2010年08月31日

ホッとする感を通り超して刺激的になる。

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準備を整えて、出発。

今回は広島と博多で大事な仕事の打ち合わせが2件、 そして納品も。



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4時間後、 広島へ到着。 もみじ銀行っていうのがあるんやねー かわいい




 今日は広島に滞在している。

世界中のVIPがひっそりと訪れる ギャラリーで打ち合わせだった。  日本が誇るアートコレクターの佐藤辰美さんの事務所、大和プレスだ。

 世界のアートコレクター200人のなかに選ばれた日本人が3人いて、佐藤さん以外に一人はベネッセコーポレーションの社長さん、もうひとりはユニクロの社長さんらしい。 

 大きなスケールで付き合ってくれるひとと会って話していると ホッとする感を通り超して刺激的になる。なにもかもわかっているひととは話が早い。







明日もまた、大きなプロジェクトの打ち合わせで博多に行く。

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 大事に想う仕事のサンプルとはいえ、真夏にみる梅の花はとてもきれいに見えた
posted by seijun at 00:05| rare plants 希少植物

2010年08月29日

新種のひまわりちゃんの名前 応募してくれた方ありがとうございました。一部を抜粋して載せさせていただきます

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> 石化ヒマワリ☆
感動しました!!こんなことができるなんて!!!

seijunの名前を絶対入れるべき!!と思いネーミングを考えましたが、清順さんの性格上(ブログを読んで勝手に性格わかった気になってる私)、そういうのはしなさそうかな。と思いなおしました。

で、思いついたのが 「八方美花」か「石化美花」
単純すぎ??
学名につくんだったら、カタカナや英語の方がいいのかしら。

原始的な方法で改良したのだから、なんだか新しげな横文字ネームよりは、和風な方がいいかなーと思いました。


  →そうですね〜 とりあえずseijunっていう名前入れたら売れなさそうやから。。。笑  (清順)

 

>花・宇・宙の始まりの大爆発・・・BIG BANG・・・ビック・バン!!!!!
花の形は、爆発のようだし、花宇という屋号にもピッタシ!!!!!

 → 気合はいってますね〜 !(清順)
 

>・yellow bomb(黄色い爆弾)
*一目見て燃えたぎる太陽の炎の様な花だった
・イエロードラゴン
*濃い黄色が躍動的で竜がトグロを巻いた感じ
・ビックイエロースター(黄色星)
*夜空に輝く幻の黄色星
・イエローブーケ(黄色い花束)
*一本で幸せになれそう!
・yellow sparkler(黄色花火)
*夏に咲く花が花火の様
・幾つもの太陽
*太陽の固まりの様な花
・yellow gaga(イエローガガ)
*lady gagaをもじってみました


→ イエローガガ 好きかも! めっちゃいいですね!
 けど、 レディーガガが流行んなくなったらどうしよう? っていうか有名人の名前にあやかるのも、長いものに巻かれる気がして。。。(清順)



>ライオンヘッド

またはキングオブファイヤ-


王様の燃える頭を想像しました。



→ライオンヘッド! かなり気になります。なんかのシンボルマークにもなりそうですね  西武ライオンズファンならたまらんでしょう(清順)




>花宇で咲いた太陽。まさしく宇宙の太陽って感じやね!存在感ありまくり。
これが自然の力で生まれたものとは信じがたいくらいの造形美。

名前、考えてみたけど固い頭ではなかなか思い浮かばんわ・笑


思わずメールしてしまった。来週からお花お願いします。では。


→おもわずのメール、ありがとう。いつか、毎週の花にもこのひまわりを入れるからね〜(清順)


>見た目がすごく太陽のようなので、son of sun(太陽の子とか息子)みたいなのはいか
がでしょうか?
太陽の花とか呼ばれている向日葵にはちょうどいいかなと思ったり、みんなの太陽の
ような情熱が生んだ傑作(息子)だったりという意味で、
いろんな意味が含まれています!
サンサンとか愛嬌ある略語で呼ばれたりしたりしてとか想像してたら楽しくなってき
ました!


→ サンサン !  サンサン  !   そうそうそういう感じ好きかも!呼びやすくて ユニバーサル的な名前。(清順)



>名前はズバリ「花宇」はどっすかね?
それ位大きく出てもいいと思うんですけどね。

もしくは、
「八方美人」「唯我独尊」「国士無双」
なんてどうすかね(笑)


 → 花宇 かぁ〜 、 じゃあ花宇に嫉妬している業者は買ってくれないかなぁ。笑 ちなみにおれは八方美人という言葉は嫌いで国士無双は大好きな言葉です。唯我独尊 、なにか大きなものが、この世にうまれた瞬間、という意味ではそれいいかも (清順)



>すごいひまわりですね!!どこむいてるかわからん!?
っと感じて思いついた名前「ミーナサン」、「ミナサン」どうでしょう。
まずは、見た目が太陽(SUN)のように見えるから。と、このチャレンジを温かく見守ってくださった皆さん(温かくなかった人も含めて)の気持ちを汲んで(笑)


→ミナサン  最高です。  ミナサン!   (清順)


>太陽に向かう花でなくて、
みんなを照らす花になったようですので、
恐れなければ   『アマテラス』 はどうでしょうか。
 『照』 (テル)(ショウ) も素敵だな、と思います。
歴史に残る花になりますように。



→ 歴史にのこる花になりますように。最高にありがたい言葉に感謝します。拝 明日からもがんばれます (清順)


>イヤー ひまわりいいですね。
気持ち悪くて
悪そうで


ひまわりって 太陽のイメージ
悪そうなこのはなは


悪(悪魔)の太陽ってかんじでしょうか


フランス語だと多分


diableディアブル
soleilソレイユ


ディアブルソレイユ


八重咲き(ダブル)ヒマワリの親分 ってイメージで


→なるほど!みんなこのひまわりの花の”陽”の部分に着目しているなかで、ゆいいつ 悪魔、というキーワード、とっても印象にのこりました。悪そうな花、というのも最高の褒め言葉やと思います。きっとこのひまわりも誇りに思うと思います。(清順)



>このひまわりも清順さんもめっちゃカッコいいっす!!!


