2010年03月31日

不幸中の幸い

今日の夕方会社の前でトラックをバックしていたら標識のポールに突っ込んだ。車をバックするときにいねむりはいかんなぁと反省した アドレナリンが出まくりながら仕事やってめっちゃたのしい毎日なのに、トラックに乗り込むと急にガクッと眠くなるときがある。 今は正二さんがおれの代わりに夜通しで東京で仕事してくれているが、おれ行かなくてよかったかも、と思った。
posted by seijun at 22:18| diary

2010年03月30日

パンダナスのポートレート

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受けた仕事の内容と、その空間と、自分が用意する植木のイメージしたボリューム感の微妙なズレといつでも戦っています これは単純に打ち合わせに費やす十分な時間と、下見と、余裕を持ったタイムリミットがあればほど完璧になんでもぴったりあわせることができるのだけれど 
posted by seijun at 21:50| excursive plants やんちゃな木

2010年03月29日

よーいどん

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温室でのテレビ取材は、カメラなどが湿気がくもり、スタッフさんたちもおおあわて。


 今日は吉本のお笑い芸人ロザンさんが温室を周り、おもろいネタに花が咲いた。さすがに植物と絡んだお笑いのトークが最高。なんともたのしい収録でした。

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そして記念撮影。

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ディレクターの谷口さんは山へ松の枝を切りに行くとこまで密着。ハンディカメラ片手に気合で山登り。 


この様子は来週金曜日、午前9:55分からの”よーいドン”という番組内で30分間放映されます。



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そういえば写真じゃ見えずらいけど夕方から吹雪になった。ありえない天気やなぁ。こんなに寒いと今晩も温室の重油代がかさむなぁ
posted by seijun at 21:19| diary

2010年03月28日

2010年03月27日

Adam et Rope

昨日東京につくと早速得意先で荷物を積み下ろし、都内でうちの植物を扱ってくれてる卸屋で集荷が終わるとキャラバンはまた植物満積。

仕事が終わって、泥だらけの作業着を着替えたら、たまたま いま東京で話題沸騰中のアダム エ ロペのレセプションパーティーの招待券がポッケにあったので行ってきた。
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とりあえずの感想を言うとこんな商業施設はみたことがない。このハコをリニューアルするにあたって指揮をとったのは熊谷隆志さん。 集まった人たちをみていると、よほどのひとなのだろう。その人望と感覚に感嘆した。いまの日本をおもしろくしてくれているアラフォー世代のひとたちには刺激を受けることが多い。

”ファッションと植物をつなげたい”
と熊谷さんが言っていたけど、まさにいまの時代、花き園芸業界は他業界とどんどんおもしろいことやっていかないとあかんと思う。花業界のなかだけですったもんだしててもお腹がいっぱいにならんと思う。だからわれわれが業界の幅をどんどん広げていかなくてはならない


ところでパーティーでは友達や知り合いが多くて東京なのにアウェー感はぜんぜんなかった。
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ということで、ばったり会ったアーティスト”なまいき”やこの植栽を手掛けたFUGAのジャンボ、ファッションデザイナーのクリストファーネメスさんたちと、小林崇さんを囲んで記念撮影。

実はここ、日本のツリーハウスの草分け的な存在、小林崇さんが作ったツリーハウスのなかやねん。
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いやぁ マジかっこいいっすよ@



http://www.adametrope.com/feature/biotop/

たのしい夜でした


今朝目覚めると、13件の不在着信。飛び起きて急いで兵庫へもどった。帰り道の高速道路の六時間半、70回ほど電話を繰り返し、いま受けているたくさんの仕事を進めながら帰った。

帰路につくと、湯の花温泉の庭改装の打ち合わせと、テレビ番組制作会社の方たちと打ち合わせと、今度旅立つ友達のフローリストの送別会でたのしくすごせました。  
ここ3,4日間、一日一食しかマトモに食えず風呂も入ってなかったので、今日はゆっくり風呂入って眠りたいと思います
posted by seijun at 01:41| diary

