2008年02月28日

ローマの休日

仕事が終わってローマにもどると二時間半くらい時間に余裕があったからそっこうで町に買いもんにでかけてん。



で、なんかスペイン広場? の近くの横丁の明かり屋でめちゃかわいい照明を発見。
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これガラスやって。しかもこのシンプルででかいのがいいねん。和室にもええなぁ。でもどうせ置くなら大小ならべたらかわいいしなぁ。和室のイメージは藤森輝信さんの作る部屋のパクリのような感じにしたくて。こういう照明も使ってはったような気がするわ。
っていうかこんなガラス、飛行機で持ってかえれんやろ。
でもあかん、ヤバイ。かわいすぎる



15分後。
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やってもうたやんけ。
割れたら終わりやなぁ。 



その二時間後。
フミチーノ空港にて、チェックインはなんとか無理言って手荷物で行かしてもらう。



その十五分後。
セキュリティーでだめだしくらう。しかたなくあずける事に。
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その十分後。
もう一回チェックインカウンターでお願い。職員の人のハンドキャリーで飛行機に乗せてもらうように駄々をこねる。”なにも上に置いたらあかんで!”


その十五時間後
無事、羽田空港ちかくにすんでるツレの浅田んちに到着。
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割れてなかった!






posted by seijun at 21:49| diary

2008年02月23日

まずは東京成田へ

ようやく出る準備がでけた とにかく寝ないとやばい。くらくらきている


とにかく今回の遠征も真剣です 






ローマにはたくさんの希望がある
posted by seijun at 02:35| diary

2008年02月21日

ampm

am7:45
朝、ねぼけて歯磨き粉と間違えてヘアーワックスを歯ブラシにつける



am 10:30
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梅田にて、11月オープンの西宮の阪急百貨店の打ち合わせ。
この新しい百貨店では、とにかくいままでになかったような植物の見せ方をやろうと。
百貨店内の気持ちいい環境作りには、気持ちいいモノを提案できる業者と気持ちいいモノを用意できる業者と気持ちいい植物の見せ方と気持ちいいもん作ろうとするやる側の共通の意思が不可欠。と思う。  阪急 巌野さんのこのセットアップに感謝。



pm12:30
阪急 加度重役と昼飯。四月の梅田阪急百貨店の観葉植物イベントの内容の話など。ステーキ食わしてもらう



pm14:00
au shop へ。携帯を海外使用に切り替え予約。 急用で明々後日からイタリア2泊S日出張のため。



pm14:30
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花宇に帰ってきてチラッと我が家をみてみる。
もう床も天井も壁もぶっ飛んだ。




pm15:00
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東京からニューウェーブさんがきてくれた。本社で行われる観葉フェアのための打ち合わせと素材調達。樹齢200年くらいブラックボーイなど、サクっと買ってもらう。オルトフィタム グルケニーも調度いい状態やった。



pm16:00
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3月に和歌山である花展の打ち合わせと材料下見のため、一之瀬さんの大将と若社長がきてくれた。五年ぶりにノンアポで遠くから来てくれておもしろかった。
慎重に花材を考える。 メインはボケの大枝一種生け。
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pm15:00
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重要なうちあわせ


pm19:30
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阪神高速湾岸線を大爆走して泉佐野到着。
リデルの吉岡さんのお友達の美容室へパキラを持ってく



21:30
花宇帰宅 ひとりで晩餐。



22:00
配達から田中が帰ってくる。今日の仕事の動きについての話。
愛情を以って”やる気ないんなら明日から来なくてええで”と伝える。














posted by seijun at 22:44| diary

スモモの木

さすがに長野県 、強行日帰り花きりはきつかった。  
 
今日のねらいは 李。   すもも。

こだわったいけばなの大作で、苔のついた古木のスモモの枝の注文の分を地方の花きり職人にたのんでたんやけど、切ってきたものがあまりにも悪かったので、おれが飛んで切りにいくはめになった。

こういうことがよくあるから本当は大事な作品や大事な仕事はおれができるだけ切りたいんやけど。

もう3,4年まえに見つけて切らせてもらったスモモの老木の記憶を頼りに車を陽が昇るまえからぶっ飛ばして長野県へ。 眠いのでベンハーパーの大好きなglory and Consequence などロックをがんがんかけてコンビニのおにぎりと缶コーヒーで。 
世話になってるお客さんのためには何が何でもやらんと。