 →ありがとうございます。 ”清順さんも”ってとこ、また言ってください 笑 (清順)


>…石化ヒマワリ、太陽を手に持っているように見えます!
私はドラゴンボールの「元気玉」のように見えました。
「genkidama」という名前はどうでしょうか?(^^;


→ おれがドラゴンボールファンって知ってました? まず鳥山明先生にパクっていいかどうか聞かなくては。。。。(清順)


>あの石化のヒマワリは、まさにゴッホのヒマワリの絵そのものだと感じました。したがって、ゴッホの作品「3本の向日葵」「5本の向日葵」「12本の向日葵」「15本の向日葵」にちなんで、
『1本の向日葵』
という名前は如何でしょう。参考に供していただければ幸いです。


→名前が文章になっている点、すごく参考になります。 こういう発想大好きです。(清順)


>まじで泣きそうになりました。
始めまして。
やばいです
なんか言葉にできひんけど、
開花したヒマワリ、、、あの画像だけで、映画見て泣くよりも、胸にきましたよー!!
で、感極まってメールです(笑)
世界でハナウさんしかない種なんですから、ストレートに
ハナウセイジュン(敬略)
でしょう‼
ハナウさんの奇跡、歴史にきざんでもよいでしょう!


→超うれしいメールありがとうございます。お互い健康で、花に感動できる毎日を喜びましょー! けど 正直”ハナウセイジュン”は自分でそう呼ぶのは少々きまずいです笑  (清順)




>石化ヒマワリの写真を見てこれはスゴイ!と、さぶいぼ出ました。

名前ですが、球状なので
珠(たま)ヒマワリ
ヒマワリ珠(だま)
毬(まり)ヒマワリ
Glomus(球形の塊) Helianthus
なんてのはいかがでしょうか?


→ 珠!  珠 !   珠 いうたら。。。。 縁起のいい名前ですね(清順)



>世界初の石化ヒマワリ開花、おめでとうございます!
生で見たい。いけてみたい。枯らして使ってみたいです。

「太陽王」という名前はいかがでしょう?清順さんの「ザマアミロ」な気持ちを込めて。
横文字でないとダメなら 「flare」はどうでしょう?花びらがSolar flareみたいです。


→いけてみたい、枯らしてみたい、これ一番うれしい言葉です。また卸販売が可能になったら連絡しますね (清順)




>‘イエローブーケ’か、ヒマワリ→ゴッホ→芸術家→岡本太郎で
‘爆発’か‘黄色の爆発’なんてどうでしょう。


→ゴッホ、岡本太郎 などは非常に重要なキーワードやと思います。 そして、いま考えたら、その間の 芸術家ってのも、いいキーワードになるのかもしれないなぁとおもいました(清順)




>いつもブログにお邪魔して、パワーを頂いてます。それに、開花の成功、おめでとうございます。さすがですね!!
素敵なひまわり・・・存在に迫力があって、みとれます♪
で、本題のひまわりの名前です・・(ほんとは上の部分が本題だった気もしますけど・・・)

「宇の太陽」


→かっこいい 。っていうか”宇”ってすごいいい漢字なんです。びっくりしました。 ご存知でしょうか? 宇というのは空間、宇宙、庭、無限、スケールが大きい などの意味があります。 宇はおれがこの世で一番すきな漢字のひとつです(清順)



>てか、あのヒマワリやばすぎやわ!!!!
見た瞬間
「俺が今日仕入れたヒマワリなんやねん」って思った。
テンション上がりまくって、スタッフに「これ見てみ」とすぐにみしたわ。

ネーミング
俺『未来の導』 意味 こんな時代の俺たちの先を全部照らしてくれる気がした。全てを照らして諦めるなって行ってくれてる気がした。

スタッフ『ドラゴンボール』みたい 率直に思ったそうです。

娘(桜)『昼のヒマワリ』4歳の発想です。
昼に咲いてるからだって。


→ 昼のヒマワリ! 衝撃的!! そんな発想思いも寄らなかった。。。やはり、オトナになると頭が固くなるなぁ。娘ちゃんに乾杯!すばらしい! (清順)



>1番はじめの画像の清順くんが、ライオンキングの1コマに見えてくる、とてもイイですね。

なので、ものスゴイ石化ヒマワリのネーミング、勝手ながら提案させて頂きます。

” サンライオン or ライオネル or リリカル →→ やっぱ ライオンキング!!!笑

” THE ヒマワリ玉 ” なんか。。

センスの欠片もない思いつきですみません。 

どんな名前に、決まるのかを楽しみにしてます。


→実は、ライオンキング、おれも考えてました。。。笑(清順)



>ひまわり画像で見るだけでも、見とれてしまいました
すごい力強さが感じられます!
是非、名前募集に参加させて下さい


亮一君と二人で2案あります♪
亮一案:阿修羅ひまわり
筋肉マンの阿修羅マンみたいに、四方が顔あるみたいだからだそう。

まる案:キングひまわり
The sunflowerって感じで、ひまわりの中のひまわり!
植物への情熱が結果を生んだ、本当にかっこいいひまわりだと、素直に思います


→阿修羅に キング、 いつでも筋肉ファイトできそうやなぁ〜♪ そうそう、四方に顔があったり、ひまわりの花のなかにひまわりの花があって、本当に阿修羅キングでもええんちゃうの?って思うよなぁ (清順)



>・満面笑(まんめんのえみ)

ブログに掲載された写真を見たとき、
花自身の、咲いたよ!という喜びが伝わってくるような、
ちっちゃい女の子が、パーっと微笑んでいるようなイメージを受けました。
ほかに、どんなに大きくて、どんなに派手に咲く花があったとしても、
この石化ひまわり以上に「満面」で、「ほほ笑む」ことは出来ないんじゃないかなぁ・・・と思って、考えました。


→ コレ まじいいい名前だー 、 コレ 相当気になっちゃいました(清順)



>ヒマワリの名前、私もひとつ。
"ekadasa"
十一面観音みたいだったので!

また凄いところにいらっしゃるようで、
ブログの写真に驚いてます!!


