2010年07月25日

あのオヤジさんに贈る花






 ”父親が亡くなった” と、福岡へ向かう途中、大事な親友からの電話。

 
 葬式があるから、どうしてもおれに花を送ってほしい、という頼みやった。 



福岡に向かうなかで、夢中で頭をフル回転させて、時間がない中でどうやって彼と彼のオヤジさんの為に自分の”コレだ”と思う花を贈ることができるやろう?と考えた

”こんなときおれが彼の望む花を届けれないと男じゃない!”なんて思って夢中で頭をフル回転させた。 彼はオーストラリアで出会って以来ずっと心を通わせている友達。

 花宇から植物を飛行機で飛ばして高知空港で受けとってそのまま持っていくことにした


とりあえず福岡で無事荷物を下ろし、打ち合わせを終えたあと、
迷うことなく九州で予定していたプラントハンティングやアポを急遽キャンセルして、レッカー車を飛ばしてそのまま高知へむかった。


下関を渡り瀬戸大橋を超えて四国へ。 途中睡魔に襲われたりして、9時間かかったけど深夜に高知へ入り、仮眠をとって、朝5時50分に高知空港が営業を始めると同時に花宇から飛ばした植物たちを引き取り、お葬式会場へ急いだ。
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翌日のお葬式に飾ったあとはそのまま庭に植えれるような木がほしいということやった


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助手席には 福岡から高知へむかう途中で手に入れた、 芙蓉、桃色花のリョウブ、合歓の木、姫リンゴの木。



 間に合った。 
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たくさんのひとが集まっていた。みんな花を喜んでくれた。すごくあたたかいひとたちがオヤジさんの周りを囲んでいた。 あそこでのことはいま思い出しても うるってくるよ。  




 花宇からは白花の百日紅、槿、そしてユッカ ロストラータを用意した。 実はこのロストラータはでかすぎて高知行きの飛行機のコンテナーには積めない、と断られたんやけど、航空会社と粘り強く交渉して直接飛行機に積んでもらう、という裏技でなんとかできた。 ロストラータのでかいのにこだわったのは、一本気な高知のいごっそうというイメージのオヤジさんと、太くまっすぐ天に伸びているロストラータの風貌が重なったから。もの言わずまっすぐなところが似ている。またオヤジさんの年齢と同じくらいの木を用意したかったという思いもある。

 オヤジさんの冥福を心から祈る    





posted by seijun at 21:16| unforgettable flower,  いつまでも