2009年01月31日

冬の雨でも暑苦しい花切り

中部東海地方から帰ってきたぜ。


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樹齢800年の杉を見つけた。下がり枝がかっこええ。しかも地面に着いた下がり枝のひとつがその部分から根を張り小さな杉の木を生やしていた。(おもろい)

もちろん、これを枝を切るとかいう話ではないのでご安心ください。笑 ただ旅の途中で見つけたこの杉がかっこよかったから撮った。


最近は中部、東海地方へ行くのに毎日のように新名神自動車道を使ってるわ。 肩と背中と太ももと腰が痛いが疲れていないよ。おれは疲れないがトラックが疲れてるかもね。笑
  ただ毎日激しく仕事してるので連日のおれの苦手な早起き、特に久しぶりの3時50分起きは眠かった...

今回はなかなか納得のいく枝がタイミングよく手に入らずちょっと苦労したが、なんとかかっこうがついた。
今回は苔のついた古木の梨のいい枝を手に入れれたのがよかったかな。

予定が大幅におくれて昨日最後にまわった植木屋の大きな錦松を切るころにはもう陽が暮れていて、車のライトで照らしながらの切り出しになった。 
満積に積んだ花材を上になんとか錦松を折れないように積んだ。こんな花材を触れるのでうれしくて冬の雨が気持ちよかった。暑苦しかった。

http://jp.youtube.com/watch?v=ynluds5IBP4

なにがって、いけばなの大作用に錦松の大きなのを探してほしいと言ってくれるお客さんがすごいよな。おれを奮い立たしてくれるから。
注文する人がいろんな花材を知ってれば知ってるほど発想が広がるやん。こんなディープなインパクトを発する花材はあんまりないやろ。 

posted by seijun at 12:38| unusual plants , キワモノ 

2009年01月28日

this is real

本気です

http://jp.youtube.com/watch?v=OPeLqp-YJ00

 花や木、植物全般的にひろく仕事をさせてもらっているつもりではあるけれど、やはり自然の山での松切りはおれがこの仕事を一番天職だと感じれる仕事やねん。
どんな仕事よりおもろい。
またこの仕事をすると、枝を見極めたり切ったり束ったりしてるとおれがオヤジと遺伝子レベルでつながっていると感じるときがある。 うーん言葉では言いにくいねんけど...

とにかく山の仕事では知識と技術と体力と勘とスピードと判断力と計算高さと要領のよさと経験と勇気と気の短さと想像力のすべてが必要な仕事になる。

いままでいろんな切り出し職人と一緒にいろんな山にプラントハンティングに行ったけどみんなみんなスローモーションに見えた。


ところで今日もなかなかの収穫やった。道のない斜面を歩き続けたから多少足にキテいるが大丈夫。流血していた右手もアドレナリンで途中から痛くなくなった。 

学校などの卒業式で使われる松やディスプレイ用にたのまれる松もあるが、おれらの切る松はほとんど一流のいけばなの花材として利用される。

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小松、根引き松とよばれる赤松(女松)。

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松も老いてくると木肌が割れてくる。また環境のきびしい場所に育つ木はしまりがちがう。その中から選びに選んで切る。
松を見ていても、木肌に威厳があったり、きゃしゃな枝がお洒落だったり風情があったり、木全体が竜のような動きをしていたり、幹の曲がりに色気があったり本当に奥が深い。でも結局一番重要なのは葉と首のしまり。どんなにおもしろい枝でも葉がしまってなくては使い物にならん

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ひねた杜松。ネズミサシともよばれる。年月を経て老いた木が雨風に晒され枯れた部分の皮が腐りなくなって木の本当の芯だけが残ってる状態が白い幹の部分。いけばなではこれをシャレ木と呼ぶ。こういうしゃれ木が着いた枝がひねている杜松は水盤を盛花に多用される。写真のはまあまあの品物。