2010年03月25日

じゅうまんこ

10万という数を、感覚的にどれくらいの数なのか捕らえるのは意外とむずかしい。 
 
 
ので、じゃぁたとえばそこに置いてある厚さ1cmのおれのケータイを10万個積み重ねたらどれくらいの高さになるのかなーって考えてみた。 

そしたら、東京タワーの三倍くらいの高さになるんやね。


10万っていう数は、ばかにならない数やなぁ と思います。





ところで今日は神戸をうろうろしていた。



一昨年の年末にプラントハンティングに行ったグアテマラで出会ったひとのなかで、気の合ったジョーと連絡をたまにとりながら亀のようにゆっくり仕事の計画をしてきたのが最近ようやくまとまった。 

”日本の植物でおれが手に入れれない植物はない”

とグアテマラでも豪語してきた甲斐があった。

 日本のソテツの種をグアテマラに輸出し、そこで3年育てて苗を作り、デンマークの種苗会社がヨーロッパのスーパーマーケットで売り出すという計画。  えらいややこしそうに聞こえるけど、おれの仕事はただグアテマラの農場へ、安全にいい品質の種を供給すること。 

 最近ようやく契約が整ったのでおれもここ一ヶ月くらい前から日本のある村の産地へ呼びかけて、地元のひとに種を集めてもらい輸出できるように特殊な方法で皮をむいてもらっていた。

今日は、その仕上がった種を引き取りに神戸港へ。
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ここまでは順調なんやけど、これを輸出する際に大変なのがそろえなければならない多々の書類たち。 

実は植物を輸出・輸入するのは本当に大変な検査や申請などをクリアしていかなければならない。

今日は、神戸にある経済産業省と農林水産省館関連の施設をはしごし、確認事項と書類の作成方法をアドバイスもらい、通関業務を請け負ってくれる業者さんの事務所で入念な打ち合わせ。植物防疫官のかたも、通関屋さんも、グアテマラにソテツの種を輸出するという前例のない話にみんな手探り状態なんやけど、結構おもしろがっていろいろ助けてくれた。 

持論なんやけど、植物の輸出輸入に関して、どんどん規制がきびしくなっているんだけど、それは絶対いいことやと思ってる。 世界中で生きた植物を簡単に輸出入できるようでは絶対ダメ。本当に知識と見識ある業者だけがやるくらいで十分やと思ってる。


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10万個のソテツの種子を眺めると命のパワーになかなか圧倒されます。 とりあえずたくさん数があるというだけで興奮する。


とにかくソテツの種10万個という数は、手作業で積み下ろしする際腰が痛くなるには十分な数だった。



ホンマは今年は別件でホンジュラスに80万個の種を送る計画があって、そっちのほうにも気合をいれてたのだけれど、最近キャンセルの電話があって、そのときは、どうにもこうにもショックで歯が抜けるかと思った。

  とにかくめげずにひとつひとつの仕事を丁寧にこなしてまたおもしろい計画がまとまるのを待つしかないなぁ。 

posted by seijun at 02:38| ornamental plants , 観葉

吉報

いま午前2時。今日は神戸での仕事が終わり、会社にもどって植木をわんさかキャラバンにつめたあと、高速をとばして東京へむかっています。 いまは愛知まで走り、眠くなったのでビジネスホテルに飛び込んだ。これから寝ます。





今日はスペシャルな日だ。


なぜなら おれがすごく大事にしている友人がいて、そのひとの妹が医者からガンだと知らされてしばら最近すごくへこんでいた。 そのひとが妹を心配する気持ちがすごく伝わったから元気もないしすごく心配してた。嫁ちゃんと、おれたちになにができるかなぁなんて、話してた。

