2011年01月22日

 桜  博多で

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現在進行中の 日本有数の商業施設プロジェクト 、JR博多駅とリニューアルと阪急百貨店の新店舗。 

いままでは本州から博多駅どまりだった新幹線が、もうすぐ鹿児島まで開通する。

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この巨大プロジェクトがこの春に完成し駅に直結して阪急百貨店が3月3日にオープンするのだけれど、花宇がそのオープンの日にあわせてたくさんの桜を咲かし、百貨店全フロアでいち早く花見ができるようにするという話です。



また駅前広場からのメインエントランスには15mキューブの空間があり、そこで10mクラスの大きな桜を咲かせます。



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簡単に言うてるけどこれは成功すれば人の手によって開花調整する桜としては世界最大になる。






先週は、このプロジェクトのために九州に入り各地を旅していた。





というのは、この話があったときに、おれが思ったのは阪急百貨店は関西の企業であり九州には進出するというニュアンスやし、そこでオープンに咲かす桜は、地元の木をリスペクトしたいという気持ちもあり地元で採れた桜の木を使うことにこだわりたいということ。九州は植木の産地やし。   おれも兵庫県民で、地元のことを褒められるとうれしいのと同じで、九州のひとも絶対愛郷心が強いはず、と思っていた。 
 
 このアイデアをプレゼンすると、”おもしろい!”百貨店さんも喜んでくれた。



このご時勢に、あえて花や木に重きを置いて店の装飾に真剣に取り組んでいる商業施設は天晴れやと思う。 それが1ヶ月も早く咲く桜でやる、というのだからお客さんはきっと喜んでくれるはず。


今回の桜の巨大”迎え花”は、 おれが九州各地を旅して全県で桜の枝をハンティングし、2月一週目までにそれらを全部福岡県にある今村さんという人の農場に集めて、(おれが内緒でモロッコの銀色のヤシを育ててもらってるところ)、  大きなトレーラーで兵庫に持って帰り、オープンにあわせて花宇の温室で開花調整をしてまた博多に持ってくる。


3月3日に7,8分咲きになり、その週末に満開になるように。
逆算して百貨店のプレスオープンの日の2月28日の前日に納品するように開花調整します。 いまのおれたちの体力と知力と技術を結集させる仕事です。

りっぱな桜の 花を咲かせることを約束します。

 あたらしく開通する新幹線 ”さくら”の名にかけて。






先週 九州を旅しながらふと

”毎日好きな仕事をできて、真に幸せや! ヤバい!” 

と幸せの波がどかーんと押し寄せてきた。 この仕事をやり始めて最初の5年間は辛くて大変やったけど、いまはホンマにたのしんでやれている。


九州での時間はあっという間の旅が終わり、福岡県、熊本県、大分県、鹿児島県での桜のハンティングが成功した。 のこすは宮崎県、佐賀県、長崎県。 
まだメインとなる巨大桜は決まっていない。 



これからすこしの間は 花宇にもどり日々に業務に取り組んだり、大切な常連さんとの打ち合わせを繰り返す。

昨日会社に帰ってきて、いつもと変わらず注文してくれるお客さんのFAXや、何気に注文書に書かれた依頼を見て、変わらず花宇の花を選んでくれる人に感謝したい気分になり、たはりまた幸せの波がどかーんと押し寄せてきた

posted by seijun at 22:48| for dreamer , 男の夢とロマン