2011年03月30日

Pseudopanax ferox or lessonii

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テオさん
”ここはおもしろい植物がたくさんあると知ったので豊明花きにたのんでつれてきてもらったんだ”

おれ
”どんな仕事をしているのですか?”

テオさん
”主にヨーロッパや南米などで生産されている苗を日本に供給しているんです 最近ではニュージーランドも。”


おれ
” ニュージーランドも!? 

テオさん
”たとえばプセウドパナクス・フェロックスとかね”

おれ 

”プセウドパナクス・フェロックス!   おおよく知ってるなぁ。 その言葉がいきなり出てくるならもう一緒に仕事できるわ ”

テオさん
” プセウドパナクス・レソニーもあるよ” 

おれも
” レソニーまで!” 





プセウドパナクスはニュージーランドの めっちゃ滑稽な木で、とくに若いときは樹木というよりは変な物体みたいだ。 寒さに強く、世界に類をみないカタチの樹木で、注目していておれも何年も前に一度 種を輸入したことがある。 


 だからそんな珍奇な植物の学名が出てきたので  彼がなにものかわかった。 

 初めて会う海外のバイヤーも 話して5分でどれだけのひとかわかる。

昨日はなかなか収穫のある日だった。 

 また、昨日は プセウドパナクスもさることながら、  ひまわりのことを一日中考えていた。





今日はずっと沖縄でした。









posted by seijun at 23:57| rare plants 希少植物

2011年03月29日

元気がでるような。。。



 来る日も来る日も、多様な植物の依頼に応える毎日であるけど、 普段のように何々が何本、という注文もさることながら、  最近は ”こんなコンセプトに似合う植物がほしい”という漠然とした注文が増えています。  そういうの考えるのたのしいんやけど・   




たとえば、
”元気がでるような”植物がほしい。という注文です。  →

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切っても切っても何度でもやり直して上に向かって伸びていくサボテンです。見習わなければ。



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太い枝が折れても、切っても、 再生して輝きある元気な新芽を出してくるオリーブの巨木です。その源は、ゆるぎのないたくましい幹です。   
 なにがあっても真がしっかりしていたら何度でもやり直せるんやなぁ。

posted by seijun at 22:36| for display , 装飾用

2011年03月27日

ふわっ

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ひゅー

posted by seijun at 23:35| for landscape , 庭木

松井さん、三木さんへ

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お元気ですか?


おれは今日は正月休み以来の終日休みで、16時間寝てすごく頭も気分もすっきりしています。

今回はほんまにおつかれさまでした。
 よく考えてみると二人が始めて花宇に来てくれたのは去年の夏でした。マダガスカルの変なこうもりらんの説明をしたの、覚えています。 



そして秋から三木さんとの蜜月(笑)の期間が始まり、あの陽光桜が咲くまでの半年間、昨日振り返ってみてたらあっというまやったなぁって感じです。  
めまぐるしくシーンが変わる植物の卸屋の毎日をよく辛抱して(?)取材してくれたなぁと思います。バレンシアではスペイン人とマジで激論を繰り広げるおれを見守ってくれたり、時にはタイの田舎で一緒に食中毒になってくれたり、時にはマイナス10度にもなる長野県の山篭りの5日間の密着。 香港では日本文化に触れ、屋台ラーメンも食いました。  時には花業界のグチを聞いてもらったり、時には植物とこれからについて暑苦しく語りまくるおれに耳を傾けてくれたり。 九州を旅したのもたのしかったですね。 桜島、、、思い出ですね。 あのメシも。 武蔵野美術大学での講義に遅刻したときも一緒になって階段ダッシュしてくれました。    なにより イエメンでの旅は最高のものになりました。いままで26カ国植物の旅してきて  あそこは一番好きかも。  スケールが壮大やったから。。。 なんか、人生レベルの景色をシェアできたような気がします。  語りつくせないくらいの思い出話ですね。 お互いおっさんになってもその話で一杯飲めそう。 笑    そういえば好きなベンハーパーの一番昔の曲を使ってくれてびっくり。ありがとう。そういう気遣いをできるのが三木さんなんですよね。 
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 おれを見つけてくれた松井さん、本当に感謝しています。 松井さんがいなければ ああいうふうに植物の魅力を伝えることができなかったでしょう。
危険な場所や、ややこしい現場には遠くから見守ってくれ、スペインと百貨店の取材はちゃんと来てくれてうれしかったです。笑

