2009年04月30日

ヒントです

http://blog.hanau.jp/archives/200904-1.html

こないだのウスネオイデスのクイズの回答で一番おおかったのは、やはり ”たべる!”

→ いやいや豚インフルエンザになっちゃうよ 。笑


 タワシにする!とわざわざ沖縄からの回答もおもしろかった。



そういえばあれからメールで”ヤキソバも追加おねがいします”と普通に注文されていた。  なんてテキトーな仕事のやりとりなのだろう!笑 こないだ前述した ”ソバみたいなやつ”っていうのはさておいて、べつにヤキソバには似てないと思う...
笑 いやーそのテキトーさ、いい感じです。

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 さてヒントですが、現地のひとが使う理由にまず宗教的な意味があります。 大ヒントを言うと、メキシコはキリスト教が一番普及してるということ。上の左の写真にはヒントがかくれているよ。

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これはやはり現地で売っていた、ウスネオイデスを細かく砕いて着色したもの。これも同じ用途に使われます。

今日のカテゴリもヒントになるかも。

 おれがメキシコに行った時期を考えるとわかるかな〜?
 
(ここまでヒント言うたので当てたひとには牛丼一杯くらいでええやろか)



posted by seijun at 22:52| for display , 装飾用

おだやかな日

春風そよぐさわやかな花材畑です。
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一本の木から白と赤の花が咲きわけるめずらしいビバーナムです。

そのむこうでもこがババをしています。

いけばなの花展シーズンが終わり、今日は余った花木や使い損ねた花木を畑に全部植えた。
あの戦いがうそだったように穏やかな日々を送っています。
ちょっとさみしい気もします。

さみしすぎたのでちょっと刺激がほしくなって畑で立ち枯れした雲竜梅を会社へ持ってかえり天井に吊った
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急な冷え込みが続いてたけどようやく五月らしくなってきたね。

汗をかく季節になった。




今日は、注文のために眠らせていた唐桃を出荷した。桃の花も5月の陽気にすこし驚いたようだった
posted by seijun at 20:06| for ikebana , いけばな花材

2009年04月29日

センス

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wedge wood work.
うちの3階の倉庫から見つけた落羽松の破片を組み合わせてできた世界にひとつのテーブル。

ある日いきなり大きなガラスの一枚板を美容師吉岡さんから突然プレゼントしてもらった。せっかく上等なガラスをもらったんやから、うちの倉庫にあるもんを使ってテーブルにでもしようと軽く思ったのがきっかけでできたテーブル。


おれ自身はモノ作りやセンスや芸術性がからっきしないのは自分でよくわかってる。 いや〜ほんまに”センス”の”セ”の文字もないねんおれ。笑
 
 3年くらいまえまではちょっとそれがコンプレックスだったりしたわけだけれども、植物の素材を集める能力はだれにも負けない自身がついてから、どうでもよくなった。むしろおれの持ち合わせていない何かを持っているひとに出会うことをありがたいと思うし、もともとおれは自分の見つけた素材を活かしてくれる人のために存在するものと思ってる。 

 海外からおもしろいカタチの木のオブジェが日本に入ってくるようになったのは80年代。前衛いけばながまさにトップスピードで走っているころだ。
 そのころ若かったおれのオヤジが東南アジアへ毎月のように遠征し、走り回ってだれもみたことのないカタチをした木をどんどん日本へもたらしたのが始まりだ。かつてはありえない規模の木が飛ぶように売れた時代があったらしい。おれのオヤジの素材は確実に一時代を築いた。
  もう流木に興味のなくなったオヤジなので、この落羽松の破片はそんなおれのオヤジがたどった貴重な仕事の足跡ということになるね。 


家具をつくるために木の素材を探すことには興味がないが、自分の集めた素材がたまたま家具になっちゃったっていうのはありかもと思った。

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いまはひっそりとhanareに展示してます。
売ることも視野に入れてる。

非常に精度が高く、8点で支えているこのテーブルは上下逆にしても寸分の狂いもなくたたずんでいる。 おれのテキトーな提案をしっかりカタチにしてくれた西良さんの仕事は評価されるべきだと思う。

いまの世の中の半分のオリジナルはオリジナルでなく、パクリやと思ってる。このテーブルはオリジナルやと思うんやけど。


また、使用している落羽松は発泡スチロールのように軽い。 
 
posted by seijun at 23:56| excursive plants やんちゃな木

2009年04月28日

エキウム咲いた!

