2010年01月30日

はなにみず

昨日は午前中、フラワーアーティストの横澤道大さんが受けた庭工事の下請けで大阪へ。施主さんは世界的に有名な芸術家のおうちらしい。

建物と庭をやりかえるのに施主さんのお父さんが大事に育てていた鉢物や木をできるだけ使ってもしいということで、おれたち職人3人で大事な木々を掘り起こして鉢巻をしうちで養生し預かっててまた5月に家ができたあと植える予定。

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とっても気さくな横沢さん。この施主さんのことはいつも美術館でみていてあこがれていたらしい。そんなひとの庭を造ってあげたり、たとえば花を活けてあげたりって、すごいうれしいはず。がんばってサポートします。 横澤さんは バブルのころからずっと花宇に来てくれている。 彼の屋号がおれええなぁと思うねん。


”花に水”っていうねん。  





それにしても今週はマジきつかった... 超いそがしくてなんだかわけがわからなかった。 今日は久しぶりの休み、さっきまで寝てたわ 

posted by seijun at 13:50| for landscape , 庭木

2010年01月28日

無事帰ってきました。

昔は8時間トラックをとばして現場にいき、8時間せっせと仕事し、8時間かけて戻ってきても、そこから一日仕事しても平気なくらい体力があった。

いまはちょっとそんな感じにはいかないようです。ねむーい。


ところでこれはなんの木でしょう?
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答えは 泥だらけの仕事着を脱いだらおれのケツの割れ目に挟まっていた小枝。




posted by seijun at 00:36| excursive plants やんちゃな木

今週月曜日

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ミーツ畑でgrafの家具職人が全員集結、みんなで小屋づくりがはじまった。 ちょーたのしみです。

このプロジェクトも、飲み会の一言がきっかけですごい勢いで発展しちゃってる感じでおもろいです。 、
 そして本当に気楽でやさしいメンバーでやれてるのがうれしい。

このプロジェクトに参加してる仲間のなかに何人か、川西の古民家に引っ越したいと言っているメンバーがいます。どっかいいとこないですか?川西は川西市民ならわかるけど超住みやすくていいとこやんな。おれは川西に友達が引っ越してくれると非常にウレシイです。みんなも乗り遅れずにはやく川西に注目してね。

そしてこのミーツ畑で一番よろしんでいるのはひょっとしたら地主の山田のおばあさんかもしれない。うちとはおじいちゃんの時代からのお付き合いで、ずっと山田さんの畑でいけばな花材を育てさせてもらってて、近所でも評判のかわいいおばあさんだった。でもじつは一年くらい前に山田さんが怪我をしてから急に元気がなくなって、一年ぐらい引きこもり状態やってん。みんな心配やったんやけど、最近またおばあちゃんにかわいい笑顔が戻りつつある。というか元気がなかったときに比べると激変して、髪の毛もきちんと整えて、外にでて散歩もするようになった。話す声にもハリがあるのよ。これはミーツ編集部のみんなが暑い日も寒い日もずっと畑に通ってるからだ。 IMGP1406.JPG
みてみてこの写真のおばあさん。めっちゃいい顔です。これ、おれが握手してって言ったんちゃうで。おばあさんが、”花宇さん、いっぺんワタシの手にぎってみぃ。手に力が戻ってきてん”と握力を見せてくれるために手をだしてくれたときに撮ってん。めっちゃええやろ。



ホンマに紹介できてよかったです! 涙
市吉さん、島田さん、みんなありがとうね。おばあさんはミーツとコラボできてよろこんでいるよ





posted by seijun at 00:09| diary

2010年01月27日

今週日曜日

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銀閣寺の研究会。

珠寶さん指導のもと、銀閣寺大書院という最高の場所と、寛永時代の器と、花宇の高級花材を使った至上の花の稽古。

何度きても信じられない稽古だ




ところで、蝋梅って知ってますか?