 とにかく、小さくてきゃしゃなひとりの女性のおかげでおれはいい思い出をつくることができました。
 そうえいばバルセロナで閉店間際のかわいい靴屋さんに一緒に飛び込んだのおもしろかったすね。

おれ自身いままで誤解されたくないために、毎日一生懸命ブログも自分の言葉でこつこつ書いてきて、ちゃんと植物のことを伝えようと努力してきました。
しかし
孤高の親父が、
 ”おれが勘違いするとあかんから”
 ”花宇の仕事は表に出るもんじゃない” 
という二つの理由から、メディア取材を受けるのを拒んでいた時期もありましたが、最近 ”もうええかな”という感じになったこともあり、 すこしづつ取材を受けるようになっていた去年の夏のある日、 ”そろそろ情熱大陸かも”なんて何人かに言ってたら、突然メールでオファーをいただき、ご縁を感じたのを覚えています。 とはいえ一般人が田舎でやっている仕事を、重みある番組に取り上げていただいたのは素直に光栄。

  以前にも増して励ましのメールをいただきおれも感動している毎日です。地震のあとやったのは偶然か必然かわからないけど”元気がもらえた”と聞いてぶるぶるきています。
 また、 ”桜が咲いたのを見て、涙がでてきた”と言ってもらえます。誇りです。 実際、花が咲いているのを見て涙できる人種は少ない。 花が咲いているのをみて 涙がでる人がいるというのはこの国がまだまだ豊かな証拠ですね。 心が豊かなら、花をちゃんと見れるからです。
 
 おれ自身はヨチヨチ歩きで歩き始めたばかりですが、とにかくこれからの時代に植物の無限の可能性を知るひとが増えることには変わりなく、その魅力と可能性が少しでもたくさんのひとに伝わり、まただれかが元気を取り戻すきっかけに自分もなれればいいな、と思っています。  今回は本当にありがとうございました。 ではまた打ち上げで。 


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追伸   松井さんへ : 靴の買いすぎに気をつけてください。  

      三木さんへ : ビリヤードでおれに負けたからといって落ちこまないでくださいね。  ガハハ!

    





清順  拝




posted by seijun at 01:01| for dreamer , 男の夢とロマン

2011年03月24日

ついにできた

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今日届きました! 本の見本。  あ〜 ここまで長かったなぁ。。。

 徳間書店より出版の本、 制作に1年を費やし、ようやくできた。 作った、というよりは生み出したという感じです。 難産やったけど、そのぶん 喜びもひとしおです。


”本を取り扱いたい”と、思いのほか花屋さんからも問い合わせをいただいていて、そういう場合は徳間書店さんを案内させてもらってます。  (これがうれしい。) 

おれにとっては、この本はここまで10年間真剣に植物をやってきた旅の、ちょっとした集大成みたいなもんやから、本のことに興味を示してくれるのは、おれのハートに直結するわけです。  
    
この本を置いている花屋さんでだれかとだれかの話に花が咲いたら最高やなぁ 。

 
  

取り扱いの問い合わせはまず → hanau1@me.com (ちょっとした部数でも取り扱い可)

 また4月3日にちようびに、西武池袋で出版を記念して講演するので来てください!→
    http://cul.7cn.co.jp/programs/program_538060.html

今日は宣伝ばっかりすんません。 
posted by seijun at 23:05| diary

2011年03月23日

looking for Neofinetia falcata



 昨日深夜に仕事を終え、そのあとの打ち上げで酔った。
今朝起きて嫁さんに一ヶ月ちかく遅れていた誕生日プレゼントのワンピースを二つ買って、そのあと博多から広島に移動。


 ホテルでとあるひとと面会し、時間を割いてもらってずっと進めている大切なプロジェクトのことについて打ち合わせした。  おれが過去に発見した新種の観葉植物の栽培数が増えていくにつれ、気合が入ってきたている。