カリフォルニアより。


→おおおー遠いところより、ネーミングありがとうございます。 もうカリフォルニアなんですね。ekadasaって、仏教の言葉なのかな?それにしてもカリフォルニア、最高にいいところですね。おれはサンタモニカにいつか移住したいです(清順)



>ひまわりの名前『ハナアシュラ』

阿修羅はご存知のとおり仏教の守護神
いろいろいわく付きの神様ですが

サンスクリット語で『アシュ』が「命」『ラ』が「与える」という意味ということであったり
(とはいえ、『ア』が否定の接続語となり『シュラ』が「天」を意味することから、非天、非類などと訳されたりもしたらしい)

また阿修羅はインドヒンドゥーでは『太陽神』『火の神』と表記されているらしいことなどから
ひまわりのイメージに近いなと考えたり。


→かなり深イイですね。そうそう、厳密にいうと、花にも”格”があることを思い出しました。 阿修羅という名前は花の格をあげてくれるような重みを感じます。また、いろんな四方へ向いている面と言う意味でも阿修羅ははまっているし(清順) 




>サーフィンの、技の名前のように
ひまわりスリーシックスティ(360度)
ってゆうのは、どうでしょう?


欲張って、もう一案花宇をもじって
ハナ・ウマワリは、言いづらいですか?



→ひまわりスリーシックスティでも笑わせてもらいましたが、ハナ・ウマワリはマジ爆笑しました。 乾杯!(清順)





*また、この名前よかった!と思った名前に時間があるとき教えてください。 急いでないけどひまわりが咲き終えるまでに付けてあげたいとおもってます。



  花の名前をつけるって、すごい非日常的やと思うねん。 そんなちょっとした非日常に付き合ってくれるひとがいて、うれしかった。 また。メールをくれたひとになかに花屋さんたちがみな 買えるようになったらぜひ買いたい!と言ってくれたのもおれをすごく勇気づけてくれました。
  そう、この仕事をしていて、うちの植物のことを すごい!って言われるのには、じつは正直慣れている。 もちろんすごい!言われるのは毎回うれしいのだけれど、そういわれて当然と思ってもらえる植物を常にそろえている自分でいないとあかんと当然のように思っています。誤解されるかもしれないけれど本当にそうやねん。そうでなければ、プラントハンターは食っていけないから。。。 

 話をもどすけど、すごい!という言葉と同時に”仕入れたい”という言葉は、やはりおれみたいな農家にとっては一番うれしい言葉やと、素直に言うことにしよう。お金を出して買ってもらうほど単純でわかりやすい評価はないです。 長い目で見て、(っていうか草花やし)こづかい程度で買えるような価格設定にしたいと思ってるよ。


追記:
 おれは、こないだ寝ながら考えていて、”ひまわり”のなになに という名前ではなくあの花をひまわりと同じ扱いにしてあげれれば、という思いついて、”ひまわる”という新しい花の名前を付けてあげるのはどうかな、なんて思った。 
 ひまわる は”日まわる” もしくは陽まわる” 

この花も太陽も地球もおれもアナタも人の縁も宇宙もみんあ”まわるくまわってる。 という意味を込めて。  どうかな〜  

 

posted by seijun at 20:38| for dreamer , 男の夢とロマン

バイオミミクリー

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今週も東京からの昨日は、 たった数時間の打ち合わせのためにフラワーショップ・レン の川原さんたちと、デザイナーNOSIGHNER 君が 夜行バスで東京から駆けつけてくれた。 実はおれ体調が万全でないはずやのに、3人の元気にだいぶ体の調子がよくなった

 いいバイブを持った若者どうしの会話はとても刺激的で、しまいにゃ元気になって昼飯に大好きなカレーを食えるようになった。
写真には、パイナップル科のアルカンタレア インペリアリス ルブラ が写っているが、 パイナップル科の植物は、水を効率よく貯めるための構造になっているものが多く、 こういうふうに、動植物の自然の特徴を、建築などに応用したものをバイオミミクリーという。( まー川原さんとNOSIGHNER 君が教えてくれたことをそのまんま言うてるだけやけど)これからの時代はそういう部分も研究すると、タイムリーではないかと思う。
  花宇では手っ取り早く地球上のいろんな環境の植物がみれるから、みんな少年のような目で植物を見ていた。

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みんなは石化ヒマワリをみて元気をもらったようだった


午後2時ごろ彼らと空港でバイバイしたあと、家に戻って、ちょっと仮眠しようと思って寝たら15時間寝てしまって起きると7時だった。

 朝起きて、出勤してきたら、こんどは、先日阪大病院で診察を受けたあと、金を払わずに帰ってきて、病院からあわてて電話があったのを知って気まずくなっていた
 


 
posted by seijun at 13:31| ornamental plants , 観葉

2010年08月28日

“ travelling plant troupe ”

植物を集めながら旅を続ける一座。
砂ぼこりを上げながら 道を進める移動小屋には
世界中で出会った木々や花々、宝物が唄うようにひしめきあって
そこはがやがやと 楽しいうれしい とびきりの空間。
やさしい太陽の光に すくすく育つ植物の、
みずみずしい緑や花の息遣いの甘やかさを
道行く人と分かち合って楽しんだり、
出会った人たちと緑や種を交換したり、
そこの料理をためしてみたり、土地の衣装で着飾ってみたり。
幸せであたたかな気持ちを 町から町に灯しながら
鈴のような笑い声を響かせて進み、
蒔いていった種から、いつの日か緑や花の道ができていくような、
移動する緑の楽団みたいな 心躍るゆたかな旅。

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というテーマでの、撮影に植物を提供しました


graf のカリブ君がアートディレクションを務める HACO. の冬号 の撮影です。 

 
 植物を探しながら旅する少女が、出会ったお気に入りの植物や小物たちを集めて荷台にのせて町から町へ。最後に泉にたどり着く、というイメージの舞台つくり。


 クリエイターからの依頼は”こんな木を何本用意して”という注文ではなく、 抽象的でイメージでの打ち合わせのなかから植物を用意するから、毎度おれがセンスがないことをバレないようにするのにちょっとだけ気を使う。笑  友達同士なのでカッコはつけなくてよいのだけれど