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これは蝋梅を真に使った立花風たてはな。

蝋梅はこの時期、春の花木たちに先駆けていちばんに咲く木。とてもきれいな花だし、豪華でにおいもよい。でもなぜかなかなかクローズアップされない木だ。  よく考えてみると、古くからある花木なのに、おれの知ってるかぎりあまり古典の立花の真にもつかわれないし、襖絵にもでてこない。  

 なぜかというとそれは、蝋梅という木が、ただ単純に絵になる姿になりづらいということやとおもう。琳派といえば松や梅の力強く風情ある枝ぶりが思い浮かびませんか。蝋梅の枝はたしかにそれらにくらべて枝に風情が出にくく、株立ちになるので遠くから見ても木姿としてはパッとしない。 それでも蝋梅の、本当にローソクの蝋のような質感の花はおれも大好きやけど、これまた絵では表現しにくく画材としても遠慮されていると、聞いたことがある。

posted by seijun at 23:48| for ikebana , いけばな花材

おーい

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また、遠出しています。

いまおれのトラックにはみたこともない植物が載っています。




いま、オヤジがいま太平洋の真ん中に植物を探しにいってるので、残ってるメンバーは余計いそがしい。けど、いろんな仕事の依頼に燃えています。

おれも本当は年末からドイツに呼ばれていて、今日は本当はドイツにいてるはずやったのだけど忙しすぎて会社が回らないので今年は断腸の思いでやめた。

”忙しいところすいません”と電話をかけてくれるひともいるけど、おれたち切り枝職人はこの時期はいそがしくて当たり前だからぜんぜん気にせず電話してきてOKです。どちらかというとのぞむところです。電話でよくわからないテンションになってるときもあるのでそれも気にしなくてOkです。羊は今日トラックを飛ばしている広い道の横で出会ったのです。特に気にしなくてOkです


posted by seijun at 00:17| diary

2010年01月23日

ぺちゃくちゃないと

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まず、プラントハンターっていう聞きなれない仕事についてしゃべりたいと思うんですけど、もともとプラントハンターっていうのは二、三百年まえに、ヨーロッパの貴族や王族のために危険を冒してまでも遠い国へまだみぬ美しい花や植物を探しにいったひとたちのことを言うんです。

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で、(株)花宇は現代においてそれに近い仕事をやっている会社です。 といっても、いろんな国の貴族や王族皇族のためだけでなく花宇は、あらゆる依頼に応じて、国内外問わずいろんなところへでむき、さまざまな植物を探し提供しています。これは山で藤づるを切っている写真です

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いけばな、フラワーデザイン、庭師、アーティスト、植物園、ホテルや百貨店やテーマパークなどの商業施設など、うちの素材はさまざまなシーンでつかわれています。

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で、花宇が扱う商品のなかで特徴的なもののひとつが、こういう生の桜やその他の花木で、こういう花の開花を自在にコントロールし、いつでも咲かせれる技術にあります


(ダッシュで舞台裏へ、3mの満開の桜の枝を急いで持ってくる。)


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すいません、今日って何月何日でしたっけ?

”1月22日!”

ありがとうございます。そうですね、写真のように真冬に切った桜が数週間でこうなります。1月22日に満開の桜、みなさんどうでしょうか?

会場から拍手。(無理やりさせた気がするが...笑)


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なぜこういうことができるかというと、花宇には大きな温室と大きな地下冷蔵室があって、そこでぼくたち職人が1月から4月にかけて毎日花芽をチェックし開花のタイミングを調整しています

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これは昭和十五年ごろの花宇の温室の写真です。いつからこういう仕事をやっているかというと幕末の明治元年からです。二代目のおれのひいじいちゃんの代で、当時まだ珍しかった温室を建て、桜の開花調整に世界で初めて成功した人ひとなんです。言うたら花咲かじいさんみたいですね 笑

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現代になり、花宇の仕事の幅も広がりました。 いまでは様々な国から想像もできないような植物が、きびしい検疫を経て花宇に入ってきます。これは”黒筆”と名づけたダシリリオン ロンギシマムという木です。たとえばこういうのがおもしろい場所に植えられたり飾られたりするわけです。