そしたら今日聞いたら、ガンじゃなかったんだって。 


あぁ

よかった。

思わず大声だしちゃったよ。

よかった、よかった、 え〜ん


posted by seijun at 02:03| diary

2010年03月23日

注意すべき点

最近、いろんなとこから見学にくるひとが増えています。飛び込みでくる業者の方、新しいアイデアを求めて植木や観葉植物の生産者の方など。 花屋さんも。業界内にかぎらずいろんなジャンルで活躍するクリエイターのひとたちもきてくれる機会が増えた。
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でもここで注意すべき点は、いろんな人がうちを訪ねてくれたりするのは、うちがいろんな植物や花を在庫してるからであって、ひとはここに集まっている植物たちに興味があるわけで、おれ自身に会いにきてくれたと勘違いしないことが重要だ。

自分が苦労して集めた植物たちを”すごい”って言ってもらうと、コレまじで自分が褒められたような錯覚をするわけ。とても危険です。

でもこのスタイルで卸屋をやってると”すごい”と思ってもらえる植物を在庫してることが信用につながる。いくら本物の仕事ができると言っても、実際に在庫がなければ説得力がない。

だから、経費を浮かそうとしたりロスを減らそうとしたり採算を重視して、仕入れの量を少なめ調整することのほうがおれにはこわい。

だからこれからもどんどん在庫量を増やせるようにいろんな植物を探しまくりたいと思います
posted by seijun at 21:56| diary

2010年03月20日

おいわいを。

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今日は定休日、お世話になっている嵯峨御流の先生が結婚されるということで、その先生御用達の老舗花材店にお祝いの苔本桜を持って行った。そのあともうすぐ結婚するおれの妹に送るちょっとしたプレゼントを探しに神戸に行ってきた。

途中、神戸でやっている未生流展をのぞく。
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先週訪れた大阪の阪神百貨店の未生流展では不覚にも”絶対作品を見に来て”と言われていた先生の作品に気づかなかったので(汗)、今回はちゃんとみよう、と。会場へいくとサンスベリア・バリー、カランコエ・ファング、仙女の舞の花、フルクラエア ギガンテアの葉の作品を見つけた。そういえばガラス花器とあわせて造形花になるような持ちのよい花材がないか?という注文やった。そしておれがお勧めした子たちが揃って花席で踊っていた。



 そのあとはかいもん。

友達のみどりんが働いている、フランジュールというフランス雑貨さんへ行った。 P3200141.JPG

みどりんはおれがフェニックスという花屋さんと仕事をしていた時代に知り合った友達。そのときから”みどりんの作るブーケはすごい”とみんなの評判で、フランジュールに行くとみどりんの作っためっちゃふぇみにんなプリザーブドのリースがあった。 
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とりあえず最初の写真のぬいぐるみは猫かと思ったら羊やったのでやめた。その代わりバスタオルのいいのをゲット。 

posted by seijun at 22:36| for display , 装飾用

2010年03月19日

去年に引き続き桜セミナー




今日は神戸コレクションなどの花装飾を手掛ける日比谷花壇のフラワーデザイナー 賀(いわい)稔啓さんが前々から依頼してくれていた、 桜についてセミナーをした。
 梅田のフラワーアトリウムで彼のレッスンを受けるマダムを対象に、去年と同様 桜の切り花のことについて説明。

去年はプロのデザイナーを対象に、業者らしく情報を提供させていただいたけれど。、 
http://blog.hanau.jp/article/26296141.html
今年はもうすこし、かいつまんでわかりやすく。


桜の切り花がどうやって育てられ、どうやって開花調整されどうやって世の中に送り出されるかなど、実際うちの温室などを見学を交えて、やった・

 天気もよく、参加者さんとみんなうまいランチをカフェHANAREで食ったあとのんびりできたので気楽なカンジでできた。



セミナーの締めくくりは、スライドショーをした和室の縁側にみんなで腰掛け、中庭で賀さんが彼岸桜を使ってやったデモンストレーション。 
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おれが印象に残ったのは、賀さんが花を活けるときもいつもと同様、ゆるいカンジで気楽に花を挿す。あんなに心拍数とアドレナリンを出さずに花を活けれるもんやなぁと感心。


そしてぺちゃくちゃしゃべりながらも数分で完成。 
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桜は中毒性があるから要注意。一度好きになるとずっと好きになるよ
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posted by seijun at 21:48| for display , 装飾用

