2009年02月28日

春光彩彩

? 3091.jpg
柳の数いけ。

khf.jpg
生花。桜盛の景。(よこに少し映っているのが筑北村の彼岸桜。枝垂れ桜ではない。まっすぐな彼岸桜がためられてまるで命を吹き込まれたような躍動感になっている)

ljhf.jpg
藤を使った投げ入れ。

lkhjghs.jpg
摩耶紅梅を使った宝器七種(草)。

見事。


姫路での嵯峨御流いけばな展ニテ。

実はなかなか自分の納めた花材が使われている現場に見に行けることなんてほんのごくわずかやねんけど、見逃したくないときはなんとしてでも見にいくねん。そして今日も姫路へ飛んでった。


shichikyoku.jpg
七曲。    本桜、”御車返し”が最高に活かされている



Q.jpg
毎年わずかしか用意できない、雲竜木瓜を使った作品。

T.jpg
今回の花展で初めて出した、おれが発見した植物 ドラセナ リフレクサ ”ソング オブ サイアム”を使った作品。これはやはりインディアに比べて葉が肉厚で水揚げもよい。いいね。

puyha.jpg
臥龍梅の大作。通常梅は白梅でも蕾が赤色っぽくなるがこの作品ではギョクと呼ばれる蕾から青白くなる梅を用意した。根元の芯の太さは人間の胴回りくらいある。
http://blog.hanau.jp/article/25716668.html

QV.jpg
嵯峨天皇を囲んで。村上先生と黒木さんと。後ろは紅白の唐桃で活けられた主位と客位の雅整体。
嵯峨御流の村上先生。36歳なのに博学で、話が非常に興味深い。一緒に花をみながらいろんなことを教えていただいた。おれが花展会場に行くと、35歳のこの花展を請け負った飯塚生花店の若頭 黒木さんも駆けつけてくれた。これだけの花展を若いチカラを中心に成功させたというのは意義深いんとちゃうかなぁと思う。

やっぱこれからの時代は若い世代がめちゃめちゃかっこええ、本物の仕事をやっていかねば

PG.jpg
そのいけばな展のために人人が打ち合わせを重ねれば重ねるほど、時間を汗を費やせば費やすほどできた花がきれいにみえるような気がする。おれたち親子もこの花展のために何度も何度も打ち合わせた。

やっぱりいけばなは、奥がふかくおもしろいです。

この花展は作品数が多く、大仕事やったがこれはのちの村上先生が心に決めている大仕事にむけてのプロローグ。

昨年亡くなられた父上との約束があるのだという。自分の思いを活ける花にたくすことができる花人がすこしうらやましいと思ったときだった
posted by seijun at 23:24| for ikebana , いけばな花材

体がねむい

昨日は朝五時半に起きて積みこみ。最近気合入れてやっていた嵯峨御流の花展の仕事のために開花調整した何十束の梅やその他花木を持って朝五時半から姫路の画廊へ行った。
? 3077.jpg
やはり、これくらいの量をいっぺんにやると思うように咲いてくれなかった枝や咲きすぎた枝などが少しでてくるねん。おれは変なとこで完璧主義なとこがあるから自分のなかでの完璧な状態で納めれないとくやしいねん。今日なんかは、”コレびみょ〜に蕾がかたいですよねぇ”と言うと、”大丈夫、大丈夫、もう十分やで”なんて、お客さんに励ましてもらっている始末。
posted by seijun at 09:36| for ikebana , いけばな花材

2009年02月26日

あ〜

やっぱりいけばな展の仕事を中心に忙しくなってきたよ。毎日気が抜けない。注文を受けている花木の開花調整にぬかりがないか、チェックにチェックをかさねる。今日のように携帯電話も一日50件ちかく鳴ると毎分電話してる気分だ。キャンセルになった仕事の電話やオジャンになった仕事の電話でへこんでいるヒマもなくてよい。笑。 途中には大事な打ち合わせを重ねる。おれは待ち合わせの時間に遅れそうになると緊張してか、咳がでる。一日の仕事の段取りと毎日3台しかないトラックの使いかたもスタッフの仕事を考えるのも実は結構頭を使う。最近は植木市場の展示会にもバックから協力していた。時間はめちゃくちゃにスペイン、オランダ、メキシコからの電話がなる。時間の合間はできるだけ畑に入るが雨が多かったせいで効率があがらない。そういえば最近友達のフォトグラファーとベトナム料理を食えたのが気分転換になった。ここんとこ、夜なべして作ってたドバイのリゾートに植える植木の見積もりは渾身のできになり、一昨日遅くに送った。そのあと神頼み。
それでもまだまだおれはたりないねん。 もっともっといい仕事人になって、日本でも世界でも活躍できるようになりたいなぁと思う


