2008年09月30日

運び屋

今日はある重要人物に会っていた。

そしてある貴重植物を、その人の場所から奄美まで運んでほしいという依頼で、そのブツを取りにいって、港まで運んだ(なんか、ヤクザの映画みたいやな...)

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posted by seijun at 18:54| rare plants 希少植物

2008年09月29日

アガベの風

巨大なブリちゃん。

本当にブリちゃん、って言うらしいでぇ。
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今日は産経ブリーゼブリーゼタワーに参上です
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坂上奈智子さんの作品。
この大阪のあたらしい名所にアガベ ボーチンブルーの風です。


オブジェちっくなアガベ笹の雪、滝の白糸も二階にころがっているよ。
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この器は、長野さんが作ってくれた昔の、あるプランターの復刻版は、地面に普通に置くこともできるし斜めに置くこともできるねん。これは、たくさんの人にこういう器をつくれるか聞いてみたけど、長野さんしかできなかった。 うーん。さすが。
器の重心が相当むずかしいと思うもん。ほら、斜めに立てると、土もこぼれなくて、そのまま斜めになるようにしてある。重力に反してておもろいね。いつも坂上さんの発想に驚かされます。

おっと、アガベ搬入中のクボタさん、なぜか目がいっちゃってます。笑
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posted by seijun at 22:32| excursive plants やんちゃな木

2008年09月28日

偶然

モミジの紅葉のでかい枝をさがしに猪名川町を探索していると、大きな野村モミジを発見して、早速その持ち主の家をたずねると、中から雰囲気のある夫婦がでてきてくれて、
 ”すいません、 ぼく、いけばなの花材を扱う仕事をしてるんですけど、このお家の裏の野村モミジの枝を売っていただけたら、と思ってたずねてみました!”

と、いつもどうり単刀直入にお願いしてみた。そしたら奥さんが、”へーえ、どこでそんな仕事やってるの?”とかいろいろたずねてくれて、話をしていると、なんと、そのご夫婦は、おれの友達の壁画アーティストの林伸光さんと、西山美なコさんのお父さんお母さんやった!
おどろいて、うれしくなってしまった。 

花宇にも一度きてくれた二人やねん。

  
さらにびっくりしたのは、その夫婦のやっている庭。 
ヤバいよ〜


玄関へのアプローチには秋明菊が咲きみだれていて、完璧なくらい和の自然景観美。ドキドキしてしまった。
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ひろい屋敷の敷地内にはところどころだんなさんの作った作品があって、オープンガーデンになってるねん。
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秋海棠もきれいに咲いていて、山野草も探していたので、ありがたくちゃっかり分けていただいた。
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とにかくもう、これは和製ターシャテューダーとしかいいようがないねん。

ここは、おれが推薦する、みてほしい庭の一つとして、覚えておいてほしい。あまり写真には取らないようにしたのは、このお庭をおれの写真で部分的に切り取るのはナンセンスやから。
”庭”っちゅうのは、やっぱり”芸術”やなぁと思った。
おれは初めてこの庭をみたのが秋でよかったと思う。
posted by seijun at 23:39| for landscape , 庭木

2008年09月27日

ちょっと、プレッシャー

かなりぎりぎりのラインです。

仕事が重なりすぎていてみんなびびってるよ。オヤジもひさしぶりに燃えまくってるように思う。
いまは各いけばなの流派の花展用や、商業施設の空間ディスプレー用、デザイナーがらみの植栽用、撮影用、店舗用など、いろんな場面の素材収集の仕事を受けている。夜は海外のお客さんと毎日国際電話とパソコンで打ち合わせ。
”あらゆる局面での一流の花や植物を用意できる仕事人”を目指してやっているなかで、すこし前までは夢に見てたような毎日が実際に日常になってきて、いまはそれが自然なのが不思議に思うんやけど、どっかでおれの欲はどんどん膨らんでるような気がする。

とにかく最終的にうちの素材が使われる現場も一流の場所ばかり。失敗はゆるされなくて、プレッシャーも少しあるのか、一日に4回うんこがでるおれもさすがに最近は3回しかうんこがでないくらいの状況になってきた。

みんなも一切時間を無駄にすることなく一生懸命やってくれていて、感謝してる。
とにかく仕事もお客さんも大切やけど、うちのスタッフのほうがもっと大切やから、とにかく仕事が長引いてみんなを帰らせるのが遅くならないのだけが心配で、とにかく時間のロスを避けるのと、一日の段取りを組むのと、車はだれがどのトラックを使うか考えるだけでも相当頭を使う。 勢いあまって今週、夏に続いてまた新しい4WDトラックを買ってしまった。笑

