2010年07月11日

オサメユキ

数ヶ月前、FAJ(フラワーオークションジャパン)という、東京にある市場の島崎さんからの突然の電話

”おい アンタ、 フィロデンドロンの葉っぱが真っ白になる新種を発見したんだって? パテント(その植物の権利)も持ってるって@@@さんから聞いたよ。本当かい?  ウチのオリジナル商品として売らせてくれよ”

というワケで、詳しい話をするために5月に東京に行ったときから、http://blog.hanau.jp/article/38481344.html

進め始めたプロジェクトが進展。






今回FAJを訪れて、条件などもざっと聞いたので、安心もしたし、ずっと大事にしていた新種の観葉植物、オサメユキ(納雪)の親木を、今日すべて紹介された生産委託農家へ持って行った。
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パートナーになる片岡さん。坂東栄治と鳩山首相を足して2で割ったような男前の農家さんや。 このひとがすっごく気持ちいいひとで、一緒に仕事していくと思うとうれしくなった。おれ、最近巡りあるひとには相当ついている。 


これからオサメユキはおれの知らない間に、片岡さんによって増殖され、しらない間にFAJに出荷されていきます。初競りは来春になるのだそう。 



 ここで、このオサメユキが出荷されるごとに一鉢一鉢ロイヤリティーが発生し、これがうちの売り上げになるのだけれど、それだけじゃおもしろくないので、うちのパテント品種の植物に関しては、そのロイヤリティーの一部をおれが世話になっている東京農大付属の進化研究部がやっているサザンクロスジャパンというボランティア団体に寄付することに決めている。
 →http://homepage2.nifty.com/vsja/
 マダガスカルのバオバブや、世界的に貴重な”棘の森”を守る為に活動しているすばらしい団体やねん。 おれも25歳のときにマダガスカルへ行き、サザンクロスジャパンの基地を訪れているが、なんにしろ本物のバオバブをみて大泣きした思い出があり、ぜひ応援したい団体だ。

もうひとつ、おれがパテント持っている品種があるんやけどそれは定番の観葉植物、ドラセナ ”ソング オブ インディア” のニューバージョンで”ソング オブ サイアム” というやつで、これはすでに生産者さんのとこで増殖されているんやけどこれも同じようにロイヤリティーの一部が還元されます。
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 従来の観葉植物の園芸ラベルというのは、表にその植物の写真があり裏の育て方が書いてあるのが基本なんやけど、おれはあまりそういうのは好きじゃないのでうちのパテント品種に付ける園芸ラベルは、有名なデザイナーさんとコラボして、いままでにないようなラベルにしたいと思ってる。 基本的に植物のラベルにその植物の写真がなくてもいいと思っているからグラフィックとかにしてもいいと思っているし、植物のそのもの情報よりもラベルにおもしろい情報やURLなどを載せたりして、その植物を買うひとにいろんなメッセージを伝えれたらと思ってるねん。 
 従来の生産者さんとは全く違う切り口で自社の観葉植物を広めていきたいと思ってます


(日陰にも寒さにも強くて姿が乱れにくい品種なので育てるのが簡単やしインドアにぴったりやねん。もちろんいけばな花材などにもいけるやんと思ってる)




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 おれの嫁ちゃんの旧姓は、納本(オサメモト) という珍しい名前だった。 通称オサメちゃんと呼ばれていた。 
 一人娘なのでおれと結婚するとその珍しい名前が無くなるのは相手家族にとってもさみしいだろうし、植物の学名として付ければずっと残ると思い、オサメという響きと、真っ白につもった雪がだんだん緑に納まっていくようなイメージとかけてオサメユキ(納雪)という名前にした。

そして結婚式を迎える前に種苗登録し、結婚式の余興で発表してん。 http://blog.hanau.jp/article/14170738.html


ロマンチック系男子として考えに考えた作戦であり、結婚を控えて相手家族ともちゃんと仲良く付き合っていかなあかんと自分なりに自覚していた20代男子が必死で考えた作戦でもあったと思う。


ちなみにいままで植物に自分の名前や嫁の名前を植物に付けている例は他にもあるけど、苗字を取り込んだというのは珍しいと思う。(で、そこがお洒落やと思ってんねんけどね)










posted by seijun at 04:58| for dreamer , 男の夢とロマン