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やはりおれの地図帳のメモどうり、ちいさな村のだんだん畑にドカンとその木は立っていた。家をたずねると持ち主のおばあさんもやっぱしおれのことを覚えてくれていた。
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スモモの木は苔もつきやすいけどわりとシマリにくく、生けたときに枝に風情があるようになる木は割りと少ないねん。まあこいつはマシなほう。

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スモモの冬芽のディテール。これをとおくから梅や吉野桜などと区別できるようになるには10年かかる 笑



 今日はいい梨も切らせていただいた。
梨やスモモなどはあまり一般には出回らない花材やし、めずらしがられるので結構重宝する。 

梨にしてもこれらの貴重な花材も冬芽で、遠くから見分けれるような花切り職人はそうはおらんねん。

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梨の古木。これは枝のうねりとシマリがよかった


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梨の冬芽のディテール。花芽は桜の花芽より3倍でかい。梨の花は咲いたら白くてでかくてひょうきんでおもろいよ。

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田舎のおばあちゃんは本当にいい顔をしてて元気やわ。花や木の話に夢中になる この仕事のいいところの一つやね。


花材にはならんが気になる柿の木。
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posted by seijun at 00:20| for ikebana , いけばな花材

2008年02月19日

土壁プランター開発ちーむ

今日は、風花の小林さん、ステムの器で有名なジャックデコの川中さんと、淡路に行ってきた。久住さんとプランターや器の開発のためだ。 

親方の手法にFUGAとSTEMの感覚が融合すればかなりおもろいもんができそうやなぁ



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なかなかおもしろい四人のマヌケな記念撮影。
こういう風に写真におさまってると忙しいのかヒマなのかわからない人たちみたいやね。笑 


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淡路のパーキングエリアにて。
posted by seijun at 23:53| diary

2008年02月18日

希望のひかり

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黄色い上着は希望の色。


大阪の岸和田に生真流という流派がある。
いったいどれだけおれは生真流の家元、川岸香園先生に影響されたやろう。
 家元先生はおれにとって、話をするだけで緊張する、あこがれというか、とにかく初めて川岸先生にお会いしたときは、いままで感じたことのない気持ちになった。川岸先生の話はお会いするまえからいろいろ耳に入っていたしもうおれの中では崇拝している。花に命と人生をかけて捧げ続けているステキな女性だ。もう、94歳らしい。 
それでも、花宇に来ると”いまでも花を見るとこころが踊ります” なんて言われるねん。すばらしいよな。 そこまで極めてきてのその言葉、究極やわな。



だから今日もいつものように川岸先生が花宇に来られると聞いていて朝からそわそわしていた。
けど、家元は今日は来られなかった。。昨日までの生けこみで体力を消耗してしまったらしい。かなりさみしかったが、それでも息子先生と奥さんが来てくれてうれしかった。生真流はおれにとってとてもとてもいろんな意味でおおきな存在やねん。


今日選んでもらった花材のひとつ。唐松。カラマツ。
別名 落葉松といって、落葉する松やねん。これはすごい花材やねんで
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そう、今日も家元のお孫さんが来ていた。見るたびに大きくなっている。このワンパクな男の子はずっと見ていたくなるほどの力をすでにもっている。当たり前のように岸和田の男の血が流れている。いま、いけばな、花関係で、侍のような魂をもった作家が少ないように思う。そのなかでこの温室で走り回っている小さな男の子にはすでに大きな力を感じるねん。  本当にいい顔をしてるなぁと思う。

今日ちいさな将来の家元が来ていたかわいい黄色の上着は(おれにとっても)希望の色にみえた。
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there`s one of my favorite ikebana organization called "Shoushin ryu" . my favorite ikebana artist whose name is Koen Kawagishi.she is a master of "Shoushinryu"and she is now 94 years old ,still work for ikebana hardly.

i believe in this little boy will have huge potential through his strong eyes.
theres no such a feeling when i meet somebody who is born in ikebana family. because his fortune has already decided before he was born.he came out to this world for ikebana future, nothing else.




