2011年11月13日

yoyogi village

SN3R0220.jpg
”この木はまだまだ子供である” 成長するとこの5倍の大きさになる。ノアの箱舟の材料となったのも実はこのなかまで、本種は、そのなかでも極端に細長い ストリクタ  という品種である。 


__ 1.JPG
”植物界のパンダ” とまで呼ばれる木の搬入。 この木は、初めてジャイアントパンダをヨーロッパへ連れて行ったとして有名な宣教師、ダヴィッド神父の名前にちなんで学名も付けられた。 5月にすばらしい花が咲くが、大きくならないと咲かないことからまだまだ日本でも大きな木を見れるところが少ない。


こうもりらん.JPG
”パプワニューギニア”やインドネシアなどのジャングルには摩訶不思議な植物が多くあるが、その代表格といっていいのがこの植物。熱帯アジアから亜熱帯アフリカにかけて広く分布するが、本種は最も寒さに強い品種のひとつ。


__ 4.JPG
”公害樹”というあだ名がつくほど、成長が早く、大きくなりすぎる木として有名。家庭の庭に植えたら数年後大きくなりすぎて隣近所から日照権などのトラブルになることもある。ニコールキッドマンがプライベートを守るためシドニーの自宅の庭の周囲にこの木を植え、近所の住民から"大ブーイング"がきたという逸話を持つ。

__ 5.JPG
ハゲを治すエキスを持っている奇跡のヤシ。


__ 3.JPG
”性なる木” と、呼ばざるをえない。 英名でchaste tree つまり 清純な木といい、ハーブとしても名高く、月経不順など女性のさまざまな症状に効果があることから、かつてヨーロッパの修道院によく植えられていたいた。しかしその一方で修道院に植えられたその本当の理由はこの実を食べると”性欲が失われる”からである。 あまり普及してほしくない木である 




いま、こういった感じで、世界中から、各国代表のおもしろ植物たちを、18日オープンの代々木ビレッジに一同に集めています。 

世界数十カ国から、おおよそ100種類くらいです。 




代々木ビレッジは、ミスターチルドレンやサザンなどの音楽プロデューサーであり、クルックやAPバンクなども主宰している小林武史さんがプロデュースする、まったく新しい商業施設です。 

場所はJR代々木駅からおれの足で徒歩28〜32秒くらい。
 東京の一等地にできる600坪の複合商業施設で、 ガーデンモールみたいになっていて、園内にはいろいろなテナントがあり、レストランもある。 贅沢にもそのうちの300坪は屋外庭スペースになっていて、そこには世界中の各国代表の植物たちが育つ


 またこのプロジェクトには世界的インテリアデザイナーである片山正通さんが内装デザインと、景観のディレクションをやっていて、

おれはお二人から植物担当として指名をしていただき、大事に進めてきたプロジェクト。






植栽スペースや人の流れる歩道などは片山さんとのセッションのなかで生まれた。

まず今回のプロジェクトを進めるうえて、片山さんとのおれがすごく勉強になったのは、片山さんの仕事の進め方。


何度かの打ち合わせしか時間がないなかで、東京で打ち合わせている時間が本当に無駄がなく、会う度にびっくりするほど話がすすむ。 

”なんというスピード感”と感心した。 一流の世界目線で仕事をやっているからこそやなぁと思った。 


 このプロジェクトに関して準備を進めていき、そしてとうとう小林武史さんへプレゼンの日がきて、
 
 あの有名なワンダーウォールの模型を駆使してプレゼンをしてるのを目の当たりにして”すげー”と感心してしまった。

   



これが代々木ビレッジの全貌です。 
莉」縲・惠V_110726_B_container.JPG



/hanau-sora/image/E88E89EFBDA3E7B8B2E383BBE683A0V_110726_A_entrance20gate.jpg" target="_blank">莉」縲・惠V_110726_A_entrance gate.jpg

写真提供wanderwall

http://wonder-wall.com/#project/en
http://blog.honeyee.com/mkatayama/


片山さんのプレゼンは、本当にええものを見せてもらったと思った。 その後、おれの植物プレゼンの番やったけど、 さすがに片山さんのプレゼン後は辛かった! 
 なんというか、カラオケでうまい人が歌った後にマイクが回ってきたような気分で。。。




ところで


 代々木ビレッジには、各国を代表する植物が見れるようになっている。 

庭、というよりは、うーん、公園でもなく、植物園でもなく。。。 どちらかというと動物園みたいにしたかった。   
  自分が旅先で出会って、実際さわってたり感動した植物の標本が並んでいるような。 たまたまデザインは苦手だったので、調和のとれたお洒落な庭を作るつもりはなく、そこは卸屋らしくしたかった。


”まるで本物の図鑑のなかにはいったような感じにしたい”とずっと言っていた。


 メキシコのサボテンの横に中国のバナナが咲いていてその横にアンデス山脈に生えるパイナップルがいるようなイメージ。世界一巨大になる竹や、食虫植物、ブータンの花、竜血樹に、目玉焼きの木に、4mのダリアなどが共存。。。

 まさに花宇の植物置き場みたいにざっくばらんにおもろいやつらが並んでいるイメージ。
世界中の個性たちがひとつの場所で仲良く暮らしてるようなイメージ。これだけの植物たちが土の上で暮らせるということの証明もふくめて。


 世間はクリックひとつで買える植物で構成された空間が多い。
そうじゃなくて、まるで植物たちのバンドのように、それぞれの個性が豊かなメンバーを集めた。

 
あれだけの東京の一等地に植物がこれだけ見せれる場所なんて、なかなかないだろうし、くさったいなものを植えるのは申し訳ない、本物をちゃんとみせたいとおもってる。(ちょっぴり植物ショールーム的にもなっている。)


植物に興味がないひとも喜んででもらえるようにと、 その逆に植物にくわしい専門家ほど、”よくこれだけの植物を数ヶ月で集めたなぁ”とレベルの高さをわかってもらえるようにもなっている。
また、その植物たちの見た目よりも、正直、その植物の文化背景やそこにたどり着くまでのストーリーのほうが重視しているところもある。

 また、奥の広場には、季節毎にコンテナ植栽をがらり代え、季節感の変化をたのしめる庭になっている。

世界の植物(世界観) プラス 季節の出会い(季節感)  バンドのような個性たち。



たどり着いたキーワードは ファンタジー。 





代々木ビレッジは、他にも多彩な方々・企業が関わり、すごくおもしろくなると思う。 8年間という期間限定ではあるけど、きっといままでにない場所になる気がするなぁ。 

http://www.yoyogi-village.jp/top/



片山正通さんが手掛けた店舗は必ず繁栄するという。  

おれも自分が携わった植物が植えられたり飾られた店舗が必ず繁栄すると言われるようにならなければ、と思います。 







*代々木ビレッジについては、 今後のおれの動きもいろいろあり、これからそこを基点に都内の植物業者さん、花屋さん、フラワーデザイナーさん、華道家さん、造園家さんなどと連携と強化しいろんなことをやっていきたいと思っています。 まだまだ話があります。 またねー。おやすみ









posted by seijun at 00:52| for dreamer , 男の夢とロマン