これからも、もしどんなに忙しくなっても疲れてても、まだ見ぬおれの息子のために、とりあえずこのブログはできるだけ欠かさず書いておれの毎日を子孫に報告したい。 
 
 
posted by seijun at 22:04| diary

今日はイノシシを生け捕りしました。

? 3066.jpg

? 3065.jpg




ウソです。これは樹齢150年以上のソテツの、突然変異でできた部分を切り取ったもの。
こういう風に成長点が突然変異によって分岐してまっすぐ伸びるはずの枝が平べったく、鶏冠状(帯状)になった状態の植物を綴化(石化)植物というが、この綴化ソテツはきっと成長点が何百何千にもわかれているんやろな。 とってもチャーミングやね。
cycad crestata.jpg
この子とは二年前に旅先で出会って、恋に落ちて、おれの片想いがようやく実り、手に入ったよ。

this incredible cycas revoluta cristatus must be one in a million. I have discovered quite many cristed cycas in the past , but this is special.it turns me on so much...! excited!


これからこの切った枝を十分に乾燥させてからそのまんま挿し木します。腕によりをかけて土に根付かせる。うまく根付かせれたら、勝手に天然記念物に指定してやるぜ。


手術の成功確立はイチローの打率くらい、かな。



posted by seijun at 20:54| unusual plants , キワモノ 

2009年02月25日

接写

E.jpg
IMGP1169.JPG
IMGP1165.JPG
IMGP1170.JPG
? 3074.jpg
P.jpg

今日はいけばな展の出荷の準備で追われた。

大きな枝モノだけでなく、ちいさな草花などの根占の花材にも気配りです。枝モノや植木だけでなく気の利いた根占の草花や、カタチでみせる熱帯植物などを常に在庫でもっているのがおれたちの強み。

写真順に、大実トケイソウ、東洋ラン、春ラン、福寿草、モンステラ.ペッサムの斑入り、焼きすぎちゃったみりん干し。
ちなみに東洋ランは格花用です。
posted by seijun at 18:42| for ikebana , いけばな花材

2009年02月24日

規格外

IMGP0778.JPG
これは赤と黄金のかわいい珊瑚水木。  


これらは信州に行ったときに切ったもの。切りながら興奮したね。
? 2816.jpg

X.jpg

花業界の市場でも値段の暴落がとまらないらしい。規格ものを扱っている生産者さんたちも採算がとれず、やめていく人も少なくない。

たしかにこの業界では売れる品種を色数すくなく大量生産するのが一番合理的だ。
 ただ、一時のトルコ桔梗やドラセナの自然形のように売れるからと言ってみんながおんなじもんを生産すると市場価格は暴落するし植物そのものの値打ちがなくなる。

  花宇という会社は植物に関するあらゆるもんを扱っている。よく言えば幅が広い?と思うが、悪くいえば、仕事の合理化ができづらく、パターン化して効率を上げづらいねん。だからいつも体当たりでやっている。
 だけれどもいろいろ考えたけど、うちが大量生産されているような市場に出荷される規格もんをやっていてもしょうがない。

 だからおれは 花宇は切り枝にしろ、観葉にしろ、植木にしろ、規格外の品物と規格外の発想こそこの不況の時代を乗り切るキーワードと位置づけて取り組んでいる。
 だから例えば珊瑚水木が1.2mの規格で箱に入って市場に流通しているならば、おれは3mのだれもマネできない規格で勝負します。だれも目をむけようとしなかったような形の枝や木や花をハンティングし続けて世の中に送り出します。一生懸命品物を集めればだれかが認めてくれるからね。
 季節を逆手にとってもおもしろいとも思ってる。