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また、今日は、アートディレクターの林さんと友達のテルミン奏者のマミタンがたくさんの友達をつれて来てくれた。
こういう風にみんながここに来て、植物に接したり、何かを感じたり、植物に疑問をい感じたりしてくれるならうれしい。
また植物を用いて、なにかムーブメントを起こそうとする林さんを見ているとほっとするねん。 
 やはり、これからの時代は植物やんね。

おれは植物に興味をもってくれる人がひとりでも増えるようにこれからもがんばらないとな。

夜は大きなチーズを囲んで温室パーティ。 
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posted by seijun at 23:16| for ikebana , いけばな花材

2008年02月17日

広瀬先生

今日 斑入植物集の本で有名な広瀬先生から電話があった。
”斑”というのは、植物の葉などに現れる黄色や白などの縞模様のことで、日本人の園芸家は古くから斑の入った植物をとくに重宝し愛でてきた。
広瀬先生は、世界中の斑入り植物愛好家が尊敬する斑入り植物の研究家で、日本ではその分野では第一人者である。
海外や日本中を旅してはめずらしい斑入り植物の写真や植物そのものを集めることに人生をささげている人やねん。すごい情熱的な学者さんで、おれの大事な友達のひとり。


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一年前、斑入りの山野草を撮影する先生。


最近は80歳を越えたのもあって、自分で植物を管理できなくなったため、研究目的や栽培実験のためいままで先生が集めた主な斑入り多肉植物は全部おれの温室で栽培管理している。先生は今でも全国を回り、新種の斑入りが発見されてないか調査し、とくに多肉植物の新しいのを見つけるたびにうれしそうに電話してきて、そのあとに植物を送ってくるねん。多肉植物を栽培する技術はおれは相当自信があるけれど、先生のたくさんのお付き合いのなかでおれをパートナーとして選んでもらって光栄だ。 
おれが広瀬先生の好きなところの一つに、先生は植物そのものではなく、斑入り植物しか興味がないことがある。斑入りでない植物に関しては、全く興味をしめさないとこがまたかっこええねん。

おれもどこの国へ植物を探しに行こうが、広瀬先生のために斑入り植物をさがすことも忘れない。
斑入り植物集の第4巻にはおれが偶然発見した斑入りの蓮の貴重な写真がある。蓮の大きな葉に鮮やかな黄色のラインの斑模様がくっきりでてて、これを発見したときはさすがのおれも絶叫したなぁ。
日本中、世界中にかぞえきれないくらい存在する蓮の株のなかで、あんなにきれいな蓮の斑入りを発見したのがたまたまおれで、しかもそれを見つけたのがたまたまおれの作っている桜の公園のとなりのちいさな蓮池やったっていう事実はいまでもおれにとってこれほどエキサイトなものはない。
(先生もあしからずケータイの写メを本に載せるのは初めてやったやろう。)
今では斑入り植物集のあたらしいのを出版する前になると花宇に泊り込んで編集をするほどになった。しかもうちの事務員の娘を口説いてくれるほどにもなった。笑



 だが今日の電話はびっくりした。
いま体調が悪く寝込んでいると言うことやった。
最近入院していたらしい。
どうりで電話がないと思ってたわ。
みなが驚くほどのエネルギーと頭の回転の速さで有名な広瀬先生やけど、さすがに年齢が年齢だけに心配やわ。
それでも、今日も電話で”あのアガベのピンキーはどうなった?” とか、”その後アガベの氷山は子供を生んだかい?”
と常に植物のことで頭がいっぱいの先生には本当に感服する。

たいしたもんやわ。

お付き合いさせてもらって、まだ3,4年という短い期間やけどお互いハンパじゃなく植物が好きやからこそ意気投合してここまで来れたんやろうな。



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先生が昔好きやったカシワバゴムの木の斑入り

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広瀬コレクション 貴重な斑入りハオルチア 

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先生のために撮った写真、ビスマルキア ノビリスの斑入り。だれが見ても世界最高峰の貴重な個体






”広瀬先生、はよ、元気になって、また、斑入り植物さがしにいきたいっすね”
posted by seijun at 23:07| unusual plants , キワモノ 

2008年02月15日

柿の新芽

今日も花きり。 今日は兵庫県の北のほうに行った


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一級品ではないけれど、まあまあの柿の古木など切った。これから温室にいれて芽をふかす。
 柿を使うのは実の時のイメージが強いけど、じつわ柿の新芽は若芽色があざやかで繊細で、それが苔のついた古木から出るのがおもしろく、枝も他の花木よりも枝ぶりが力強く暴れるからおもしろい花材になるねん。 

