2010年09月30日

この秋の イベント参加情報

10月16日13時より、 京都精華大学でgraf代表 服部滋樹さんと、空間論演習 ”可能性の空間”というテーマのもと、空間と植物について語りあいます。 
 
  11月8日には武蔵野美術大学で望月昭先生の授業の講義に参加します。

11月14日 午後5時から花宇の温室で、ブルースバンド「憂歌団」のリードヴォーカリスト 木村充輝さんのライブがあります。

11月21日(?)に六甲ミーツアートで、植物についてぶつぶつ語ります。

またイベント参加の追加情報が入り次第随時ブログにアップしていきたいと思います。

 別にしゃべり屋になりたいわけじゃないけれど、 少しでも植物の魅力を伝えれたら、と思ってるいまはやらなきゃという思いもあるしがんばります。
 というか、あとは植物の価値そのものを伝えるためにもやりたい。 いろいろな方面から仕事の依頼を請けるが、まだまだ植物の仕事の位置が低いなぁと感じるときがよくあるよ。

  話していて、このひとは本当にわかっているなぁと感心するときもあれば、植物を商品としてしかみてないなぁと思うときもあるし、植物をぜんぜんわかってないなぁと思うときもある。イベントや造園プロジェクトでも植栽って、一番最後にオマケくらいの感じで思われていることもおおいでしょ。

 おれ自身も植物の評価が低いなぁと感じる仕事は少ないわけではないねん。
植物の価値をわからずにいたずらに値切ったりされてたまにつらい思いをする。常識内ならなんとか協力しようって、思ったりするけど原価率ばかっり計算しているようではあかん。
もちろんこの時代、仕入れに無理をする必要などどこにもない。でもおれより植物の知識が少ないひとに、その植物の値段を値切られるのは少々つらい。もちろん真剣な仕事の場において、交渉はあたりまえやし慣れているが、なんとしても仕事を全うしたいという思いから結果値切るのはしかたないと思うけど、いたずらに値段から入ると”それやったら植物いらんやん。” って思っちゃうかなぁ。  

 うちに”お客さんの予算がなくて。。。”と相談にくるプロも多いが、そのときはできるだけがんばってサポートできるようにいろんなアイデアを出すよ。まぁおれサービス精神が旺盛やから面とむかってお願いされると弱いとこもあるしね。

けどね。 とにかく植物の仕事の評価が低いっていうのは、最終的には自分たちが悪いんやな、って反省するよ。自分がもっと植物の値打ちを伝えれてたらそんなことにはならないはずや!ってね。


  おれが植木の業界で唯一尊敬していた卸屋の元部長さんは、
”おれはいままで植物を売り買いしてきていままで一度も植物を高いと思ったことはない” と言っていた。

 おれはまず、いち生産者・卸屋として、花宇の植物ユーザーの仕事の価値向上のために、がんばって活動していきたいと思います。 (あとはもうすぐできるウェブサイトにも注目してね)






posted by seijun at 01:59| diary

2010年09月29日

つみこみ

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大王松

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苔躑躅

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苔羅漢槙


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這杜松

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久留米松
posted by seijun at 23:18| for ikebana , いけばな花材

2010年09月27日

トークショーを終えて

金沢より帰宅。いつものように注文の対応に右往左往している。





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さて、おとといの金沢21世紀美術館にて、決死の覚悟で迎えた5回目のトークイベントは、不思議な空気に混乱し、緊張して自分なりになれずにあっと言う間に終わってしまい、あのいつもの終わったあとの あの超爽快な気分は正直ありませんでした。笑  
あ そういえばおれって人前でしゃべるの苦手やったって思い出した!  こころなしか、持っていった石楠花もおれの横で恥ずかしそうに咲いているふうに見えた。



 しかも、ステージでトークしながら自分で勝手に思いが溢れて溜まらずついには涙してしまう始末。 オイオイどないやねん俺! 