そのあと、夕方前に広島駅で 半年ぶりにドクター ジグ・カラスと合流。 富貴蘭の農場を訪れ、仕入れ。
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 今回はタイの王族の方から直接”日本の富貴蘭をできるだけいろいろ集めてほしい”との依頼があり、オーストラリアから来たジグと二人で日本の富貴蘭のいろいろな種類を収集しはじめている。

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富貴蘭の世界は正直ようわからん。。。  けど 不思議な魅力もあるなー







posted by seijun at 23:08| rare plants 希少植物

春を待つ桜畑ニテ 正二さんと。

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きょうも急な追加注文などに追われ、気が狂ったように陽が暮れるまで桜の枝を切り集めていた。





 




 アドレナリンが出まくった。

 でもやっぱ長野県日帰りは気持ちいいな〜 






筑北村の桜はいくら汗をかいても足りない。
http://blog.hanau.jp/pages/user/search/?keyword=%92%7D%96k


 
っていうかもう寝よう。 アイス食べたい。
posted by seijun at 02:17| for display , 装飾用

2011年03月20日

身近にあるたからもの

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今日の銀閣寺での稽古花は、この日のために咲かせた梨の古木の花などを持っていった。 あとは苔むした山桜の枝ぶりのよいものや、最近おれがハマってる雲仙躑躅 など。

このチームのお稽古ではあらかじめ花宇でお稽古用に切り分けた花材を渡すのではなく、できるだけその木の自然の姿から自分の活けたい枝を見極めてもらうために、あえて花材を株ごと掘り起こしたものを持ってきたり、山から切り出した姿のままの枝をがっさり持ってきて、みんなに選んでもらってる。 自ら歩いて自然のなかで花材を探す珠寶先生の考えにできるだけ沿うように考えた結果だ。

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今回の梨の枝は、2年前に偶然長野県のとある古い民家の裏庭で見つけた古木のもの。
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木は一般的に古木になり年数が経つと、毎年伸びる枝の長さが短くなっていく。
若いうちは一年に何十センチも枝を伸ばす木が、ある程度の年齢に達するとだんだん一年に伸びれる長さが短くなっていく。 この梨の枝のようになると最後のほうは一年で数センチ単位しか伸びていない。 こういうふうな状態になった枝を”締まった枝”という。

  この枝先を切り取った部分が、日本人の感覚に”風情”となって感じられ、ちいさな花器に納まったときにその年数の分、やはり美しさを発揮する。 それは若い枝では出せない味だ。  

こういう枝になっている部分を遠くからでも見極めれる目とか、木の光る部分を見極めれる目こそ、花宇の仕事の重要な要素になる。



 持ち主のおっちゃんが邪魔だと言って切り倒そうとしていた梨の古木を、

 ”この梨の木は宝物のようなものです。毎年おれが枝を買いにくるので切り倒さないでください”と言って以来、去年も今年も切らせていただいて、いけばななどに使ってもらってる。  



 梨は、幹肌が黒くてぶりが男らしく、花は素朴で可憐。美しい。 

ふと田舎の片隅に眠っている、たからものだ。 

posted by seijun at 22:55| for ikebana , いけばな花材

2011年03月19日

今回の東日本大震災についてと 自分の使命



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(写真提供:小豆島ヘルシーランド)







ここ数日も、おれはというと大事な仕事があって木を安全に届けるのに必死だった。 



昭和天皇が小豆島でオリーブの種を蒔いた日として”オリーブの日”と定められた3月15日、 無事に海を渡った樹齢1000年を超える大樹のもと、各関係者が集い神事を行った。

オリーブは平和と繁栄の象徴をされている。 きょうはオリーブが日本で初めて実を結んでからちょうど100年目という年でもある。



小豆島の繁栄を切に願うNPO法人オリーブ文化生活研究所の理事長・柳生好彦さんから、”町おこしのためにオリーブの大樹を”と、依頼を受け、小豆島ヘルシーランドのオリーブの森に植えた。






もちろん町が活気づくように盛大に行われるはずだった植樹祭は、世界中が心を痛めている東日本大震災により、バルーンリリースなどはとりやめになり、被災者へ黙祷を捧げたあと儀式が厳かに執り行われました。





 こんなときにおれは一生懸命花事に打ち込んで不謹慎と思われるかもしれないが、
もちろん いま同じ日本国民が危機にさらされていて、”なにかできることを”という思いはおれの胸にもあるし、だれの胸にもある。