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これはおれが25歳のときにオーストラリアから輸入した、ボトルツリーという木です。これは海を渡った木としては世界最大と言われています。まぁ、こんな仕事を25歳の日本人のプラントハンターがやったっていうのは、想像がつかないとは思いますが 笑

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気がつくと花宇には、5000種類を超える植物が世界中から生産管理されています。よく、”植物園よりすごい”と言ってもらいますが、そのたびに”植物園に卸す立場ですから”と答えます。 

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最近では温室という非日常的な空間を利用して仲間たちとパーティーなど、たのしくやっています。その他グラフィックショー、ライブ、雑誌やテレビ撮影、ラジオ収録、面接、焼肉パーティーなどテキトーにやっています 

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また、うちの花木生産用の畑を使って京阪神エルマガジン社とともにミーツ野菜畑プロジェクトを進行中です。長いこと花業界としかつきあわなかったうちの会社が最近少しだけフレキシブルになったような気がします

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植物は様々な撮影でもチカラを発揮します。これは友達の美容師さんと、うちの植物とのコラボレーションで生まれた写真です。モデルさんが纏っているのがパプワニューギニアから来たコウモリラン、後ろに組んであるのがマレーシアから来た熱帯性の竹の根っこです

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海外でも仕事も増えてきています。これはヨーロッパでも国際ガーデンショーで花宇の手掛けた巨大なソテツの木が発表されたときの写真です。日本の古いお寺に植えてあるような木がヨーロッパのガーデンデザイナーたちの前に現れ、大変注目を集めました。

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これはとあるヨーロッパの庭の風景ですが、みなさんたとえばこんな風景をみたことありますか? この真ん中にあるのは樹齢2000年のオリーブの木です。 自分が見て感動した景色や木をみんなにもみせてやろう、そういう気持ちが仕事のモチベーションになっています。ということでこんなオリーブの木の輸入にも挑戦し、成功しました

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とはいえ、花宇の主たる存在意義は日本の伝統文化、いけばなの仕事です。花宇の花材は多くの寺院を彩ってきましたが、最近でも海外での日本文化普及のための仕事にも取り組んでいます。この写真は昨年パリで行われた”金閣、銀閣、相国寺展”での1シーンです

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すべてのおれの仕事の原点は21歳のときにボルネオに探検に行ったときが始まりでした。花や木にまったく興味がなかった自分がそこで見た植物の美しさにただ単純に感動し、いまに至ります。現在では植物を探すという仕事を通して出会う花や木や人、そしてちいさな奇跡を毎日のブログで公開しています。

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アントニオ=ガウディが、”人類は創造しない、発見する”と言った言葉が好きです。おれは本当にセンスがないし、想像力があるほうではないんやけど、この仕事は発見した花がおれにどんどんチカラと知恵とチャンスを与えてくれます。これが自分にとってもこの仕事が天職と思えるところのひとつです


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現在、花宇には年間2000件を超える案件が全国、国境を超えて依頼されてきます。 多忙な毎日です。 ですが花のチカラを借りて今日もみんなでがんばれればと思っています。 ”花”に宇宙の”宇”と書いて 花宇  です。 では終わります。よろしくおねがいします。ありがとうございました  