いまは野菜とか食べるものでも、本当に素材そのものにこだわる時代やん。花や木に関してもいつかそういう時代になる気がする。
いかにまぁまぁのものをうまく料理するかではなく、素材にこだわっていくような。
(たまにテレビでもいい素材にこだわるシェフが田舎の農家に赴いて、野菜を畑で食って確かめるようなんよくあるやん。そんな感じでいい素材にこだわるフローリストが花木の産地や山に赴いて自分でその花の素材感を確かめるような。)そんな時代になればおもろいね。

だからおれは日本の未来を作る花人やフローリストや庭師のために集める素材にもっとこだわりをもってやっていくつもり。excursiveな感じで。
最近おれの集めるものや考えてることがおもろいと言って使ってくれている人が増えて来た。それが一番ウレシイ。

 今年はがんばって経常利益20%をめざします。


(できるかなぁ〜 )
posted by seijun at 19:15| excursive plants やんちゃな木

2009年02月23日

あの120kgの桜の束を2回目で肩に担いだ男がいた。

? 3048.jpg

ハンパちゃうよ。これは。 

これはおれのなかでの持論やけど、

 花屋は腕っ節!
 男は腕っ節!

こんな腕っ節の強い花屋が日本にいるなんてちょっと嫉妬してしまいます。笑  
四国から来た高木さん、いいものを見せてもらいました。おれも気合が入りました。
posted by seijun at 20:57| diary

2009年02月22日

Moshi-moshi !

hi Michael ,how are you?

can you put this kind of Movie which i take with my camera in our Sakura promotion Video?

http://www.youtube.com/watch?v=McDPTNCV1ns

i always miss interesting timing(which is good for Promotion Video) to shoot, because i cannot bring my video camera with me all the time... and good timing always comes suddenly...! so it is much easier to shoot with my handy camera . i can shoot whenever feel like.

i know i am shooting in low quarity , but I thought that it might be a good idea to put these kind of low quarity video in some part of Promotion video on purpose. what do you think! if you think it`s worth to do it, i will continue it.

P.S

I met a maneger of big plant wholesaler 2days ago ,and he is very interested in working on one particular new plant which i discovered(which i patented)
? 527.jpg
this is a new type of Dracaena reflexa , it looks like child of "song of India" and "song of Jamaica" (which are very well-known as popular indoor plant).
So i am thinking the good name of it at the moment. ( Botancally , i named it "Song of Siam" but ,i can change the name for public use.

he offered me to let him promote this plants in many supermarket in tokyo in the future. they want to start propgating and growing the plant in big farm in Okinawa. yes , i need a good label of this plant .and if you could design the label and join this project , that would be more interesting too.


anyway, whenever you get a time ,please come again , and let`s talk.

everybody is waiting for you too,hahaha!

cheers,

Seijun


posted by seijun at 21:17| for dreamer , 男の夢とロマン

2009年02月21日

西宮ガーデンズニテ 

? 3045.jpg
昔から好きやった45rpmで、かわいいシャツ発見。買っちゃった。今日はいろいろショッピングです
posted by seijun at 21:24| diary

2009年02月20日

再び島崎藍

? 3035.jpg
紅梅のでかいやつ。
毎年京都のおおきなホテルで梅の会というのをやってるらしい。そのために4mの紅と白の梅の大枝を、たくさん使ってもらってます。
おもったより早く咲かせすぎたので慎重に処置します。
運んでいるうしろ姿は前にバイトしてくれてた島崎君。また春休みなので1週間手伝ってくれました。以前に彼の作った花宇のビデオはかなりかっこうよくておれのお気に入りです。http://blog.hanau.jp/article/19550128.html
これが最高なんです

SN200457.JPG

ume.jpg荷造り後
posted by seijun at 19:55| for display , 装飾用

2009年02月18日

メキシコからの連絡

101_0026.JPG今日、ようやくメキシコからコンテナーがでた。 そう花宇へむけてコンテナー満載の植物たちです。 一昨年の年末におれがメキシコに行ってからhttp://blog.hanau.jp/article/8736179.html、 こつこつ段取りをしてようやくここまでこぎつけたわ。とてもやんちゃな植物たちです。にぎやかになるね。 