2010年03月18日

出張がえり、

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渋谷駅ニテ。
一番右のひとと東京スカパラダイスオーケストラのコメントがかっこよかったので。一番左のひとの言ってることはあまり意味わかんなかったけど。



今朝、目覚めて横浜から東京へ移動した。せっかくの短い東京滞在なので時間を有効に使わなくては。


 気がつくと、たまたまポッケにダニエルオスト展の招待券があったので池袋へむかう。

途中、昼飯を食おうと思ってポワンヌフの川口昌亮さんに電話。
”メシくいましょ〜”


そして恵比寿で合流、二人でランチセットを3セット平らげる。
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最近は東京にいくとなぜか川口さんに電話してしまう。笑 そして東京に慣れないおれはいっつも川口さんに世話になる。彼もまたおれが応援しているフラワーアーティスト。花がうまくて頭がよくて情も深くて話もおもろいひとだ。そしておれのことを”子供のチンパンジーに似てる”と言ってくれる、なかなかありがたいひとだ。今年末には二つの個展を控えている。今日その内容を少し聞いたが興奮した。まちがいなくかっこいいことやってくれると思います。http://www.p-neuf.com/



そしてダニエルオスト展へ。 幸運にも白川さんと合流できたので贅沢にも作品のストーリーや解説をしてもらいながらじっくり見て周った。今回の個展で一番ドキっとしたのは武蔵鐙を使った円形の作品。めちゃめちゃよかったわ。見終わったあと会場でコーヒーをいただいているとダニエルさんが”あの作品がベストだった”と言った。やはり。 オクラレウカの作品など見ごたえ十分やった。 バカラのガラス花器と彼の花を会わせた作品コーナーがあったんやけどそれもなんともまぁ豪華なコラボやなぁと関心した。 

 そうえいばバカラといえば、おれもちょっとした思い出があって、何年か前にうちのお客さんに、
”バカラの器に松を活けたいからそれに見合うようなすごい松の枝を用意してくれ”

と電話で注文をもらい、おれは聞き間違えて一生懸命サントリーのダカラのペットボトルに会わせる松を探していたという伝説を持つ。



 新幹線が大阪に着くとそのままリッツカールトンへむかった。アイロニーの谷口さんがリッツのスイートで行うデモに招待をしてもらった。 リッツに着いたときはすでに催しは終わっていたがまだすこし花が残っていた
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うちが納めた本桜も十分にパフォーマンスしてた
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芦屋の花屋アイロニーの谷口さんは有名ブランドの装飾を引き受ける超売れっ子のデザイナー。今日リッツでゆっくり話をして”このひとイケるクチやなぁ”と思った。彼のフラワーデザインと、高いところを目指す上向きの気持ちのチカラはほんまに非凡だと思う 


ちなみに、おれが大阪でもっとも注目しているというか敬っているフローリストはじつはリッツカールトンにいる。 それはリッツのフラワーデザイナー岡崎竜一さん。よくお世話になっているひとで、いまから思えばおれがダニエルオストの作品を改めてより注意深く見るようになったのは岡崎さんが”ダニエルオストはやっぱりすごい”と言ってたのを聞いたときからだ

最近フラワーデザインのシーンも だんだんホットになってきている気がするよ
posted by seijun at 23:41| for display , 装飾用

平安枝垂れ桜その後

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今朝午前2時ごろ。

この仕事は最近知り合った東京のおもしろい会社とやった。この仕事をつないでくれた名古屋のおもしろそうな会社と市場のおかげだ みんなで協力するととてもきれいなものができた  目の前のスタバもちょうどsakuraフラペチーノなどをやってるからちょうどええんちゃうかなと思う。 とにかくイメージどおりの咲き具合にできた満足だ    たくさんのひとにみてもらえたら、と思う    
posted by seijun at 23:25| for display , 装飾用