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もう6年も前にオーストラリアで発見したエキウムがおれの秘密の畑で咲いた。 こんな日本にひとつの景色を ひとりじめしてむっつり自己満足している今日このごろ。 

 見たことのない植物を発見した瞬間に受ける衝撃と、その植物をこの手で咲かした瞬間の衝撃はおおよそおんなじくらいやねん。 

 昔からオーストラリアの植物は日本では寒すぎて適応できないものが多いと言われていたが、実験してみると意外に日本で育つオーストラリアの植物は多い。地球温暖化の影響もこんなところで出てるねんな。


そういえば”いいにおいがするなぁ”と思ったら、エキウムのとなりで受咲きの大山蓮華の花が見事に満開やった。もうそんな季節?とこれまたひとりで驚いていた
 
posted by seijun at 23:52| rare plants 希少植物

2009年04月27日

すてきなお風呂

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湯の花温泉の渓山閣の,いま改築工事をやっている5FのVIPルームはお風呂がおもしろい。
坪庭とつながっていて、露天風呂ではないけど外壁が開いているので半分外にいてるような感じ。しかも風呂は室内側がガラスになっているので部屋から見える。


風呂のよこの坪庭。おれあんまり和風の観葉植物ってピンとくるものがないねんけど、今回使った雲南シュロチクはわりとすきだ。
 (そういえば来週おもしろいシュロチクが沖縄から入ってくるよ。)
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おれが好きな作家さん、長野久人さんに今回のために特注で作ってもらった器は水盤形。 水盤形なのでFRPでできているのにどこかジャパンを感じる。 

しかも軽いのでこんな搬入経路もラクラクひとりで運べます。
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posted by seijun at 19:43| ornamental plants , 観葉

2009年04月26日

いい木は出会い

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これは今日買った 黄金しだれもみじです。

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非常にいい色をしている。秋に植物園に納めます。うちの畑の養生し、この繊細なもみじの葉を秋の催しのときにピークに持っていきます。

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hanareでの園芸市。 まぁ天気には恵まれてないけど、めげずにたのしんでます。 
 いい木は出会いです。 来てくれたひとにいい出会いをセットアップできたなら、幸いです。

posted by seijun at 21:04| for landscape , 庭木

カレンちゃんとダシリリオン ロンギシマム

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おれがメロメロになった女の子と植木のツーショット。
hanare園芸市ニテ。
posted by seijun at 21:03| excursive plants やんちゃな木

2009年04月25日

雨にもめげず

熱気のある市役所前のグリーンフェアです・
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NAMAIKIマイケルと久しぶりSHU君も東京から駆けつけてくれた
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おれ普段は一般の方と接する機会がほとんどないから、今日はひじょうにいい経験ができました。

地域の奥様方の50円単位の値切りにすこし苦戦する。笑 雨にも関わらずにたくさんのひとがいた。 おれはその場所にいた最年少だった。

これは大人気だったクレマチスのおもろい花と、それを買ってくれた奥様とのほがらかショット。
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これは大人気だったクレマチスを買ってくれたあとの奥様の意味ありげな表情のショット。
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川西の園芸市、最高におもろかったわ。いままで注目してなかった地域のイベントもめっちゃええなぁと思った。また秋も参加しようかな 


夜はHANAREの園芸市のパーティへ。さぁ、HANAREは結構おもろいことになってます。大変身してます。 

 明日から天気もよくなるし、絶対きてね。

 



posted by seijun at 23:50| diary

2009年04月23日

筑北村坂井ニテ

今朝長野県筑北村坂井から帰ってきました。

昨日、村につくとまず役場で村長さん、建設産業課長さんとあって、ご報告。望月昭先生の記事を見てみなさん喜んでくれた。 もっとこの桜の仕事が活気付けばいいなぁと思う。
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そのあと寿男さんと農家さんを回り、苗を配った。
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みんなよろこんでくれた。村の人と話していると苗を送ることは簡単やったけど、ぎりぎりの日程のなか自分で持ってって本当によかったと思った。


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信州ではいまがちょうど桜が満開だ。周辺では、梅と桃と桜がみんな同じタイミングで花が咲いていておもしろかった

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これは紅豊という桜。本桜と呼んでいる部類に入る。これからの期待の品種。