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地方では常に地元の人たちの暖かい協力が必要になる。ここはいつも帰りにユニックつきの船をチャーターしてくれるねん。
これで切った松を船に乗せるのもラクチン。
この島は巨大な砕石場になっているねん。おれたちが松を切ってきる下のほうで2mくらいのタイヤがついたでかいダンプがガンガン言っている。こうやっていずれ山が削られて開発されていく場所にいけばな花材にむくものが採れるという可能性はないことはない。

日本列島は南北に広い。なにげないところに目を向けると以外に資源があるかもしれない。(望月昭先生)

菅島とその町の人たちと開発している人たちと、おれたちの関係は理想じゃないやろか。

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おれのおじいちゃんの弟の徳さんと正二さん。帰りの船にて。(ちなみに徳さんは70歳を超えてるがいまだに山にのぼり枝を切る。おれが知る限り一番バケモノにちかいおっちゃんやねん。このおっちゃん大好きやね。)

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持って帰った松、杜松。これらを用途や作品や流派別に振り分ける。


いけばな花材のプロの山仕事というは一般に想像しにくい世界かもしれないが、こういう仕事こそ花宇の値打ちやと思います。

おれたちは命を削ってやっているのでなかなか大変だけれども まぁ なんというか、 たのしい。

今日は野グソもせずにタイムロスなくできた。合格です。


posted by seijun at 23:45| for ikebana , いけばな花材

2009年01月26日

カレー曜日

猛ダッシュで三重県へ。今日は朝から晩まで予定通り。 
ただ気合をいれすぎて植木を掘りすぎていたらなぜか手が血に染まってしまった。今日行った産地の植木屋さんにも植木を掘るのが早い!と、仕事を褒められておれめっちゃ満足♪

植木堀りが終わるとその足で猛ダッシュで伊勢湾岸自動車道を豊田方面へ飛ばす。 そして約束の時間に間に合った。
 あらかじめ頼んでおいた木瓜を関東からを運んで来てくれた荷主さんとインターチェンジでうまく合流、車を止めて道の横で堂々と荷物を積み替えてまたダッシュで帰ってきました。

今日はカレー曜日
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今年のおれの目標はできるだけカレーとカニを食べること。
困ったことに最近食欲がとまらない
posted by seijun at 21:53| diary

2009年01月25日

.9(ポワンヌフ)のカワグチさんです

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2月末に東京でおこなわれる自身の個展で発表する生きたオブジェを考案製作中のカワグチさん、今日はそのためにいろんなコウモリランを探しにきてくれた。

数日前カワグチさんから電話があって、
”清順さん、また遊びにいきますよ〜 あの桜を担ぐやつ、反則の友達を連れていきます”と自身満々の電話。

ちなみにこないだ挑戦してくれた元ラグビー部のフローリストは、桜を動かすことすらできなかった...

で、今回のカワグチさんの最強助っ人は、キャッチフレーズ的に言うと”エアコンの室外機を肩に担いでハシゴを登る男”。 腕周りが60cmある130kgのおにいちゃん。おれの腕の3倍くらいありそうな体... っていうかそれは反則でっせ〜カワグチさん!

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そして!


http://jp.youtube.com/watch?v=8dTC4cwCiY8

っていうかね、言い訳じゃないんやけどね、このおにいちゃんの胸にはのってるけど肩には乗ってないんやけどね...言い訳じゃないんやけど! おれ油断してたけどちゃんとほんまは肩にかつげるよ
、言い訳ちゃうけどね!
 ちなみに人間って自分の体重は支えれるらしいよ 言い訳じゃないんやけどね。 おれは体重64kgやからね 言い訳ちゃうよ!笑  

ということで悔しいのでこの動画もアップしとこう。
http://jp.youtube.com/watch?v=9AkKS37pLwk

では明日は5時半出発で三重県にプラントハンティングに出かけるので おやすみなさい
posted by seijun at 21:22| for display , 装飾用

2009年01月24日

日曜大工 イン土曜日

今日は正月休みから明けて初めての一日休みをとれた。

ということで自宅横のプライベートガーデンのラティスを取り付けた。
ちなみにこのガーデンは坪数で言うと約0.5坪です。笑
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まぁなんと言ってもおれの大工仕事ほどドン臭いものはありませんが。    コーナンで買ってきたやつを針金で止めるだけ。