2010年03月17日

桜開花情報

まだ寒い2月、植木を掘る
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花宇の温室へ持ってきて開花調整はじめる
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まず荷造り
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イベントの日程から逆算して温室へブチ込む
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ここから温室内でのテクニックはひみつ。

しばし待つ。







昨日。  レンジでチンしたように花が咲いたでしょ
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そして今日つみこみ
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今日このあと積み込んだ平安枝垂れ桜を追うように、おれも新幹線へ飛び乗り関東へ。大きな商業施設に飾ります。
 
 さっき、現場近くのホテルに着いて、昼に積み込んだ桜を待っている。これから夜のお仕事です
posted by seijun at 21:26| for display , 装飾用

2010年03月16日

アフリカの木のお医者さん

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一、二年の話ではないだろうがもう長くはないだろうと思う。だからこの木を写真に収めておいた。 

それにしてもアフリカの植物は夜空によく映えるもんだ




今日の夕方、久しぶりに奇跡の星の植物館に行った。ここのプロデューサーの辻本智子さんとは友達で、たまにうちの植物を使ってもらってる。 今日は枝垂れ桜や枝垂れスオウなどを持っていった。


植物館につくとみなさんせっせとサボテンなどの植え替え作業に忙しそうやった。 



ところでおれがバックヤードで作業しているとびっくり、二名良日さんがいた。
”こんなとこでなにしてるんすか〜”とテンションあがる。
いま二名さんは植物館のよこで巨大ツリーデッキに製作中らしい。
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唯一の安藤忠雄建築の温室を見れる、二名さんが作ったデッキのうえから。これ外のクスの木に上に竹だけで作られている。以外と高い。 




今日はひさしぶりに奇跡の星の植物館にいけてよかった。

今日の昼ごろ、いけばなの仕事で多忙のおれにいきなり辻本さんから 

 ”今日ひまなんやったら頼んでいた植木持ってきて〜”と、軽い電話。笑  

 
でも行けてよかったのは、メインのとこの巨大なアフリカのアロエが腐っていたのを見れたから。





彼が何歳かは知らないけど体のあちこちに痛々しい傷や腐食があり、多肉植物独特の腐敗した臭いがすごかった。明らかに老いて疲れていたように思った。

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治療されているんだけど、とてもじゃないけどそれじゃ止められない感じだった。なんというか 人間で例えると、たとえば、癌が転移してほかの部分も悪くなり死ぬというカンジかな。 それともたとえば、足を大怪我して壊死するまえに足を切断しないと命にかかわるという状況みたいなカンジかな。  とにかくこういう場合は腐敗した部分以上に内部に異常がある部分はすべて取り除かないとすぐほかの部分も同じように広がり命が危うくなる。 


これは裏からみたところ。
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このアロエディコトマは兵庫県民のものなのでおれのものでもあるしみんなのものでもある。だから苦しそうな彼を見て見ぬふりはしない。ということでどうすべきか辻本さんに真剣に伝えた。


日本には、樹木医という職業があって(樹医なんかとはちがう)むずかしい国の試験に通ったエライ先生たちがすごい知識や技術で日本の銘木を治療したりしている。 そういう点ではすばらしいことだけど、素朴な疑問もある。

じゃぁ日本にアフリカのアロエを的確に治療する樹木医さんがいるのだろうか

南米の木や、砂漠の木、熱帯の木を治療する樹木医さんはいるのだろうか。 


 残念ながらおれはいまそういう人が日本にいるとはあんまり思えない。 各ジャンル、たとえばサボテンとか、ランとか、山野草とか、日本の木とか、熱帯植物とか、ひとつひとつのジャンルにはそれぞれ専門のひとがいると思うけど、それらすべての植物のジャンル全般にマルチに力を発揮できる人間が日本に何人いるだろうか

posted by seijun at 22:39| excursive plants やんちゃな木

2010年03月15日

sakura in flowing

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大好評のもとに終了しました、京都フローイングカフェ 桜満開企画。 桜の木のしたでおいしいごはんとお茶をたのしんでいただけたようです。おれが行ったときは満席でみんな桜の木を見上げてくれて話のタネになったようでうれしかった。