 合掌
posted by seijun at 13:33| unforgettable flower,  いつまでも

2010年01月21日

そういえば


命をかけてやってくださいね

とも言われてました、昨日。

付け加えておきます。




いまはいけばなの仕事に明け暮れていて気がつくと一日があっという間に終わってしまう。



あ〜 超充実しています、毎日。サイコーです。





posted by seijun at 23:19| for ikebana , いけばな花材

2010年01月20日

言葉


今日、 長年お世話になっている大先生がいけばなの撮影で使う花材を見にこられて、
そのついでにこの秋におこなわれるいけばな展の話になった。


実は今年の秋は、過去最大規模のいけばな展が行われます。きっとすごいことになると思います。たぶん一般の人が想像するいけばな展のスケールとはまったく異なると思う。

おれもいままで行ったいろんな国で見つけたものや国内中探し回った経験と植物たちを活かすときがきた!とばかりに気合がのっています。 

先祖代々お付き合いのある流派なので心のそこからの成功を願っているわけで、材料を集める側としても”死ぬ気でやるぞ!”とばかりに気合が入ってるわけだけれど、

 
ちょうど、今日その花展の指揮をとる大先生が、


 ”死ぬ気でやらなきゃだめよ、あなたもお父さんも。私も死ぬ気でやりますから”

と言っていた。 

おれは花一筋に生きてきた齢70を超えるその先生がどういうひとかよく知っている。(冗談は1ミリもないってこと。)

 いけばなと、自分の流派とに対する愛を感じたわ。
 
先生は本当に死ぬ気やと思うねん。


あぁ。

”死ぬ気でやらなきゃだめよ”って。

 いまどきそんな言葉をかけて激を飛ばしてくれるひとがいるやろか。貴重やわ。

なんだかそんな言葉をかけていただいただけで花屋冥利に尽きる気がするで。



 
posted by seijun at 23:50| for ikebana , いけばな花材

Pecha-kucha again

前回につづき、オファーをいただき、今週の金曜日にまた”ぺちゃくちゃないと”に出ます。

http://www.pecha-kucha.org/night/nishinomiya/3

http://www.konan-u.ac.jp:80/faculty/cube/access/index.html

今度は甲南大学の西宮キャンパスです。夜7時くらいからスタート。

本番はまたきんちょうしてると思います。



posted by seijun at 20:59| diary

大好物

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昨日 兵庫の奥のほうで見つけた柿の超古木。いけばなでは柿の古木を芽吹かしたものを花材で使うことがある。通な花材。


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これは昨日の晩飯のパスタ。これをおかずにメシとハンバーグががつがつイケる
posted by seijun at 09:08| for ikebana , いけばな花材

2010年01月18日

記憶

15年前の1月17日に阪神大震災を経験しました。おれは中学2年生でした。


爆弾が落ちたんかなと思うような衝撃やったわ。地震が終わるとハナレに住んでいたおばあちゃんを急いで見にいったのを覚えてる。
幸い、おれたちは家族全員無事やったけど、家はぐっちゃぐちゃで、温室のガラスは全部割れて植物たちは散乱していた。

(あの有名な、神戸で高速道路が倒れたところからおれんちはだいたい車で30分くらい。)


 地震の朝、ひと段落したらまず、その日の前夜に九州から着いた大型車満積の植木と花を降ろす作業やった。
ブログに書いているようにこの季節は頻繁に荷物を積んだトラックがいろんなとこから入ってくるねん。
 周りの住民は地震のショックで混乱していたけどその横で夢中で荷物を降ろした。おれも学生のころは一度も家の仕事を手伝わなかったけどその日ばかりは手伝ったらしい。




地震の辛さはよくわかる。だって怖かったもん。 ハイチの人のことを思うと心が痛む


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posted by seijun at 21:07| diary

2010年01月17日

Toro

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Wow, that`s beautiful.



i just had a oppotunity to see some Japanese historic stone lantern. very specail ones .

they came out from very secured places ,and it is very seldom to see those kind of old ones for sale.

sometimes i feel like i am very lucky because my company has been working with hoistoric people so i sometime can see something very old and special treasure.

now what is sad is not many japanese don`t want those kind of things to put in their garden or, maybe they just don`t afford them for their garden. I guess many Europeans or American respects more than Japanse for those kinf of things?? isn`t it sad? but for sure ,not many young Japanse even don`t know about those kind of things.