 まぁ両手足らずくらいのひとたちかもしれないけれど、涙したのがおれだけでなかったと後から知って少し救われた気がしました。
聞いてくれたひと本当にありがとうございました。
  クオリティーの低いトークではあったけど、いけばなというものに自分がどれだけ意識しているのかよくわかったしそれでよかったかも。


 それにしても今回の金沢での思い出は、家元・若家元の方たちと飲んだこと。

 お酒の席で、花について真剣に語る方の話を聴いて”このひと、こんなこと考えてるんやなぁ”って、思ったり、普段は見れない素の表情を見たり、リラックスして話す姿を見ていると、なんだかうれしくなった。酒の飲む量やオヤジギャグなども全部すげーよかった。 

華道の世界や家元というと、ちょっと堅いイメージがあるかもしれないけれど、それどころか、めっちゃフレキシブルで、熱いひとがいたり、刺激的だった。
 
最後の総勢30人を超えるの実行委員の打ち上げの日は、おれも飲みまくってホテルに帰ると午前4時だった。 


いけばなとともに成長してきた花宇が、ここにきていろんな仕事を依頼してもらえるようになり、たしかに仕事の幅は増えた。いろんな人と出会う機会や仕事をする機会も増えた。 
 そう言うとかっこいいけど、時代とともにいけばなだけで食っていけなくなったから、というのもまたウソではない。 けど結果的にはそれでよかったんやなぁと思う。いけばなで食っていかなきゃと思うと、それに頼ってしまいそうでこわい。 けどいろんなラインができているいまなら、いけばなの仕事を ある意味、より大事に落ち着いて協力できているような気がする。

 
とはいえ、金沢に入る前日まで山でいけばな花材を探していたし、帰った日も今日もいけばな仕事てんこもり。 うーん そういう毎日が気持ちいいねんコレが。

 

あ いまいいこと思い出した。トークショーが終わったあと80歳を過ぎたであろうお花の先生が、
 ”あたし、この年になってあんな感情になったん久しぶりやわぁ” と言ってくれたこと。

声をかけてくれたひと、ひとりひとり覚えている。本当に感謝! 
posted by seijun at 23:31| for ikebana , いけばな花材

2010年09月22日

いままでにない。。。

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浜田さんが持っているのは、おれが今回大事に持って帰ってきた、ワールドクラスの エアープランツ。

チランドシア キセログラフィカ・

9年間植物を追いかけていて、エアープランツの持つオーラに驚愕したのは初めてだ 世界中のどこでもいいからこれよりでかいキセロを見つけて花宇に持ってきたひとは牛丼おごります。

タイでは金持ちのひとが自分専属のプラントハンターを雇っているひとがいて、そうやって世界中の植物を手にいれている。 この、強烈なキセロを手に入れたプラントハンターに万歳し、くやしかったのでおれが買った。 

 この強烈なエアープランツの花はまだこれから2,3ヶ月ほどは花が咲いています。この植物は売らない。けど、レンタルはします。 


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これはバンコクの植物検疫所にて。このおっちゃん、 どっかでみたことあるなぁ と思ってずっと帰りに考えていたら アントニオ猪木と勘違いしていたと自分に納得。


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今回の旅でも ある意味 感心するものや勉強になるものをたくさん見た。 

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タイでは忙しくて2泊しかできなかったけど、 夜には滞在していた現地の友人が立ち上げたホテルの屋上で、氷を入れたコップにchangという象マークのビールを飲みながら、かわりがわりにギターを3時間くらい弾き、いろんなことを語った。

 ちなみに、タイでは屋上緑化のシステムがまだ発展していないらしく、おれがこのホテルの屋上にタイ初の芝生の屋上緑化の仕事を引き受けることになった。  カオサンロードからトゥクトゥクで2,3分の静かなところにある FORTVILLE GUEST HOUSE という。
 
 また、20代前半におれにいろんなチャンスを与えてくれてたオーストラリア人の植物学者さんの依頼で、2012年にパタヤで開かれるなんちゃらビエンナーレのためにいろんな植物を集めることになった。早速彼と日本で来週合流して動き始めます。
またおれもタイに行くことも増えそうやなぁ と思った
 
 
帰ってくると、スタッフに関空に迎えにきてもらいそのまんまLiving and Design 展の現場へ下見。

 
会社に帰るとすぐ鋏をつけて山へ切りにいった。 昨日も今日もちょっと疲れているけど、いけばな花材やイベントに使う植物をこしらえるために走りまわっている。明日は朝早くから愛知県へ爆走する予定。
 