大変だったのは、いかにメキシコ人におれがイメージしている枝ぶりを理解してもらうことと、のんびり屋のメキシコ人の気を萎えさせることなく仕事を継続してもらうかということと、書類をそろえることと、物流ルートと、最後はお金のやりとり。やっぱり100%信用できないので全額前金はできなかった。だから一万ドルずつ払っては仕事の経過を写真で送ってもらう作戦にでた。 これが功を奏したかもしれない。
101_1287.JPG
101_1282.JPG
101_0006.JPG
100_1068.JPGユッカロストラータとダシリリオンロンギシマムとチランジアウスネオイデス。おれの厳しい目にかなうカタチや。

輸送は結局メキシコから陸送で国境を越えてアメリカのヒューストンまで行きそこから船に乗り換える。

途中で心配になってもう一度メキシコに行こうかと本当に考えてたくらい。 まだ、日本での検疫が待っているけどね。まだ安心はできないが口すっぱく言っていたおかげで完璧に古い葉も土もきれいに掃除されていた。
たのしみやなぁ。この仕事は計画してから一年以上もかかった。長かった... こういう仕事はまったくもって計画性と忍耐がいるね。この船は3月半ばに日本につく。

 
posted by seijun at 21:09| excursive plants やんちゃな木

花いろかんさい

http://kansai.hibiyakadan.com/
桜のセミナーの言うてたやつです。


今日はおれ休み、咳がなかなか止まらないので近くのヤブ医者へ診てもらいに行った。体調はすこぶる快調で、痰も絡んだりもしないのに咳がとまらないのは、ストレスが原因とか、癖とか、あるいはホコリやタバコの煙(おれはタバコの煙は死ぬほど嫌い)が原因だとか、いろいろ自分で調べたんやけど、ヤブ医者にいくら質問攻めしてもいい答えは返ってこない。
 ”大丈夫だと思いますがお薬出しましょうか?”やって。ヌカに釘やわ。
posted by seijun at 11:38| unforgettable flower,  いつまでも

2009年02月17日

神の子降臨

今日も朝早くから遠出。
? 3014.jpg

いま花宇には(いろんな意味で)おもろい人材が働いている。入ってきた初日にみんなが呼んだあだ名は”ダンキチ” 。
天性の打たれ強さと未知数の可能性を感じるよ。
お客さんにも
”とんでもない人材を手に入れましたね!” と言われている。(飲み会の席だが。)周囲の話題と笑いをさらい、すでにブレーク寸前のダンキチ(飲み会の席だが。)周りには神の子と呼ばれているらしい。笑


そう今日はダンキチに初の山仕事に来てもらった。
今日は何百人分の上等ないけばなの稽古に使う山桜の枝が標的。ちょうど、お付き合いしている農家の方から、畑の土手にある山桜から実が落ちてきて畑の野菜の上に落ちて腐るから切ってほしいと言われていたからその農家へむかった。

今日の獲物は土手に生えている、15mくらいある大木。登るのもかなり気を使う。 
高い木に登って大きな枝をチェンソーで切り落とす仕事はちょうど命がけの仕事やった。

http://www.youtube.com/watch?v=ljoi5Unr9zY

この仕事は桜の枝をひとつ取るのにも死ぬ気で手に入れる!という気力が必要だ 

やはりあれだけの高所で足を木に巻きつけて首の前の太い枝をチェンソーで切って降りると、足ががくがくする(たぶん緊張して力を入れすぎて) 

 桜にしがみ付いているおれの喉の5cm先に高速で回転するチェンソーの音。

ちょうど山桜の首を跳ねるのはおれの首を跳ねる可能性がある覚悟でかかる

今回は木の中間で下から補佐をしてくれてたダンキチ。木の上の仕事のは初めてでいきなりこんな危険な現場。さすがに緊張していた感じやった。そしてダンキチがロープを撒きつけようとして大丈夫かなぁと見ていたら、しんじられない光景が...!


ダンキチが木から落ちた。

その瞬間全身から血の気が引いた。

見ていた農家さん二人も完全に引いていた。

しばらく沈黙...