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植物と話ができる今西さんきっての希望で、撮影にはおれが大切にしてる、本物のバオバブの木のミニチュアを用意した。 

他にはコスモスやカラミンサ、アップルミント、コリウス、その他ハーブ系の草花などを使ってみた

 
今回の撮影は lis khros というおしゃれなブランドのやつ。  ああいう服を着た女の子ってステキやと思います。


フェリシモさんだけに豪華なスタッフをむかえての撮影やったらしいんやけど、すげー写真のクオリティー非常に高く、みなさん出来にめっちゃ満足しているようでした。刷り上るのがたのしみやわ

posted by seijun at 02:30| for display , 装飾用

2010年08月26日

saguaro

ソノラン砂漠といえば、インディアンの地として知られる。



去年にメキシコなどから導入したドライプランツ (ダシリリオンやロストラータ)が大活躍し、今回はおかわり便の仕入れの旅という意味合いが強いが、アメリカとメキシコの国境あたりにあるこの砂漠には、どうしても見ておきたかったサボテンが自生しているねん。


 手に入れようとは思ってないが、仕入れをしていた場所から数百キロしなはなれていないので車を飛ばして旅の最後に見に行った


世界最大のサボテンというと、どれくらいのスケールを想像しますか?

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今回の旅は毎日寝不足だった。 仕事が終わり、いつも目的地のホテルに着くと夜11時を回っていて、 もう晩飯といっても、深夜まで開いているバーで食べるハンバーガーくらいしかない。

短い旅程で 毎日長距離の移動と目的地を回るのに朝も早く出なければならなかった。 レッドブルを何本も飲み足した。 ハイウェイ沿いのスタンドではいろんな種類のスタバのコーヒーが缶カンで売っていてうれしかったんやけど、ためしに飲んだスタバコーヒーのエナジードリンクバージョンは死ぬほどまずかった




アメリカとメキシコ国境あたりのこの辺は日本人も珍しいらしい。”サワーロ”に会いにくる以外にこの地を訪れる理由もなかなかないかもしれない。




そして
saguaro national park にて、


世界最大のサボテン、”サワーロ”と出会う


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ああー こりゃー すげーわ  





 10mを超える怪物になる。重さ7t というと、そやなぁ、 オトナの象さんより重いわけです


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それにしてもこの写真でも確認できるが、サワーロにはところどころ穴が空いているんやけどコレなんでかわかる? 



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サワーロは花を咲かせたあと、やがてその軸の部分が実になる。この砂漠のごちそうは動物たちにとっても人間にとってもずっと昔から食料になってきた。 



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サワーロはその姿だけでも十分感動できるがそれだけで話が終わるにはすこし惜しいくらい各生き物との密度も高く、つまりその存在自体、文化度も高い。砂漠での生態系の重要なポジションにいてる木だ





ここ4,5年間は 世界中の各大陸に自生する植物のなかでも最も(いろんな意味で)スケールの大きい植物をリサーチ してきた。

25歳のとき、とあるきっかけで世界の歴史上、最も大きな木をオーストラリアから赤道を越えて日本まで海を渡らすことになったこと。このとき戦った14tもの重さを誇ったボトルツリー (brachychiton rupestris) の衝撃から、 世界中の各大陸に生きる、スケール感の大きな木を扱いたいと思った。きちんとした論理と知識と技術とネットワークがあれば大きな木を動かせる人間になれると思った


それから、アジアで世界一の食虫植物 を追いかけたり、アフリカで銀色のヤシを追いかけたり、去年からはヨーロッパのオリーブの巨樹に夢中になっている。(オリーブはルックスも文化度も最高だ) 
いちおう、古代のゴンドワナ大陸という意味で、バオバブの大きな木も手に入れれないか、と考えてマダガスカルへも行った(もっとも、これは敬意を払って導入を断念)、

 南米のとある山には、人間の想像をはるかに超える化け物が存在するが、今年は断念したのでリサーチするのは来年になりそうだ

 今回ジョシュアツリーとサワーロに心を躍らせて帰ってきて思うのは 去年に導入に成功したメキシコの巨大ダシリリオンは、いわば、アメリカ南部メキシコ北部の植物の最高峰のジョシュアツリーやとサワーロのためのステップやったのかもしれない。
 
 手に入るかどうかは別として、 目にいれて気持ちいい生き物だ
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石化したサワーロ
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日本に帰ってくるとすっかり注文内容は秋やった。 紅葉を切りに行ったり、カリンに実をつけたり、茶花と切りに行ったり、ススキを三千本トラックに乗せたり。  体はまだぎこぎこしてるけど。
posted by seijun at 18:39| for dreamer , 男の夢とロマン

2010年08月25日

帰ってきました

関西国際空港 救急センターから。

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気がつくと、点滴を打ってもらっているベッドの上やった。

そうやった、そうやった。
 苦しくて、たしか飛行機では特別に通路で寝させてもらって、モウロウとしたなかで飛行機を降りて...



結局20時間以上は寝てたわ

うなされていたらしい。




なんとか昨夜自宅に帰った。元気になったら、あの地でサワーロに会った感動を早く伝えたいんやけど。。


それにしてもああー しんどい。 もう朝だ。 いまから仕事だ。 がんばろう
posted by seijun at 07:39| diary

2010年08月22日

ちょら

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今日は朝から種を採取しにまわった

極度の乾燥に耐える、常緑なのに黄色い花を咲かす高木がある。パーキンソニアという。 南アフリカでも見かけた、砂漠で育つ数少ない木のひとつだ。 

 地元の人に毒蛇に手をかまれないように、と注意された。砂漠にはたくさんの穴が開いている。





また、巨石が無数にある谷を走っていると、原種のアカシア?と思われるおもしろい木を発見した。貴重な植物ではないにしろ、日本で育てばおもしろい。これも鈴なりにおまめさんが成っていてタイミングがよく、 種採集が捗る



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気分転換に見晴らしのよいとこでエネルギー補給。
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山の上には槙柏に似たようなものや、松の老いたものなども見かけた。ジョシュアツリーはもちろん、こういったものは自生しているし、ふもとには大きなオリーブがあるし、本当にどこに来たのかわからなくなってしまう。