自分でも大工仕事と歌と字は才能がないというのはよくわかってる 笑  

あーあ早くお庭つきの家に住みたいもんだ


posted by seijun at 23:52| diary

2009年01月23日

植物の栽培方法についてもうちょい広げて考えてみる

吉川町の桜の公園へ。
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緊急事態が発生していて、実は、植えた河津桜の半分がテングス病というのにかかってしまった。 ということで今日は、症状がでている枝の除去作業と、石灰硫黄合剤を散布。本当は農薬をまくの嫌なんやけど。 ちなみに普通病害虫のための農薬は春から夏にかけて散布するがこの真冬に撒く石灰硫黄合剤は一番効き目がある。
だけれどもなんといっても臭い。おれの手は今日は腐った卵のにおいがするで。けどこの嫌な仕事のおかげでこれからの病害虫の心配が一気にすくなくなるねん。
ちなみにおれは植物を育てるのにできるだけ農薬を使わないようにしてるけど、世間に流通している切り花はほとんど全部農薬まみれということをお忘れなく。


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そのあとは吉川から車を15分ほど走らせて神戸市のある施設を訪れた。ここはハンディキャップを背負った人たちが160人生活している大きな施設。 この施設にはおおきな農場があって施設に入ってる人たちに何かを育てたり農作業をしてもらいたいらしい。

そんなときに、吉川町でめずらしい桜を生産しているおれの名前が挙がったらしく、草花や木を委託で栽培させてもらえないかというオファーがあった。(つまりそこの人たちが育てた花や苗をうちが買い取るということ)ということでとりあえず話を聞いてみた。というか話を聞く前からおれは、”とりあえずおもしろいのでやりましょう”と言っていたが。
  以前はこの施設ではトマトなど野菜を育てていたらしいけど人が口にするものはいろいろ大変らしい。いま野菜は減農薬無農薬じゃないと。でも花ならその辺をこだわる人はいないからやりやすいよな。しかも雑草管理は除草剤を使わなくても人手があるから大丈夫。

 今回のような栽培方法とはいままでと全く違う新しい切り口なワケやけどかなり勉強になると思う。たぶん育てかたなどを教えに何回も行かなくてはならないかも知れないが、うちの会社にとってもこういう商品の生産の仕方はすごくいいことやと思う。

ということでとりあえずうちが毎年作っている巨大ひまわりを1000本委託で育ててもらうことになった。そして全部ドライフラワーにしてみよう。
そんなに売れるか知らないがとりあえずやってみよう 笑 
posted by seijun at 23:55| for ikebana , いけばな花材

2009年01月22日

さむう

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昨日とおととい切り出したいけばな花材。


今日は雨です。
シートベルトをして安全運転でいきましょう。
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posted by seijun at 18:47| diary

2009年01月20日

梅にこだわる仕事

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梅のいい枝を求めて岐阜、長野県へやってきている。この春は嵯峨御流の梅にこだわった花展のおおきな仕事を受けて、その仕事の花材を中心に梅の枝を切りにきてる。

流儀花と呼ばれる嵯峨御流の伝統のカタチや、梅の古木の屈折した大枝などを使った大作、景色活けなど、いつも最高に素材にこだわる先生なのでひとつひとつの作品に使う枝も妥協できないねん
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梅のプラントハンティングにはイメージが大切。
梅の枝を選ぶのは、簡単そうに見えて奥が深い。作品のひとつひとつに向く、枝を選びに選ぶ

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だいたい、納得したしまりのある枝を取れる梅の木というのは、梅の古木が多い地域に行ってもひとつの村に一本あればいいほう。