おれもみんなと同じようにじつはここ数日被災者のためにいまなにをすべきか考えていた。


いまできること→  できる限りの募金、節電、そして祈ること。 





しかし必要以上に慎ましくしていることが、必ずしも被災者のためになるわけじゃないのだから、こういうときにこそちゃんと目を開き、あとは自分に与えられた目の前の役割を精一杯やることも重要だと思っている。

 想像しにくいかタイミングかもしれないが、10年後、20年後、30年後の日本を考えたときに、やはり日本を支えていくのはおれたち若者なんだから、この国を滅ぼしたらあかんし、この危機に直面しても踏みとどまっているのではなく、いまやるべきことやって、あとは一生懸命、自分の使命を果たして生きてくことが必要なんやと思う。 



たまたまおれの場合は最近オリーブの大樹を無事に小豆島へ送り届けることが自分の任務であり、いち植物の卸屋として日々の依頼に応えるべく植物を段取りするのが任務であり、おれは毎日遂行しているプロジェクトを成功させ、あとは自分が携わった植物の将来と、植物を納めた場所(人)と、それを調達した場所(人)が繁栄することを願うだけだ。

 
 すこしづつ自分の扱う植物の影響力が大きくなるにつれ、おれもずいぶんといろんなことを考えるようになった。 いまのタイミングでこの花、この木は そこに必要なのか、とか。

 しかし小豆島で、神事の際、宮司さんの言葉お聞きし、自分はやはり自分の役割に精進し、かわらず一生懸命生きていくしかない、と思った。  


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  連日一般の方からもお問い合わせをいただいている”情熱大陸”の放映の件やけど、ディレクターさんから連絡があり、いちおういまのところ20日と聞いています。 しかしこの状況なのでそれはおれにもわかりません。
  局の方の見解としては不適切な内容ではない、と判断していただいていると聞いたけど、正直、”元気いっぱいに植物に走り回るおれがいまの世の中に受け入れられるのだろうか?”と思ったこともある。 
しかしいまはおれもディレクターさんもあとは流れに任せよう、と話しています。 おれはいま必要とされる情報があれば絶対それらを流すべきと思っているし、放映が何年後でもいいと思っているねん。 

けど

”こんな状況だからこそ元気をもらえるはず”、など、たのしみにしていてくれるひとが多くいて、それは素直にうれしく思う。だから見てください。 もしそういう気分でないひとはニュースを見てくれると思う。






 でもね、おれにはいっつつも一生懸命、元気なときも元気でないときも元気なふりして夢中で走り続けていれる信念(理由)があります。

 それは自分の人生に起こる強烈なことも楽しいことも悲しいことも全部生きているからこそであって、一回きりの人生だから思い切り生きて、死ぬ瞬間まで精一杯生きて自分のやるべきことをやりたいと思っているから。 

 命をを扱っている仕事だからということと、己の命を賭けなきゃならない瞬間がある仕事ということ、そして命について考えさせられる機会が多い仕事やから、そう思えるようになった。


だからおれは今日も相変わらず日本で育つヤシのことを考えたり、花を捌いたりしている。それがおれの使命やから。
中学2年生だった阪神大震災のあの朝は、全壊した家にいたおばあちゃんを助けたあとは、各パーティーや結婚式で使われるはずだった開花調整前の桜の枝をトラックから父親が運ぶのを手伝っていた。使命ってそういうもんなんやと思う。

 現在請け負っている仕事も、取りやめになった仕事もそういうタイミングだったわけでそこには意味がある気がしてならない。

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今回はたまたま被災しなかっただけ。 明日は我が身だと思ってる。
偽善はあかん。もし被災者のことを想うなら、いま自分が生きていることに感謝し、もっともっと精一杯生きたらどうだろう。







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おれたちは大きな木を動かすときには幹にベルトをかけてクレーンで吊り上げます。