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気温は40度を超えている。 暑すぎるから店でアイスクリームを買ったら一瞬で解けて、そのあとまた固まった。




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途中、何千という巨大な風車に出会う。 

”いやいや偉大なのは、自然だけでないなぁ”とつぶやく








そのあとは、仕入れにも周る
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”チョラ” の枯れ木。 3人のインディアン親子が細々とやっているナーセリーで仕入れた。 




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実はそのチョラという植物は、こういうサボテンの仲間で、さっきのはそれが立ち枯れて肉が腐り、繊維だけがスケルトン状になったもの。 
美しいが、無数に自生している場所では気をつけなければならない。棘が非常に強く、誤って地面に転がっているこのサボテンを踏むとスニーカーをたやすく貫通して足の裏に突き刺さって悲鳴をあげることになる。また、この棘には特別に設計してあって、実に突き刺さると釣り針みたいに食い込んでなかなか抜けないし、抜いたときにもう3倍くらい大きな悲鳴をあげることになる



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そういえば、おれはいまの竜馬ブームにのっとってちょんまげ頭をしているわけではないということを宣言しときます。笑(ブームになる2年前から竜馬ヘアーしてたよ)

 しかもいろんな番組や本に出てくる竜馬のイメージはあまり好きじゃない。けど、司馬遼太郎の”竜馬がゆく”の中に出てくる竜馬がおれにとってのヒーローやねん。



posted by seijun at 15:06| excursive plants やんちゃな木

2010年08月20日

神の木 ?

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今日 心底心が躍った 


おれのつぎのターゲットはこいつたちだ。

yucca blevifolia. 

ジョシュアツリーと呼ばれている



最高の獲物をまえに、気分は最高。 

相手に不足はない。

というより、
間近でみたジョシュアツリーはそうとう気合が入っていて、正直びびったぜ。  なんというても生命的な、”気”がすごい。 




 もちろん、無許可でこういったすばらしく美しい植物を採集し日本へ無理やり持ってこようという次元の話ではない。 

しかし、同じ地球に住む人間としてこれだけ神がかりな美しさを持っている植物をひとりでも多くのひとに知ってもらって、興味を持ってもらえればいいなと思う。 現地の人の協力なしでは、おれひとりではとてもじゃないけど、こういう木をちゃんと公的に海を渡らすことはできない。 ずっとジョシュアツリーはいちプラントハンターとして、一度は挑戦してみたい魅力的な木だった。
わずかな望みがあるなら、と思いここに来た


これの2〜4mくらいのものを導入できたら、と考えている。プラントハンティングには、何段階も喜びがあって、    その植物を発見したときの喜び、その木を採集できたときの喜び、輸出許可ができたときの喜び、無事日本へ輸入できたときの喜び、最後に根を出させたときの喜びなど。 そのなかでも今回は、発見したときの喜びがとびきりだった

 砂漠に生える植物に魅了されてから、もう8年も経つ。


今日、生のジョシュアツリーを初めてこの目でみたときは、チリュウさんが言ったとおり、本当に感動してウンコがもれるかと思ったぜ。 実はいまも興奮してなかなか寝れんねん。


 


ジョシュアツリーという名前の由来は、19世紀半ばに西を目指して旅を続けたモルモン教徒達が、この地を通った際、猛暑の中でゆらゆらと奇妙な形をしたこの巨大な植物が西の方に向かって手招きをしているジョシュア(聖書に出てくるヨシュア:モーゼの跡を継いだ人物)に見えたことからこの名前がついたらしい。

そうえいば石化ひまわりの名前、全国よりたくさん送られてきています。めっちゃうれしくて、遠いとこで、おれはちょっとうれしくなってます。
posted by seijun at 19:31| for dreamer , 男の夢とロマン

2010年08月18日

念ずれば花開く

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このヒマワリを、いろんな角度から撮ってみた。

360度、どこも正面になっている。




花宇の世界初の石化ヒマワリ栽培は成功した。

 
 植物を細胞組織レベルで品種改良することが可能になったこの時代に、あえて原始的に


 いろんなところへ出向き、まだ見ぬ花や植物を追い求め、見つけて自分たちのペースで育てるというこのスタイルでずっとこれからも勝負したいと思っている


 幻と言われる、白花の極楽鳥花を探しに熱帯へ行ったときも同じ気持ちやった。 本当にそれを手に入れて実際に自分で育てて花を咲かせるまで期待を不安が入り混じる。 ヨーロッパから、オリーブの巨木を船で日本に持ってきて本当に根付かせれるか、芽が吹いてくるまで不安だった。

    結局白花の極楽鳥花は幻のままだ。 

 でも、オリーブを日本で受け取って、キラキラした芽が吹いてきたときは感動だった。


 プラントハンティングという仕事いつでもすったもんだがあって、うまくいくときも落ち込むときもあるねん。 でも念じて念じてそれが花開いたら、サイコー って叫びたくなる時あるよ。

 今日、このヒマワリが咲いてたのを見つけたときは

 ”よっしゃー

って、ひとりで畑でガッツポーズ。笑





 
 とりあえず、今年このヒマワリを育てる挑戦をしたときに、
”期待してる!”と言ってくれた方々、


 本当にありがとう!
と言いたいです。


 また、”たぶん失敗すると思う”とか、”そんなに簡単にいくもんじゃない”と言ってくれた方々、

 ザマーミロ!
と言いたいです。

 花の奇跡を信じないひとは見てもしょうがないブログです。




 あとついでに、蜜蜂さんたちには、

 甘い香りがするよ〜
と、言いたいです。

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今日のは、畑で一番最初に咲いた一番花やし、まだ花の中の種が大きくなりきってないから、これから咲く花はもうすこし大きいと思う。この花のいいところは、主役になれること。意味わかるでしょう。主役になれる花やねん。
 

っていうか、これに洒落たリボンでも付けたら一本でブーケになるね。笑 花が一本で丸いから。とにかくドライフラワーになったら、もっとカッコいいと思う。 もちろんパテントをとって花宇オリジナルの花にするで。


 