仕事が重なったとき思うのは、持つべきものは豊富な在庫と情報、そしていいスタッフやなぁということ。
 
明日も何百人という人が、おれたちの用意する花や植物を待っていると思うと気合が入る。世の中で放たれたその花や植物たちはやがて何万人という人に見られるのだからね。
 

posted by seijun at 22:39| diary

2008年09月25日

中村俊月さんとのやりとり

8/30 中村俊月さんのメール。

>せいじゅん様

今年2月に伺った中村俊月です。
急な仕事が多く、なかなかお願いできないのが悔しい日々ですが、
今回はせいじゅんでなければお願いでできない枝が欲しくて、メールしました。

9月16日に搬入の仕事で、
新宿高島屋のギャラリーで行われる友人の展覧会に花をいけます。絵を描いたり器を作ったりしているアメリカ人で、
今回の展覧会に先駆け、高島屋会員向けの情報誌の表紙に彼の絵が使われたり、
高島屋としても結構力を入れてるアーチストだったりするのですが、ギャラリーのショーウインドウ的な所に、
彼の描いた屏風と彼の作った器を置きます。
→添付写真001,002
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でもって、この器に最高の秋の枝をいけたいのです。
屏風を隠すわけにはいかないので、
添付写真003のようなイメージでやりたいのですが、
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会期が長いので、実ものとかでごっつい枝ぶりのものがいいかなと。

いかがでしょう。

とりいそぎ。

syunka ~bespoke flower~
中村俊月<




8/31 おれのメール

>まいど中村さん

おもしろそうですねぇ
しかもわかりやすい写真添付してくれてありがとうございます。

とにかくもう切るイメージできました。 ああいう枝ぶりなら、柿の、枝が暴れたようなやつなら一番イメージに近いのを用意できるとおもいます 。(二週間に展示にも耐えられます)

とにかく!ガツンとかっこいい仕事しましょう

cheers,

HANAU CO.LTD

seijun NISHIHATA<



9/1 俊月さんのメール

>返信ありがとう!

「おもしろそう」と思ってもらえて、良かったです。

実は久々、「いけばな」の王道的な仕事なので、
ワクワクしております。
枝1本での勝負はテンションが上がります。
何卒、よろしくです。

柿!
そうくるかなーとこっそり思ってました。
イメージばっちりです。
もしやブログにこないだ載せてたやつ?

ちなみにいけこみしてる所にも使いたいので、
1本でなく3,4本送ってもらえるととっても助かります。<


9/1 おれのメール

>やっぱ柿が一番かなぁと。
かりん、ざくろ、栗、 も考えましたけ
ど... そしてじつわ木瓜の実つきと迷ってました。でもボケやと細いので何本も入れないとあかんし、やっぱり柿かなぁ。と。どうですか? それにしても俊月さん ぶろぐ見たんですね 笑<


〜そして数日経過、9/13に俊月さん用の柿の木を切った。〜



9/14 俊月さんのメール

>せいじゅんさま

ブログの写真見て、興奮しました。
明日、実物見るのが楽しみです。

忙しい所、電話ありがとう!
結果報告します!<



9/15 おれのメール

>さぁ どこを抜くがたのしみです

気合っすね!<



9/15 俊月さんのメール

>本日羽田にて無事に引き取りました!

すげーね。
せいじゅんの気合いを受け取りました!

ものすごい闘いが予想されますが、
がつんといけてきます!

けいとうもさいこー。

とりいそぎ!<



9/17 俊月さんのメール

>やられた。
この美しい枝のどこも切れんかった。
立てるだけだった。

http://shungetsu.exblog.jp/9730882/

でもって、ヘルニア再発(笑)
まともに歩かれへん。

器作ったアメリカ人はあの枝を見て相当焦ってたよ。
「割れちゃう割れちゃう」って大騒ぎ。

石化ケイトウも堪能しました。
せいじゅんとこの触っちゃうと、
他の花が触れなくなるね。

ありがとう。
とりいそぎ。<



 これは実際のおれたちのメールのやりとりを抜粋した会話です。

っていうかこの俊月さんの仕事は、ほんまに大好評らしい。
よかったよかった。

 ちなみにこの中村俊月さんとおれは一回しか会ったことがない。でも、おなじ花の世界にいるとたまに一目会うだけでフュージョンするときがあるねん。だから仕事もはやい。

俊月さんは電話で話してても、メールしてても(いつも”とりいそぎ”メールをくれるとこなど 笑)気持ちのいい人やなぁという人柄が伝わってきた。

今回の苔柿はできるだけ裁かずにそのまま俊月さんに送った。
1本しか使えない現場やったけど、2,3本は真で使える枝も入れた。俊月さんが、どの枝を使うか、どこで裁くか見てみたかったからやねん。
イメージの絵に近い枝ぶりを選ぶか、今回の送った枝で一番エエ部分を選ぶか、はたまたカタチを崩して冒険してみるとか、二本で活けるとか。