ところで、ふつう桜というのは苗から育って3,4年で樹高2,3mになる。  つまり普通2、3mの桜の一本木を見るとまだ枝が若くて花もほとんどついていないねん。若いと枝も少ない。 つまり桜の植木というのは少なくとも年数が十分に経って樹高が5,6mくらいになっ木じゃないと装飾しても見ごたえがないねん。 でも街角にこうやってひとに見てもらうには2,3mでしっかり枝数があって花芽も多い植木を作らないとあかん。 つまり今回フローイングで使った桜はちっちゃいのにたくさん花が付いている、ミニチュアの木みたいになってるわけ。これが口で言うのは簡単やけどそういう木を作るのは意外とむずかしい。 

まぁそんな業者くさい講釈はおいといてとにかく大成功でなにより。

ところで桜の種類は御殿場桜です。 


撤収のとき
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そういえばねー うちの温室で黄桜も咲いたよ


posted by seijun at 20:23| for display , 装飾用

2010年03月14日

注目のフローリスト(神戸北摂編)

最近関西をにぎわす注目のフローリストさんたちからプレゼントをいただきました。


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これは1000本に一本くらいの割合で出てくるというラナンキュラスの大輪花。最高にシャレている。これを迷うことなくプレゼントしてくれたのは姫路でおれが気になっていた花屋、フローリスト花圃さん。 http://www.f-hanaho.com/

めっちゃ粋でかっこええオーナーさんやねん。会えばわかる。すっごいステキなひとだよ



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これはおれが最近出会ったフローリストさんに、もらった花束。もしかしたらおれが初めて花束もらったかも。

”アイロニー”という花屋さんは、前々からいろんなところで耳にした。 いま芦屋で相当評判の花屋さんだらしい。みな口をそろえてそう言う。この花束はそのアイロニーのオーナー、谷口さんからだった。ひとの評判うんぬんより、出会ったときに”ああいい”気”を持ったひとやなぁ”とわかった。 
http://www.illony.com/
おれがもらった花束は白とみどり。とりあえず持っていた花器に入れた。ラッピングは水色でした。 


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古鍛冶達也さんは、フローリストというよりは現代アーティストに近いひとだ。まだ名前も付けていないおれしか持っていないアガベの葉っぱを見事に活かし古鍛冶ワールドを展開してくれた この作品は今月のSAVVYに掲載されている。
http://www2.odn.ne.jp/coca-z/



また不定期で注目のフローリストを紹介したいと思います。
posted by seijun at 22:35| for display , 装飾用

2010年03月12日

like a ...


おれの知ってる伝説1 まだボブ・マーリーが無名だったころ、アメリカのラジオから流れる<彼>の音楽を熱心に聴いて育ったという
 
おれの知ってる伝説2 ビートルズの音楽を聞いた<彼>が、”音楽に主張を感じない”というコメントを残し、その影響でジョン・レノンはその後メッセージ性の強い曲の書くようになったという

おれの知ってる伝説3 ほとんどのミュージシャンを褒めなかったジミ・ヘンドリクスが<彼>のことだけは褒めたという

おれの知ってる伝説4 クラプトンがギタリストになりたかったという、あのザ・バンドが<彼>のバックバンドとして活動した


おれの知ってる伝説5 吟遊詩人として愛され、フォークギターをずっと弾いていた<彼>が、ライブで試しに初めてエレキギターを弾いたら、ファンは悲しみと怒りに泣き叫び、その後<彼>は謝罪会見をしたという

おれの知ってる伝説7 ベンハーパーのお母さんが始めてベンハーパーのステージに上がったときに唄った曲は<彼>の"blowin` in the wind"だった

おれの知ってる伝説6 おれがオーストラリアを放浪中、初めて聞いた"Mr. Tambourine Man"という曲に完全シビれて30回くらい連続で聴いた



さぁみなさんもうおわかりですね、


ボブディランです。


行ってきました昨夜、日本の初日公演! 


ま〜ライブの内容は...  

