寺のお庭に生えている山桜の一枝とか

例えば、ミホミュージアムのお庭に生えている山桜と陽光桜とか

例えば、奇跡の星の植物館に生えている桜だとか

例えば、日本桜の名所100選に選ばれた母智丘公園の桜とか

例えば、一心行の桜で有名な、桜日本一の村を目指す南阿蘇村からいただいた不思議な桜とか

例えば、伝説の植物学者・牧野富太郎さんの命名した、牧野植物園のセンダイヤという珍しい桜とか

例えば、かれこれ45年くらい一緒に仕事をしている長野県筑北村の桜とか

例えば、火山灰が幹にこびりついている桜島中学校の裏庭にあった白妙桜とか

例えば、いまの世の中の現実をそっと教えてくれた、福島の開成山大神宮に祀られている紅しだれ桜や吉野桜とか

http://www.lumine.ne.jp/yurakucho/sakura/making/index.html

まだまだ、もう自分が回っただけでも到底書ききれません。


いまやってる”桜を見上げよう”プロジェクトで、この2ヶ月間、目の色を変えて桜を探しまくるおれが出会った方々、おせわになった方々は実に温かく、思い出しても伝えきれないくらい感謝の念がやまない


みんな、このプロジェクトへの想いを伝えると、快く桜やメッセージなどを協力していただいた

47都道府県各地の桜が同じ日に満開になるっていうのは、過去の歴史にも前例がなく、先ほどのニュースジャパンでも報道されていたそうだし、22日朝のNHKおはよう日本や特ダネなどで普通にニュースで取り上げてもらえることになった  これはプロジェクトに関わっているみんなも非常に光栄に思っている

 桜の枝は22日朝までには、有楽町でひとつになり、総重量5トンくらいの巨大な”日本桜”となる。 物理的にも心意気的にも、この仕事の責任を100%この手で負うおれにはハンパじゃなく重い。 


もちろんそれはプロジェクトの大小ではなく、支援活動という部分が大きいんやけど

だからこそ

 自分が請け負った仕事が99%うまくいったとしても、残りの1%うまくいかなかったりするとその1%ばかり気にしてしまう。 


 
 若者が一生懸命に働くことはあたりまえのことなので、自分で言うとみっともないからあまり言いたくないけど、今日のおれはちょっと疲れているはずやねん。

 なのに、桜のことが気になって胃が痛くてまだ眠れない。  まだ蕾のやつが明後日までに咲くのかどうか なにかトラブルがないかどうか  ちゃんと計算はあっているだろうか なにかぬかりはなかっただろうか

  眠れない。


おれ、笑える。 

(まあ、毎年この時期になると、もれなくそうなるんやけど。)

もしくは、さっき夜中におにぎりとタイカレーとピザとシナモンケーキとチョコとマダムヨーコを食いすぎたからだろうか

posted by seijun at 02:48| diary