また、梅は時期的に咲くのが早いので、大事な仕事は早めに切り出してうちの地下の冷凍室で花展の本番まで眠らせておかないと、春の花展の時期によってはすでに梅の花が咲き終わってしまっていて、花付きのいい枝を探せなくなることが多い。

posted by seijun at 23:46| for ikebana , いけばな花材

2009年01月18日

植物コンサルタント

中近東に行ったときに知り合ったレバノン人がおれのことを気に入ってくれて、世界中にある植木のなかで、中近東でランドスケープに使える植木の相談を受けた

おれはどの国の、どの地域に行けばどんな植木が手に入るかていねいに教えてん。 スペインで栽培されているものは、案内役に友のハビエルをたてて、”スペインへ行ってハビエルに会えばそういう植木を探してくれるよ”とアドバイスをしてん。

2週間後、そのレバノン人は早速スペインへ行きハビエルと合流、いろんあ植木を数百万円分くらい買ったらしい。 

ところがそのレバノン人が金を振り込む際にブツブツ文句を言っている、とハビエルからの電話が入った。

聞いてみると、以外な事実が。 実はハビエルが、おれに気を使ってか、見積もりの額に5%のおれのコンサル料を乗せていたらしいねんけど、どうもそのレバノン人はそれが気に入らなかったらしい。

”あの日本人は仲介料がほしかったから紹介したのか!”とそのレバノン人は言ったらしい。そしてもちろんハビエルはブチ切れて、”普通、紹介してもらったなら5%払うなんて当たり前だ! 普通仲介したなら10%だぞ!”と反論。
 もちろん、おれはそんなところで金を稼ぐつもりはなく、戦友ハビエルのためになるかもと思って紹介しただけなんやけど。

もちろんおれはハビエルにコンサル料なんていらないよ、マイフレンドって言ったんやけど、ハビエルはそのレバノン人の考え方がきにいらなかったらしい。

ここでのポイントは、よく考えたら、おれみたいに世界中にプラントハンターの友達がいて、どの国に行ったらどんな植物が手に入るか知っているやつが、まだ植物の知識の浅いレバノン人の造園家に親身になってアドバイスして手助けしたのにさ、普通だったら5%のコンサル料ぐらいで文句はでないだろうと思うんやけど...
もちろんおれも商売をやっているから稼ぐときは稼ぐけど、マージンがほしくて友達を紹介するほど落ちぶれていない。もしおれが異国の地でだれかの世話になって商売をしたら喜んで5%くらいのコンサル料を払うと思うけどさ。
 おれはプロだからその気になれば植物に関する情報もネットワークも金になる(かもしれない?)  だけど、ある程度のマナーを持ってるひととはこんなことでもめたりしない。おれはセコく金もうけをするつもりはない。 できればざっくばらんにやりたいよなぁ。

そういえば昨日は以前に一度ご一緒したことのある、テレビでおなじみの有名タレントさんの家族の方から電話があって、話を聞いていると、どうやらお祝い花(スタンド花)を知人に贈りたいので作ってほしいという内容やった。もちろんおれはスタンド花なんてしたことがない.. 生まれてこのかた、いちどもオアシスに花を挿したことがない。笑 一度もアレンジをしたことのないおれがスタンド花を作ったら...考えただけで恐ろしい... 全部枝モノになりそうやもん。笑
 ということでとりあえず現場に一番近そうなうちの友達のフラワーショップをご紹介させてもらった。 
 
 おれはいつもよかれと思って友達を気軽に紹介する。自分でいうのもなんやけど、おれは人の世話をするのも好きだ。
 ちっちゃいやつほど自分のネタを大事に隠す傾向があるように思う。それで結局計算高い人間は失敗する。案外オープンにする人間のほうが信用を得て、あたらしい仕事のチャンスを得るというようなこともあるやん。それには人に嫉妬しないでうまく導くことが重要。(これ自営業やってて得た教訓ね)
  おれはフルチンになっても、後ろ向きであればほかに何もかくすものはない。なにもかもざっくばらんにオープンにしたいという考えでやってきてる。
 だがレバノン人には通用しないのがわかったよ 笑

レバノン人よ、きみがマージンビジネスをしすぎてるから、逆に自分がされると敏感になるんだろうよ。
 だたしジャパニーズ侍はそんなにちっちゃくないぜよ


posted by seijun at 22:31| diary

2009年01月17日

岩根しぼり

椿、岩根しぼり。
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わりと高級品の椿。重宝される花材。
なにがこの椿のみどころかって、そりゃー葉型でしょう。



あーそれにしても美しい、いい椿だ。  葉型が。
posted by seijun at 00:44| for ikebana , いけばな花材

2009年01月16日

オイルショック

おれの植木をドバイや中東近辺にプレゼンテーションしているスペイン人の社長からの連絡。

 ”中近東のいくつかのお客さんと連絡がつかなくなった”

やはり、ドバイのバブルがはじけたのは、深刻らしい...