そこで、ちょっと募集します。 このひまわりの名前です。

いい名前が思い浮かんだら、ご意見ご感想のアドレスにメールください。 採用させてもらったら、かわいいお礼させていただきます。いちおう学名として正式に登録される名前の募集です。



あ、そや、 あともうひとつ、募集事項があります。 

 この秋に立ち上げる新しいサイトのために、花宇やこの仕事に関する素朴な疑問や質問を、8月末まで受け付けます。しょうむないことでもいいのでなにか質問のある方はメールください。
 なお、100%返事が来るわけでもないので面倒くさい方はスルーしてください。 質問や疑問は新しいサイトでアップされる可能性があります。 


posted by seijun at 00:30| unforgettable flower,  いつまでも

2010年08月17日

夏の思い出

毎年この時期になると、いつもそわそわします。

決していつもいつもそればかり気にしてるわけじゃないねんけど、きっと頭のどこかに奥深く刷り込まれているんやろなぁ。10年以上経っても。


高校野球児 時代の思い出は、あの曲を聞くたびにやはりいまでも胸がきゅっとなる。

 高校野球を経験して得たものは数えきれないけれど、引っ込み思案で自分に自信がなかったおれが、いまこうやってポジティブに仕事に打ち込んで毎日青春を謳歌していられるのも、あの3年間高校野球を経験したおかげやなぁと本当に思う。


 だから、甲子園をテレビで試合を見ていると感情が入って、思わず声を上げてしまう。


 でもよく考えたら、いまだに熱闘甲子園という番組だけはまともに見れない。

 甲子園でプレーしている球児たちはあまりにもドラマチックでかっこよく、いまだに崇拝すべき対象であり、嫉妬してしまうからだ

posted by seijun at 00:23| diary

2010年08月14日

イメージ VOL.2

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たとえば、上も下も右も左もぜんぶ植物に囲まれた空間のイメージ。

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たとえば、ふとかわいい景色をみたときのイメージ

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たとえば、自分の運に感謝するようなイメージ

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たとえば、たくさんの仕事に囲まれているようなイメージ

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たとえば、 しずかに二人で仲良しするイメージ

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たとえば、こんな枝ぶりのバナナがあったらなぁというようなイメージ

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たとえば、小さな子に大切なことを伝えるようなイメージ


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たとえば、ヨコシマなことを考えてるようなイメージ


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たとえば、植物をオブジェとしてみてみるイメージ

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たとえば、自然と人間が偶然作り上げたようなイメージ


たとえば、ドナドナのイメージ


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たとえば、きゃしゃに育ててみた観葉植物のイメージ


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たとえば、2時間後も、あいかわらず仲良ししてるイメージ


 イメージ VOL1 → http://blog.hanau.jp/article/35556338.html
posted by seijun at 22:08| diary

2010年08月13日

怒涛の一週間がすぎた。

この一週間は、季節の作業、打ち合わせ、気の会う友達にあう、毎日とにかくそれの繰り返しやった。


夏はいけばなの仕事が少なくてさみしいのだけれど、ここ最近では、中近東のお客さんへ日本人の作ったサボテンをプレゼンしたり、ブライダルフェアで使う花材や、芸術祭への植物提供、中国向けの植木のプレゼンや、デザイナーさんが作るおもしろい住宅や店舗への植木供給、カタログ雑誌の撮影の仕事などいろいろあり、とにかく時間がいくらあっても足りない。今日は、来春オープンの大きな百貨店に合わせて桜の開花調整の打ち合わせに花が咲いた。

うちにいろんな仕事を持ってきてくれるひとたちは、みんなすごく真剣やったり、情熱があったり、期待を膨らませていたりで、話していてたのしい。

 ”あ〜 このひとこんなこと考えてるんやなぁ” って、気づかされることも多く、毎日勉強になる。 選ぶ植物や、温室の歩き方、会っているときの顔やテンションをみているとそのひとのひととなりもよくわかるよ。 

 世間で活躍するひとたちの舞台裏の姿を見れるのは、卸屋をやっていてよかったなぁと思うひとつのポイントやね。また、携わらせてもらったいろんな仕事の舞台裏で出会う植物や人たちは、これからもブログでもって(公開できるものに限り)公開していきたいと思ってます。




花や植物を用いる仕事っていうのは、いつでもやった後にちゃんと反響があるし、それを機会に広がっておもしろくなるし、いいことづくめなんやけど、これをブーム的なノリや流行的な発想の思考でやるのではなく、きちんとおれたち植物のプロが意識と知識を高めて、世間に影響力のあるひとたちをバックアップして、力を合わせていい仕事がしていけるようにならなければならないとも思っています。


と言うおれ自身は、毎日文化祭の準備をしているような気分で、サイコーにたのしいんやけど。




*来週、砂漠に行ってきます。
 本当は南米へプラントハンティングに行く予定やったけど どうしても日程の調整が取れなかった。でもそのおかげで世界一のスケールのでかいサボテンの群生地を訪ねることになった。
posted by seijun at 17:18| diary

2010年08月10日

星のお姫さま

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あらすじ

主人公の飛行機乗りは大人がものの外側しか見ないことに幻滅して
います。
ある日飛行機の故障で砂漠に着陸し、お姫様と出会います。
そのお姫様は他の星から来たといいます。
お姫様の星はとても小さくて、火山がみっつ。悪い種のバオバブが
大きくなってしまわないように
見つけたら引っこ抜く毎日です。(星が小さいので大きくなったら
爆発してしまうそう)
ある日、薔薇が花を咲かせます。初めて見るそれはとても美しい花
ですが、とてもわがままです。
そんな薔薇にうんざりして星を出て、お姫様は8つの惑星を旅す
ることにします。
8つめの星は地球でした。地球でたくさんの薔薇を見たお姫様は
私の薔薇は特別ではなかったとがっかりします。
そのあと狐に出会います。狐は私を「なつけて」くれと言い、な
つけた狐に秘密を教わります。
「もののなかみは目ではみえない。」「薔薇を見にいってごらん、
自分の薔薇が特別だと気づくから」
お姫様は星に残してきた花こそ、なつけた大事な花で、わがまま
なところを見るのではなく、
星を美しく、良い香りにしてくれていたことに気づきます。