年明けから切り出した、10tトラック満載の筑北村の桜の枝は、明日の注文で全部売り切れ。非常に順調だ。
 今年は例年にくらべ、市場に桜の枝が早い段階で流通しなくなるような気がしたから、3mの枝を100本と2mを100本、冷蔵室に残しておいた。そしたら予想どおりどうしても大きな桜の枝が大量にほしいと注文が入った。この時期は全国どこで探しても桜の枝は手にはいらない。
 注文が入ってから動いていてはとてもできないのがおれたちの開花調整の仕事。リスクを背負う分、世間に必要にされると快感でもある。


おれはたくさんの大切なプロジェクトを並行してやってるけど、この信州筑北村坂井の村のひとたちとの桜の仕事は特にリキを入れてやってる。

 だが、協力してくれる農家さんの年齢が高くなっていて、3年後には収穫量が減るような気配もあるのも事実。 メンツにかけてがんばるしかない

posted by seijun at 19:26| diary

2009年04月22日

ねむぅ

人手が足りないので、求人をだしたら1人の枠に昨日だけで20件以上の問い合わせをいただいた。 昨日駆け込みで面接した人はふたり、今日の午前中は立て続けに6人の人と面接させてもらった。

いまのところ、毎日本当に充実しているのは結構なことだけれども、季節柄もあり、こんなに忙しくてみんなの疲労が心配にもなっていたころだ。

タイミングだ

 おれは、”こんな田舎にある小さな会社が実は世界に通用するレベルの仕事をやっている”。そんな会社を常に目指しているねん。
 そんな夢を一緒にかなえよう。 
 なんていつも思ってる。


今日仕事が終わったあと、バンに乗り込みダッシュで愛知県にきて、ビジネスホテルへかけこんだ。 途中でファミレスの安いステーキとサラダバーでカロリーを補充して。
 さぁ明日名古屋に集めもらった、桜の苗をひきとって筑北村(旧坂井村)へ行きます。

posted by seijun at 01:23| diary

2009年04月20日

きっかけ

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昨年ご好評につき、今年もgrafにてグリーンを展開しています。 

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南米チリからきたおおきなエアープランツ、チランドシア ドラティドラティ(左)。 和名はサクラランと呼ばれる多肉植物、ホヤ・コンパクタ(右)。


 ”植物はとっつきにくい”
 という風にまだまだたくさんの一般の人に思われているだろうというコンプレックスがおれの心のどこかにある。
  
 "花や植物がないと部屋がさみしい”
という風に思ってくれる一般の人がまだまだ少ないだろうというコンプレックスも心のどこかにある。

だから毎日 すこしでも世間に花や緑がひろまるようにがんばらなくちゃと思う。
 
 5月末までの期間中、grafにいけば、たくさんの親しみやすくて気楽でかわいい植物に出会えます。



そのひとが”植物って、いいもんやなぁ”と、ふと気づいた瞬間、確実にそのひとの人生は変わる。

 音楽が好きなひと、家具が好きなひと、オセロが好きなひと。どんなひとでもいいねん。花や木をみて きれい、とか かわいい、とか思えたらそれが始まりの合図やねん。
  

ここは、そういうきっかけを持ってもらうのにちょうどよい場所かもしれないです。








posted by seijun at 23:35| ornamental plants , 観葉

2009年04月19日

筑北村の桜

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これは今日地下冷蔵室からとりだしたいまだに蕾のままの彼岸桜の大枝。

長い眠りから目をさまし、これから一週間後の本番に向けて開花調整にはいります。

市場に桜の枝が流通しなくなるこの季節になると花宇の冷蔵室に眠らせている桜が活躍する季節。

特にここ2,3年は桜の大枝をこんなにどうするんだと人の思われるくらい集め、冷蔵庫に眠らせている。
毎年のことだけど、不景気だからみんなに”こんなに桜の枝を捌けるの?”と心配される。
 けど、世間の桜が咲ききった後に日本のどこであっても、大きな桜の枝が必要とされる時に、花宇がそれだけの枝を在庫してないとどうするんだという責任感からそうしてる。

だから日本のどこであっても、もし桜が終わったこの季節に大きな桜の必要になったら、結局花宇に必然的に注文がくるようになるねん。これ、日本にオンリーワンの仕事の特権です。 笑 (まぁそのためになかなか苦労もしてるが) 売り切れごめんやけどね 