そのときベルトがきしんで木の皮を傷つけないように毛布で養生するんやけど、  その毛布を見たら、”寒がっている被災者の方々のことが頭によぎり、ふと胸が痛くなった。







 だれでも被災者の方々に対する気持ちは同じだ。おれもそうだし海のむこうから世界中にひとも、”すこしでも良い方向へいくように”と、願っている。

しかし、だからこそ、このタイミングでいまおれはあえて自分を含めた被災しなかった側のことについて考えてみました。 

 いまこうやって生かしてもらっているおれたちは、たまたま被災しなかっただけ。たまたま今日まで生かしていただいているおかげ。 

だからおれは生きているうちは、生きることを怠けずに泣いたり笑ったり働いたり一瞬一瞬一生懸命生きなければならないと普段から心がけようと思う。  





そして
今回被災された方には、心からお見舞いを申し上げたい。


http://www.jrc.or.jp/






posted by seijun at 15:46| unforgettable flower,  いつまでも

2011年03月18日

とあるメールにて、気がついたこと。




地震があってから、 いまできることということでたくさんのひとからいろんなメールをいただいています。 被災者の方のことを思いながらできることをやろうって。

今日は、おれの友達の芦屋のフローリスト、アイロニーの谷口さんからすんごくストレートなメールをもらったのでここに載せたいと思った。

 花で生きるおれたちにとっては、やはり世の中に花以外で役に立てることはできないと知っている。また、花を信じる人種にとって花はすべての象徴であり、すべてのメッセージだからそれに託したいと自然に思うもんなんです。

 だからこそ、この業界から勇気を出して思い切って彼のようにアクションをとったことに対して敬意を払いたいと思う。 以下のメール、リンクをみてみてください




清順殿


周りの人もみんな無事ですか?


ブログみました。すごい木入ってきてたね。あれがどこに根を張るのか楽しみです。




さて、今日はお願いがありメールしました。




この地震の被害に苦しんでいる人に、何もできないと悩んでいる人が周りにたくさんいたこともあったり、


店の周りの人(とくに青山店)が精神的に結構ショックを受けているのを感じていたので


俺ら花屋は花で元気になってもらうしかないなーと花を配りはじめました。




花のちから
http://www.illony.com/taniblog/2011/03/post_285.html


花のちから募金
https://justgiving.jp/c/3008




そして、できることをつくろうと 花のちから という募金集めをつくりました。




そこまで思いつきでばーとやって、あとで失敗したなーと思ったのは、俺じゃなくて清順に中心になってもらったほうが


花屋にもっとひろがって、結果としてもっとたくさんの癒しと、被災地の方々への募金が集まったんちゃうやろかとちょっと後悔したりもしました。




まぁ、でもやっちゃったものは仕方ないし、それでもたくさんの人が共感してくれて


たくさんの募金が集まっています。




清順は、たくさんの花屋に大きな影響力を持っているので、もし共感してくれる部分があれば、誰かに話したりブログで紹介して欲しいと思ってメールさせてもらいました。




清順もきっと考えがあって行動してるだろうから、賛同や紹介できないときは、俺はなにも思わないのでスルーしてください。




少しでもできることをと思ってメールしました。では、また仕事で。





 世の中には頭のいいひとはいっぱいいて、もっともっと世の中をよくできるはずなのに、思いついたことをすぐに行動に移せる人がすくないような気がする。
 でも、このように ”よかれ”と思うならとにかく一生懸命やってみる、こういう姿勢って重要なんじゃないかなと改めて思わさせてくれる、友達からのメールでした。 ストレートに相談をくれたのもうれしかった。実際、募金が少しでも集まることにこしたことはないと思うねん。
おれはよきことに協力できるならいつでも力になりたいと思う。
  

 とにかくおれたち若者がこれからの日本を支えていくのにはまちがいないわけで、とりあえずいまは自分たちの国のために勇気と行動力をぶつけあいましょう。




posted by seijun at 00:15| diary

2011年03月15日

神戸港ニテ

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posted by seijun at 23:39| diary

2011年03月13日

東北地方太平洋沖地震





おれの同級生の女の子が仙台にいてて、ちいさい赤ちゃんもいるし本当に心配で、電話かけまくってもつながらなかったし、けどいまメールが返ってきた。涙








 あの阪神大震災の朝に、変わり果てた温室で暖をとっていたときのことを思い出すと、被災された方たちのことが心配でならない。   




混乱しているのでいろんな情報が飛び交っていますが、

とりあえず赤十字社のサイトはまえにみておいたほうがいいかも。

http://www.jrc.or.jp/




to my friend in overseas,

thank you for a lot of call and mail. we are all fine here in Kansai, but it`s so misery in North of Japan. all the japanese are broken hearted.
I just pray and hope that things will go better .



