2012年02月28日

昨日は狼のように山を歩いて松を狩っていた。

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この山を注意深くみてほしい。


伊勢湾に浮かぶ菅島へは、毎年この時期に通っている。

野性味が残る山では 老いた松が風に煽られてよくしまっていて、地に這い蹲るように生えていたり。、いい枝ぶりになっている。ここにはいつもいい松を探しにいく



写真の山の真ん中のほうは自然の山が残っていて、その両脇はブルドーザーですでに削られたあとだ。

そう、この山は採石場としていずれ切り崩される運命やねん。何年もかけて広大な山を歩き 一本一本おれたち職人が目利きして選びぬき、切って集める。 いつも疲労困憊になるまで歩いて枝を探し、大量に枝を持ち帰る。 

 今日仕事を終えて地元の村の人が船に揺られながら島の山を遠くから見て改めて感じたのは、 おれたちが一生をかけて死に物狂いで切り集める枝や花の量というのは、開発にかかれば、ものの数週間でそれ以上の量の植物が伐採されていく、というスケール感の感覚だ。

 
 この広い世界ではもっと巨大な開発でとてつもない自然が荒らされているのだろうけど。。。

 よく考えたら、おれが自ら山を歩いて切ってきた花や木をみてかわいそう、ってチャラく言っているひとがいたとしたら知識のなさを露呈することになるね。

 そうそう、木をみて山を見ざるの類の話。


 それにしても今日は樹齢100年近く経った松の巨大なシャレ木(枯れて芯だけが残った木)を 正二さんと2人で山の中を半べそかきながらなんとか持ち帰った。 2人で全身全霊で山中、枝を運び出すときはまさに”行”みたいなもんで、途中何度もマラソン選手のように倒れこんで激しい息の乱れを整えた。


自然の山で一日中戦っていると、生きている実感が沸いて、どこまでも激しく仕事をしたくなるけどたまにそれが、体にすごい勢いで跳ね返ってくることもあります。



ということで最近ちょっとだけ体のメンテナンスをしようと思って 紹介を受けた針の先生に自宅で治療してもらってます。 年末から、少々古傷が痛むので
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posted by seijun at 00:26| for ikebana , いけばな花材