一回もアコギを持ってくれなかったけど、
ギタリストが演技をしてても、
軽〜く流されていたカンジが否めないけれども、


しかたないしかたない。本物が見れただけよかったかなぁ

それにやはり
"like a rolling stone" が流れたときは世界中の時間が止まったような気分になりました。 



ボブディランの感覚はすごいと思う。 だって"blowin` in the wind"の歌詞をみてみてもわかる。いまこの時代に人類が感じなければ ならないことをすでにあの時代に唄っていたのだから。

ボブディランが生きていることは本当にすばらしいこと。 なんでってな、マイケルジャクソンみたいに、生きているときは変人扱いみたいにいろいろ言われてたのに、死んでからここぞとばかりに神様のように扱われているのはどうかと思っていたから。 だから、名曲が生で唄われている貴重な間にありがたく聴いておこうと思う


とにかくこれでおれが100歳になったときに、ボブディランのライブ見たことあるで、と孫に自慢できまるわ





それでは、最後にボブディランの名言を。

 ”朝起きて夜寝るまでの間に、自分が本当にしたいことをしていれば、その人は成功者だ。”

だって。


サイコーにかっこエエな。


その言葉を思い出すと、おれのなかの男センサーが、ピーっと反応します。

posted by seijun at 22:43| diary

2010年03月10日

寒かった...


天国。
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ようやく雪国での仕事が終わりかえってきました。
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雪が横殴りで吹雪いていて末端冷え性のおれは超へこんだ。道路は凍って、ユニック車のタイヤが滑りヤバかった。仕事に夢中になってくると血がたぎってきて手足の末端以外は熱くなった

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雪国のベテランの植木屋さんはやっぱり知恵がすごかった。この
おふた方のおかげで無事仕事も終了。






最初の写真は、天国の写真。

 錆びれたハウスのなかは、外気と気温は同じかもしれないけど吹雪を凌げるというだけで、そこで休憩すると天国に感じた


  

 
posted by seijun at 20:51| diary

かつてといま

おれは”息子さん”と呼ばれていた。

 
とりあえずお客さんからは”花宇の息子さん”という認識だ。

これ当たり前の話で、幕末から代々先祖がいまのオヤジの代までこの仕事をやってきて、先祖とオヤジがありきでいまのおれがいるので、おれはただ自分の先祖がやってきたことに乗っかって仕事をしてるだけやから。

 こうやって誇りを持って自分の仕事ができるのはそういうことのいかげやと最近ようやくわかってきた。29年かかった。

でも4,5年まえは”息子さん”と呼ばれるのにちょっと抵抗があって、

”おれはおれだから”

みたいなノリがちょっとあったように思う。  
でも最近はクソ生意気やったおれもめっきりかわいくなり(?)変な自意識もなくこうやって先祖に感謝しながら今日も仕事ができる。もしかしたら、
”花宇の家に生まれてよかった”
”オイシかった”
”花宇に生まれたからこそいまエキサイトな毎日が送れる”
と素直に思えるようになったからこそ、自分にゆとりができたからかもしれない。


でも最近、自然と周りのひとから自分のことをようやくすこしづつ花宇の西畠清順としてみてもらえるようになってきたような気がする。 オトナになってみていつの間にかいろんなひとと仕事を夢中でしていたら気がつくとそうなっていた。 






そういう意味ではおれが先日嵯峨御流の辻井ミカ先生と会ったのも、オトナになってから初めてやったと言ってもいいかも知れない。 
 いままでは、辻井博州先生と辻井ミカ先生が来社されると挨拶をして、あとはオヤジが打ち合わせしているのを遠くで見て気になっていただけやったんやけど、先日先生がこられたときは、いけばなの話に花が咲き、ようやく初めて会えた気がした。



辻井ミカ先生と、”塀のない寺”で有名な常寂光寺の長尾住職。(ところでこのおふた方が友達同士やったのは初めて知りました 汗)
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自分の育てた花が花人の目にどう写っているか、いつも気になる。でも自分が惚れ込んで育てた花を目のあるひとが活けたいと思ってくれると 、”よかった” と思う。 
ブータンミツマタはここまでなるのに6年かかった。でも23歳やったときのおれの目に狂いはなかったと確信。