そういえば、今週土曜の 金沢の トークショー。



 タイトル & サブタイトル 決めました。

 
タイトル      旅・夢・花

サブタイトル    花の奇跡を信じないひとは聞いてもしょうがない話


 です。 

 
posted by seijun at 22:11| unusual plants , キワモノ 

2010年09月20日

ひさしぶりタイ

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タイ料理は最高にうまい。


ひさしぶりのタイは、たった2泊3日やけど、すごく充実している。明日は最終日。

今回は、パートナーと一緒に植物収集に飛び回りながら、大学の先生と会ったり、取材を受けたり、荷物を集荷したり、順調にすすんでる。 

 タイには仕事仲間がたくさんいてるんやけど、みな再会をすごく喜んでくれた。昔は本当によく来ていたので、3年くらい来てないのはむしろ初めて。 みんなおれのことを風貌が変わった(?)と言う。  
  
  
  ”オヤジは元気か?”
  ”子供はまだか?”
  ”なんで日本の首相はそんなに変わるの?” 


と毎回みんなに同じことを聞かれるところから始まり、積もる話に花を咲かせた

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今回はアンスリウムのヤバいやつを中心に集めている。
 
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黒い葉の大型アンスリウム。

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これはジャングルからでてきた新しい植物。一見 泰山木にそっくりの葉やけど、実はコレ、つる性の植物やねん。 こういう、植物の玄人であれば玄人であるほど、びっくりする植物が今回は結構収穫が多いです、

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クロトンはあまり好きじゃないけど、この品種だけは、色と形に惚れた


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今回はとても貴重な植物を扱うので、輸入する何十種類すべての植物ひとつひとつを自分で掃除し荷造りしてる。これはちんたらやってるとマジ時間がかかるのでめちゃめちゃ急いで慎重にやってる。
植物の負担をできるだけ減らすために葉をある程度除去しながらも、そのパフォーマンスをできるだけ落とさないバランスを考えて手を入れるんやけどこれは数ある熱帯植物の生理的な知識に自信がないとあかん。


プラントハンターの仕事は植物を見つけて手にいれるだけでなくて、それを無事に生かしてこそ初めて仕事になる。

 
陽が落ちても、好きなものを触ってると、たのしくて、あっというまに4時間くらい経つ
posted by seijun at 05:13| ornamental plants , 観葉

2010年09月18日

六甲に来てね〜

ここ何日間、相変わらず一日単位でいろんなことが起きているのでいろいろ書きたかったが忙しすぎてあまりブログができなかった。


昨夜は六甲ミーツアートの プレスオープンと、レセプションの日ということで、夕方に六甲へ。 

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もともと六甲高山植物園にあった温室に、食べられる植物やなにか学べる植物や一言いいたい植物をふんだんに使った柳原さんのインスタレーションは、 彼もおれも大満足の仕上がりになり、 こんな空間で、おいしいお茶が飲める温室カフェがホンマにあったらなぁ 二人で何度も言う 

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おれいつも言ってんねんけど、温室っていう場所は、インドアでもアウトドアでもないその中間の空間やねん。
 そこに植物と、その他のものがセンスよくあれば、それだけで唯一の空間になる。

温室のなかの植物を絡めたテーブルやキッチンや什器は、インテリアでもなければエクステリアでもないので、それは”アウテリア”とでも呼んだらいいのかな。

そんな全く新しい空間はすごくお洒落な感じに見えた。 

だれか、北摂あたりでカフェをやりたいと思ってるひとがいたら柳原さんもおれも 温室カフェ おすすめするよ。
 

このインスタレーション、 ”ARCHIVE” は体験型の作品なのでここでは作品のことはいろいろ言わないけれど、ぜひ言ってみてください。10月はいって、予定の調整が取れたら、植物のうんちくワークショップもやる予定。




 レセプションでは、運営していた側の方たちと 招待作家、公募作家さんたちの思いや熱意が伝わり非常にたのしい時間でした。

パーティーが終わると急いで六甲山を降り、家に着くと同時に待機してもらってたタクシーに、はさみとのこぎりが入ったいつもの赤いスーツケースを放り込んで空港へむかった。

そして今朝、午前3:50分、 バンコク到着。  スコールですよ。 いま少し仮眠したが頭がクラクラ。笑 いまから仲間とハンティングにでかけます。


posted by seijun at 10:43| for display , 装飾用

金沢21世紀美術館 いけばな展にむけて

もうすぐ金沢です。


最近はその花展に使う材料を見に来られる いけばなの家元先生方が多い。 ぶらっと来られるひともいる。


今日は花道みささぎ流の片桐功敦さんと、花材を切りに能勢にあるうちの山の畑へ。

 先日までオーストラリアに行っていたという彼は金沢の花材をまだ決めていなかったようで、  
  そして思わず鶏頭畑の横の、葉鶏頭畑を発見するなり子供のような目で喜んで

”コレだ!”


