2010年05月31日

旅と植物とその行程

昨日ロンドンのガットウィック空港で、スペインの田舎へ向かう飛行機が遅れたので飛行機が飛ぶまでの間ずっと空港のCD屋さんで時間を潰していた。 

 そしたらちょうど19〜20歳のころよく聞いたdavid grayのベストアルバムと、eelsの持ってないCDを発見、安かったので思わず買ってしまった。

そして無事飛行機が飛び立ち、スペイン南部につくとレンタカーに乗り換えて旅路にでた。

ここ最近のおれのヘビーローテーションは、

 john butler       grand national (テンションあげるとき)
 Natalia Lafourcade      hu hu hu  (気分がよいとき)
Jeb loy nichols    easy now  (気楽にいきたいとき)
UA       ハルトライブ。(極上なとき)


 
 レンタカー屋に地図がなくて今回は地図を持たずに走っているので最初のうちはまず迷子にならんように気をつけていたけれど何時間も走ってるとなんだかそのうち愉快になってきた。(毎度のことやけど)



この道の先におれが求める木があんのかなぁ〜 って思うと、ちょっと期待が膨らみます。


 といっても、おれは別に探検家とか旅人ではないので、日本人が行ったことのない地とか、すごい景色に出会えるような場所などに特別興味があるわけではなくて、とにかくおれが興味があるのはその地でしか見れない植物のみ!やけど。  

そうそう。おれが花宇で職人として修行をし始めて最初の5年は日本の山を登りまくってたんやけど、そのころオヤジにもらったアドバイスがあるねん。
 ”自然の山で見つけた品物は、風景のせいでどうしてもよくみえすぎてしまうんや。だから冷静にその木が現場で活けてどう見えるかを判断せなあかん” 

なるほどな〜っていまでも思ってて。 

 いまでもこうやって日本中世界中を回ってると、やっぱその行程の途中にいろんなことが起きる。いい人に出会ったり、美しい景色に感銘したり、だれかに助けられたり。リスクもそう。肉体的リスク、精神的リスク、金銭的リスク。。。 だから、そういうことを乗り越えて植物を見つけるその行程のなかで自分自身をロマンチックにしてまうねん。 そうすると、その先で見つけた素材に対して自分が必要以上の価値を見出してしまう可能性があるから、これを一番気をつけている。
   
 その植物の価値はそれを見つける行程でどれだけ苦労があったとしても、その労力と価値は比例しない。 

コレ絶対。



そういうことをおれなりに考えたうえで、輸送コストを含め現実的に卸値がつけれそうな素材だけを世界中から集めて花宇に並べているだけということ。(いま品薄で焦ってるけど 笑)


だからこのブログは別に素材探しの行程の苦労話や自慢話をするために書いているものではなくて(もしそう思ったひとがいたならそれはその人の心の問題やと思う笑)、その素材の出生や背景をちゃんと伝えたいから書いている。ちゃんと。誤解されんのも嫌やし自分の言葉で伝えたいから書いている。

 最近、おれの全人生まるまる植物探すことになりそうなやなぁとふと思って、そんな人生やったら、とりあえずやっぱ




今日は朝4時に目が覚めてヒマなので波を音を聞きながら書いています。めっちゃ静かやわー。 ちょっとだけ、夜が明けてきた!


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昨夜海辺で食ったローカルのエビが死ぬほどうまかった!ビールをあおる様に飲んでベッドにぶっ倒れた。といっても2杯やけど。

posted by seijun at 12:50| unforgettable flower,  いつまでも