急いで歩み寄って大声で大丈夫か!と声をかけると、

茂みのなかから、

”大丈夫です〜” 

あの高さから落ちてもケツを打っただけで無傷で生還。 その瞬間ダンキチにはすまんけど大爆笑してしまった。 そしておいしそうな顔をしているダンキチ。
 神の子が降臨した瞬間だった。(木偶人形のように落ちた)重力には素直に従うようだ 

とはいえヤバかった。やはりああいう仕事は人にさせるものではないなぁと思ったよ。(普通こういう目にあうと大概のやつはびびって辞めてしまうけど今日はダンキチでよかった) 
ダンキチは今日でおれのことをクレイジーと認めてくれたらしい。笑

最後には農家さんにこんな大きな桜の木はないから、と幹まで記念にもらった。
R.jpgU.jpg

ちなみに今日得た枝は山桜の稽古用にしてはしまりも花付きもよくなかなかもモノやった
 
posted by seijun at 22:48| for ikebana , いけばな花材

2009年02月15日

某百貨店のためにたくさんのバラを仕込んでいます

ちょっとづつ眠りから覚めて新芽を出していくバラたち。
IMGP0975.JPG

3月に咲かせなあかんねん。 こういう装飾は舞台裏で、デザインする業者とバラの専門家と開花調整専門のおれたちの併せ技で実現します
posted by seijun at 22:42| for display , 装飾用

ひなだん

? 2980.jpg

お雛まつりの時期ですね。

そういえば、左下にちょっと写ってるあの木はみかんじゃなくて橘(たちばな)なんやね。 ちなみにたちばなって唯一の日本原産の柑橘類の木。もしくは日本に一番古くに輸入された(?)柑橘系。

雛人形側からだと右側に配されるので”右近の橘”、そして左側にかざられる桜は”左近の桜”と、よばれる。 

お雛さまはくったくのない表情やね
? 2981.jpg


お歯黒をしているこのおばちゃんは既婚者らしい。松竹梅を持っている。それにしても悪そうな顔してんなぁ。すれた既婚者の女はやっぱりこわい(?)笑
? 2983.jpg



この人は浅田真央ちゃんに似てる
? 2982.jpg
posted by seijun at 00:12| diary

2009年02月13日

若い世代のひかり

花材を開花調整している温室でひとつひとつ花材の枝ぶりをチェックする嵯峨御流の村上先生と飯塚生花店の黒木さん。
? 2967.jpg
? 2970.jpg
失敗できない大仕事を目の前に花材のチェックは入念。


 日本は元来枝モノの目利きができるベテランのオヤジたちが支えた枝モノ大国だった。(世界中を探しても日本ほど枝モノが流通している国はない)


だがいまは洋花を挿す傾向になる人が多くなり、老舗の花屋職人が、手に入れた枝を見ながらこの枝ぶりはあーだこーだいいながら枝をさばいているような風景、そういうのが少なくなってきていると思うと少しさみしい気もするが、それも時代の流れの中で必然なのだと思うとあきらめがつく。

ただこうやっておれたち若い世代の中でも伝統的な価値観を受け継いだ仕事というのは守っていかなくてはならないと思っている。
”若い”というだけでなかなか信用されなかったり、実力があっても認めてもらえないにくい世界にいてる中で、おれたち若い世代がどこまで文化のために貢献できるか、やるしかないのです。

飯塚生花店の黒木さんは若いながらこういうコアな伝統のいけばな展に尽力してるすばらしい人材やと思う。
村上先生にいたっては、大覚寺の最年少講師。こうやって一緒に仕事ができる若い二人はおれにとって貴重な存在です。

この嵯峨御流展は3月の27日から姫路の画廊で行われます。嵯峨御流の真髄見ごたえ十分の伝統の花型と花材でもっておこなわれます。 おれも見に行こうっと。





posted by seijun at 23:52| for ikebana , いけばな花材

2009年02月12日

これはおれがデザインしたグラフィックです。

? 4665.jpg
ウソです。おれがそんなことできるわけない。笑
 これはハランの希少種です。葉蘭。これはおもしろい花材になるね。 ベトナム人。

 
n@ro.jpg
斑入り植物っていいですよね。
posted by seijun at 21:11| rare plants 希少植物

2009年02月11日

やまい

出会ってからマメに連絡をくれる”ナチュラリスト”荻巣樹徳先生。 そしてうちの温室にちょくちょく来てくれる。? 4649.jpg
荻巣樹徳先生とオヤジ。一週間も前から満開の藤の前でいけばなの話に花が咲いた。 
 