そういえばおれの好きな花のひとつに柿の花。あまり目立たないし、すぐに実になるから案外、人は気づかないけどそれはそれはおもしろい花やで。 切り花として使わないのは切るとすぐにおちるから。



posted by seijun at 21:00| for ikebana , いけばな花材

2008年02月14日

劇的ビフォー

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いよいよおれんちリフォーム開始。



ということで、昨日は淡路島に行ってきた。
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うちのリフォームの中心メンバでがんばってもらっている(ご迷惑をおかけしている)西良どんと親方。久住左官の倉庫にて、おちゃめなピース
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 テーマは、ずばり、おれの顔に似合わず、精度の高いシンプルな”和” と”モダン”。 

日本のいい素材を使って美しい家に。





 和室。
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天井を板張りにして、柱などもみせる純和風にする真壁の案か、すこしモダンに、壁も、天井も柱も同じさかんで回り込んでする大壁の案か、迷っててん。
 最終的に、ぜんぶ柱も見えないように壁で覆って同じ色と仕上げに統一して壁の仕上げの質感で勝負しようと大壁にした。土壁の仕上げもほんまにいろいろあって選ぶのだけでも大変やわ。色も土でこれだけ表現できるのかと思うほどいろいろできる。迷ったけど壁の色はできるだけ土の色にちかい白にした。
この和室は久住さかんの仕上げを十分に満喫できる。障子も襖もぜんぶさかんにあわせてシンプルな和紙にする。 
たたみを捲るとヒイばあちゃんがつかってた掘りゴタツがでてきたので、そこはディスプレイの植木などを埋め込む穴にして、木のままわりを小石や砂利で敷き詰めたらかわいいかもな。
和室の中の坪庭に気分や季節によってベトナム椿や金花茶などすっと飾りたい

建具もおもろいで。西良さんの提案で襖は縦に1.5倍長い特注の襖にすると思う。かっこええで。これも白のシンプルな和紙やな。イメージは京都グランビアホテルでみた襖かな。
桐の戸を襖風に引き戸に使う案もかっこよかったけどなぁ。
たたみは国産の琉球たたみしかないな。
床の間や仏壇は絶対はずせないのでうまくとけこませる
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台所
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キッチンは、かなりうまくプラニングできた。西良さんの知的労働のおかげやな。よめちゃんが元気がでるようにすこし黄味がかかった白の仕上げでいく。キッチンの流しは、おれのヒイばあちゃんの使ってたものをリメイクしてもらうねん。床材はよくあるパインから始まって、桐、チークなどいろいろ考えてさ。まだ迷ってるんやけど...たぶん(高いけど)桜にすると思う。
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風呂
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めっちゃちっちゃかったからでかくすることにした。
このリフォームするときから、親方にさかんで作ってもらうと決めててん。最高やん、土壁職人の風呂。しかもおれののぞんでいる研ぎ出しという仕上げはかなり手間がかかるらしい。研ぎ出しは、なんか、石みたい触り心地やねん。最高やで。おれのわがままがそーとー調子に乗ってきた。
シャワーとカランはKVKという国内メーカーの一番新しい型を気に入ってしまってなんとか見つけた秘密の資材卸やさんで卸値で買えた。 

便所

もこだわるとなぁ。便器だけでいくつみたかわからない。どうせならタンク内蔵型のがええ思うんやけど、高いねん。けど、TOTOのタンク内蔵型にかわいいのがあったのでこれにしよう。
みんなおれんちでババしたら金とるで。




リフォームは二階のおれたちの住居スペースへと続いていくけど、これはもうちょいしてからやな。二階の居間はいまプラン中で寝室は和紙で部屋の壁を包むねん。 

最近 藤森照信さんの建築作品集をみて仰天感激した。あの迷いのない荒々しさと洗練されたクオリティーがすごい。”和”ってやっぱりええわ。おれんちも人が泊まっても恥ずかしくないようにはしとかんとな。

