2010年11月08日

ombu という化け物 と先入観

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前々から言うてた 砂漠の植物がたくさん入った温室の引越し先が、ようやくメドがたった。

そして温室を解体、移転するために今日は朝からこの温室のよこに植えた化け物を掘り出した。
名前をombu(オンブー)という。 アルゼンチンなど南米に生息する巨大な植物だ。別名メキシコヤマゴボウ

たった5,6年前に偶然手に入れたこの植物、実験に温室横に植えたんやけど、いままでみたことのないスピードの成長し、すぐに7,8mになり、やがて根っこが膨らんできて温室の骨組みを破壊し始めた。 
 温室の鉄筋をバキバキに押しのけて成長していく様がおもしろかったので、これからどれだけ温室を壊してくれるかたのしみに期待してたのだけれど、今年末に温室も引越し、ということで今日は文字通り、ゴボウ抜きにすることになった。 

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 成長の具合や、花が咲くとこ、日本の四季によって姿と変えるとこなど、みていると飽きなくてまるで巨大なペットを飼っている気分やったんやけど、特にびっくりしたのはこいつの重さ。そして中が水分だらけで余分な根や枝にのこぎりを入れるとまるでダイコンみたいな感触。 胴回りは太くて堅く、でも恐竜みたいな肌。



ちなみに、このオンブーは植物学上は ”草本”つまり、草やねん。 ということで草花を無理やり掘り起こしたときのようにできるだけ負担をやわらげてあげれるよう養生しました。

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 大きい植物は木、ちいさい植物は草、という先入観から普通はなかなか抜けきれないものだ。  でも木や人や動物より大きい草ってあってもよいとは思いませんか。 
アリエッティーですよ。
 そういえばちなみに、いわゆるおれたちが食ってるゴボウってのはキク科の植物で、このヤマゴボウ科の植物とは関係ない。この植物はひとをたのしませるという特技はあるが特に役に立たない  
 
posted by seijun at 00:15| excursive plants やんちゃな木