ほら、枝の選び方や裁き方をみたら、より一層その人のことを知れるから。

俊月さんが選んだ枝は一番古木で、しまりのある枝。 一番ええ枝をできるだけ裁かずに生かして活けたように見える。

男はここぞというときは王道!!
ですよね?俊月さん。たのしかったです、またやりましょう。
posted by seijun at 23:59| for ikebana , いけばな花材

2008年09月24日

秋の花切り

いまは朝から晩まで品物を集めにはしりまわっている。

昨日は日帰りで一日岐阜県の山奥の村までいけばな花材を切りにいってきた。 

最高級の切り枝になると一つの作品のためだけに何時間もかけてたったひとつの枝を切りにいくことも珍しくないねん。
と言っても、狩にでかけたら稼げるだけ稼いで帰ってこないとあかん。昨日もたくさんの場所を回り、いま受けているいけばな展の花材に見合うものも探しまくって切りまくった。
 高い木に登って、枝を傷つけないように切って落とす作業そのものよりも、車ではしりながらでも遠くに見える、花材になりうる木のほんの一部分でも光る枝を一瞬で見極める目のほうが断然大切。
 この点については、だれがなんと言おうといまは普通におれが日本一やと思ってるんやけど。

つまり昨日の場合でも、注文の内容的から考えた結果、何百キロも離れた村のどの木のどの部分がそれに見合うか記憶しているから迷わず車を走らせれる。
 一日中切りに回る日は、エリートサラリーマンの一ヶ月分の給料くらいは稼ぐというのが、おれの花切り職人としての自分のなかのいつものノルマ。
でも漁師と一緒でいい日もあれば当たりがよくない日もあるよ。でも花宇の仕事のなかで一番おもろいと感じるのはやっぱり花切りの仕事かな
とにかくそれを繰り返しつづけたから、どこにいけばどんな花材や植木が手に入るか詳しくなったんやん。 

おれの集めている枝のなかにはもちろん商売上ブログで公開できない枝もあるけれど、今日写真載せときたいのは、昨日切った錦松。
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枯れやすい錦松がここまででかくなって苔がついているのはなかなかお目にかかれない。 
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錦松とは幹や枝がまるでウロコのようにぼこぼこになる松。これは70歳くらいの植木屋さんの玄関に植えてあったものを交渉して切らせてもらった。そしてこういう極上の枝モノは季節さえ間違えなければ2秒で客がつく。


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これは黄金の真拍。


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茶花や盛りモノの作品用も工夫をこらしていろんなものを探す。これはなんかのおまけでとれたアケビのでかい実
posted by seijun at 21:56| for ikebana , いけばな花材

2008年09月22日

世界のリッツカールトン、やなぁ...

ホテル、リッツカールトンの最上階のデラックススイートルームからの景色。
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ヘアアーティストの吉岡佳子さんがリッツカールトンホテルへ招待してくれたおかげで、休みをちょうだいしてゆっくりしてきたよ。

 おれの仕事は秋は忙しく、
 最近は一息入れる間もなくて盆休みから1日しかまともに休みをとってなかった。
 仕事のストレスで吐き気とめまいが止まらなくなって正二さんに真夜中に緊急病院に運んでもらった去年の秋はあまりいい思い出がない。それにくらべたら今年の秋はまだましやけど。 笑
でも疲れとストレスでどこまでも転がり落ちることができるのがわかったから今年は忙しくても休みは取る!絶対取る!