筑北村の彼岸桜が世間のために役立てれることがおれにとっては最高のやりがいであり喜びでもある。
これは、全日空が80万部発行してる”翼の王国”に連載しているランドスケープアーキテクトの望月昭先生が書いてくれた筑北村の桜の記事。今年の3月号。
 
]L.doc
今年の三月は”翼の王国見たよ!”と言ってもらえるとうれしかったよ。


たくさんのひとが必要とし、応援してくれているからこそ意味のある仕事になる。

筑北村と花宇の桜の仕事が、もっともっと発展しますように。
posted by seijun at 23:34| for display , 装飾用

2009年04月18日

ちん花

日本で一番古いとされる品種の椿。
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品種的にはト朴に近いと荻巣先生が言ってた。貴重な資料だ


超大輪の木蓮と服部さん親子。
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品種名はバルカン。あまりセンスのいい名前ではないけど花も蕾もでかくておもろい。切り枝で使えるように育てていこうと思ってる。


スティフティア クリサンタ。
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オヤジが30年ちかく前にブラジルにプラントハンティングに行ったとき、種を持ち帰り育ててきた木はいま大温室で6mの大木になり毎年この時期に花をたくさん咲かせる。 ブラジリアン パフと呼んでいる。 ドライフラワーにもなる


茶々(ちゃちゃ)と名づけられたバラ。
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このバラがかわいくてかわいくて。
posted by seijun at 23:44| rare plants 希少植物

2009年04月17日

i love baseball

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イチローさん おめでとうございます。 記念すべき3085安打を初球満塁ホームラン。 なんだかすごすぎてちょっとこわいです。野球の神様って、いるんやぁ。

今日は昔話です。

おれは高校野球児時代、イチローさんが高校時代に工事用のスコップで素振りしていたということを本で読んで知り、すっかり影響されて植木のスコップをバットの替わりにひたすら毎晩素振りしてました。思い立つと止まらないおれ。毎晩振りまくってそして見事に腱鞘炎になりました。笑 

 そして医者に行くと回復に一年かかると医者に言われ、毎日泣いてました。高校球児にとって、レギュラーになって試合に出るというのは命の次に大事。おれの青春も終わったなぁ...なんて思ったりもしました。

もともと中学時代から右打ちの八番バッターでウダツの上がらなかった。優秀なチームメイトもいたなかで監督からも期待されてなかった。 怪我をして腐りかけていたときに自分になにができるか毎日考えました。

 考えたあげく、毎日一生懸命グランド整備をがんばろうと思ったんです。
  グランド整備だけはだれにも負けないように。
4時限目が終わるとすぐにグランドへ行き5時限目が始まるまでいつも丁寧にグランド整備に明け暮れた。だから高校時代は昼休みに遊んだ経験がほとんどありません。
昼メシはいつも3時限目がおわった10分休みに食ったし、練習はバットが振れないので基礎トレーニング漬けだった。

そんなある日友達の前で当時全国的にはやっていたイチローさんのスイングの物まねをやったら、左打ちでバットを振っても手首が痛くないのに気がついたんです。 
”もしかしたら、左バッターとしていけるかも”

それから毎日狂ったように夜バットを振り続けました。
慣れない左打ちは最初は赤ちゃんのようなひょろひょろのスイング。レギュラーどころじゃぁない。でもこれしかない!と一冬で2万本の素振りをした。花宇の仕事場の天井に花紐とガムテープで作った特製のボールを吊るして毎日打ち込みました。

長い冬が明けて、気がついたらおれは二年生の春にはレギュラーになり左打者の5番バッターになりました。(ちなみにおれの母校は古田と同じ川西明峰高校) 
 通算通算打率3割4分、チームメイトがだれも打てなかった、夢にまで見たホームランも2本打った。3年生の夏の大会では、朝日新聞に大きく写真をのせてもらったり。おれは一番印象に残ったヒットを打ったときのインタビューでは”奇跡が起きた、野球の神様のおかげです”と答えてたり。笑

 イチローさんの本の、なにげない一行の文章のおかげで初めて人生の壁を経験し、イチローさんの物まねがきっかけで復活。左バッターになったおかげでレギュラーになれた。
 イチローさんのおかげで10代のおれは宝物みたいな高校時代をすごせたのです。 イチローさんがこの世に存在するだけですごいことだ。 世の中にはおれのようにイチローさんの多大な影響を受けた野球坊主がたっくさんいると思います。 それがイチローさんのどんな記録よりすごいことなんだと思います。 だって、人の青春を左右するんだもの。 