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very old ones are look like this.(about500yeas old)

this is the biggest stone lantern i have ever seen.very heavy.
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毎日せせこましく、注文を受けている枝と植木を探しに動き回ってるんやけど今日は老舗の植木屋で偶然見せてもらった灯籠に心を奪われてしまった。 
posted by seijun at 22:14| diary

2010年01月15日

セドラス アトランティカ グラウカ・ペンデューラ

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昨日はまた地方からおもくそ荷物を積んだ10tトラックが入ってきて植木や切り枝を降ろすのの一日中なんぎした。


今日は朝早くから関東甲信地方へトラックをとばして、いけばな花材を切りにまわってます。 今日は愛知県で泊まり、また明日どこかへいい枝を求めて走ります。

posted by seijun at 20:52| excursive plants やんちゃな木

2010年01月13日

信州桜切 2010

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昨日の深夜に信州筑北村から帰ってきた。

今日は朝からおれたちが切りまくった10tトラック満積の彼岸桜の枝を降ろして卸用の束に仕上げまくる。 

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4月より後に咲かす使うための桜の束は、豊能町のうちの畑にながれる川に漬けに行く。

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でっかい5mクラスの枝はイベント用の在庫。動かすときはみんなが一緒。



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コレ桜を切っているときの現場。 3〜5mの桜の枝を1000本ほど切る。すべて手作業。なぜならこの合宿のはじめの日にチェンソーがぶっつぶれたから。


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村のいたるところで花宇のために村人が桜を育ててくれているこの桜の委託生産のキュレーターであり、おれのパートナーの西澤寿男さんが今年もいろいろと世話をしてくれた。83歳。


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こんなクレイジーなハンティングに今年手伝いを買って出てくれたのは二名良日さん。言わずとしれたテレビチャンピオン無人島王。
そのスタミナとメシの食う量がとても60代のレベルではないし、なにより自然のなかでも仕事で同じ気持ちになれるのがうれしかった。手に持っているのは槙柏。

普段は陽のあたるところで活躍する二名さんだけど、おれが本当にすごいと思うのはこうやっておれたちの仕事みたいに本当に地味で辛くて、危険な仕事を嫌な顔するどころか、楽しんでやってるところ。

 顔が引きつるような作業ばかりやし、世間に評価されるわけでもないし、極寒やし、とにかく4日間、毎日朝から晩まで無駄な話を一切することなくひたすら桜を切り続ける。昼飯は食うけどそれ以外1分も休憩もしない。 雪山では桜を切る音と風の音と、たまに聞こえるおれの叫び声だけで、すごく静かで孤独な現場だ

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夜になると髪の毛と地面が凍って、積み込みは汗だくになるしそのあと寒くなるし大変だ

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この怪しい3人、いや、頼もしい3人と一緒に無事4泊5日の仕事を終えた。毎晩仕事が終わるとおれたちだけの温泉であったまり、ビールをバリバリ飲んでそのあと死ぬほどメシを食う。これが最高やねん
 




そういえば
最近おれ自身のなかでちょっとした変化があってさ。

たいしたことじゃないんやけど、いままで桜を生産してくれている村の人との値段交渉をするときに、できるだけ高く買うようにしたこと。いままではできるだけ安く買えるように平和に交渉するのがいい仕事やと思ってたんやけど、これからはできるだけ高く買えるように努力することがいい仕事なんじゃないかな、と思ってきた。これはもちろん仲間意識でやってるから芽生えた感情なんやけど。

2年前に中南米に行ったときにスターバックスの農場がたくさんあって、そのときに聞いたコーヒー農家さん話が影響してるのかな。
 フェアトレードちゅうやつなんかもしれんけど、スターバックスって市場価格よりあえて高く豆を農家から買ってるねんな。だから生産者さんたちはみんなハッピーなわけ。それだからいい関係をずっと保っていけてるわけやねん。すげえ!と思ったのよ。なみの商社マンなら考えつかないような話やん。