http://www.google.co.jp/intl/en/crisisresponse/japanquake2011.html
posted by seijun at 00:04| diary

2011年03月11日

迷うまえにやってみよう

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 毎日ちゃんと寝て、  腹いっぱいにメシを食う。 人間らしく。  


 例えば、鼻にエビを突っ込みたくなったら、迷うまえにやってみよう。    迷ったら前へ!

posted by seijun at 00:12| diary

2011年03月10日

桜 撤収 そして

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あのとき、偶然南阿蘇村でみつけた本桜。


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あのとき、一瞬で見つけた桜島中学校の八重桜。なんとか咲いてくれた。

でも、見つけた桜のうちの半分は白い花の咲く、大島桜系統の桜だった。花はいつでもおれがまだまだ修行が足りんと教えてくれる。
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あのとき、大村市で天然記念物の桜とともに分けていただいた、やはり門外不出の玖島桜。一晩で仲良くなった、武田双雲さんの会場に。



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こうやって、すべての桜を飾った場所には提供者のPOPが。

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写真じゃわかりづらいけど、雲竜桜の鉢植え。 





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最終日。あのとき偶然手配していた大きな陽光桜は、何万輪と花を咲かせ、人々を癒して、燃えるような桃色になり、最後は新芽が。 

 いま思えば3月3日〜撤収した昨日まで、最高の咲き具合に調整できたなぁと思う。 





 へとへとになり、会社に帰って宿題やメールをしてたらお得意さんから電話。 スタッフの用意した600人分のいけばなの稽古用のサンシュユに問題があったとのこと。 目が回りそうやったけど、車を飛ばして頭を下げに走って、一件落着。
  こんなことは稀やけど、とにかくいつも信頼して長くつきあってくれている人が一番大事。
とにかくいまは夢中で走り続けるけど、大事なことを忘れてはならない。 
posted by seijun at 00:50| rare plants 希少植物

2011年03月09日

情熱大陸



来週、13日の日曜日 午後11時  情熱大陸に出演します。 

http://www.mbs.jp/jounetsu/

http://mainichi.jp/enta/mbs/news/20110307org00m200017000c.html


みてや〜
posted by seijun at 04:10| for dreamer , 男の夢とロマン

2011年03月08日

しんぼるの木

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 おれの波乗り友達のひとり、 照明デザイナーの神達謙一さんの新しく芦屋に4月に移転する店flameで、2.5トンのヤマボウシを一本吊り。
 
 友達の自宅も兼ねている店舗ということでおれも気合の入った植木を探してたら、大分県のど田舎でばっちちのものを見つけた。 

ヤマボウシは、春には白い花が咲き、夏には茂って木陰を作ってくれ、秋には実を成らし紅葉までしてくれる。冬には冬姿のよさがあり、季節を感じさせてくれる木です

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木や花の相談を乗るときには、会話するひとのすべての言葉にそのひとの求めるもののヒントが隠されている。それを組み込んで理想にちかい植物を提供するのが卸屋としての仕事だと思う。



ところで
  
自分の人生を共に過ごす木って、いう発想。 持っていますか? 

マイホームを買ったときでもいいし、念願の路面店を出した暁にでもいい。 人生に一回でもいいから、本当に自分のパートナーと思える木を出会えたら、それはステキやと思います。  


  

 
posted by seijun at 00:49| for landscape , 庭木

2011年03月05日

プラントハンター 本について

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http://www.amazon.co.jp/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC-%E5%91%BD%E3%82%92%E6%87%B8%E3%81%91%E3%81%A6%E8%8A%B1%E3%82%92%E8%BF%BD%E3%81%86-%E8%A5%BF%E7%95%A0%E6%B8%85%E9%A0%86/dp/4198631387

今日、本の表紙のデータがとどきました。

今月末に発売予定です。 いまのところ順調にいけば都内の大きな書店さんから順に25日から並ぶと聞きました。

3月中旬に発売と言ってしまった関係者さまさま、おれのワガママで出版時期がのびて申し訳ないです。 編集者のかたたちもガンコなおれに手を焼きながらも最後の踏ん張りに非常にがんばってくれています。