どうなっているんやろうね、おれがドバイにいたときまでは24時間体制で工事が進んでたのに。 今は工事が止まってしまったところが多いとも聞いた。

ちなみに、うちの12月分の重油代に100万払ったが、毎年のこととはいえ、だんだん腹が立ってきた。
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ちなみに原油価格は安くなり、ガソリンなども安くなったが、重油は値段はなかなか下がらない。聞くところによると重油は他の油に比べて値段の変化の反応が遅いと聞いた。これほんま?
posted by seijun at 23:06| diary

2009年01月15日

信州 番外編

桜切りの仕事を終えたあと、案内してもらった雪山にて。

崖に生える7mの白樺をハンティング。
http://jp.youtube.com/watch?v=Y1jPIKcHgDA

崖下の正二さんに注目。




ちなみに、今年は、懸賞金をかけて花宇桜フェアをしようと思います。 

 花宇に来た人で、信州桜切りでおれが雪山で担いでいる伝統の桜の束をひとつ、肩に担げた人にその桜の大枝の束をプレゼントしちゃいます。 
もしゲットしたなら、相当大きな桜のディスプレーができると思います。パーティー、室内の花見、もちろん普段の仕入れ代わりにもできます。もちろんほしいときに好みの咲き加減で調整して納品します。桜は扱わないけど挑戦してみたい人もOK、持てたら10万円の花宇商品券をプレゼントします。

ルールは簡単、その桜の束を持ち上げて肩に担いで、数歩あるけば成功。また、会社の中で腕に覚えのあるかた、力自慢になる同僚をつれてきてもOK。チャンスはひとり一回です。
 くわしくはおれまで

posted by seijun at 23:42| excursive plants やんちゃな木

2009年01月14日

信州桜切り2009

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今年もハンパじゃないくらいにやってきたぜ。

毎年一月のこの仕事ででる汗がいろんなものを洗い流してくれるような気がする。

今年もなんと言ってもたのしかった。
末端冷え性のおれとしては多少寒かったがたのしかった。

毎日毎日桜を切り続けます。

毎日切り出した桜の枝は大きさ、枝ぶり、用途別に、卸用の小束に荷造りし、
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それらをいつくか束ねて輸送用の荷造りにします。

きちっと荷造りしないと大型トラックに大量の桜を積み込むので2,3人でしっかり荷をつくる。

仕上がった大束を車にのせては集荷地に集めるのをひたすら繰り返す。
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集めた桜の枝を最終日に大型トラックに積み込み、兵庫県のうちの会社まで輸送します
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今回の仕事のために秩父の山から駆けつけてくれた強力な助っ人SHUくん。
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この桜の仕事がどれだけアドレナリンを出してくれるかたのしみだと、初日に言っていたSHU君、濃密な5日間でかなり満足していただけたと思います。本業は飛行船を作ってるSHU君。これからの予定はナントカという超能力者と一緒に徳川埋蔵金を探すのに集中すると言っていたが、おれたちが忙しくなればいつでも兵庫まで駆けつけると言ってくれるアツいおにいちゃんやねん。


長野県筑北村(旧坂井村)の村長さん、産業課長さん、そして40年間世話になってる地元の花木生産者西沢寿男さん(82歳)。
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おれはここの場所で生産される桜を日本一のブランドにしたい。というか、日本一のブランドとして守っていきたい。