それにしてもこだわりだらけの施主やし相当骨のおれる現場やね、西良さんもなかなかおれのわがままに大変そうやわ。プラニングでだいぶ頭つかうもんやなぁ。
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 さぁ金がないのでリフォームっができたら夜逃げしよう

posted by seijun at 23:04| diary

2008年02月12日

ブラジルからきた花

今日もねこが梅の束のなかにいた。 
器用にあんな狭いとこに入るもんやなぁ。っていうかめちゃかわいいやんけ
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スティフティア(ブラジリアンパフ)が咲いてきた。これはブラジルの花木で、もう二十年くらい前に花宇の温室で初めて咲いた木。っていうか、これが日本で咲いていること自体がありえんやろう。もう6mくらいの大木になっているねん。
 おやじが30年近く前にブラジルで採ってきたドライフラワーの種を撒いて成長したもの。
 お香の材料になる植物を探しにきてくれた松栄堂の富山さんも、思わず花宇の空中通路で足をとめてこの花を見ていた。

これは切り花としてもドライフラワーとしても相当つかえる。
ただ、カイガラ虫がつきやすくて困る。 
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posted by seijun at 23:58| rare plants 希少植物

2008年02月11日

ストパー

昨日の晩、ストパーをあてた。関西ではLiddelしか持ってないストパーのマシーンでやってもらったんやけど、もう自分の髪じゃないみたいやわ。びっくりするくらいさらさらやんけ!笑 さすが吉岡さん、毎回おどろかされます 



店内に飾らせてもらってたしだれ桃は花がきれいに咲いて、よい感じ。これは源平枝垂れ桃といって、赤い花と白い花と赤と白が混ざる花とが一つの木から咲きみだれる品種。
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今日おもしろかったのは、ふと温室に入るとネコがいて、うちのモコが追い回すと温室の上の横柱に登ってしまって桜の束の後ろにかくれた。
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今日は畑でもおもしろいモノを見つけた。 ローバイの枝にできたスズメ蜂の巣。なんともまぁ、おもしろいカタチと色だこと。
それにしてもこの仕事をやってると蜂にさされるのも慣れないとキツイけど、スズメ蜂だけはごめんやわ。昨シーズンは足長蜂に一回で8箇所刺されたけど、何回さされても蜂刺されはいやなもんだ。
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posted by seijun at 19:26| for display , 装飾用

雪の銀閣

こんなにかっこいいランドスケープのオブジェを見たことがあるだろうか。

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瞬間的に垣間見る庭園美の究極をみた気がした






今日は朝早くに銀閣寺に着いて、

まだ誰もいない銀閣寺を庭師の福田さんと一緒にまわったんやけど、ほんまに最高、ここは。
雪に恵まれて、冬の銀閣の庭はいつもにもまして劇的にきれい。

おれが大好きな樹齢500年の槇の木はヨコに長く枝を出しているから雪で折れないか心配やった。
 茶室でしずかにたたずんでいるとと、陽が照ってきて、木々や屋根に積もった大量の雪がとけて、バシャバシャと落ちるねん。それが雨の落ちる音みたいでさ、さっぱり晴れたきれいな陽の光と雨の日の音が一緒にいい感じで。

 

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モチノ木に着生しているまぼろしのクモラン。三度の飯よりランが好きなうちの窪田が言っていた、日本でもここにでしかみれない着生ランで、なんとこのランは葉を退化させ気根にしたらしい。

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これはトラクターシューズと言って、おれがいつも愛用してるやつと同じやつ。長靴素材の地下足袋やねん。福田さんも履いていてびっくりしてうれしくなった。さすが! これは水仕事も木登りにも最適で、その履きごこち。とにかく一回履いたらやめられへん。

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銀閣の竹林。自然の雪でたわんでいるだけで愛おしい



瞬間的に垣間見る庭園美の究極のかたちにみえた



posted by seijun at 00:24| for landscape , 庭木

2008年02月07日

にちいけ

四月に岡山の高島屋で日本いけばな芸術展が行われる。各いけばなの流派の代表がそろって出瓶するやつで、今日はそのために奥村秀水先生が飛行機にのって花材を探しにきてくれた。
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 いまさっき日本いけばな芸術展のホームページをみてみたけどやっぱおもろいかった。西坂専慶先生の造形作品とか、あのマレーシアから採った熱帯の竹の根っこがなつかしいなぁ。

そういえば今日は、コスタリカで出会ったブライアンからいい竹が採れたと連絡が入った。とにかくおもろい花材を追及する性分だけに写真をみてテンションがあがってしまったわ。はやく輸入していけばな作家や装り屋にみせたいもんだ。
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何気に竹をここまで曲げて仕立てれるブライアンの技術はすごい。
 this will be very interesting ikebana material for new generation artist. i appriciate Braian who i met in Costa-rica to send me this photo today.