リッツカールトンホテルは高層階からの眺めがすばらしく、最上階あたりの宿泊客は"リッツカールトンクラブ”というラウンジが利用できて、そこに行くといつでもお酒やメシ、デザートなどが好きなだけ食えた。なんともまぁ贅沢な感じやねん。
さすがのおれもリッツに来る前に立ち食いそばでカレー定食を食ったのは失敗やった。

 リッツのとなりに透き通った空色のタワーが見えて、それが産経ブリーゼブリーゼタワーやと気づいてなぜかうれしくなってん。これからウインドーショッピングは西梅田やなぁ〜。

 
滞在一日目、部屋でくつろいでいると、このリッツカールトンの一階にあるフラワーブティックのマネージャーであり、おれが注目しているデザイナーのひとり、岡崎さんから花が届いた。
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じつわこれがおれ、こんな仕事をしているだけに、アレンジをもらうのは初めて。 花のアレンジって、もらうとうれしいもんやなぁ。しかもこのアレンジには大きなダリアと紫陽花、セダム、カーネーション、モンステラやコルジリネの葉っぱ。
おれはあまりアレンジのことはわからないけど、一つのアレンジに旬の花、観葉の葉、多肉植物の花、和花などいろんな花が溶け込むように入ってるのがお洒落やわ。しかも色がこのデラックススイートルームの家具と部屋の色に合わせてあるのがすぐにわかった。
”粋”、ですなぁ
 リッツカールトンは一流のサービスはもちろん、いろんな面での気配りもマジすごい。


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そしてそのフラワーブティックにて、岡崎さんと。

スタッフもみんな忙しそう。
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さすがは世界のリッツカールトン、花の専門のスタッフだけでも20人以上いる。 婚礼もパーティもハンパじゃないらしい。 世界中のVIPを受け入れてるもんなぁ、すげえホテルよなぁと改めて思った。
 初めてリッツカールトンの搬入口以外の場所にきて、おれもますます気合が入ったよ!

リッツカールトンが大阪という場所を日本の一号店に選んだのはなんともおもしろいと思うんやけど、いまでは世界のリッツカールトンがこの大阪のサービスを目指しているらしい。
(これ中谷彰宏さんの言葉ね)


とにかくありがたい三日間やった。
そしてもう一度、アホのおれにこんな貴重な体験をさせてくれた吉岡さん、ありがとう〜! いつも感謝しています
posted by seijun at 23:14| for display , 装飾用

2008年09月19日

期待の百貨店

今日はクリエイティブ阪急の巌野さんと西宮の阪急百貨店の立ち上げのディスプレイについて打ち合わせから始まった。 
この西宮の阪急百貨店のディスプレイを阪急さんとやっていくうえで、今日は巌野さんに、この百貨店は”兵庫県”にこだわってみて、兵庫県民の作家さんや活動家とかとコラボしてモノをつくったらおもしろい、ということを提案していた。
今日び、物件の仕事も、おもろい人と新しい切り口でやったらたのしいし、やりがいがあるやん。
 今日みたいにこれから勝手に、仲のよい友達アーティストをいろんな場面で押しまくろうと思います。笑

新しい百貨店がオープンするっていうことは、その舞台裏で激しい業者間でのせめぎあいがあるということ。 そのなかで勝ち抜いた巌野さん、ぜひこの案と巌野マジックで百貨店の人を射止めてほしいものです。

この阪急百貨店は11/19にオープン。いままでの阪急百貨店よりぜんぜんグレードが高いよ

posted by seijun at 23:07| diary

日々感謝

今日も出荷がいそがしかった。今日は、その中でおれの大事にしていた桜キリンの木が嫁にでるのをみた。これは多肉植物やねんけど、名前も最高、木のナリも最高。すきな植物のひとつ
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おもろい実もなっていた
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最近の労働状況をみていて、おれがこのままではヤバいと思って、最近のスタッフとのミーティングでどんなに忙しくても休みはとろう、労働時間を短くできるようにと考えようと誓い合った。できるだけ早く仕事が終わるようにしてるから、そのおかげでみんなもてあます時間なく、みんな必死に動いてくれているわ。 だからすごく仕事は忙しいけど気分はいい。(人手は足りてないが...)


また、最近は以前よりたくさんのひとがここへ会いにきてくれるようになったように思う。今日はずっと会社にいて、来てくれる人たちとの打ち合わせを一日中繰り返してた。

 ここ2日は必死で野山を花切りに走り回っていて、その時間が一番たのしいんやけど、こうやって田舎で看板ひとつかかげてやっている商売なので、今日みたいにたくさんの人に会いにきてもらえるってことも、本当に嬉しく思う。
 スタッフにもお客さんにも本当に恵まれていてラッキーやわ。