そのあとお姫様は飛行機乗りに出会います。

砂漠で井戸を見つけて、共に水を飲んだ二人はお互いが世界に一人
だけの関係になります。
しかし地球に来てちょうど一年になるお姫様は星に帰るといいます。
「君が星をみあげるとき、そのひとつに美しい薔薇の花が咲いてい
ると思って見るよね。
そうすると、星が君にとって特別な星となるんだ。そのひとつで

がカラカラと笑ってると思うから
君にとって星を見上げることは特別なことになるんだよ。」
そう言ってその晩、お姫様は星に帰ります。






私がつくる星のお姫様は
イノセントなイメージです。しかし、もののなかみを見る、本質を
見る能力を持っています。
なので、単なるピュアな顔ではなく、その中にも芯のある表情を目
指しています。
時間設定でいうなら、狐に教わって、星に戻って来た後のお姫様です。
だいじなものは何かを知っていて、特別な薔薇を持っています。


メイクのイメージはツヤっぽさや白さ。
色はシャガール風のパステルカラーを今回はつくってみました。



昨日は仕事を終えると大阪のスタジオへ。



彩葉さんからの依頼で、撮影の仕事で使用する植物を見繕うことになり、創り出したいメージを伝えてほしいというと、上記の内容のメールが来ました。 
 ちなみにテーマは、 HOPE. でした。


 
 カニの脳ミソと同じくらいの大きさしかないながもおれなりにいろいろ考えて、必死でイメージを膨らまして植物を用意した。
 

 
 


お姫様が旅した星にみたてるために使用したのは、フローリストに好評レンタル中の苔玉の器。しかし、グリーンな感じにしたくなかったので、いろいろ考えた挙句、 苔玉の表面をバーナーで少し炙ってそのあとゴールドのスプレーをしたらすごくマットな土星のような苔玉ができた。これらの星を7つ、お姫様の周りにセットし、悪そうな植物たちが生やした。お姫様がやっと8つめにしてみつけた希望の星(地球)にはHOPEの兆しの象徴的な花が凛と咲いているように生やした
 

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そーいえばこれは前回のコラボ写真。コウモリランとマレーシアの竹の根っこを使った
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posted by seijun at 19:15| excursive plants やんちゃな木

2010年08月08日

休日の過ごし方 

午前12時半 四国へむけて出発

午前2時  マクドナルドでハンバーガー。

午前5時半〜7時半 サーフィン

午前8時  コンビニのカレーラーメン おにぎり

午前9時〜11時半    仮眠

午後12時   マグロ丼 一気食い

午後1時〜6時   サーフィン 

午後6時半  ホットケーキ 缶コーヒー

午後7時   焼肉丼 と 塩バターラーメン 

午後9時  ソフトクリーム


出発してからだいたい24時間後 、帰宅 


毎週土曜日は定休日です。昨日は海も、メシも、十分すぎるくらいやった。

さぁ今日は日曜日、 いつものように働いてます。
posted by seijun at 14:04| diary

2010年08月06日

暑くてねむい

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今日は一日会社で作業。 多肉植物の剪定をしたり、植木を植えたりやることが山ほどある。
 この暑さでやる気のない植物に喝をいれてやる気あるようにさせたりする仕事。
 半端じゃないのはおれたち全員の汗の量。笑

暑くて自分に負けそうなこの時期はできるだけ仕事を役割分担せず、スタッフ全員が近い場所で仕事をすることで乗り切ろうと思ってる。


おれ自身は東京帰りの今日は朝の作業からモウロウとしてきて、ちょっとだけ、しんどかった。

ところで今日は東京からFAJさんが来られた。 そういえば、うちのパテント品種の植物は、以前ブログでFAJさんオリジナルで流通すると書きましたが、http://blog.hanau.jp/article/39565564.html

そしたらソッコー JFIグループの方からご指摘のお電話いただきました。 厳密にはJFIグループという豊明花き卸売市場さんも入っている日本最大の花き卸売りグループのが管理するとのことです。おれも誤解せんように気をつけないとね。


 まーわかりやすく言うと名古屋と東京を中心にどこでも仕入れれるようになるということです。たくさんの植物がメッセージになって流通することを願います。



 そういえば、いま日程を調整してるけど来月は、世界的に貴重な植物をジャカルタに住んでいるとある社長さんに納品することになっていてる。

  JFIグループとのコラボはおもろい企画なので、今回のインドネシア滞在の機会にいろんなところを周り、いつもより市場価値の高い植物新種の発見に力を入れようと思ってる。


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あ そういえば変なヘリコニアが咲いた


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ちなみにこれは市場的価値はあんまないけど、日本で初めて咲かせたヘリコニアの花。 でも初めて咲かせた花というのはどんなもんであっても愛着があるものっすねぇ。



さー 仕事も終わったし、いまから1時まで寝て、四国へサーフィンいくぞ〜 頭ふらふら〜
posted by seijun at 20:26| for ikebana , いけばな花材

津津浦浦

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男前富士山



昨夜深夜に東京から爆走して帰ってきた。 1泊2日で車で往復してみっちり予定が入っているとさすがに往復の移動がしんどかった。 

 と、言いたいところやけど、いま受けている各仕事のことを考えていると往復の12,3時間の運転なんてなんてあっという間にすぎてしまう。  
 でも、さすがに今朝、起きるのはかなりぐずった




今回は、荷物の納品と引きとりと、そして大事な御用のために行った。 



posted by seijun at 08:57| diary

2010年08月04日

春音さんです

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毎週 花宇に通ってくれている春音さんです。





毎週季節の花材を地方へ送ったり、定期的に活けこみ用の花材や茶花を取りに来るフローリストさんがいます。そういった花材は、料亭やホテルや、商業施設などに活けられています。




春音さんは活けこみ用の花宇おまかせ花材を毎週5000円分、雨の日も風の日も取りにきてくれます。 こういう女性一人でやっているひとはすごいなぁと思うし、花宇はそういうがんばっているひとの味方です。 いやいやそれ以上におれたちが感謝しています