イギリスを中心に世界で最も評価されている日本人植物学者の荻巣先生。
おれは先生の話から自分のためになる知識や情報はすぐに書き留めているから先生を話しているとメモが離せないねん。
全国各地で講演をしている荻巣先生、高い講演料を払って話してもらっている植物園などには申し訳ないが、植木を見ながら荻巣先生と二人で植物について話しているその時間は贅沢以外なにものでもない。 

例えば、紫色の花のフキノトウが存在するという話。例えば耐寒性のあるアフリカのクッソニアの話。例えばイギリスにいる凄腕のプラントハンターの話。例えば幻のベトナムのソテツの話。
 おれもそういう共通の話題ができる人と出会える機会は滅多にない。
 
でも荻巣先生となら普通に会話ででてくるわけ。会話になるわけよ。

よくぞこれだけの植物を集めたねぇと言ってもらえるが、それって荻巣先生に言ってもらえると、かなーり自信になるで。

基本的にはおれたち親子の集めた植物に対する価値観とか見方とか講釈とかは人に理解されにくくい世界だと思っている。
だから荻巣先生みたいな人がきてわかってもらえるとちょっとウレシイ気分になるよ。


まだ見ぬ植物を発見し手にいれる仕事というのは 明日なるいけばな花材、ランドスケープの素材、研究材料、鑑賞木、いろんな用途としての可能性を広げる仕事やと思うねん。

よし、いけばなシーズンが落ち着く4月をすぎたらまたたくさん旅に出ようかな 



 さっき、夜十時にまた荻巣先生からの電話。なぜかよく電話がなる。笑。 


 ”いやぁどうやら花宇病になってしまったよ”

と言っていた。 なんかかわいいなぁ。荻巣先生。パンチパーマやけど。
posted by seijun at 23:09| rare plants 希少植物

2009年02月09日

めっけもの

今日は一日中畑仕事やった 夕方からは寒かった みんな泥んこになった イノシシの生の腐った頭蓋骨をみつけた
IMGP0945.JPG
頭の肉と皮は剥いであるけど髭はまだ残ってて、下あごの部分も見つけてんで。でも体も部分は見つけれんかった。鉄砲打ちかな?

黙々とする辛い畑仕事もこういうおもろいもんを見つけるご褒美をもらったみたいな気分になって、おかげでちょっと盛り上がる。

posted by seijun at 21:41| diary

2009年02月08日

木五倍子とベトナム椿

最近 花を立てていると、どうも自分がきれいにまとまろうとしているような気がしてたので、”この調子だとアカン”と思っていたから、今日は花材を選ぶときからすでに頭のなかは足し算の発想で満ち足りていた。
 
今日は
IMGP0930.JPG

攻めの花でいきたかったんやけど実際たてていくと、なかなか苦戦。そしてこれ以上はいらんかった... そして集中しすぎて超疲れた。

 たてはなや立花のうまい人っていうのはやはり活ける花の足元がぜんぜん違うなぁと思う。本数すくなくあっさりとした花はそれはそれで見せ方を気をつけなければならないが、シンプルゆえに逃げ道にもなりうる。広い意味できれいに見せやすいけどでも名手の活けた花はたくさんの花材が入っていてもきれいにみえるしその分見ごたえがあるねん(一番わかりやすく言うと)
 おれにはただ単純にこなした練習の数の少なさと技術が足りひんねんな。

IMGP0937.JPG
で、これは今日お土産に持ってった温室で咲きかけていたベトナムの椿、ハイドゥン。 それに活け変えた。

うーん銀閣寺でみる木五倍子(キブシ)とハイドゥンの組み合わせがやけに妙でちょっとおもしろい。木五倍子が満開ならちょっと変やろな
IMGP0942.JPG
posted by seijun at 20:11| for ikebana , いけばな花材