で、スケールは違うんやけどおれもさっそく実行に移して、花宇も筑北村の桜の枝を、市場価格より高い値段であえて買うようになった。だからよろこんでもらってるねん。 
でも自慢じゃないけど、”えっ、そんなに安いの?”ってよくお客さんに言ってもらえるよ。いつも。
もちろん以前より高く買ったからと言ってその分高くは売らない。どこで利益を調整してるかというと、扱う量でカバーすること、仕事を極まで効率よくすること、規格外のサイズに対応すること。また、市場に流通する時期としがった時期に対応したり、お客さんの注文に応じて必要なときに開花させるとか、ソフトの面などで一般流通に対抗しようと思ってる。

あとは、この筑北村の彼岸桜でおれがかっこつけたいから、ある程度細かいところは気にせずにたくさん桜の枝が村の人か買えるように努力してるの。

posted by seijun at 22:04| for display , 装飾用

2010年01月07日

芽がでますよーに

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今日、1月7日は足利義政公の命日ということで銀閣寺での法要に行き、大書院での新年会に行ってきた。 本堂と同仁斎にもお参りに行った。

そういえば義政公は銀閣が完成する前に死んだと聞いたが、こうやって何百年たっても、毎年命日には自身の創造した銀閣寺でたくさんのひとが集まっているということを天国で喜んでいるんちゃうかなぁなんて考えた。


 午後は京都から伊賀へすっ飛んで苔の付いた梅の古木を探しに行った。大津のPAで琵琶湖を見ながら仕事着に着替えた。
  新名神を途中でおりて下道を走ってたら、なんとなく見覚えのある峠を通ったら、鈴鹿峠やった。 びっくり。 鈴鹿峠はおれの思い出の峠やねん。


なぜかというと8年前の12月27日に静岡県から兵庫県のうちまで、ママチャリ旅行したときに苦労したポイントやったから。
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うる覚えやけどスタートして浜松から名古屋を越えて三重まで休むことなくぶっ通しで15,6時間くらいで行けたんちゃうかなぁ。旅の途中でたまたまサイクリングしているおじさんに会って"鈴鹿峠っていうのがあるけどそれを超えるだけで大変だよ”って教えてもらった。
 
いよいよ鈴鹿峠の前につくともう真夜中で極寒でどうしようもなかったから雪風をしのげれば、と寝床を探してん。まず道の駅があったから”よっしゃ寝れるわ”と思って行ったらさすがに開いてなかった。そしたら関っていう電車の駅があったので”これはあいてるやろ”と思って自販機の置いてある待合室に行ったら、そのベンチに乞食が毛布に包まって爆睡してた。でも人を見てなんだか安心してそのとなりの床に直接横たわって寝た。でもしばらくしたら氷の上で寝ているような感覚で寒くてヤバいと思ったからまたチャリをこいだ。乞食はベンチの上で寝る理由が分かった瞬間だった。

 また寝床を探していると今度は目の前にリズボンという名前のラブホの看板が現れた(いまでも忘れない)笑。
そのときは寒すぎて孤独で冷静な判断ができなかったのだろう、おれは真夜中にツレに電話して”ええやんな?”と聞いてからラブホに向かってチャリをこぎ始めた。(ツレは爆笑していた)

だが、実際そのラブホを目の前にしてさすがに21歳のおれは一人でチャリでラブホに突っ込む勇気はなく恐れをなしてまたチャリを走らせた。

また寝床を探して走っていたら今度は長距離トラックの運転手が止まる簡易ホテルがあった。一泊1500〜2000円くらいって書いてあった。奇跡が起きたのだ。

 寒さに震えるおれは早速そのホテルに入ると受付で”では協会の会員書をみせてください”と言われた。 
”いや、持ってないんですけど”
”トラック協会の会員じゃないんですか”
”あ 自転車です”
”それでは無理ですねぇ”

そのあとロビーでいいから寝さしてくれとかなり必死で頼んだがあかんかった。 

またチャリをこぎ始めた。

そしたら今度はミニストップがあった。さっそく深夜の温かいコンビニに飛び込んで店員さんに、
”この中で15分寝ていいですか?”