ちなみにこの本がでると決まったときから
http://cul.7cn.co.jp/programs/program_538060.html

4月3日に西武池袋で、コミュニティーカレッジさんに出版記念講演のオファーをいただいています。 予約もできるよ




 この本では、いままでのたくさんの植物を探すその道のりで出会った人たちやエピソードなどを綴っている。 植物を探す行程で気づいた、自分の人生において大切なことなども。

 また特徴としては 本の大きな構成を ”喜怒哀楽”に分け、楽しかったことや悲しかったこと、すげーうれしかったことや腹が立ったことなどをベースにしているとこです。 いままでになかった切り口で植物の本を書きたかった。 

 また、植物と出会う前のころの物心ついてなかった時の自分や、 植物への愛が暴走して警察に捕まったこと、花とエロスや、 プラントハンティング中に死にかけたことなども、包み隠さずに書いています。(おれの言葉をすこしやわらかくしてもらってるけどね 笑)








花宇の素材は花や木のプロに扱ってもらっているのでたくさんのひとに見てもらえる機会が多い。その中で

 花や木を切ったり掘ったりすると 花がかわいそう、って思う人がいてます。 

 

しかし世の中は 

 牛や豚の首を切り飛ばして腸を取り出し肉をミキサーにかけてぐちゃぐちゃにしたものを腸に詰めてソーセージにし、おれたちは”おいしい”って言って食べている。

 大海を自由に泳いでいた魚が釣られてナタで解体され、きれいに水で血を流して鍋にぶち込んで料理しているのをお茶の間でテレビでふつうに観てる。 
  
 きれいなヒマワリの入った花束を誕生日にもらって喜んでいるひとがいてるけど、そんなちいさな花ひとつひとつも、命には変わりなく、それを切って命を奪いひとはプレゼントしているわけです。

 エコだの環境問題だのっていうわりには、温室で石油をがんがん炊いて観葉植物を生産し、大型トラックで輸送し、イメージよく商品として売り買いされています。 


たとえばおれが一本の大きな木をハンティングする間に、その1万倍もの森が開発にかかり切り開かれているとか。
 


そんな世の中です。

なにが悪い、というわけではない世の中です。 おれは肉も食らうし、観葉植物も温室で育てているし、 ひまわりをだれかにプレゼントしたいと思うだろう。 もちろんこれからもだれもできなかった劇的な木をハンティングしてひとも前に持ってくると思う。
 
 

 おれは365日 植物と向き合ってきて なにがホンマに悪いことで、正当なことなのかいつも考えさせられる。
命を扱う職種だから。
 だからといって、ただ単純におれが植物のひとつひとつを枯らしては涙してるわけでもないし、”かわいそうだから””と手に取るすべての花や木を丁寧に葬るわけでもない。 時には木に体当たりをしてでも動かさなければならないときもあるし、一瞬の間にその命を刈り取るときもあります。

でもこういう仕事をしてきてやはり 最終的には 植物には人の意識を変える力があるんやなぁと気がついた。 それによって人が感動したり、人生が変わったり、生活をすこし豊かにすることができるんやなぁとわかった。だからこれからも迷わす卸屋をつづけていける。

 花業界には 己の利益や原価率の計算しか頭になく思想のもたない業者も多いが、せめて自分は植物を生産し、卸す立場として 原点を忘れずにいきたいと思っている。



本を制作するにあたり、語りつくせないくらい強烈なこともあったり、感動したこともあったり、いろいろいままであった過去を編集者・ライターさんに長きに渡って話しを聞いてもらって、少しではあるけど自分のことを振り返ることができたような気がする。




また、いろんな国を訪れて、その土地その土地の植物を通して、その国の人種や文化や背景などが見えてくることも多い。
 たまたま花宇という特殊な植物の卸屋に生まれて、そういう観点から見た事実を自分がわかったことからすこしづつ伝えていければと思っている。    






昨日、70歳は過ぎた婦人に、
”死ぬまでにこんなに美しい桜を見れてよかった。 おにいちゃん本当にありがとう。 わたしゃ本当に興奮してね ” と、勢いよく抱きつかれたことがおれの自慢です。 