感謝感謝。
日々感謝。
謝々。


感謝のかお
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これはヨコシマなことを考えてるときのかお


 
 

  
posted by seijun at 23:03| for ikebana , いけばな花材

2008年09月18日

かわいい実

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現場へむかうもこ。
秋の仕事はスピード勝負なのでおれの運転も多少荒くなるけど、最近もこはどんな山道でもあんまりゲロを吐かなくなった。

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これは木蓮の実。 

重力に逆らった感じの実の付き方がエエやろ
posted by seijun at 23:45| for ikebana , いけばな花材

2008年09月17日

18歳からの贈り物

島崎藍くんへ




ありがとう。びっくりしたよ。
いつのまにかこんなモノを作ってくれてたなんて、全くやるやんけ! 
このショートムービーはまじでうれしかったわ。

 島崎君は、うちの世界中の植物を扱っているところが一番気に入ってくれたんかな。このショートムービーを見てると、おれのしらん間に植物を空にかかげて植物の写真を撮っているおまえの姿を想像するとなんともエエ気分になるわ。偶然なのか、ハオルチアの類がよく登場してたなぁ あれはアフリカ大陸原産の植物たちやねん 


島崎君のオヤジさんから、”息子を夏休みの間だけバイトさせてほしい”と電話をもらい、
”建築家 島崎真二の息子かぁ、おもろい”

と思ってから、バイトをやりはじめてもらって早一ヶ月。島崎君がうちでバイトをしてくれた期間は、あっという間に終わってしまったけれど、 この短期間でよくぞそこまで感じとったと感心してます。 そしてオヤジさんにもお礼を言いたい。



 そういえば島崎君は、オヤジさんに、いつもいつも
"個性を主張しろ、その他大勢にはいるな”
と耳にタコができるくらい言われているらしいね。笑

 まだ18歳の島崎君にオヤジさんがそんなことを言っている話を聞いたとき、おれはまず父親の愛を感じたよ。笑

 まだ若いしこれからいろいろ経験してわかっていくんやろうけど、おれが思う個性とは、自分が信じたなにかに特化しほんまもんの実力と自信をつけること。自分のいくべき道を信じてつきすすむことが個性なんちゃうかな。
そして個性とは努力によって創られるようなもんやと最近思います。

 なにかに長けてそれでメシを食えるようなった状態をプロと言うなら、プロと呼ばれる人のなかで、さらに抜きんでたチカラを持つものを一流と言うなら、その一流のなかでなにか自分だけのなにかを持った人を個性派と言うのかもしれない。

おれもそういう意味では個性派をめざしてるよ。おれの人生のなかで”花宇”という花の仕事のジャンルを確立してやるくらいの目標がある。笑 ”プラントハンター”っていう言葉をもうすこし常識にしてやる!”とも、大真面目に思ってるもん。
”花宇”の仕事を知らないかぎり、プラントハンターという言葉は現代人にはうさんくさいからね。

おれは天職を授かって、もうこれしかできないんやけど、
"世の中にはそんな仕事をやってるやつがいるもんだ”と思われていても、あんがい居心地がいいもんやでぇ。迷いがないというのは、はみ出てないか心配するより、恥をかくことより、失敗を起こすよりよっぽど楽やと思うし。


 島崎君はまだ大学に行き始めた18歳やから、これから自分の個性を作り上げていくのにたくさんの可能性があるよ。(いまやろうとしてる語学はやっといて損はないよ絶対)
18歳すぎたころのおれは親の金でオーストラリアをおんぼろキャンピングカーで旅してたかな。半年くらい車の中で生活していて、毎日毎日サーフィンとギターと釣りとパーティ。ただのアホやで。
でもどうせ人生短いんやからできるだけ思いきりやったほうがええねん。 若気の至りもやったったらエエねん。
親には大人になってから孝行すればええんやから。笑 


あとは、のこぎりは、押すときは1割の力、引く時に9割の力やで。わすれたらあかんでぇ。
 人生のどんなときも、力をいれるべき時と抜くべき時をしっかり見極めたら効率がええんちゃうの。




何回も見たよ、この映像。

おもいもよらないプレゼントにめちゃめちゃ喜んでいます。今日のおれは興奮してます。だけど、お礼の電話をするのは照れくさいので逆にここでお礼をさせてもらいます。 ありがとう。 
最後にジョンバトラーの曲が入ってたけど、やっぱはずせないよなぁ。 最高だ 
 またおれのボロトラックにのってジョンバトラー聞きながらどっかにでかけよう


今日は全員がそろったからみんなで見させてもらってん。みんな感動してたよ。社長もごきげんやった。
島崎君はみんなのお気に入りやね いつでもあそびにこいよ みんなで大歓迎するよ
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posted by seijun at 21:58| for dreamer , 男の夢とロマン

2008年09月16日

I shot the sheriff

I shot the sheriff .
But I didn't shoot no deputy.
I shot the sheriff
But I didn't shoot no deputy,

Yeah,All around in my home town,
They're tryin' to track me down;
They say they want to bring me in guilty
For the killing of a deputy,
For the life of a deputy.
But I say:

I shot the sheriff
But I swear it was in selfdefence.
Oh, no,Yeah.
I say: I shot the sheriff - Oh, Lord!
And they say it is a capital offence.


