2007年10月30日

藤づる

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花宇は気合がはいっているので雨でも風でも陽がくれてもやります
posted by seijun at 22:53| for ikebana , いけばな花材

2007年10月28日

堀江芸術祭

CA340441.jpg今日はプールアニックさんの紹介で、堀江芸術祭に使う家具の写真を撮影しにカメラマンや企画者さんモデルさんなどがきてくれた。そしてうちのおもろい場所で写真撮ってった。おれはうちの水の温室の水草がめちゃ浮かんでる池のうえに椅子をおいてとった写真が好きやったなぁ。写真の大きなタコの木の前で撮ったやつもどうなるかなぁ。とにかく味があってかわいさがあるアニックの家具は花宇のスタジオ(?)によく似合う。どんな写真ができるかたのしみです。写真は期間中にアニックに飾られるらしい。見に行くのがたのしみやわ
posted by seijun at 20:48| for display , 装飾用

ジグカラス

CA340436.jpg今日はオーストラリア人の友達Zig karasが来たよ。Zigはオーストラリアで二人しかいないボタニスト”botanist”と呼ばれる学者で、こうみえてすげえ頭がいい。おれがいろんな国に植物を探しに行くキャパを広げてくれた恩人でもある。こうみえてもいいおっちゃんである。そしてこうみえてもギターがめちゃうまくて、よく音楽の話でも盛り上がる。john butlerと面識があるらしい。 うちにくるとおれのおやじと植物の話をしはじめるともう止まらなくなって、Zigのあやしい日本語とおやじのあやしい英語が飛び交う。今日も学名の登録の話に熱が入りすぎて昼飯のラーメンがのびていた。実は、こうみえて少食である
posted by seijun at 20:37| diary

銀閣寺

夕べの銀閣寺でのお月見、夜の拝観は究極やった
posted by seijun at 08:14| diary

2007年10月27日

チャレンジ

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ほんまに大変な現場やった。 重さ2トンと予測していたトックリキワタは3.3トンもあって、しかも高級住宅の上を宙に浮かせて飛びこえて10m以上離れた中庭に植えるということ。綿密にみんなで作戦会議をすると、相当の距離を宙に浮かせて運ぶためクレーン車の負担が激しくてひっくり返る可能性があるということ、地盤には17トンの付加がかかってそのままやと地盤のコンクリートは瞬く間に砕けることがわかった。住宅の真上に3トンの木が落ちたらぺったんこやしね。クレーン車のおっちゃんは無理かもしれませんとか言いはじめるし。失敗は許されない(当たり前やな) けどそんな感じがおもしろくてたまらなかった。笑
"よっしゃ とにかくチャレンジしてみよ"
とにかくでかいクレーン車が必要やったから20トンクレーンと、地盤沈下対策のためにでかい鉄板を急遽用意した (急な仕事にも関わらずよく見つかったもんだ) そして何回もシュミレーションした。角度と距離と重力との数字の戦い。クレーン車のおっちゃんは吊り上げるまえに"成功しますように"と、両手を合わせて木にお祈りしてた。
そしで吊り上げてみる


そして飛んだ
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慎重に。慎重に。
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このときはすでに20トンクレーンの片足が浮いていた
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そしてついにでけた。
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木が立ったときはもう、新幹線の時間までギリギリやった。おれは小さな野草からでかい木までいろいろ扱っているけど、やっぱ大きな木を扱うのはたのしい。緊張感の中でトックリキワタが宙に浮いている姿を屋根の上からみて一瞬 "きれいなぁ"と見とれてしまった。いけばなのインスタレーションを見てるみたいやった。 こういう仕事は人の思い出にのこる。おれはそれが大切だと思う。一輪の花でも古い民家の老木でもきれいな花束でも、今回のような"やんちゃ"な木でも何でもいいねんけどな。少なくともだれかがそこに木があった、花があった、と記憶してもらえることがそれだけで意味があるような気がするから。花宇は常にそんな仕事をしていけるような花屋でありたいん。だからプラントハンターの仕事はおもろい。少なくとも現場にいたみんなは今日のトックリキワタに感動しリスペクトしたと思う。 この一本の木を植えるのにたくさん人が協力してくれたなあ。今回九州鹿児島ですばらしい技術で堀取り作業をしてくれた仲間、今回仕事を依頼してくれて、おれの感覚を気にいって植物を使ってくれる仲間、重機などをあの手この手で手配てくれた福岡の仲間、それとクレーン車のおっちゃんに感謝したい。おれがどこにいっても仕事ができるのはその場所その場所で協力してくれる人たちがいてるという強みのおかげやなぁと思う。 とにかく、いまは新幹線の中でホッとしている。これから京都にむかってる。 銀閣寺の花方の佐野玉緒さんに、同寺での観月会に呼んでいただいた。 雲が晴れて、月がみえればええなぁと思う
posted by seijun at 19:12| excursive plants やんちゃな木