  
プラントハンターという職業は、なにもジャングルを分け入り、秘境で新種の植物を探すことだけが仕事ではない。勘違いしている学者もいるかもしれないけど、そうじゃない。
 
 昔は食べ物になる植物からはじまって、薬になる植物、敵を殺すために毒になる植物、と生活に密着する植物から需要がひろがり、いまはきっと、もっと人間の感覚的な部分に作用する植物が必要とされているのではないかと考えている。 それがめっちゃかわいい癒し系の植物でもいいし、季節を先どった花木でもいいし、ごくさりげない雑木でもいいし、空間に添える一輪の花でもいいと思う。

 プラントハンターって、要は その時代その時代、その瞬間に必要とされている植物を見出し世に送り届ける仕事だと思う。 おれも貴重な植物も探索するけど、それだけではマスターベーションにすぎないと考えている。


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今回出版する本のタイトルは、

 ”プラントハンター 命を賭けて花を追う” です。 


(本のなかではこのブログみたいに牙がなくて、やさしい表現になっているので安心してください)

まだまだおれはよちよち歩きし始めたばかりやけど、志を高く、がんばっていきたいと思います。
いまは日本に本当の意味でプラントハンターを名乗れる人物はいないと思う。

しかしおれはいつか、と思っています。




posted by seijun at 23:24| for dreamer , 男の夢とロマン

2011年03月04日

感謝

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まず今回の桜開花プロジェクトは本当にいろんな人に絶大な協力をいただき非常に感謝している。

今村長寿園の今村さんには、本当に世話になった。 切り集めた桜をストックするために農場をお借ししていただいたり、桜の運搬など搬入当日も朝5時から仲間と好意で助っ人に来てくれた。
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いつも花宇を使っていただいている現地に事務所のある日比谷花壇さんも、やはり好意で朝5時から3名駆けつけてくれて、初めてお会いしたにも関わらず、活けこみや掃除までやっていただいて頭が上がらない。

 そして
このプロジェクトを企画、運営、そして中心になって巨大な桜を活けこんでくれたクリエイティブフラワーコーポレーションの、藤本太郎さんにも乾杯だ。
  おれは花を飾るデザインもできないし、活けこみもできないけど、こういうひとに花宇の花を使ってもらうことにより、ひとつの仕事が成る。今回のプロジェクトでは半年もの間、クリエイティブさんんと阪急5名と花宇でプロジェクトのユニットを組んでやってきたわけだけれども、いろいろあったけど、最後に花開いて本当にたのしかった。

こうした方々とのコラボによりひとつの仕事が成る。大変うれしくおもいます。 



孤独とプレッシャーでメシが咽に通らん時期もあったけど、いまはすこしだけホッとしてラーメン食いまくっています。




昨日今日とたくさんの報道の方々が来られ、初日はただ桜が飾ってある、というだけでしたが、昨日の生放送をを見て、すぐ桜に会いにきてくれたひとがすごく多くてびっくりしている。 やはり、花を飾るときにはちゃんとそのストーリーを伝えることでこんなにちがうのか、影響があるのか、と正直驚いています。  




 今日の生放送後も、たくさんの方にきていただき、こんなに人と握手したことないなぁと思いながら、たくさんの方と桜の話に花が咲いて尽きることがありませんでした。

みんな九州の花っていうとこにすごく喜んでくれていました。


なによりたくさんの、 ”ありがとう” という言葉と、”おつかれさま”という言葉、

そして何人か、”桜見て涙した”という言葉がうれしかった。 




みなさん、こんなことを企画してくれた阪急さんとクリエイティブさんのおかげですね



 

桜に関していえば、それがどれだけカリスマ的な存在か、いまさらおれが言うまでもないと思う。いままでたくさんの人がいい本を出したり、名言を残したり、深く研究したりしてきただろうから。

 おれができることといえば、必死に桜にしがみついて枝を集めてきて、それをだれかのために咲かせてあげることぐらいだ。
 もともと呼吸が停止した状態でこの世に生まれてきた分際なので、花宇の花を待ってくれているひとがいる限り、せめておれは一生それをやっていきたいと思う。



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posted by seijun at 19:26| unforgettable flower,  いつまでも