毎年筑北村(旧坂井村)では、40年間 おれのおじいちゃんの代から桜のお付き合いをさせてもらってるが、滞在する場所も40年間同じ、冠着荘。本当によくしてもらってるねん。 メシはハンパじゃないくらいにでてきます。
たとえばある晩メシのメニューは、
 ブリの照り焼き、白身魚のフライ、ポテトサラダ、魚の茶碗蒸し、ハムきゅうり、ローストビーフ、鳥のから揚げ、豚串、馬刺し、霜降り牛ステーキ、バクダイのお吸い物、極めつけは鯉の輪切り汁、そして白飯特盛、デザートはぜんざい。 
 それらが一品料理と思ったらおおまちがい、全部たくさんあるねん。白身魚とから揚げと豚串とメシだけで立派な定食になる量なのです。全部メインの勢いなのです。一回のメニューで牛、豚、鳥、馬の肉料理がでてくるよ。 次の日には猪と鴨もでたよ。たいがいの肉は食った。
QG.jpg手前になるのが鯉汁。 あと、メシの量に注目。これが重たい桜を担ぐためのパワーの源。

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これは行く前に買った1000円もした2重構造の作業用手袋。4日目でこれ。これが人間の皮膚やったらと思うとゾッとするよなぁ。ちなみに窪田さんの手の皮膚は手袋のしたでズタズタになっていた。

posted by seijun at 21:00| excursive plants やんちゃな木

2009年01月11日

業務報告

毎日桜を切り続けています。長野県筑北村(旧坂井村)は結構暑くて、汗がしたたりおちます。そろそろ体もちょっと疲れてきましたが、みんな元気でやっています。−8度くらいらしいですが、日中は−2度まで上がります。現場ではペットボトルに入ったお茶が凍ったり、ロープが凍って棒のようになったり、合羽が長靴に引っ付いて取れなくなったり、雪山で車が滑って脱輪して車を持ち上げたり、たのしくやっています。凍るので車のハンドブレーキがかけれません。一日中現場なので耳が痛くなったり足の感覚が寒さで麻痺しますが、仕事の後の温泉でエクスタシーしています。相変わらず村のひとはやさしく、大好きな冠着荘でおいしいものをたくさん食べさせていただいています。 
 桜の切り出しは例年にくらべ、いいペースです。桜の生産量が落ちたとはいえ、けが人もなくこのまま一切の甘えを捨て続けて黙々と仕事をすればきっと需要にみあうだけの桜が収穫できると思います。
すでに2,5m〜4mくらいの大きな桜の枝を1000本ちかく切り、(重さにして5,6トン)荷造りできました。 
開花は1月末から5月まで自由にコントロールできます。早めの注文によっては真夏、秋にも咲かせることができます。

今年も花宇の男桜(彼岸桜)をよろしくお願いします。
posted by seijun at 21:37| excursive plants やんちゃな木

2009年01月09日

桜の季節です。気合、です。

今日は山と畑を朝から晩まで植木を掘りまくったり走り回って今はふらふらしてる。気合が入りすぎてすこしつかれたが、体は十分に温まった。明日からいよいよ信州へこもり、5日間の桜の合宿です。桜を切って切って切りまくる。去年も熱かったやつです。
 40年間、毎年歴代の花宇の男衆が一番気合を入れてやって来た仕事のひとつです。

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これは寒さに備えて毎年この仕事に着て行くおれの必須アイテム。

去年の最強助っ人 日本一有名な野外人、二名良日さんが”次は絶対雪辱を晴らす!”と先月まで意気込んでくれてたけど、負傷した膝が治らず今回を断念、代わり東京からたのもしい仲間が助っ人に来てくれます。
 
それにしてもこの仕事の前にして、今日なんとなく今年一年のテーマというか抱負を決めた。

 今年のおれのテーマは、
  ”気合入れまくって、走り回って、空回りして、すべって転んで、気がついたら前に進んでたらええな” 

です。

よし!
posted by seijun at 00:08| diary

2009年01月07日

足利義政公命日

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今朝、温室のよこの畑に小便をしにいったら仏手柑が色づいていてきれいやった。こんなにたくさん実を成らせたのは初めてや。