2007年10月26日

植木堀り

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今日は九州遠征2つ目の目的、トックリキワタを掘りとった。この木は福岡に明
日納品することになっている。とりあえずこの木はまちがいなく日本一のトック
リキワタやな。まるでおとぎ話にでてくる木みたいな形をしている。 トラックに
積むときは木が重すぎてクレーンで吊ると5トンクレーン車が宙に浮いたりして
、車がひいひいと言ってぶっ壊れそうでおもしろかった。
posted by seijun at 17:06| for landscape , 庭木

2007年10月24日

花屋のいち風景

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柳といえば正月やけど、今日は朝早くからしだれ柳の枝を切っていた。この柳は福岡の百貨店でもちをつけて飾られるらしい。この仕事をやり始めてから屋根より高いところからの景色がいつのまにか日常になってしまった 
posted by seijun at 21:55| for display , 装飾用

2007年10月23日

展示会

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今日は植物の卸屋での展示会に出てくれとの要望でいってきました。とりあえずうちのメインはアガベ雷光錦が花茎を上げ始めたこの株。センチュリーフラワーと呼ばれるくらいアガベが花をつけるのはめずらしいこと。 この重力に反発して飛び出る花茎がリアルですげえおもしろい。おれがアガベの花に感動を覚えるのとてつもなくきれいな無数の花がさいたあとその株はたくさんの子供を残して親株は一生を終えること。花の意味は子孫を残すことだと改めて思い知らされる。あとはそのかたちそのものに感動するかな。 植物を育てよう、インテリアとして飾ろう、という意向で生産、売買されている植物が多い中、おれはたまにはその一生を終えようとする植物の美しさとドラマを表現できる植物も人々に発信していきたい気持ちがある。(あんまり仕事にはむすびつかないけど。)とにかくみてくれた業者のみんなもびびってたよ。笑
posted by seijun at 19:52| unusual plants , キワモノ 

2007年10月22日

苔柿

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この季節になるとよくたのまれるのが柿の古木。よく ”すごい枝ぶりですね!”といわれるけど、だってそういう枝をこだわってこだわってさがしてるから。だれもがまねできないような枝ぶりでいつも勝負している気持ちでいるし。だから見る人に訴えれる。ひとつひとつの枝ぶり。もちろんきれいな花も好きやけど、おれはこんな老いた仙人のような品物をよういできる花屋でありたいと思う。そしてじじいになってもヤバイ木にのぼり続けるねん
posted by seijun at 20:59| for ikebana , いけばな花材

2007年10月21日

北斎

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葛飾北斎の作品はたぶん中学校の授業でみた教科書のが初めてやと思う。日本一の富士より大きく描かれた波の力がおれの男心を打ち抜いてからずいぶん時間がたった。そして今日は機会に恵まれて京都の高島屋の北斎展に行った。エスカレーターをあがっていくと七階の催事場に行くところに浮かぶ箱庭をまず見て(うーん、だいぶイタヤモミジが疲れてるけどまだきれいにおさまっているなぁ)とひとまず安心して展示会場へ。そして。 やばいぜ北斎。 感動した。そして買ってしまった版画。しかも三枚。40代より若いひとが買ったのはおれだけらしいやん。 こんなにかっこええのに! 作品のひとつに歌舞伎に群がる人々の画があって、当時の人々のすごいパワーを物語ってた。たくさん描かれていた色々な富士の姿が山をリスペクトしてやまない北斎の気持ちを物語ってた。当時いち早くオランダから取り入れたそれまでの日本画になかった”青”という色を使った北斎のアバンギャルドな一面や、孤独に富士の見える絶壁で漁師が漁をしている作品はあまりにも花宇の仕事に重なって、気分が高揚した。ケシの花を一種描いた作品も心に残った。小原流初代家元の小原雲心先生が牡丹一種を水盤に低く盛るように生けた有名な作品があるけど、ヨーロッパのアレンジメントと違うのは花を合わせてうめいてくアレンジに対して、日本の盛り花は花だけでなく葉やつぼみを使ったり、枝の動きや花と花の”間”を重視したところにあると思う。北斎のケシ一種の作品で表現されている一つ一つの花の表情や”間”は雲心先生のそれにすごく似ていて日本人がもっている洗練された繊細な美がありその作品を見たときにすぐに雲心先生の作品が思い出された。やばかった。さいこうや。 そして富嶽三十六景の神奈川沖浪裏。参りました。別格です。
 今日この頃この富士を飲み込むような波をみていると地球温暖化、海面上昇の危険信号を改めて感じてまうのはおれだけかなぁ?とにかく北斎さん、今日はたくさんのこと、ありがとう。 拝