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 金沢で使う花材を下見したあとは 、彼が毎週連載している朝日新聞掲載用の作品撮りもした。 これがおもしろくて、毎週道端などで彼が偶然出会った花を即興で活けるというもの。しかもそれが携帯のカメラで撮っているというのがおもしろい。今回は思わぬ葉鶏頭と見つけて早速片桐さんはそれを手に竹林に入り、おれが周りの藪を倒し、朽ちた竹を切りもどしてそれを花器に片桐さんが葉鶏頭を活けた。    なんとも独特の空気感がただよう美しい即興花になった。 

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みささぎ流とは先々代前のからのお付き合いだ。


また生真流の家元、川岸慎園さんは温室でなんともすばらしい花材に目をつけた。 じつはこのコルジリネ、 もう5,6年もまえに手に入れたもので、おれがタイの王族の方に譲りうけた、ニューギニア原産の大切な植物。 もちろん世界にもほとんどない植物。

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  これを温室に親木として大切に植えていたんやけど慎園さんが ”若、コレ 全部切ってもらえるかな?”とひとこと。
 数ある植物のなかでただものじゃないものに目が留まるのはさすがやなぁと関心しつつ、 でもそんな貴重な植物を切ってと言ってくれる彼は貴重な存在だ。 当たり前の話だけれど、おれは即答で
 ”もちろん切れますよ” 
   
 好きなひとには、自分の苦労して手に入れた花も惜しげなく捧げ、逆に、どんなにいい商売になりそうでも嫌いなやつには自分の気に入ってるものは売らない。コレ プラントハンター的おれの基本。
posted by seijun at 10:38| for ikebana , いけばな花材

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茶人にとって、灰はある意味最も大切な道具だと言うらしい。

昔、ある茶人の家が火事になったとき、その茶人はただひとつ、灰を持って逃げたという伝説がある。

 茶道というと、古くて美しい茶道具などが重宝されているイメージがあるけれど、風炉や炉の灰は、毎年それを時期がくると濾して不純物を取り除き、(茶室で灰の埃などが立たないように)灰に水分を含ませるために、めちゃくちゃ濃いほうじ茶と混ぜて水分を含んだ状態の灰を作る。これを濡れ灰という


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先日銀閣寺で、午前の花稽古が終わると、午後はお茶の先生にその濡れ灰のつくりかたを教えてもらった。


そういえばパリの慈照寺国際交流プログラムの茶会で武者小路千家の茶人三浦さんが風炉のなかで整えた灰の様があまりにも美しく、興味深く見ているおれを見て 若宗匠の千宗屋さんが、
”コレこそ写真撮っておくもんだ”と教えてくれたのを思い出す。





そうそう、濡れ灰をたてはなでいう、こみわら作りと一緒でコレが一番大切な部分なんやなぁとようやく理解できたし感激した



 こないだ濡れ灰作りを教えてくれたお茶の先生は、”お花の稽古とは関係ないと思いますが。。。”としきり言っていたが 
珠寶先生は、
 ”むしろめちゃくちゃお花と共通するところがありますよ”
 と言っていた。

 珠寶先生はあんなに花に対してまっすぐでありながら その他の大切なことも”大事だから”稽古に平気で取り入れてしまう、だから慈照寺花道場は魅力的だ。

 そうそうお茶、とかお花とか、 カテゴリでわける必要ない作法や心得って絶対通ずるところあると思う。茶道であり華道である所以やもん。これは武道でも同じやなぁ と感心。