とにかくこのおふた方との時間はいろんな話があふれるように出てきてたのしいひと時でした。(これも花宇のおかげやな)


辻井先生は忘れられないような話をたくさんしてくださったけど、特におれのオヤジのことを指して、
”私はこのいけばなの世界の裏にこんなに玄人の
方が陰で動いて支えている人がいるということを世間に知ってもらいたい”とおっしゃったときに 

なんてことを言うひとなんだろうとびっくりした。 

普通はありえない言葉やねんそれって。辻井先生にそうやって思ってもらっただけでもう十分だしこういう仕事やっててよかったと思う。でもそういえる辻井先生は、すごく”豊か”なひとなんやなぁーって思った。器がおおきい。たとえば自分のためだけに花を活けてるひとなら絶対言えない言葉やと思うから。 伝説の言葉だ。

 http://mikatsujii.com/

おれはこれからのいけばながよくなればいいなって死ぬほど願ってて、だから流派を問わず一生懸命花を活けているひとたちがもっと多くのひとに知ってもらえたら、と思っているんやけど逆にそういう風に思ってる花人が少しでもいると不思議な気分になる。

posted by seijun at 00:58| for ikebana , いけばな花材

2010年03月09日

ひさしぶりの連休でした。

定休日の土曜は、岡山へ、ずしちあきさんとタイゴンモモンガの小島ファミリーと合流してショッピングツアー。KAPITALという服屋さんとMUNIというラグ屋さんへ行ってきた。 超かわいい店で心が躍りました。 スタイリストのずしさんに”似合ってる”と言われるとついついおのぼりさんな気分になってしまって、また服を買ってしまいました... ああまたおこずかいが...。


 というのもおれ実は、服に目がない。 かわいいアイテムを見つけるとついつい心を奪われてしまいます。 おれがおしゃれかどうかは別として、ファッション自体にも割りと興味があります。 だからおれみたいにファッション界の大物のセミナーとかを受けに行ってる植木屋も珍しいかもしれないが、 でも花とファッションは共通点がたくさんあると思ってるねん。ある意味ピップな世界だから。


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そういえばこないだうちの温室で撮影したファッションショーのようすがHACO.にて紹介していただいています。この花宇のマニアックな空間とファッションとの出会いの瞬間をおれは素直によろこんでいます。
温室っていう空間は、屋内と屋外の狭間やから撮影で使うと不思議でおもろいね。またみてみてみてね 


 今月のミーツでは、ファッションのページでおれ自身がかわいい服を着せてもらってモデルとして登場しています。友達からは表紙の裏の、素っ裸のケツの写真が清順やろ!?と突っ込まれている次第です。笑 
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 とりあえず!今年はおれは四国に注目しています。今月号のミーツでは四国特集が盛りだくさん。おれは大好きな小島ファミリーが高知にいるから今年はいきまくるぞ!と思います。


昨日は、京都。 わざわざ関西に遊びにきてくれた小島夫妻の6年目の結婚記念日とたけさんの誕生日祝いにflowing Karasuma でランチして、またeditionなど藤井大丸周辺でお買い物。うーん満足でした。 

flowing は長谷ビルさんが自社所有の古い銀行をカフェにリノベーションしたおもしろいとこで友達の平間さんが働いているカフェということで花宇が植木を飾ってる。 今年は京都でいち早くflowingにきてくれたひとに花見をたのしんでもらおうと昨日御殿場桜の木を持っていきました。今週限りのイベントです。あと数日で見ごろやと思います。

 
ホンマは植木を飾るのは苦手なんだけれどなんとかできました
http://www.flowing.co.jp/today/index.php?blogid=2&archive=2010-03


せっかくなのでこの機会にflowingにながれるいい”気”のなかでメシ食ってみては?と思います
posted by seijun at 01:10| diary