Sheriff John Brown always hated me,
For what, I don't know:
Every time I plant a seed,
He said kill it before it grow -
He said kill them before they grow.
And so:

Read it in the news:
I shot the sheriff Oh, Lord!
But I swear it was in self-defence.
Where was the deputy?
I say: I shot the sheriff,
But I swear it was in selfdefence. Yeah

Freedom came my way one day
And I started out of town, yeah!
All of a sudden I saw sheriff John Brown
Aiming to shoot me down,
So I shot - I shot - I shot him down and I say:
If I am guilty I will pay.

Reflexes had got the better of me
And what is to be must be:
Every day the bucket a-go a well,
One day the bottom a-go drop out,
One day the bottom a-go drop out.
I say:

I shot the sheriff.
Lord, I didn't shot the deputy. Yeah.
I shot the sheriff
But I didn't shoot no deputy, yeah,No, yeah!
posted by seijun at 21:25| diary

2008年09月15日

死んでも割ったらあかん器。死んでもわすれられない器。

昨日は朝から晩まで銀閣寺にいてた
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朝は毎回たのしみにしている稽古。今回は鶏頭にすすき、そしてなでしこをすこし。
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今日は 花を立てるときに意図的にあえて真を中心からはずして活けたんやけど、敢え無く先生に手直ししていただいた 笑
 それと自分の鶏頭を稽古で活けるのは不思議な気分やった。

鶏頭は赤やピンク、オレンジ、黄色などを一斉につくるのでどうしても自然交配して中間色がでる。今日使ったのは中間色の桃色の鶏頭やけど、こういう色も悪くないなぁと思った。



稽古のあと、みんなで一生懸命準備して夜の準備にかかった。


今日はたのしみにしていた銀閣寺でのよるの観月会。

みんなバタバタしながら用意をし始めた。 おれも緊張しながら与謝蕪村デザインの襖を破らないように襖を入れたり毛氈をひいたり手伝った。

しばらくするとお茶の先生方がこられて、奥の茶室でしつらえをはじめたから、気になったので覗いてみてみると、なにやらお釜にむかって小さなコテで灰をカタチ付けたり、仕込みをしておられてそれはそれは興味深く、
"拝見させてもらってよろしいですか?”と聞いてみた
 できるだけかわいい顔をして言うたつもりやねんけどあっさり2秒で断られた。

そのあと、仕度が出来上がったモノをみたんやけど、なんだかすごいものをみた気分になった。 


観月会のはじまりは住職さんたちのお経から。

みなで縁側に座り夜空をみながら夕日がくれて闇になるまでまつねん。
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夕日が沈む瞬間は太陽が燃えて、紅葉しかけている銀閣寺のもみじたちが一旦色が鮮やかに写ってからまた暗くなったのがドラマチックやった。

そのときにずっと聞こえているお経の、男のうつくしい声が最高にかっこええねん。


お茶会の時間になって茶室へ促されると、(床の間が一番奥にあるんやけど)いつもみんな”お先へどうぞ”と、だれも奥まで行かないのでいつもおれが一番奥のとこに座るねん。
  今日の床の間は若冲の師匠の書いた掛け軸に佐野玉緒さんが活けたすすきと萩があって、コオロギの模様の香合が置かれていてそれを蝋燭が照らしていて最高なかんじ。 
そんな床の間前で座れてラッキー。と思っていた単細胞のおれ。

茶室でお茶をお手前してくれたのは、おれと同世代の男の人やった。いろんな人がいるもんやなぁ。
 床の間の一番奥に座っているので一番にお茶を入れていただき、飲んだ。 うまかった。
 そしたら、佐野先生が "どうぞその器をゆっくり見てみてください”と言うので頭の上でその茶碗を回しながらすげーなぁーと見ていると先生と同席していた人たちがドン引きしているのに気づいた。 
  あとからその器がとんでもないものと教えてもらったん。