there is an association called "Nihon Ikebana Geijutsu Kyoukai". the ikebana exhibition which is organized by this association is one of the best way to see "what ikebana is" for public, i guess. because , we can see all the main ikebana subculture ikebana works at the same time. yes this is groupe exhibition. we have been supplying ikebana materials to the people to use in this exhibition.
they are going to have one exhibition in April at the Takashimaya department store in Okayama.
today, we had a discussion with Ohara-Ryu teacher for this exhibition ...    
www.nihonikebana.or.jp


この週末はリッツカールトンのブライダルフェアがある。このためにでっかい彼岸桜やすごいいい香りのする紅梅などを咲かせてスタンバイさせている。この梅は鹿児島紅梅と言って、早咲きの梅で、すげえ赤い花が咲くやつやねん。
 最近はブライダルの花もおもしろいことをしようとする花屋さんが増えているようでうれしい。 
 おれは飾る立場じゃないけど花屋さんが斬新な発想ができるように、植物の素材屋として結婚式のための花材をいろいろ提案してきたけど、やっぱ日本人に生まれたんやし、春なら桜、梅などが王道やし、しかもおしゃれやと思うなぁ。(まぁ一月にHANAREでやった西良さんみたいなウェディングの植木の装飾も好きやけど)
今回はでかい松の盆栽を飾ろうという案もあった。それもおもろかったはず。
まぁ早い話が、結婚式っちゅーのは基本的に一生に一回のことやし、みんな多少高くても花もこだわったことしたいと思うもんな。ぶっちゃけ、ある程度祝儀ももらうわけやし、そのお返しに二人らしい空間を演出してその中でお客さんに喜んでもらうならええやん。っておれ思うで。あーだれか桜一万本くらい使って結婚式とかするような人おらんかなぁ。笑 

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posted by seijun at 23:12| for ikebana , いけばな花材

2008年02月06日

ザゼンソウ

座禅草っておもろいよなぁ
しかもこの名前、本当によくできたもんだ。

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この仕事をやり始めての最初の一、二年は植物の和名のおもしろさとセンスのよさにおどろいてばかりやったわ
posted by seijun at 19:52| for ikebana , いけばな花材

2008年02月05日

彼岸桜の花

昨日の朝は、気がついたら夜が明ける前に名古屋に向かってた。
恵那のあたりはすごい雪で、さむかった。
八重桜の木に登って仕事していると、前々から問い合わせてきてたイタリア人の植木ブローカーから電話があって、うちのツゲの盆栽とトウジュロをフランスのある大きな庭に植えることになったらしい。興奮して”早く段取りしてくれ” って電話で言われたけど、っていうか、”はやく金ふりこめ!”って感じやねんけどな。笑。ブローカー業のやつは問い合わせは多いが決まる仕事が少ない。



 今朝早く会社にかえってくると、近々リーガロイヤルホテルで使ってもらう信州の彼岸桜がだいぶ開いてきたのでとりあえず温室から出した。彼岸桜のいいとこは、花は一重で小さいけど枝全体に花が付くとこ。枝ぶりは単調やけど、ボリュームのいる装飾にはもってこいだ。

 これらは、もちろん信州でみんなで切り出して、おれと正二さんで全ての枝を裁いて振り分けたんやけど、信州で10t車満積分切ってきたわけで、それだけたくさん切ろうが1本たりとも気を抜かずに目利きして切るから仕上がったときにこれだけ花だらけやねん。
 特に彼岸の冬芽は小さくてテングス病という病気の枝がおおい。だからちょっとでも気を抜いて仕事すると、こんな枝はそろいにくいねんで。笑

花市場で売ってるサイズの枝はともかくこういう大きな枝になるとより一層技術がいるし目利きができないとあかん。そうやって1本1本見極めて気合入れて切るのが(しかも速く)うちのこだわりやねん。
 
 とにかく桜に関しては特に講釈が、また長くなるのでやめとくがこうやって坂井村の彼岸桜は舞台裏でこうやって花を咲かせ、人前に飾られて、たくさんのひとを”やっぱり桜はきれい”と喜ばせる
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those are the Higan sakura ,"cherry blossom - higan" cut flower,which we got from Sakai-mura,very country side where we grow Sakura trees.
durling the snow time , we cut them and put them and keep in green house to let them bloom . this Sakura are typical material for decoration to be used in Hotels ,depertment store and ikebana.
we can proglam them to bloom whenever we want , for any event. this is kind of work what my comapny "Hanau" does mainly in spring season for more than 100 years.

one time we were going to send this to Thailand for flower exposition too.

hope to see my Sakura blooming some places in overseas , oneday.