 いやいや若いおれがそんなわかったふうな口きいても説得力ないかもしれんけどね
posted by seijun at 10:31| diary

2010年09月17日

こうもりらん

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コウモリランの ワンダエ という品種。

Platycerium wandae


posted by seijun at 09:44| unusual plants , キワモノ 

2010年09月13日

ひまわり休暇

今日も朝早くから遠出。のこぎりと鋏がうなってる、

さあ 秋 だ

仕事への意欲が溢れてきて、いよいよ忙しいシーズンに突入したな、ってカンジです。





そんな日々の合間に友達のタカ・イシイギャラリーで働く山口さんとひまわり畑へ

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このひまわりを見るために彼女はわざわざ東京から来た、という。  ひまわり休暇。と呼んでいた。 


 ”それはひまわり冥利につきるなぁ” と思い、喜んで案内させてもらった。 この畑には花宇のメンバーと杉の子の知的障害者のみなさん以外で連れてったのは銀閣寺の珠寶さん以外初めてだ。


というか、山口さんみたいに見にいきたい!と単刀直入に言ってくれるひとは珍しい。
 いろんなジャンルで活躍するアーティストを常に探し続ける、ある種 人間ハンター的な彼女が いろんないいものを見てきているなかでこのひまわりを見たい、と思ったくれたこと自体がうれしい。



 実はこのひまわりについて報告があります。 

この1月にドイツで開かれるIPMという国際的ガーデンショーに日本の企業が合同で出展するブースに、日本代表の花として発表してほしいというオファーを受けた。 

 たくさんの人がこの花とちゃんと向き合って高い評価をしてくれているという事実、普段から世界を意識して仕事をしているおれにとってはうれしい出来事であり、またこのひまわりがおれ自身ではなく、花宇で20年住み込みで働いてくれている正二さんが発見したっていう事実がおれにとっては余計にうれしい。 

あとはおれたちがどうにかしてこのひまわりをIPMが開かれる来年1月に咲かせれるかというハードルだけだ。

ところでこのひまわりの名前、たくさんの応募ありがとうございました。 すごくうれしかった。  名前は、とりあえず、あれから会う人会う人に聞きましたが結局 ”ひまわる”が一番人気でした。 ということでとりあえず”ひまわる”にしたいと思います。 公募しといて自分の付けた名前にするなんて、シバいたろか!と突っ込まれそうでおそろしいです。。。 汗  すんません でも感謝!



おれにとってこの花の位置づけって? 

そりゃー21世紀最大の発見じゃないのかな。






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少なくとも、感度の高いひとは自分の見たいものをみるとき、距離や遠慮など関係ない、ということを彼女のひまわり休暇は物語っている。 




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posted by seijun at 21:53| for dreamer , 男の夢とロマン

2010年09月12日

これならかぐや姫もいてそうな太さ

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 注文は太さ13cmの金明孟宗竹。

金名孟宗竹とは、簡単にいうと、斑入りの孟宗竹。幹が黄色と緑のストライプになっている。

花材のプロならわかることやけど、”そんなぶっとい金明孟宗竹、普通見つかるわけないやん”というような注文。 

 しかし、数年前に訪れた森のなかに巨大な金明孟宗竹があったのが記憶の片隅にあり、今日現場へ行くと太さ13cm以上のものを発見!  

おれは自分の入った山や通った道で見つけた光る素材は一瞬見ただけでもずっと記憶に蓄積できる特技がある。つまりどこにいけばどんな植物が手にはいるか何万以上の植物のありかが頭に詰まっているということ。今回もそれが役にたったわかりやすい例。 というか、そういうことができないと、全国からさまざまな植物調達の依頼を受けるこの仕事は成立しない。

 それと、もうひとつ大事なことなんやけど、自分たちの扱った範囲以上の植物を要求してくれるお客さんがいて初めておれたちもまた新しい可能性が広がるということ。 つまりは無茶を言うてくれるお客さんはありがたい。 

 まーとにかくあまりよくわからなくてもいいので、とにか今日のところは13cm以上の太さの金明孟宗竹を発見したことを褒めてください。

 
ところで今回この竹を売ってくれた森の持ち主さんは 

”22,3歳のころはおれもいけばなにあこがれて小原豊雲先生の家元教室へ習いにいったもんや” と自慢げに昔話をしてくれた。
 もう50年も前の話だった。
posted by seijun at 23:31| for ikebana , いけばな花材