花宇という仕事柄、いままでも国宝のなかで仕事をする機会などには恵まれたけど、 実際そういうものを手に取ったのは初めてやった。

今日のぶろぐの一番はじめの写真がその器。雨漏り堅手、銘は "白雲”というらしい。 李朝の時代から何百年と使われてきたその質感と、その深みはおれのキャパでは感じきれなかったかもしれんけど、それでお茶を飲んだことと、頭のうえで回したことで、おれにとっては一生忘れられない器になった。

こういう機会に恵まれるのも、すべては佐野玉緒さんが花宇に来てくれたあの一日からはじまったと思う。本当に感謝している。

 
そういえば

なぜおれだけあの茶碗でお茶を出してもらえたのかなと不思議に思いながら銀閣寺を歩いていると、同席していた奥様たちに、床の間の前には一番格の高い客が座るもんやと教えてもらって、さらに一人で気まずくなっていた 



posted by seijun at 18:31| unforgettable flower,  いつまでも

2008年09月13日

柿の木ニテ

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これはとても高い柿の老木の上で枝を落としてるときの目線。
柿もここまで苔が付いてひねてくると、木の先のほうで仕事をしているとかなりゆれる。 

この時期の柿は春夏に蓄えた水分を十分に使ってたくさんの実をならす。今日仕事したような大きな木やと何千個と一つの木に実るから、いまの時期の柿の木は落葉している時期にくらべてさらに数百キロの重さを抱えていることになるねん。だからノコギリを入れたり強い風がふくと結構ゆれてあぶない。
 しかもおれたちがほしい風情のある枝というのは、常に枝先なので、切るのにも注意が必要。そしてできだけ枝を折らないように実を落とさないように気をつけながら1本1本ロープで丁寧に降ろすねん。 どんくさい職人やと、時間がかかるしモノが痛む。

この柿の持ち主のおっちゃんに聞いてみたところ、この柿の実は甘いということで、おちた実を一個食ってみた。 そしたら口のなかで何かへんやなぁと思って出すとなかから幼虫とアリがたくさん出てきて思わず写メール。
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いい枝ぶりや。ここまでしまっているものはなかなかないよ
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こっちは中ぐらいのやつ
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この時期には苔のついた古木の柿が最高やね。
これらの苔柿は来週に新宿の高島屋で、ある外国人アーティストがつくった屏風と器にあわせてsyunkaの中村俊月さんが活ける
中村俊月さんが、この最高の柿を用いてどんな仕事をしてくれるか、たのしみだ
 
 
posted by seijun at 15:38| for ikebana , いけばな花材

2008年09月11日

大忙しのフラワーデザイナーさん

今日は日比谷花壇のあねご、デザイナーの坂上さんが来てくれて、こんどオープンする大阪梅田の新名所、産経ブリーゼブリーゼタワーの屋内緑化のうちあわせ。この仕事は坂上さんがうちの植物素材で絵をいつの間にか描いてくれてたみたいで、コンペで勝ち抜きとっちゃった仕事。フラワーデザインが主の坂上さん、グリーンまで触るといきなりこんな仕事とっちゃいますか。さすがです。

とりあえず、おれも植木のことばっか考えてないで、一般的な情報も知っとかななぁ、と産経新聞もみせてもらう。
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結構いいかんじの店が入るんやなぁ 買い物に行こう。

京都、大阪、東京の店舗や一流ホテルを週単位で飛び回る大忙しの坂上さん。 今日はブリーゼの話のついでに、京都の大きなホテルのシンボルツリーの打ち合わせや、撮影用につくるアレンジの花材の打ち合わせ、リッツカールトンのウェディングブーケの素材なども打ち合わせ。 

 とはいえ、ゆっくり時間もない坂上さんとおれ、、最短で実のある話を終えると、おれは山へ鶏頭や栗、紅オクラを切りに、坂上さんは80万円のブーケの打ち合わせに飛んでいった。


実りの秋2

マリモの木。
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うそです。 これはとげなし栗。 こだわったお客さんに使ってもらってる逸品。シブかわいい


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姫国光りんご。 ピン球くらいの実がいい感じでなっていてかわいいぜよ。
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いけばなの小品花やアレンジにもよいよ