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もうとっくに一番最初に仕込んだやつは東京に送ってたらしく、おれは今年一番花を見逃したけど、やはりこの坂井村の彼岸桜の花が咲き始めるを見ると年始の桜合宿がんばってやってよかったと思うねん。



posted by seijun at 14:12| for ikebana , いけばな花材

2008年02月03日

柏木さんとライチの木

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柏木さんはおもろいおっちゃんや。

まず顔がおもしろい。そのつぎに何を言ってるかよくわからん。
腹が出すぎてズボンのボタンがいつも開いている。
柏木さんの相方には手が水虫のおっちゃんがいる。
けど、愛すべき植木屋や。

うちにレイシの木、つまりあの台湾などでよくみかけるフルーツのライチの木のでかい枯れ木があるんやけど、今日はそれに磨きをかけるために柏木さんがユニックの絶妙なテクでひっくり返してくれた。

自分の片足が折れているのにもかかわらず、ビニール袋を足に巻いて、張り切ってやってくれた。
いつもおれに説教たれながらいつもおれの無理難題に協力してくれるいいおっちゃんやねん。


開発で住みかを追われ、引き抜かれた銘木たちがこうやって海をわたり、花宇にやってくる
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一般的に”重たい”と思っているモノが浮くと興奮するのは、たぶんそれは重力のおかげであって、重たいというのは現実でない。普段は感覚にない重力に逆らう不自然な気分がきもちいいんやろう。 と今日思った。

posted by seijun at 20:46| diary

2008年02月02日

ギョーザの話より

あの冷凍ギョーザにおれはいつ農薬が混入したか知らんけど、テレビでコンテナーから荷物がおろされるときに検疫で検査を受ける様子のサンプル映像があった。 
 やっぱりなぁ。
あんなサンプルの検査じゃあなんもでてこんで。
でも食品の流通量ってハンパじゃないから検疫の検査には限界があるしなぁ。検疫の人たちにとっても毎日の業務っていうのもあるし、とくに冷凍モンになると、なんとなく安心するもんな。

おれも個人事業として植物の輸出入をしてるけど、おれのときは、すげえ厳しく検査されてるで。
扱うモンは毎回ちがうし、前例のないモンとか検疫所が扱いなれてへんもんばかりやるから特にやけど。
ヨーロッパからビスマルキア ノビリスやブラヘア アルマータやチャメロプスを輸入したときなんかは、根の周りのピートモスの顕微鏡検査までされたもん。ふつうそこまでされたらセンチュウの一匹くらい発見されるもんなんやけどな。
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ただ、最近は植物検疫を潜り抜けて日本に入ってくる害虫の話を聞く。去年九州は、Rhynchophorus というヤシオオオサゾウムシという和名の害虫の生息地域としてヨーロッパの法律に指定された。 各植物輸入業者には注意してもらいたいもんやわ。
最近なんかはこういう害虫のことで九州の植物検疫所と毎日のようにやりとりしている。けっこう日本の検疫所よりおれのほうがこういう情報を入手する場合がおおい。
 おれ自身の植物の輸出入に関しては毎回びっくりするくらい綿密に慎重に相手の会社と計画するからなんとか失敗せずにここまでこれた。
 植物の輸出入は、ほかのものを輸出入するときに必要なドキュメント以外にたくさんの書類と検査を必要とする。流通だけでなく植物そのものの知識も知らないとできない。だから商社が簡単に植物の事業に新規参入できないのはそういうことなんやけど。
(あんまりもうからないからやらないだけかも)
中国からきた観葉植物の原木も日本の生産者で仕立て直されて毎日のように大量に出荷されている。まぁ観葉植物やからヒトが口にいれるもんではないからそういう意味では安心やけど。

とにかくモラルの備わってない利権に満ちた人間たちはどこでなにをやってるかわからんし、おれはこういうギョーザみたいな事件があると、さらに中国製品に対してさらに疑り深くなってしまう
 
 
posted by seijun at 20:06| ornamental plants , 観葉