2010年09月11日

六甲ミーツアート

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http://www.rokkomeetsart.com/



今回はデザイナーの柳原照弘さんの依頼で、彼が作る”温室カフェ”のインスタレーションに植物をたくさん持っていきます。



今回はそのインスタレーションに訪れたひとたちが実際に植物を触ったり食べたりその場で料理したりできるような植物を中心に、その他、身近にあるものの本来の姿の植物や、単純にヘンテコな植物なども混ぜて、持っていきます。




 
うちの会社は日本のどの会社よりもたくさんの種類の植物を持っているけど、じつはハーブ系だけはあまり持っていない。 ということでいろいろと今回のイベントのためにハーブを探したのだが、結構苦労して勉強になった。 

 というのは、園芸用に流通しているハーブなどの鉢物はほとんどのものが、農薬にまみれていてひとが直接口にするにはあまりにも怖いということを知った。 
 実際、園芸用として出荷されるハーブなどの鉢植えは野菜や果物のように農薬の特定の安全基準などもない。 
 加えて注目すべきは、流通してい 園芸ケースに並べられたハーブ類はケースのなかでみなきれいに草丈がそろえられている。コレが怖い。 消毒や殺虫剤はまだしも、草丈をそろえるように矮化剤を注入されている可能性がある。これが人体によくないということは言うまでもない。 

 今回は、薬のかかってないハーブを探すのにこれだけ苦労するのか?と思った。 別にこの業界の生産者さんの商売を邪魔するつもりはないが、園芸店や花屋で葉艶やよくきれいにならんでいるハーブ類の鉢植えは容易に口にしないように気をつけたほうがいい。


今回のインスタレーションでは安全に口に入れれるものを明記しておいているので安心だ。



とまぁ むずかしい話は置いといて、きっとすげーいいものができると思う。 ちょうど柳原さんと初めて会ったとき、温室カフェをやりたいと彼が言っていたのを思い出す。 割りと早くできたなぁ。 

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うちの温室で話ながらの打ち合わせ。
 また、このインスタレーションには絵描きの植田志保さんがコラボしています。

 彼が手にしている黄色い目をしたドジョウみたいなのはミャンマーの珍しい花、 キバナヨウラクというもの。
posted by seijun at 23:03| diary

2010年09月10日

熱意

濃厚な東京での日程を終え、最後に静岡で松をチェックして、トラックをぶっ飛ばして帰ってきた。

今日は朝から、徳間書店より出版するプラントハンター本の打ち合わせ。本の骨組みとなる重要な章立てを考えながらの朝食ミーティング。 話していくにつれ、 担当してくれている大久保さんの熱意がひしひし伝わってきて、その気持ちがうれしかった。 こういう気持ちを素直にぶつけ合いながらひとつのものを作るって、すごいことやなぁ、と思いました。



また、昨夜は”PLEASE”というカルチャースクールの打ち合わせ。
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 以前からこれのカルチャースクールの講師の依頼を受けていて、でも植物卸屋のおれに本当になにができるか、話を聞きにいったんやけど、やはり、この活動もやっている人たちの 熱意だとか、迷いのない眼差しに感心しました。
こんな時代に価値ある活動に一生懸命になるひとたちをみていると、 おれも植物を通して伝えたいことが山ほどあるし、やるなら絶対いいものにしたいな、って改めて思いました。

後藤繁雄さんにもごっつあんです。拝


http://www.please-net.com/ 
http://greenz.jp/2010/06/08/plase-school/



11月か12月に東京のどっかでやります。きてね



please  
v. (人を)喜ばせる,満足させる;したいと思う,好む;(人の)気に入る.
posted by seijun at 23:33| diary

望月昭先生

日程を調整するのに少し苦労しているが、近々インドネシアにプラントハンティングに行くおれに、現地にいる自分の友達のプラントハンターを紹介したい、と国際電話してくれている望月さん
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植物の業界において、おれが最も尊敬するの巨匠が二人いるが、そのうちのひとりが望月昭先生だ。 

望月先生といえば 世界中のコンペを勝ち抜いてフセイン元大統領の宮殿(ミサイルをぶち込まれたやつ)を設計したひとで、おれが思う最もすごいランドスケープアーキテクト。  