この野球で学んだことは花屋をやってる今のおれの根底にあります。
 今度はプラントハンターとして、奇跡を起こすその日まで毎日がんばろうと思ってます。 

これはサンスベリア。
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サンスベリア ”ベースボールバット”といいます。
 記念に鉢上げしておこう。 世界のイチローさんに乾杯です。
posted by seijun at 22:54| excursive plants やんちゃな木

2009年04月16日

さるおがせもどき

? 3310.jpgチランドシア ウスネオイデス。

これでもパイナップル科。

一年前、メキシコの小さな町の店でウスネオイデスを袋詰めで売っているおばさんを見かけた。 →http://blog.hanau.jp/article/8511236.html


めんどくさがるメキシコ人プラントハンターを口説きまくって集めてもらったウスネオイデス。 おれ自身もハンティングに参加したいくらいの気持ちやったけど、馬にのったことがないのと時間がなかったのであきらめた。



このウスネオイデス、いい植物素材ではあると思っていたけれどいままでそれほどブレークしなかった。寒さも暑さも強く耐陰性もあり、メンテも楽なのに。 なんでやろと考えた結果、答えは単純。 日本には絶対量が少なく、値段の問題が付きまとっていたからだ。

そこでうちのウスネオイデス。びっくりするくらいの量を手に入れた。 国内にたくさんなかったために、いままでアレンジで少し使ったり、売店で小束を売ったりしてたのが精一杯やったと思うが、うちのウスネオイデスがよくなれば、これからはイベントやディスプレイのグランドカバーや壁面装飾、マルチング、そのほかどんな風にもカタチ作れる。
 おれが期待しているのはこの自由自在の素材を使ってどれだけのオブジェが創れるかということ。本当は最初はデザイン力のあるいけばな作家やアーティストに使ってもらいたい。

これは有名なオランダの設計集団が作ったインスタレーション。
http://www.west8.nl/projects/all/swamp_garden/
 
 ちなみにロッドは1mx1m。もしくは畳一畳。(まだ考え中) 

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(写真のは1畳分のイメージ、だいたい1mx1m二つ分です)


レンタルも可能。 

ちなみにこのウスネオイデス、 ナニナニみたいなやつと呼ばれ続けてきた。その中でも一番多かったのが”髪の毛みたいなやつ”。続いて”綿みたいなやつ”とか、”苔みたいなやつ”とか。なるほどね。そういえば和名は"サルオガセモドキ”という。サルオガセというのは日本の深山に生えている老木につく苔。これに似ているのでサルオガセもどきと名づけられた。
ちなみに一番おもしろかった呼び方は お客さんからの注文のFAXに”ソバみたいなやつ”と書いてあったのを見たとき。しかもそれがめっちゃ汚い字やねん。笑 



はい、ということで

ここで問題です。 

 おれがメキシコを訪れたとき、メキシコの田舎の小さな町でこれがたくさん売られていました。

 さて、メキシコ人の一般のひとびとはこのチランドシア ウスネオイデスを何に使っているのでしょうーか!?


 わかった方はおしらせください。おれはその理由を知って”なるほどなぁ〜”と思ったよ。  
 最初の答えで当てた方は1mx1m分プレゼントします。答えは来週か再来週。間違えた方はスーパーひとし君、ボッシュートです。


posted by seijun at 21:28| excursive plants やんちゃな木

2009年04月13日

パイナップルの女王様

おれが21歳のころ、東南アジアを放浪しているときにオヤジとフィリピンで合流しインドネシアへ一緒に行ったことがある。
 
 まだ植物の造形に覚醒してなかったおれが衝撃をうけた植物があった。それがアルカンタレア インペリアリス。 

花宇には200種類以上のパイナップル科の植物があるけれど本種は世界最大の大きさ(たぶん)をほこる。
ちなみに植物には(動物もだけど)その姿になるべくしてなった理由というのがあるが、この植物の場合、雨樋のように広がった葉っぱで効率よく雨水を中央に集められる仕組みになっていてしかもそこに水を溜めておけるシステムになっている。だから根の部分が乾いても中央に水が溜まっていれば大丈夫やねん。賢いなぁ〜
(植物のフォルムって、意外に建築などにも応用できることあると思う)
この株はおれたち親子がそのとき持って帰ったものを育てたもの。
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そのカタチと耐久力のおかげで百貨店や植物園などにもよく使ってもらってる。

