2012年03月10日

日本桜への想い




 まずは拝見あれ ↓

http://www.lumine.ne.jp/yurakucho/sakura/







去年夏、ハンティングワールドさんの取材がきっかけで纏パブリッシングさんと知り合った。   そのときハンティングワールドさんのやっているボルネオの森林保護活動におれが興味を持ったり、また、そのときの撮影で背負ったBATTUEという鞄をめちゃ気に入ってしまって、いまはどこに行くのもずっと使わせてもらってるんやけど、

 そんな纏パブリッシングさんとのご縁から、有楽町ルミネさん、JR東日本さんが一緒になって企画し、いまそのプロジェクトを遂行しています。
 
そうそう、ここ最近、日本全国を旅して桜の枝とその提供者さんからのメッセージを集めていたのはこのプロジェクトのため。

今月の22日〜25日、47都道府県から集めた桜が東京・有楽町ルミネに一同に集まり満開になります。

見上げるような、大きな”日本桜”が咲いている四日間、その下でyahooさんの復興デパートメントがひらかれる。 22日のオープニング(午後12時半)は、箭内道彦さんとおれの対談。
みな、ぜひ来てほしい。





日本は南北に長い。 

最近それをつくづく感じています。

来るべき3月22〜25日に、ちゃんとすべての桜が満開になるように、遅く咲く桜は早く咲くように(でも早く咲き過ぎないように)早く咲きすぎる桜は遅く咲くように(でも遅すぎないように)、毎日花芽をチェックしてしかるべき場所に保管しています。


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日本中から集めた大量の桜を受け止める強固な植木鉢もそろそろできてきた。逆さづりになってるし、このスケール感はなかなか写真では伝わらないと思うけど。 来場してくれたら、この植木鉢にメッセージを書いてもらえるようになっています。




気仙沼 清涼院 住職.JPG
”毎年春になるとみんなこの桜の下に集まって花見をして宴会をしてきた。去年は震災があって、花見をするかどうか迷ったけど、結局みんなで集まって花見をした。  きっかけは不純だっていい、大切なのは人が集うこと。いいことも悪いことも、誰かと話しができるのは生きているからこそ。ぜひこの桜の枝を持ち帰って、咲かせてたくさんの人に見せてあげてほしい”

このプロジェクトのために日本各地を旅して桜の枝を集めているときに宮城県気仙沼市で出会った和尚さんの言葉です。震災後の人々の避難所になったお寺で聞いた、衝撃を覚えた言葉でした。

 
人が集うことでエネルギーが生まれて、なにかを共有できたり、お金が動いたり、そこからなにかが始まったり。 考えてみれば、 震災後のこの1年間は、様々なジャンルで活動する方々がそれぞれの方法で支援活動をしてきたのを見てきたように思う。  そういった心ある方々が被災者のためにがんばっている姿をみて、”花や木を扱っている自分にできることはなんだろうか”と日々考えていた。     しかしそんな答えを和尚さんはそっと教えてくれたような気がしています。



人が集う理由に、花を見にいこう、ましてや一足早く日本47都道府県すべての桜が一斉に咲いているのを見に行こう、というシンプルさと、そんな桜の木の下で開かれる、復興デパートメント。  


おれにとって花や植物はメッセージ。
 
 音楽も、写真も、 花も、すべては同じ。結局はメッセージやと思うねん
    


桜は、僕たちが望もうとも望まなくても、この国では季節が巡れば花を咲かす。花は植物にとって子孫をのこすための生理現象だからです。

でも、箭内道彦さんの言うとおり、今年は僕たちのために咲いてくれているのだと思ってみませんか。
 
 花は実を成らすための現象ということから、古来から日本では、花は結果ではなく何かが始まる前兆の象徴とされてきた。
  僕たちが今年の桜の花を見上げると、”さあまた前へ歩み始めよう なにかがはじまるよ”と花がそっと教えてくれるようなイメージです。

  日本各地から集まり、東京にいち早く春を告げる大きな日本桜に、一人でも多くのひとが会いにきてほしいと心から願っています。 ではまたルミネで







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posted by seijun at 19:20| unforgettable flower,  いつまでも