姫国光りんごのでかい木に登ると自分の周りが全部りんごの実に囲まれて、ちょっといい気分になるねん
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マンゴー。無農薬マンゴー
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これは辛夷の実。コブシ。つまりモクレンの原種みたいなもの。実がおもろい
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紅オクラ。
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柘榴も鈴生り。
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仏手柑もいっちょまえに実がなってきたわ。
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今月来月は 北海道、青森、東京、埼玉、京都、滋賀、大阪、兵庫、島根、九州などいろんな地方の仕事がおおく、しかもいけばな、会場装飾、パーティ、ウェディング、店舗用植物、庭とさまざま。毎日毎日切りまくってる。みんななんとか入ってる仕事を期限ぎりぎりこなしてる感じ。 なかなかいかんじ。 
posted by seijun at 19:21| for ikebana , いけばな花材

2008年09月10日

実りの秋です

温室のそこらじゅうで実が実りはじめています

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レンブ。

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へびうり。



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ぶどう。ピオーネ。 まじうまいこれ。


マンゴー。
(写真撮り忘れた)

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毛柿。実に毛の生えてる柿。おれの宝物。

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この時期のスター、カンレンボクの実。



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さぁ 地湧金連も花ががんがん咲いてきた。

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これイオンの屋上の庭に、namaikiによって植えられます。たくさんのピオーネのブドウも。今年見つけた、めずらしい枝垂れケヤキもnamaikiのもとへ 
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 JALのコンテナーで計量したらnamaikiに送った植物たちは合計730kgでした 笑
 
 


posted by seijun at 22:53| for landscape , 庭木

2008年09月09日

カニよりびびったよ


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今日はやばい蝦夷松が届いた。 オヤジが北海道で仕事してきたあと届いたカニのうまさにもびっくりしたが、この蝦夷松はさすがのカニ好きのおれも、カニ食った時よりびびったよ。
 もうこういう蝦夷松は手に入らないので手に入れれてうれしい。 
ちなみにこの蝦夷松というのは、昨日言ったような盆栽仕立てにはできず、厳しい環境のなかで育ててきたものから、姿よくできたものを盆栽にしてるようだ。 ちなみに今回の便で、北海道のパートナーの盆栽屋のオヤジの何十年と育ててきたええ蝦夷松は根こそぎうちにきたことになる。

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これは文人調の蝦夷松

年月を積み重ねたその幹と木肌が美しい
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だれもが手に入れれない木を手にいれるのがこの仕事のおもろいところのひとつ。 
 そしてその木ひとつひとつが一期一会。
posted by seijun at 22:15| for landscape , 庭木

2008年09月08日

盆栽屋のおばちゃん

悪そうな顔してるなぁ
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まむしと正二さん。

スズメ蜂の巣もあった。
花屋の命をおびやかす2トップです



これが山の梨、山梨。  銀葉のことを山梨と呼ぶ人がいるけど、これはいわゆる山梨。梨の原種なのかな。
 ちなみにこういう下がり枝のものを懸崖仕立てという。
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今日は畑仕事の合間に盆栽を仕入れにいった。うちの花材畑のまだ山奥の盆栽屋のオヤジさんのところ。
盆栽屋につくと、いきなり第一声で盆栽屋のおばちゃんが、

”なんか儲け話ないか〜”

と言ってた 笑

なかなか気になるモミジの盆栽もあったなぁ
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盆栽のおもしろい点の一つに、自然に成長するべき木をあえて人の手によって(つまり不自然)、自然風のカタチに仕立てていくところ。そうやって自然の大木風に小さな鉢の中の木にミニマムな世界を表現していくねん。
 
だから、盆栽にされる木というのは人のエゴと、技術と、日々の世話によって作られていく。
 伸びようとする枝ははさみを入れられるし、曲げられる。時には重い錘を乗せられるし、針金を巻きつけられる。また、木の大きさに対してかなりちいさい鉢に植えられる。そうやって主人の思い描くカタチにされていくねん。 そう盆栽はSMみたいなものなのだ。SMのようにされながら、自然風になっていく。 そこがおもしろいところ


今日は小品盆栽を探しにいったけど、盆栽のすごい木は、本当にパワーを持っている。明日は北海道から、蝦夷松のでかい盆栽が届く。 たのしみやね
posted by seijun at 21:43| for ikebana , いけばな花材

2008年09月07日

秋晴れ

今日も秋の花材を集めにまわる

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これは紅葉の山万作。


あー こんな晴れた秋空に花をさがしにまわるなんて、最高に気分がええわ。 

  なんて悠長なこと言ってられない。 あかん、最近さすがにしんどい。そういえば、盆休みから1日しか休みとってなかったっけ。もう寝よう

posted by seijun at 21:54| for display , 装飾用