ちなみにこいつは実はならんが信じられない花が咲く
posted by seijun at 21:51| for display , 装飾用

2009年04月12日

しあわせのクローバー

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今日は一日がかりで琵琶湖にうかぶ島、沖島で友達とクローバーをさがしていました。

5月に結婚式をあげるマイとアリィちゃん。 

披露宴のあとの二次会に来てくれたひとみんなに4つ葉のクローバーを集めてプレゼントしよう!プロジェクト。そう、だから100個以上のクローバーを集めるために琵琶湖に浮かぶ沖島に行ってん。
 これを企画したかわいい彼氏と、100個もみつけれるかなぁと心配する彼女。 

おれはビデオ係。ふたりが4つ葉のクローバーを苦労して探す様を一日中張り付いて撮影です。

実はいまおれ超いそがしい。笑。北海道から沖縄まで全国いろんなとこから植物素材の調達をご用命してる。もっと言うと今日という日は一年間のなかで一番忙しい時期だし、今日はたまたまスタッフの休みも重なっていた日であり、今日という日は30年以上うちの枝を活け続けているおれの大好きな先生がたまたま来る日でもあった。この大切な時期に一日休みを取ることに不安がなかったと言ったらウソになる。 
 
でもこういう日に限って二人の撮影の日だったのは、きっと神様がおれを試してくれるいい機会やったんやと思ってる。

今日という日は二人の一生の思い出になるべき最高にロマンチックな日だ。どんなに忙しくても友達のコトになれば一肌脱ぐのが当たり前。

将来おれがどんなに忙しくなっても、どんなにビッグになっても、仕事に夢中になってたとしても、何が本当に大切なのかわかっている大人になりたいと思う。


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それにしても4つ葉のクローバーを100個以上探すなんて、さすがに簡単じゃぁなかったよ。笑 プラントハンターもいいとこだ。

ちなみに4つ葉のクローバーってのは、普通3つ葉のシロツメグサという草の突然変異ででたモノ。なぜ4つ葉になるのか調べるとタネの時期、もしくは発芽しようとするときに人に踏まれたりして芽が分かれて葉っぱが四つになるのが原因らしい・

でもおれたちがたくさん見つけたところはあんまり人が通らないとこやったけどなぁ。 

IMGP2115.JPG5つ葉や6つ葉も発見。
IMGP2117.JPG枝分かれ。
IMGP2110.JPG斑入り。?

 ちなみにふたりは4つ葉のクローバー100個以上見つけたよ。

ちなみにしあわせいっぱいのふたりには、桜と雑草とクローバーのブーケを手に、前撮り?もしてしまいました。
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とてもとてもいい日でした。

そして、とてもロマンチックな一日でした。なんかおれまで超ハッピーやねん。


幸せって、ひとにおすそ分けできるんやね。

2009年04月11日

かどや飯店ニテ

自営業やってると、ついついどうしても働きすぎてしまう傾向があるやん。
おれはどんなに忙しくても夜おそくまで仕事やるのは嫌いなほうだからできるだけ会社が終わる定刻の18:30以降は自分も働かないように努力してるねん。

けど最近はさすがにそうも言ってられない・

そして自営業最大の武器、
 "自分はどんなけ働いても金がかからない” 
という悲しいマジックに陥ってしまう 


伊丹空港貨物ターミナルで今日の夜最後の仕事を終えると、そのあとメシを食ってトラックを飛ばしていまは三重県のビジネスホテルに着いた。


空港に出る前に配達から帰ってきた窪田さんとすれ違った。
”ごめん、いそがしくて遅くなったなぁ。疲れてるやろ。でも助かったわ”
明らかに顔が疲れている。
おれは非情と知りながらぎりぎりのラインで毎日彼にできるだけ多くの仕事を頼むねん。 
 ”いや、大変なのはみんな同じなんで”と最後の積み込みも手伝ってくれた。



ありえないくらい忙しい。


伊丹空港近くに かどや飯店という中華料理屋があって、
今日は酢豚1皿とえびマヨネーズ1皿とギョウザ1皿とピーマンいため1皿と白メシ3杯とコーラ2杯と黒ウーロン茶と漬物2皿食った。
 
花に対する欲と同じくらい食欲がとまらん。

かどや飯店は男5人くらいで黙々とやっているがひっきりなしに客が入ってくる。

3杯目の白メシとピーマンいためを追加で注文しカウンターでぼ〜と考えごとしてるねん。

”人って、めちゃめちゃに仕事して仕事して、その末にどこにいくんやろなぁ?” 