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posted by seijun at 00:40| for ikebana , いけばな花材

2010年08月02日

日本人としてみておきたいもの

昨日、国立能楽堂へ

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こういう仕事柄、いままでも能の舞台で飾られる生の花や木を頼まれることが幾度とあったが、実際、能と言うものを客席から見たのは初めて。


金剛流という、京都に在住する唯一の能の流派の 会だった




特に印象に残ったのは、まず狂言。言うとくけどめちゃめちゃおもろかったで。痛快に笑わせてくれる。
 おれにとってお笑いというと、ドリフターズの金樽が頭に落ちてきて大爆笑という時代のシンプルかつ原点の笑いと、ダウンタウン出現以降の知的でセンスのよい現代のお笑いの2つくらいしか馴染みがなかったけど、狂言を見て、”ああ素晴らしく笑わせてくれる” という気分になり、500年以上前に存在したお笑いを経験できてよかった。たぶんその時代であそこまでレベルの高いお笑いは世界に存在しなかったんじゃないかな? それに狂言はオトナのお笑いという感じでオシャレ度が抜群だ
 若い人なんかはデートに狂言を聞きに言ったらええのに、と思う。

そして 珠寶さんの立花供養。会場にいた全てのひとが一体となって見守る。おれは脇正面から見ていたけど、活け手があまりにも集中していたのでこっちは逆にリラックスしてみれた。珠寶さんがライブで花を活けるとき、よく見ているとたまに下草を入れるときにふと楽しそうな顔をする。そういう時は決まって調子のよいときであり、なんだか見ているほうもうれしい気分になる。日本の伝統芸能の最たるものである能の舞台という聖域で大したもんやなぁと感心する。花を下げたり運んだりする役目だった福田さんは能の舞台に上がるということで緊張して夜も眠れなかったらしい。また当日家を出て、現場に向かう途中気が付いたらポケットに自宅のエアコンのリモコン入っていたというのだからよっぽどなのだろう(笑)

 今回は、兵庫の山で切り出したメン松を真に、添えには高野槙、下草は急遽東京の老舗の茶花屋さんで調達したムクゲの花やセンノウなどだった。このセンノウがよかった。



もったいないなぁと感じたのは能の舞台の周りに飾られている若松や美術道具の草花が造花やったってこと。職業病なのかも知れないけれど、すごいいい時間と空間やっただけに。


ともあれ舞台はハイライトへ。面をかぶったひとが登場し舞い始めるととっさに吸い込まれてあの世にいてるようなこの世にいてるような不思議な感覚。分かりやすく言うと宇宙に連れてってくれますよ、って感じかなぁ。みんなも機会があったらぜひ能を経験してみて。オススメします


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またこの能の会の休憩時間に、以前おれを大徳寺のお茶会にデビューさせてくれた先生や、岡田幸三先生のもとお弟子さんの方や、来年東京で本の出版記念講演を依頼していただいている池袋コミュニティカレッジの方や、いつか会うことになるだろうと思っていたひとや、有馬頼底猊下ともお会いすることができた。










そして帰りは銀閣寺花チームで駅弁と乾杯。プリクラ風に。
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深夜に岐路につき、爆睡。







すぐ夜が明けた。

今日は朝から暑かった。
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依頼を受けている仕事を頭のなかで整理しながら畑へ。汗を吹き出しながら草苅り、支柱たて。
杉の子学園のみなさんやトライやるウィークの中学生たちと植えたインド鶏頭と葉鶏頭が秋にむけ、グングン大きくっていますよ。
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ヒマワリも大きいものはもうおれより背が高くなっている。注目の世界初の石化ヒマワリの栽培挑戦は、葉っぱを見ていると普通のヒマワリと違うくて、軸も四角い気がする。おれにはわかる。もしかしたら本当に奇跡が起きるかもね。

夕方に畑から帰るとソッコー水シャワーを浴びて京都へ。
今日は千宗屋さんが音頭をとってくれて、銀閣寺花チームと千さん三浦大徹さんとパリでの国際文化交流の慰労会。


パリでの日々のように 今日もまた心震える言葉と、大爆笑の繰り返し。 このみんなの一丸となったチーム感がなにより最高だと思う
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ハイ、プリクラ風に。

っていうか、おれ一人だけ楽しそうに笑ってるやん!

 ”みんな笑って〜”って言ったのに。


posted by seijun at 23:45| for ikebana , いけばな花材

2010年08月01日

いろんな縁

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いま、おれのなかで熱い アルケミストという本。 


昨日、青山スパイラルホールで行われたthe surf shopというイベントで、たまたまその挿絵を描いたイラストレーターの平尾香さんと出会いました。しかも話すほど共通の友達が多く、びっくり。人と出会う縁とかタイミングって不思議です。

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市吉さんと平尾さん。




こっちはくされ縁。
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こいつは中学高校時代のツレで、東京では、仕事が終わったあと夜ヒマな日はこいつと飲んでることが多い。 実はこいつ、11月に結婚することになった。 花宇の温室で、植物に囲まれてウェディングパーティーをする。おれがパーティをテキトーにプロデュースすることになり、こいつの結婚式の日にちすらテキトーにおれが決めることになった
 

 こいつは高校卒業して間もないころ、 当時片思いしていた女の子と二人で家で酒を飲んでいて、酔った女の子が寝てしまったので、つい魔がさして、その娘の乳首をコリっと触ってしまって、それがバレて嫌われたという伝説を持つ男だ。 
 
 それ以来、おれはこいつのことをただの変態と呼んでいる。

 少なくとも、おれは来たるべきウェィディングパーティーを盛り上げるための最強のネタを持っている。


ちなみに今日、 
 酒の席では、 ”これなにかわかる?”と、ある写メを見せてくれた。

”なんか変わった多肉植物やな”と言ったら、そいつの肛門のドアップ写真だった


 ”清順、おれが死んだら、肛門の横にホクロがあるから確認しろよ” と言った 






ところで、これは今日植木屋周りをしていて見かけた、中国の花木。
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美しくて無垢なお花でお口なおししてください。 


 
 
posted by seijun at 00:13| unusual plants , キワモノ