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今日は銀閣寺へ。

今日は東山文化の大ボス・足利義政公の命日ニテ、法要に参加。 法要のあとは新年会があり、みなさまパリの話でもち切りでした。有馬頼底猊下(げいか)が新年の挨拶でパリでの銀閣慈照寺の花がパリで大々だい好評(パリでの銀閣慈照寺の花の評判がすごいことになっている)やったことを伝え、乾杯、そして新年会。

 ちなみにおれは新年会のくじ引きで猊下の最新の著書”無の道を生きる”が当たったよ。 ちなみにこの本はパリで佐野玉緒さんにお借りしてもう何回も読んでいる。というか、パリからの飛行機のなかで2回立て続けに読んで最後にまた気になった部分をもう一度最初から読んだ。飛行機の乗り換えで並んでいるときも飛行機に搭乗するときもちょっと時間があれば本に食いついていたのを思い出すわ。おかげで佐野先生のラインが引っ張ってあるとこも覚えたよ。
 そのうち紀伊国屋で本を自分で買って相国寺にサインをもらいにいこう自分企画してたけどちゃんとサインまでちゃんと入ってたなぁ(笑)。おれは読書家じゃないけどでもこの本は本当によかったからおれの大事な人にプレゼントしたくてとりあえず30冊くらい買おうと思ってたから懲りずに相国寺に行こう。(笑)100人あげたい人ができれば100冊買おう。 

 おれがいままであまり本を読まなかったのは、ただ単に自分の限られた時間の生活が読書に向いてないと勘違いしてたのがひとつ。あとは18歳から海外を放浪し始めて毎日刺激が強すぎてテレビ、新聞、本と縁が遠くなってしまっことと、あとは、人生を打ち抜くような本は自分で探さなくても出会えると思っていて、それは人生において何冊もないと思ってるから自分から本を探そうと思わなかったことかな。

だって人は読んで感動した本の内容をほとんどをいずれ忘れるから。たくさん読んでも読まなくてものこるのはどっちにしろほんの一滴やと思ってるねん。
娯楽的な意味での読書は大賛成やけど。
 人生論的なええことをようさん書いている本を読み漁っている人が増え、最近はコンビニにも常に2冊くらいはええことを書いた人生論的な本が並んでるようになったけどそれってどうなんやろ、とか、ちょっとだけ考えてまう。ええことを言える人はええことを言うために必死に頭を使って本を書いて出すけど結局問題はそれを読んだひとが行動に移せるかどうかやんね。もちろんきっかけは大切やけどさ。
 それなら激動の人生を送った有馬頼底猊下の書いた本を読んでみてはどうだろう。

有馬記念に名を残す名家 有馬家に生まれながら孤児になり様々な寺での厳しい修行に耐え、いまでは相国寺金閣寺銀閣寺を束ねられ、承天閣美術館の館長さんであり仏教会のトップ。若冲展や今回のパリでの京都名宝展も猊下が尽力された功績が大きい。名プロデューサー。この人が動いたりしゃべるとみんなが注目する。大きなものが動く。笑みがこぼれる。 重みがある。
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この写真はパリからの帰りに撮ったやつ。
猊下のこの本はben harperの”welcome to the cruel world"をはじめて聞いたときと同じような感覚を受けた。ひとりひとり追い求めているものって違うけどおれにはすっごいストライクやった。

おれは28歳にして初めてパリで”禅”の存在を知った。
(おれもうすぐ銀閣同仁誌のパリの原稿書きおわります)

そういえば今日聞いたんやけど1月3日にBSジャパンでパリでの京都名宝展のドキュメンタリーが2時間番組でやってたって。 知らなかったー! 泣。 たのしみにしてたのに。 3日はたしかヒマすぎてイオンモールで買いもんしてたっちゅーねん。笑 テレビもたまには見ないとあかんのかなぁ。

今日は会社に帰ると温室で金花茶(中国、ベトナム原産の黄色い椿)が咲いていた。
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posted by seijun at 22:45| for ikebana , いけばな花材