 今日は望月先生の研究室におじゃました。 

望月先生にはいままでも全国のおもしろい人を紹介してもらったり、花宇のやっている仕事を記事に書いてもらったり、お世話になっている。今日ひさしぶりお会いできてすごく刺激的だった。


 植物とアートの話、植物と環境の話、植物と哲学の話、植物とこれからの話、植物とエッチな話。  世代を超えてここまで話がはずむひとはおれにとって植物の業界には少ない。

posted by seijun at 00:39| diary

2010年09月09日

最近 自分の気の虚実が激しい。  

仕事やってる時間は エネルギーがあふれ出てきてどうしようもないんやけど、仕事が終わると急に寝たきり老人になる。 体が疲れているというのもあるがそれより気の問題なんかな。。。

会っているひとはおれのことをテンション高いなぁ〜って思ったり、元気やなぁって思ったりしてくれているかもしれないが、それは一緒に仕事するひとがおれに元気を与えてくれてるから。


ところでここ2週間は東京からたくさんの来客があった。
 おれもおとといの深夜トラックで東京につき、昨日は朝からアンダルシアから輸入した200歳のオリーブを納品した。
 
 今回の東京は数件の打ち合わせを兼ねてきているが、こっちでの仕事が増えているのは都会のひとも癒しを求めているのかな、とふと思った。
 
 滞在しているホテルでブログをしようとするとうまく写真がアップできないのでちょっと残念。、 

 昨日は仕事が終わったあと、園芸仕事仲間たちとアダムエロペで晩飯を食った。そのあと、デザイナーの仲間たちが連れてってくれたヒガシヤマというレストランで2回目の晩飯をコースで食べた。そのあと一人でホテルに帰るまえに3回目の晩飯の回鍋肉麺をひとりで食べた 


いまから、ずっと会いたかったおれが敬愛する方を訪ね、ひさしぶりに再会しランチします。 たのしみだ 




posted by seijun at 10:21| diary

2010年09月04日

今日午前3時

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 ヤマカル柱の花が咲いているのを見かけた 

昨日は、イラガに左腕をやられ、今日はクラゲに体6箇所やられた
いろんなとこがちょっと痒い
posted by seijun at 21:28| excursive plants やんちゃな木

2010年09月03日

絶対 だれがみても驚く種



信じられるか信じられないかは、見る人次第であり、 これは見る人がどれだけ先入観をもっているかなど、想像力を問う種やと思います。 
posted by seijun at 08:23| excursive plants やんちゃな木

目線をちょっと変えてみる

今日は朝早くから和歌山へ

車輪梅の仕分け。
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道路の中央分離帯などによく植えられているのがシャリンバイという低木。実はこの木が、不景気とともに出荷できずに農家さんのところで余っているものが多い。時が経って枝が古ねてしまったものは公共工事では使えない。


でもその植木がいけばなの稽古に向いているということに気がついた。


そしておれがこれからいろいろと期待している植木屋の健ちゃんやシャリンバイの農家さんに、いけばなのお稽古にどんな枝が使えるかいろいろ説明。
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集荷。


こういうふうに、植木屋さんが工事に使えないと思ったものをいけばなの素材として見出してリユース? するのはこれからもやっていきたい仕事だ。 


集荷した車輪梅は 杉の子 のみなさんに根っこの土を落としてもらって根っこつきの切り花として出荷します
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杉の子のみなさんは刃物はあぶなくて使えないのでひとつひとつトンカチと手で土と根をほぐします。




シャリンバイは、海岸沿いの岩場などに自生する常緑の花木。 改良品種もいろいろあるが、一般に丸葉車輪梅といわれるものをいけばなに使う。

posted by seijun at 00:11| for ikebana , いけばな花材

2010年09月01日

舞台はととのった!



   阪急阪神百貨店さんとJR九州さんと そしてサポートしてくださってる企業の方々と、 博多で 来春スゲーことやります。


規模MAX 難易度MAX やりがいMAX 夢とロマンMAX  です。   


きっと、見たひとは感動してくれると思います。期待しててね



さー今日の夕方にはおれが期待しているいけばな作家さんが東京から来られるのでうちの会社で打ち合わせがあるのでいまから兵庫までレッカー車 飛ばして帰ります。最近 高速にSAでひとりでメシを食う機会がおおい 
posted by seijun at 07:58| diary