と聞いたら快諾。過去にも自転車旅行者がいたんだって。
店員さんはラブホ話をしたらかなりウケてくれた。ということでミニストップで30分ほど爆睡してそのあと鈴鹿峠を上り始めた。峠をチャリで押しながら何時間も歩いて上がってたらそのうちに朝日が上がってきた。そして最後のトンネル。

あ〜なつかし。 今日それ全部通ったよ。


しんどかった鈴鹿峠を越えたあとはくだり坂で寒かったけど楽勝やった。1号線をどんどん西へ、滋賀県に入って今の嫁ちゃんの家のとなりを通って、京都へつき、”京都ってお寺がいっぱいあるんやなぁと関心してたわ。(そのことは数回しか京都に行ったことがなかった)そして171号線を下って川西へむかった
 
そして無事到着。
結局休憩と食事はほとんど取らず31時間で走った。(ほぼ立ちこぎ) 

 そのときは、伊豆の山に一ヶ月修行するために住んでいたあと、辛かった修行が終わってその帰りの旅やったから久しぶりの我が家でさ、”もう家に無事に着いたら泣くかも”っていう感じやってん。 超感動モードで家に着いたらちょうど、漬けもんをつけているおばあちゃんとばったり会って、”ホンマに走ったんか?アホやぁ”と言われてめっちゃ二人で爆笑。感動どころじゃなかった。  

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これは今日撮った思い出の”関”駅。


まぁ今日は車の乗りながら偶然思い出の場所を走って妙になつかしくなってもうたわ。 

とにもかくにも
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これは今日夕暮れに切った苔梅。今日であったおばあちゃんもやさしかった。三重県の人ってやさしいね。とりあえず持ってかえるのにすばやくテキトーに荷造りしたからはずかしい荷になってるけど。 


 さあ明日から信州行きです。 がんばるぞ〜
posted by seijun at 23:29| for ikebana , いけばな花材

2010年01月06日

2010年開幕〜

 去年から始めた、”週休だいたい二日制”、”毎日6時半全員あがり”制度をわりと実践できて、昨年は非常に満足のいく年やったわけやけど、それでも正月、盆、ゴールデンウィークなどの連休もしっかり休みはとる。笑  だっておれたちは勤勉家のあつまりだから!と自分に言い聞かせて。

 今年の正月休みもほんまにのんびりできました。




  とにかく死ぬほど寝た!



 食って、寝て、酒盛りして、買い物して、また寝る。順番はバラバラやけどそんな毎日の繰り返しやった。笑




仕事はじめの今日は訛りきった自分のカラダを呼び起こすように動いたわ。  
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うーん なんというか、早速いそがしくて今日一日はなにがなんだかわからないまま一瞬にして終わってしまった...
 自分がちょっと無駄に張り切りすぎているのもおもしろかった。
 

みんなはすでに普段と変わらずせっせと仕事をしてくれているのが今日はなぜか妙にいい感じやった。 みんなのために今年こそおれいっちょがんるぞ!と思った。
 
あとそのつぎにずっと花宇を使ってくれてるひと、このブログを見てくれているひとありがとう。たくさんの感激のメールや励ましや嫉妬や注文や応援が本当におれの原動力になってます。おれの原動力はわりとたくさんの花材屋やいけばな作家やフローリストやアーティストや植物業者さんたちに多少役に立ちます。ので今年もひとつよろしくおねがいします。

 今年もなんと言ってもあさってからまた、毎年恒例の長野県の山に5日間こもり何百何千本の桜を切ってきます。
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今年もこの合宿でがっつり体がボロボロになるまでやってきて一年の弾みにしたいと思います。



今年の目標は 売り上げ20%アップと、筋力アップと  冷え性を治すこと  がつがつすること
 
posted by seijun at 23:08| diary

2010年01月02日

明けましておめでとうございます

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今年はなんだかすごいいい年になりそうな気がする 





posted by seijun at 01:04| diary