ごちになりました

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昨日 お義父さんお義母さんがくれたヒラメの一夜干しとカワグチさんが送ってくれたテグジャンスープ ありがたくいただきました。 ありがとうございました。  っていうかめちゃうまかった
posted by seijun at 18:55| diary

2009年01月06日

仕事初め 2009

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しゃれたブラダルフェアで使うミモザを切りにいった。4mのミモザに登って上から見下ろすとつぼみはびっしり。
 だが1月18日の本番までに咲かせなくてはならない。微妙やなぁ。咲くかなぁ。しかももともと乾燥しやすいミモザなのでなかなか気を使う。 とにかく手はつくしたので、あとは念力で咲かす!


そう、一月、2月は、春に行われるいけばな展といろんなイベントのために開花をコントロールさせる花木を仕込みます。
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http://jp.youtube.com/watch?v=5XLa9SQwGrg



2009年01月05日

初詣

? 2766.jpg今日は連休さいごの休み、清荒神へ初詣にいってきた。


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おみくじは 吉!  ただの吉。でもおみくじの内容がおもろかったので読んでみよう。

”このミクジにあたるひとはうまれつきなかなか大きな望がある人にして心正直なればわがゆくさきにしあわせつづくべし、されどあまり望みを高ぶれば却って災なんあるべし、<中略>あきないは買うときに注意せよ<以下略> ”  

とある。

なんでこんな紙切れがおれのことをここまで知ってるんやろう? 

そうおれは仕事は一生懸命するが、たしかに”望”が強すぎてたまに自分でも困る。”望”と書けば聞こえがええけど、それは言ってみれば”欲”みたいなもの。まぁ己の欲に正直に生きていくことが恥ずかしくてできないの日本人はダサいと思って、おれは欲に正直に生きていくと決めたから(笑)べつにいいねんけど、やっぱ”欲”を高ぶらせすぎるとあかんよなぁ。もう28やし若気の至りもも通用しないしね。笑
 あと、仕入れにはさらに気をつけよう。まれに見る円高で100年に一度のチャンスとみて海外からの大型の仕入れを予定してるねん。失敗が無いように気をつけよう。あと、不景気のせいか最近はうちにいろんな観葉や植木を売りつけに業者がやってくるようになったが(特にオヤジねらい)、さらに気をつけようっと。 

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そういえば清荒神に解釈のむずかしい花がふたつ活けてあった。

ひとつは千両、胡蝶蘭、シンビジュウム、南天など、もちろん正月の花ではあるけれど...うーん... なんか元気な花やなぁ。一生懸命な花やなぁ。でも景気がええやん! 笑
上にでている南天がなければ、”ああ、なるほどこういう花か”って納得できるトコロがあるんやけど。でもとにかくこれだけマッスで(面で)活けているのは意図的やろな。
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もうひとつも松、千両に蝋梅、菊、梅など。 うーん...荒々しい.. というか...花の活け手ではなくお寺のかたが活けられたのかな。 でもこれはおれ好きです。最近はこういう投げ入れは見られないやんなぁ。思いのままに花器に挿された投げ入れ花。一見いながのバアちゃんが玄関に挿したような花に映る。
 余談になるけどこういう風に花の素材をそのままに花の赴くように活けられた花はたとえば中川幸夫や安部豊武のような境地のひとが一筋のラインとともに活けるとすごい花になる。すごいバイブになるねんで。
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posted by seijun at 23:47| for ikebana , いけばな花材

2009年01月04日

2009年 正月

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うちは昔から毎年の行事で年末に餅をたくさんつくねん。今年はおばあちゃんが鏡餅を温室に置いとけと言ったから置いといた。

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これは植物学者さんの植物などを植えている多肉植物の畑。その中でマダガスカルに行ったときにもらったナミビア砂漠のパキポジウムが2年目で花をくれた。縁起がええわ。

それでは、あけましておめでとうございます。 おれは今年の年明けもゆっくりだらだらしています。

posted by seijun at 21:29| rare plants 希少植物