カウンターの向こうで店のオヤジさんがただひたすらフライパンをひっくり返す。たまに目を閉じてはとにかく同じ動作をひたすら繰り返す。
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 仕事の手つき、体のテンポ、注文の紙を見る目のタイミング。すべて洗練されていて無駄がなく一年中その仕事を繰り返してることは想像にむずかしくない。目を閉じてフライパンを返しているその顔はと恍惚の表情に見えた

このひとはなにを思って仕事してるのかな。なんてふと思った。夢はあるのかな?週末はなにしてるんやろう?料理はすきなんかな?嫌いなんかな?とか。

おれ思うねん。

 たとえばズバぬけた能力や可能性が潜在しているにも関わらず目の前に仕事が忙しすぎてそれをこなすのに精一杯でそのまんま年老いてしまう人が世の中には少なからずともけっこういてると思う。また、忙しすぎることで無駄な時間や新しい時間の見つけ方を探すことを忘れがちになりやすい。
 
目の前に集中しすぎることは生きるために必要であるけれど、同時にリスクを負っているのかもなぁ。

 いや、考えすぎか。

昨日から、注文を受けていた桜の花がうまく咲いてくれず一日中頭から離れなかった仕事があった。もうこの桜がうまく咲いてくれるなら交通事故になってもいいと思ったくらい。


そう目の前にオオゴトはやはり普遍的にオオゴトだ。やはりその仕事その仕事に全身全霊でやらなければならない  

おれはオヤジの若いころの半分くらいの仕事量はできるようになったかな?

さぁあしたは大事な仕事の石楠花を狩りに行く。とりあえずごちゃごちゃ言わず寝よう



あ そういえば、かどや飯店のメシは死ぬほどうまい。


posted by seijun at 02:18| diary

2009年04月09日

バラ革命

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今日はおれン中でバラ革命が起きた。世話になっている日比谷花壇フラワーデザイナーの坂上さんにとっておきのバラ園を案内してもらったのさ。 
 もともとおれは大のバラ園嫌い。なぜかというとおれは大の農薬嫌いだから。市場に出回るバラは100%と言っていいほど大量の農薬にまみれている。むしろおれのなかではバラと農薬はセットだ。

 ところが


 今日行った奥田バラ園は無農薬でバラを作っているねん。→これすごいことやで。だからバラの花をたべれるねん。バラ園を周りながら何枚もうまそうなバラの花びらをたくさん試食した。
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 しかも最後には坂上さんがバラのジャムを即席で作ってくれてパンと一緒にいただいて、バラ茶と一緒にごちになった。バラ園のなかでバラに囲まれてバラを食す。貴族みたいやな。 
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バラの花びらはしゃこしゃこしてて食感がたまらない。しかもフルーツでもなく、野菜でもなくの味がするねん。全く初めての味。うーん。感激です。 忙しいなかバラ園にこれで本当によかった。 大満足です。

これからはおれも無農薬のバラを扱おう

2009年04月08日

枝垂れ桜の荷造り

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おれの慕っている名古屋のお客さんのために4mの平安枝垂れ桜の枝を探した。この桜は巨大ないけばなの作品に使われる。もう世間では桜が咲ききっているので、とにかくまだ蕾がカタい桜をしゃにむに探しまくってようやく見つけた。そしてこの持ち主の植木屋を口説きまくってようやく納得できる枝を手に入れることができた。感情移入してしまうと、リスクのある仕事でもむずかしい仕事でもとことんやってしまう。この枝垂れ桜は切ってすぐ地下冷蔵室で保存し4月の末の本番に満開になるように調整する。

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これは余った枝。とはいえなかなかおもしろい姿をしている。今回には花が咲きすぎているし小さすぎて使えないがこういう枝垂れの枝の大きなものは普通の枝モノと違った荷造りが必要。これくらいのは1人で2分以内でできないとあかん
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